ヘルプデスクはきつい?向いていない人の特徴は?

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こんにちは、ITインフラ系専門の転職エージェントの中の人です。

ヘルプデスクは「向き不向き」や「好き嫌い」がはっきり分かれる仕事ですよね。

向いている人は「ずっとヘルプデスクをやりたい」と言いますし、向いていない人にとっては「仕事がかなりきつい、辛い」と言います。

今回はヘルプデスクの向いている人、向いていない人の特徴などを説明しますので、ヘルプデスクをやりたいか?やり続けられるか?を決めるための参照としてください。

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目次

ヘルプデスクが向いている人の特徴

ヘルプデスクが向いている人は、やはりヘルプデスクで「一定活躍をして、やりがいを感じている人」でありかつ、ヘルプデスクの「働き方」が性に合っている人だと思います。

ヘルプデスクでやりがいを感じながら、働き方が合う人の特徴を5つ説明します。

ヘルプデスクが向いている人の特徴①:コミュニケーション力に自信がある

ヘルプデスクはITやパソコンなどに関わるトラブルで困ったお客さまからの問い合わせ対応窓口になるため、コミュニケーションに自信がある人は活躍しやすいです。

困っている問題を切り分け、特定して、改善策を提案できるコミュニケーション力は必須ですが、とりわけ「人から好かれるコミュニケーションを取れる人」は、かなり活躍出来るでしょう。

ヘルプデスクが向いている人の特徴②:ホスピタリティが高い(ありがとうと言われたい)

ヘルプデスクはサービス業ですので、お客さまから「ありがとう」と言われる事が一番のやりがいでしょう。

ゆえに、「お客さまに喜ばれたい」と考えるホスピタリティの高さは、ヘルプデスクに向く条件の一つだと思います。

ヘルプデスクが向いている人の特徴③:ストレス耐性が強い

ヘルプデスクは様々な状況、性格のお客さまを相手にするかつ、簡単に「わかりませんので終了とします」とも言えませんので、精神的に負荷がかかる事もある仕事です。

ゆえに、ストレス耐性が強い、もしくは、ストレス発散をうまく出来る人には向いている仕事とも言えます(逆に言うと、ストレス耐性が一定なければ、向いていないとも言えます)。

ヘルプデスクが向いている人の特徴④:ITの知識を浅く広くつけたい

ヘルプデスクの問い合わせ内容は、パソコン、周辺機器やネットワークなどが多いため、ITの知識を浅く広くつける必要があります。

最初の1-2年は頑張って、IT知識を浅く広くつけたい(ただし、一定勉強したら、それ以降はあまり勉強したくない)という人には向く仕事かも知れません。

ヘルプデスクが向いている人の特徴⑤:将来はエンジニアかマネジメントをやりたいな、ぼんやりと考えている

ヘルプデスクの将来のキャリアパスは、基本的には「エンジニア」か「マネジメント(スーパーバイザー)」になるでしょう。

将来は「エンジニア」か「マネジメント」に興味あり、と考えているくらいであれば、ヘルプデスクは向いていると思います。

ただし、エンジニアになりたいと強く考えているのであれば、今キャリアチェンジした方がよいでしょう(エンジニアにキャリアチェンジをするなら、年齢が若い方が得です)。

ヘルプデスクが向いていない人の特徴

下記からは「ヘルプデスクが向いていない人」の特徴を挙げて行きます(ヘルプデスクの仕事を「きつい」、「つらい」と感じるタイプの特徴です)。

ヘルプデスクが向いていない人の特徴①:ITに興味が無い、勉強をしたくない人には向かない

ITに興味が無い、勉強をしたくない、と考える人は、ヘルプデスクという仕事は「合わない」と言えます。

ヘルプデスクは、それ程深い知識を求められない事も多いですが、それでも最初の1-2年は勉強をしないと仕事についていけないでしょうし、そもそもITに興味を持てないという人にはきつい仕事です。

ヘルプデスクが向いていない人の特徴②:成長したい人は向かない

ヘルプデスクは、成長意欲が高い人には向きにくい仕事です。

仕事として単純作業(オペレーション業務)が多いかつ、高い専門性が強く求められる仕事ではないため、成長意欲が高い人には「つまらない」と感じてしまうでしょう。

スキルが身につかない、単純作業ばかりでつまらない、という転職理由は非常に多いです。

ヘルプデスクが向いていない人の特徴③:コミュニケーション力に自信がない人には向かない

ヘルプデスクに問い合わせをするお客さまは、色々な人がいますので、「急いでいる人」「怒っている人」「コミュニケーションがわかりにくい人」など、様々な人の対応をする必要があります。

コミュニケーション力をつけたい、と考えるのであれば、ヘルプデスクは最適な環境の一つかも知れませんが、コミュニケーションに自信がない方は、他の職種の方が活躍出来るかも知れません。

ヘルプデスクが向いていない人の特徴④:ストレス耐性が低い人は向かない

ヘルプデスクは、様々なお客さまの対応、電話・メール・報告の連続、満足度向上の施策などで、ストレスがたまりやすい職種でもあるので、ストレスをため込んでしまう人も向きにくい職種と言えます。

ヘルプデスクが向いていない人の特徴⑤:年収・給与を上げて行きたい人は向かない

ヘルプデスクは残念ながら、IT業界の職種の中で、最も年収・給与が上がりにくい職種であり、転職サイトのDODAでは、ヘルプデスクの平均年収を下記にて算出しています。

ヘルプデスクの平均年収:347万円
20代 306万円
30代 366万円
40代 443万円
引用:DODA 平均年収ランキング 最新版
https://doda.jp/guide/heikin/syokusyu/

上記のヘルプデスク平均年収を「低い」と思うようであれば、正直ヘルプデスクは向かないと言えるでしょう。

また、別記事ですが、ヘルプデスクの年収について「ヘルプデスクの年収は低い?上がらないって本当?」を記載していますので、興味があればあわせてお読みください。

ヘルプデスクが向いている人の特徴⑤:将来はエンジニアかマネジメントをやりたいな、ぼんやりと考えている

ヘルプデスクの将来性とは

ヘルプデスクは、現時点では需要は高く、未経験でも採用がある職種ですが、AIやRPAなどによって、取って代わる仕事の一つでもあり、年収も上がりにくく、将来性も高くないといえます。

ヘルプデスクが「一生働き続けられる仕事か?」で悩んでいる方は、別記事ですが「仕事がなくなる?ヘルプデスクに将来性はないの?」もあわせてお読みください。

ヘルプデスクが向いていないと思ったら、転職しかないかも知れません

仕事は少なくとも1年やってみないと、なかなか「向いている」、「向いていない」の判断はつきにくいと思います(ヘルプデスクを1年やってみたら、意外と向いていると思うかも知れません)。

ただし、1年ヘルプデスクを経験して「ヘルプデスクは向いていない(つらい、きつい)」と思うようであれば、残念ながら他の職種に転職しかないかも知れません(長くヘルプデスクをやっても、あまりキャリアにはなりにくいでしょう)。

ただし、ヘルプデスクで身につけた「PCやネットワーク、サーバー、OSの知識」は、ネットワークエンジニアやインフラエンジニアで活かせる知識であり、大きく年収や将来性は上がりますので、ネットワークエンジニアやインフラエンジニアに興味がある方は、別記事で「未経験でもネットワークエンジニアに転職できる?未経験可求人や年収、必要スキル、将来性、なり方などを解説」を記載していますので、あわせてお読みください。

■関連記事:未経験で目指せるヘルプデスクとは?求人、将来性、資格、年収などを解説

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