AWS SAAのおすすめ問題集・参考書|過去問風・無料Web教材も紹介【2026】

こんにちは、インフラ・クラウドエンジニア専門の転職エージェントの中の人です。

AWS SAAの勉強を始める際には「どの問題集がおすすめ?」、「参考書は必要?」、「無料で使えるWeb問題集や過去問はある?」など、教材選びで迷う方は多いのではないでしょうか。

SAA対策は、「参考書(AWSサービスの知識を理解)」→「問題集(知識の定着)」→最後に「模擬試験で初見問題への対応力をつける」という学習のステップがおすすめです。

特に問題集は、Ping-tやUdemy、AWS公式教材、書籍など選択肢が多く、それぞれ特徴や向いている使い方が異なります。

この記事では、AWS SAA対策におすすめの問題集・Web問題集・参考書・模擬試験を紹介しながら、過去問の有無や無料教材、状況別のおすすめの組み合わせまで解説していきます。

この記事を書いた人 
角田 壮史 株式会社ソリューションパートナー 代表取締役

ITインフラ・クラウドエンジニア専門の転職エージェント。経済産業省採択事業の運営者であり、15年以上のエンジニアのキャリア支援実績を活かし、あなたのキャリアアップをサポートします。

▶︎ プロフィールを詳しく見る

目次

【結論】AWS SAAは「参考書+問題集」で対策するのがおすすめ

AWS SAAの試験対策では、参考書と問題集を組み合わせて勉強する方法がスタンダードです。基本的には以下の順番で学習を進めるのがおすすめです。

・ステップ1:参考書(体系的に理解する)
・ステップ2:問題集(知識を定着させる)
・ステップ3:
模擬試験(初見問題・本番形式に慣れる)

SAAは、AWSサービスの特徴を覚えるだけでなく、問題文の要件から「どのサービス・構成が適しているか」を選択する力も重要です。そのため、最初は参考書で主要サービスや構成を理解し、その後は問題集で知識を定着させていきましょう。

あわせて本試験前には、これまで解いたことのない問題や模擬試験にも挑戦するのはさらにおすすめです。同じ問題集だけを繰り返していると、「問題と答えを、なんとなく覚えてしまった」という状態になることがあるためです。

一方で、参考書は何冊も購入する必要はありません。基本的には自分に合った参考書を1冊選び、その後は問題集(問題演習)に多くの時間を使う方がもっとも効率的です。

SAAの具体的な勉強方法や必要な勉強時間については、「AWS SAAの勉強時間はどれくらい?未経験の勉強法・ロードマップ」で詳しく解説しています。

AWS SAAのおすすめ問題集・Web問題集【2026】

SAAの問題演習は、Web問題集・Udemy・書籍・AWS公式教材など、さまざまな選択肢があります。どの問題集でも合格は目指せますが、「Ping-t中心タイプ」と「Udemy中心タイプ」の2つが多い印象です。

教材特徴おすすめの使い方
Ping-t学習管理・復習がしやすい学習初期から終盤まで可
Udemy模擬試験形式の教材が豊富本番前の仕上げ
CloudTech図解・動画などで学習できる理解しながら問題演習したい人
書籍問題集紙・Kindleなどで学習しやすい本で勉強したい人
AWS公式公式の試験形式を確認できる出題形式・雰囲気を知りたい人

私はほぼUdemy一本で試験対策を行いましたが、最も重要なのは教材の数ではなく、「問題を解く→解説を理解する→間違えた問題を解き直す」というサイクルをシンプルに繰り返すことだと考えています。

① Ping-t|学習管理がしやすい定番Web問題集

SAAの問題演習で、まずおすすめしたいのがPing-tの「最強WEB問題集」です。Ping-t一本のみでSAA合格も可能です。

Ping-tの強みは、豊富な問題数だけでなく、Web上で繰り返し問題演習・復習をしやすいことです。一度解いた問題を管理しやすいため、間違えた問題や理解が不十分な問題を絞って復習できます。

そのため、「一通り問題を解く」→「間違えた問題を中心に学びなおす」→「苦手な分野を克服する」という学習サイクルを作りやすいのがメリットです。

また、解説も非常に丁寧でありかつ難易度も適切な印象であるため、万人受けしやすい問題集と言えます。問題集選びに迷うなら、「最初の一手はPing-t」という選び方は十分にありです。

② Udemy|問題演習・模擬試験におすすめ

Udemyの問題集一本のみでもSAA合格は可能です。一方で、Udemyの問題集は基本的にやや難易度が高めな印象もあります。

そのため、Ping-t学習後(SAAの試験直前)に「Udemyの模擬試験形式の問題集」を使うと、「初見問題対策」として利用でき、安定して合格を目指しやすいと考えます。

UdemyにはSAA-C03対応の模擬試験コースが複数ありますが、購入する際は、SAA-C03対応・最終更新日・問題数・解説内容などを確認しながら、自分にあうコースを選ぶとよいでしょう。

③ CloudTech|動画も使って問題演習したい人向け

CloudTech(クラウドテック)は、AWS資格に特化したオンライン学習サービスです。

問題演習に加えて、動画やAI質問機能などを使って理解を深められるのが特徴です。一部無料で試すこともできます。

「問題を解くだけでは理解しにくい」、「動画も使いながら学習したい」という方の選択肢になるでしょう。

④ 書籍の問題集|本で演習したい人向け

Web上ではなく、紙の本や電子書籍を使って勉強したい方には、SAA-C03対応の書籍問題集も選択肢です。書籍のメリットは、問題と解説を行き来しながら、自分のペースで書き込みやメモをしやすいことです。

一方で、AWSはサービスや試験内容が更新されるため、古い問題集を使い続けるのはおすすめしません。購入するときは、出版・改訂時期が古すぎないかも確認しましょう。

なお、Web問題集をメインに使うのであれば、無理に書籍問題集まで購入する必要はありません。Webと本のどちらが勉強しやすいかで選んでOKです。

⑤ AWS公式|無料の練習問題・試験対策教材

AWS公式の試験対策コンテンツも、一度は利用しておくことをおすすめします。

AWSはSAAの試験準備として、AWS Skill Builderで「公式練習問題セット: AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト (SAA-C03 – 日本語)」を無料で公開しています。

公式の試験形式に触れられるため、試験前におすすめです。一方で、公式の無料練習問題は20問のみであるため、大量の問題演習をするというより、本番前の実力・雰囲気確認に利用するとよいでしょう。

AWS SAAのおすすめ参考書【2026】

AWS SAAを初めて勉強する方は、AWSサービスの特徴や使い分けを体系的に理解できる参考書を1冊用意するのがおすすめです。

代表的なSAA-C03対応の参考書として、「オレンジ本」と「黒本」があります。

① オレンジ本|初学者にも使いやすい定番テキスト

「オレンジ本」は、SBクリエイティブの「AWS認定資格試験テキスト AWS認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト 改訂第3版」です。

AWSの主要サービスや試験に必要な知識を体系的に学べるため、AWS初心者が問題演習へ進む前の基礎固めに向いています。

Amazon:AWS SAA オレンジ本

② 黒本|試験対策まで進めたい人向け

「黒本」は、インプレスの「徹底攻略 AWS認定 ソリューションアーキテクト − アソシエイト教科書 第3版[SAA-C03]対応」です。

AWSサービスの知識だけでなく、試験対策のポイントや模擬問題も収録されており、問題までしっかり解きながら学習したい方におすすめです。

Amazon:AWS SAA 黒本

参考書は何冊必要?基本は1冊でOK

AWS SAAの参考書は、基本的に1冊あれば十分です。オレンジ本と黒本を両方読み込むよりも、「一冊の参考書で概要を理解する → 問題集を解く → 分からない部分を都度確認する」という流れで進める方が効率的です。

また、参考書は必須ではありません。私は黒本を利用しましたが、SAA取得時はほぼUdemyを中心に対策しており、複数の参考書を使い分けたわけではありません。

重要なのは教材の数ではなく、自分に合った教材で理解し、十分な問題演習を行うことです。

AWS SAAに過去問はある?過去問だけで合格できる?

結論、AWS SAAでは、一般的な国家試験のように本試験で出題された公式過去問は公開されていません。

そのため、Ping-tやUdemy、AWS公式の練習問題などを使って、SAA-C03に対応した問題演習を繰り返すのが基本です。

AWS SAAに公式の過去問はない

AWS SAAは「公式過去問」は公開されていません。一方で、AWS Skill Builderでは、公式練習問題(Official Practice Question Sets)などが提供されています。

過去問ではありませんが、試験形式を確認する教材として活用できます。

「AWS SAA 過去問道場」を探している人におすすめの教材

「過去問道場」のように大量の問題を解きたい場合は、Ping-tやUdemyなどのWeb問題集がおすすめです。

SAAでは過去問そのものを探すより、SAA-C03対応の問題集で十分な演習量を確保すると考えた方がよいでしょう。

問題集の丸暗記だけに頼らない

SAA対策では、問題と答えの丸暗記だけに頼らないことも重要です。同じ問題集を繰り返すと、問題文を見ただけで答えを覚えてしまうことがあります。

問題演習では、「なぜその選択肢が正解なのか(他の選択肢はなぜ違うのか)」まで解説を読み込み、理解するのが合格のポイントです

また1つの問題集の理解が進んだら、別教材や模擬試験で初見問題を解くことで、本当に理解できているか確認できます。一方で問題集を繰り返しても点数が伸びない場合や、一度SAAに落ちてしまった場合は、勉強方法そのものを見直す必要もあります。

→関連記事:AWS SAAに落ちたら?不合格の原因と再受験までの勉強法

AWS SAAの模擬試験はどれがおすすめ?

SAAの模擬試験でもっともおすすめなのは、Udemyの模擬試験です。Udemyは複数回分の模擬試験を収録した教材があり、十分な問題演習を行いやすいのがメリットです。

Udemyの模擬試験

Udemyには、SAA-C03対応の模擬試験が複数あります。実際に65問単位で構成された教材や、複数回分の模擬試験を収録した教材も提供されています。

特におすすめなのは、普段使っている問題集とは別の初見問題を解くために利用することです。

一方で、Udemyの模擬試験には本試験より難しめに作られていると説明されている教材もあります。私も「本試験よりもUdemyの方がやや難しかった」印象があります。

そのため、正答率だけで一喜一憂せず、間違えた問題の解説まで確認して弱点を潰すことを優先しましょう。

AWS公式の模擬試験・練習問題

AWS Skill Builderでは、AWS公式の試験対策教材も提供されています。一方で、無料で利用できる公式練習問題は20問のみです。

そのため問題演習の量はPing-tやUdemyで確保しつつ、本番前にAWS公式の問題形式・レベル感を確認するという使い方がおすすめです。

模擬試験は何点取れれば本番を受けてよい?

模擬試験について、AWSが「○点取れれば本試験を受けるべき」という基準を定めているわけではありません。

そのため、単純な点数だけではなく、「初見問題でも安定して正解できるか」を確認することが重要です。

目安を設けるのであれば、初見の模擬試験で安定して7〜8割程度を取れる状態まで仕上げてから本番へ進むのが一つの考え方です。

→関連記事:AWS SAAの難易度は?合格率・合格点と他資格との比較・解説

AWS SAAの問題集・参考書に関するよくある質問

Q. AWS SAAの問題集は何周すればいい?

目安として、同じ問題集を3周程度するのがおすすめです。ただし、周回数よりも「なぜその選択肢が正解なのか」を説明できる状態になっているかが重要です。

また正答率が上がってきたら同じ問題集を繰り返すだけでなく、別の問題集や模擬試験で初見問題を解くと、さらに対策が盤石になります。

Q. Ping-tだけでSAAに合格できる?

Ping-tだけで合格は目指せます。一方で「Ping-tだけやれば必ず合格できる」とは言えません。

Ping-tで十分に問題演習をした後は、Udemyなどの模擬試験で初見問題にも対応できるか確認することをおすすめします。

Q. UdemyとPing-tはどちらがおすすめ?

どちらもおすすめですが、一つだけを選ぶなら、学習目的によって使い分けるのがおすすめです。

Ping-t → 日常的な問題演習・苦手問題の復習を効率的に進めたい
Udemy → 模擬試験慣れ・本番前の仕上げをしたい

また、私はほぼUdemyを中心に学習してSAAを取得しましたが、AWS初学者は、Ping-tの方が学習管理をしやすい印象です。

Q. 無料問題集だけでもSAAに合格できる?

無料教材だけでも必要な知識を身につけることは可能ですが、無料か有料かよりも、十分な演習量と解説を確保できるかが重要です。

費用を抑えたい場合も、無料教材だけに限定せず、一つは有料の問題集を組み合わせることをおすすめします。

まとめ|SAAは参考書で理解して問題集で定着させれば、合格を目指せる

AWS SAAは出題範囲が広いため、最初は「どの参考書・問題集を使えばいいのか」で迷いやすいかもしれません。一方で重要なのは、教材を何種類もそろえることではありません。

「参考書でAWSサービスを理解する 」→ 「問題集で知識を定着させる」 → 「模擬試験で初見問題に対応できるか確認する」という流れで進めれば、十分に合格を目指せます。

特に問題演習では、答えを丸暗記するのではなく、「なぜこのサービス・構成を選ぶのか」まで理解することが重要です。

そのため教材選びに時間をかけすぎず、自分に合った教材を決めたら、実際に問題を解く時間を増やしていきましょう。

この記事を書いた人

角田 壮史の顔写真

角田 壮史

株式会社ソリューションパートナー 代表取締役

未経験からベテランまで、ITインフラ・クラウドのキャリア支援に特化、経済産業省採択事業(インフラエンジニア育成プログラム)も担うキャリアアドバイザーです。 経済産業省ロゴ

主な実績

  • パーソルキャリア(旧インテリジェンス)在籍時、事業部MVP受賞あり
  • リクナビ提携エージェントとして、顧客満足度1位/サービス満足度1位/紹介求人満足度2位などの受賞歴あり リクナビ 顧客満足度1位ロゴ リクナビ 紹介求人満足度2位ロゴ
  • キャリアアドバイザー歴15年以上、700社以上のIT企業訪問、3,000名超のエンジニア支援実績
  • LPI (Linux Professional Institute) より、トレーニングパートナー(プラチナ:最上位)/ハイアリングパートナーとして公式認定 LPIトレーニングパートナープラチナロゴ LPIハイアリングパートナーロゴ

保有資格

国家資格キャリアコンサルタント、AWS-SAA・SAP、CCNA、LPIC-3、LinuC-1

目次