【ご質問内容】目次 32歳のインフラエンジニアです。
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質問の回答者
キャリアアドバイザー 角田 壮史
キャリアアドバイザー歴13年。大学卒業後、外資系メーカーに入社し、その後人材サービス会社のインテリジェンスにてIT業界の中途採用支援を行う。IT、通信、コンサルティングファーム、インターネット業界を中心とした転職支援を行っており、 得意職種はコンサルタント、アプリケーションエンジニア、インフラエンジニア、社内システムエンジニア。
【転職エージェントの答え】インフラエンジニアで在宅ワークを希望されるのであれば、現職の会社や、今まで関わられた取引先に仕事をもらう事が良いのではないでしょうか。 |
インフラエンジニアの在宅ワークは、正直難易度が高いと思います。
勿論、ITインフラ業界は深刻な人材不足であり、企業にとってヒューマンリソースの確保は目下の課題です。
あわせてヒューマンリソースを確保しても、本当にそのリソースを活かしきれているか、というと、活かしきれていない所も多いと感じています。
ただご質問者様もご認識はあるかと思いますが、インフラ業務を良く知らない人に頼む事は大きなハードルがあります。
仮にご質問者様の技術力が高いという事が証明出来ても、インフラ業務で頼みたい部分を切り分け、依頼する事も難易度があります。
また、一人で在宅ワークにて対応をする事を考えると、障害対応時はどうするのか、という問題も発生します。
個人的には、インフラエンジニアで在宅ワークを希望されるようであれば、現職の会社や過去に在籍した会社、またご質問者様を信頼頂いている取引先から仕事をもらう事が一番良いと思います。
ご質問者様を信頼頂いている所から案件を頂く事が、より確実かと考えます。
他には、ランサーズのようなクラウドソーシングのサービスを使って、顧客を見つけ、信頼頂いて定期的に受注出来る状態を作れれば良いかも知れませんが、クラウドソーシングのサービスでもインフラ業務の仕事は少ないと思いますし、数が少ないのみでなく、受注工数が大きい、単価が安い、顧客がインフラの事を良く分かっていない事が多いため、所々の説明工数も大きいと考えます。良質な顧客を確保し続けなければ、生活費を安定的に捻出できる所まで届かないのではないでしょうか。
在宅ワークを志向して、ご自身で案件を確保されていたエンジニアを何人か知っていますが、在宅ワークの後に会社勤務を再度希望される方も多く、実際はいばらの道かも知れません。
ただ、今はまだインフラエンジニアの仕事として在宅ワークは少ない状況ではありますが、時世の変化により今後在宅ワークの仕事が今後増えてくるとは思われます。
その時のために、在宅ワークでも顧客のニーズを満たせるスキルセットにする事が、今のご質問者様に出来る事なのではないでしょうか。
例えば、クラウドサーバなどを構築するだけでなく、そこに載せるアプリケーションまでも引き受ける事が出来れば、ニーズは一定高いと思いますし、デザインも出来れば尚汎用性高いと感じます。
在宅ワークを希望されるのであれば、インフラのみでなくサーバサイドからフロントエンドまで対応できるようエンジニアになり、個人でも仕事をもらえるエンジニアになる事をお勧めします。
また、そのために、最初は週末に簡単な業務を受注してみて、安定的に生活費を確保出来る状態まで届くかを、ご自身で検証されて見てよいのではないでしょうか。
以上、ご質問者様の参考になれば幸いです。
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