面接の逆質問について、「質問はありますか」はどう質問すればよいでしょうか?

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【ご質問内容】

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面接の最後に、どこの会社からも「最後に質問はありますか?」と聞かれます。
この質問はどの程度重要視されていて、どのように質問すれば良いのか?を教えて下さい。

質問の回答者

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キャリアアドバイザー 園山 雅之

キャリアアドバイザー歴13年。大学卒業後、旅行代理店JTBにて法人企画営業を担当。
その後、人材サービス会社のインテリジェンスにてキャリアコンサルティング事業部のITエンジニア、セールスグループチームリーダーとして従事し、アプリ・インフラエンジニア・セールス職を中心にキャリアカウンセリングを実施。

【転職エージェントの答え】

企業への面接での質問に関して回答をいたします。
面接者から企業へ質問をすることを多くの方がそこまで重要視していないのですが、実はこの企業側に何を質問をするか?というのは想像以上に重要であるとまずは認識をしてください。
合否にも大きく関係をしてきます。

いやらしい面接官ですと、『面接は以上です。最後に質問はありますか?』とまるで面接はすでに終わったから何でも聞いていいような雰囲気を醸し出すこともありますが、どのような質問をするのか?やその質問の回答をどのような姿勢で聞いているのかも面接官にしっかりと見ていることを絶対に忘れないでください。

では、どのような質問が良いのか?ということに関してですが、一般的には、質問者様が純粋に聞きたいことを質問をすることが本質的には正しいのですが、まず冷静になって考えて欲しいことがなぜ面接官は、最後に質問を受け付けているのかということを想像してみてください。

企業側が応募者から質問を受ける理由はおおよそ下記の通りです。

・入社前と入社後のギャップを極力少なくすることで、退職のリスクを減らす。
・応募者の不安を解消することで、前向きに入社できるようにしてあげたい。

と考えるのが一般的かと思います。

しかし、逆に企業側も応募者が何を質問するかで
・そもそも今回のポディション・業務内容を理解しているのか?
・応募者は、企業選びの際にどのような点を重視して企業選びをしているのか?

という観点で応募者を見極めています。

例えば、転職理由や志望動機で『エンジニアとして更なるスキルの向上を目的とした転職を希望』していると話をした方が、最後の質問で離職率や残業時間を質問をしたら、企業側は、本当にエンジニアとして成長をする気があるの?となり、今まで良い面接が出来ていたとしても、この質問内容で評価が急落することも考えらえます。

応募者からの積極的な質問は、その企業に対する興味や入社への熱意を伝える手段の一つとしてとらえて、HP等を見て、志望動機に関連づけることができる質問を事前に用意しておくことが大切です。

質問は何個ぐらいするのが適切か?

質問は面接時間や面接官の都合によって変わりますが、最低でも3つから5つ程度の質問をすることが大切です。
一番やってはいけないのでは、『質問はありません』という回答です。
その時点で興味がない印象を与えるため、質問は必ず複数しましょう。

質問を事前にメモおいてもいいの?

質問に関しては、事前に10個程度用意をしておくことが大切です。
なぜ10個なのかという、面接の中で聞きたかったことをすべて面接官が先に話をしてしまい質問がなくなってしまい、質問が何もできなった方がいらっしゃいました。
そのため、事前に質問は10個程度用意をしておくのが適切です。

また、質問内容に関しては、事前に手帳やメモ帳に書いておき、それを見ながら質問をすることをお勧めします。
面接でも面接官に「事前にいくつか質問をメモしてきたので、見てもいいですか?」と一言伝える必要はありますが、断ることはありませんので、事前に質問は手帳等に書いておきましょう。
そして、面接官の回答を手帳にメモする姿勢を見せることも、興味を持ってくれていると面接官にアピールできますので、必ず面接官の回答はメモをとりましょう。

以上、ご質問者様の参考になれば幸いです。

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