面接官の質問に対して、分かりやすく答えるためアドバイスを下さい

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【ご質問内容】

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面接にて、質問に対する返答が苦手です。
面接での返答集を作り、自分で書いたものを読み直しますが、書いた自分でも分かりにくい内容です。
分かりやすく答えるためのアドバイスはありますか?

質問の回答者

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キャリアアドバイザー 園山 雅之

キャリアアドバイザー歴13年。大学卒業後、旅行代理店JTBにて法人企画営業を担当。
その後、人材サービス会社のインテリジェンスにてキャリアコンサルティング事業部のITエンジニア、セールスグループチームリーダーとして従事し、アプリ・インフラエンジニア・セールス職を中心にキャリアカウンセリングを実施。

【転職エージェントの答え】

こちらの質問に回答をいたします。
ご質問者様の面接の返答集の内容を一度拝見してみないことには正確な回答をすることが難しいところではございますが、『質問の意図が正しく理解できていないために、伝えなければならないポイントが明確になっていない可能性が高い』ことが考えられます。

ご質問者様は、面接に向けて返答集を作成されていることからも、非常に真面目な性格の方ではないかとお見受けされますが、真面目な性格であるが故に、質問の意図から外れた内容(伝えなくてもよい内容)まで丁寧に回答をして文章が長くなり、その結果まとまりがない内容になっているのではないかと思われます。

そのため、『結論から伝える』『質問以上の回答はしない』
この2点をしっかりと守って、面接の回答を作り上げてみることが大切です。

≪結論から伝える≫

聞き手に分かりやすくするために、結論からお伝えをする方法がございます。
英語は質問に対して『Yes/No』と結論から伝えますが、日本語は結論が最後に来るため、文章が長くなり、何を伝えたいのかが分かりにくくなることがございます。

そのため、『私が今回転職を考えた理由は大きく分けて2点あります。
1つ目は●●。2つ目は●●です。
そのように考えたきっかけとして…』とまず先に結論を伝えると、聞き手も内容の構成が分かりやすく理解がしやすくなります。『上流工程の経験を積みたい』『より自身の成果を正しく評価してくれる環境で働きたい』など、まずはその転職理由の要点のみを伝え、その後に、より詳細な理由として、『なぜ上流工程の経験を積みたいと思ったのか?』『なぜ今の環境ではそれができないのか?』という内容を後半部分で説明をしてみると、前半は結論・後半はその理由という構成だと聞き手もわかり、理解しやすくなりますので、参考にしてみてください。

≪質問以上の回答はしない≫

面接でお話が長くなる方の一つの傾向として、面接官が求めている以上の回答をしてしまい、その結果、文章が非常に長くなって、まとまりがなくなるケースが見られます。
転職理由を聞いているのに、なぜか転職理由+志望理由を合わせて回答をされる方や長所を聞いているのに、長所+短所も合わせて回答する方がいらっしゃいますが、これがまさにその典型的な例になります。

大切なのは、面接官の質問以上の回答を、先回りして回答する必要はないということです。
転職理由を聞かれたら、転職理由のみを。長所を聞かれたら、長所のみを回答すること。
面接官の質問に、正確に回答することが求められます。

中途採用では、多くの企業がコミュニケーション能力の高さを求めてきますが、ここで言うコミュニケーション能力の高い人というのは、『正しく・簡潔に伝えることができる能力が高い人』のことであり、『誰とでも話ができる』や『ペラペラと話ができること』がコミュニケーションの高さではありません。
そのため、面接でも長々と話をするのではなく、面接官の質問に簡潔に回答をすることが大切になります。

以上簡単ではございますが、回答をさせて頂きます。
ご質問者様の面接の参考になれば幸いでございます。

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