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ITパスポートが転職で有利になる職種、有利にならない職種とは

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こんにちは、インフラ系エンジニア専門の転職エージェントの中の人です。

未経験でIT業界に転職を考える際に、「採用されるために資格を取った方がいいのか?」と考える人は多いです。

IT業界の資格取得を考えるなかで、一番簡単に取れる国家資格である「ITパスポート」の資格を検討される人も多いですが、では実際「ITパスポート」を取得した場合は、転職で評価をされるのでしょうか?

ITパスポートの資格取得は、コストパフォーマンスは高いのでしょうか?

結論を言うと、IT未経験者のITパスポート取得は、エンジニア転職においては、ほとんど転職の評価につながりません。

IT業界のエンジニアを目指すのであれば、評価は期待しない方がよいでしょう。

今回は

・ITパスポートがなぜ転職評価につながらないのか?
・どんな人が、どんな職種を応募する際に、ITパスポートは評価に繋がるのか?

などを説明していきます。

ITパスポートは、未経験エンジニア転職の評価にはならない

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ITパスポートは国家資格ですが、IT業界の未経験転職で評価をもらうために取得を考えても、残念ながら、なかなか評価にはつながらないでしょう。

理由としては、下記2点となります。

・簡単に取得できるので、転職で評価されるほどの価値が無い
・対象がITを扱う一般ユーザー向けであり、エンジニア向けの資格ではない

そもそも、転職で有利になる資格というのは、「仕事に直結する知識が身に付く」資格です。

「仕事に直結する知識」を未経験で身につけるには、そこそこ絞られた範囲で勉強をしないと、勉強に使った時間に対して、効果が薄いでしょう。

例えば、英語を使った仕事をしたい人が、英語の勉強だけでなく、中国語、スペイン語と、浅く広く勉強しても、効果は薄いでしょう。

英語を使った仕事をしたい人は、基本的に「英語」に絞って勉強をすると思います。

ITパスポートは、簡単かつ、勉強の対象範囲が「ストラテジ系(経営全般)」、「マネジメント系(IT管理)」、「テクノロジ系(IT技術)」と、浅く広いのが特徴です。

もちろん、資格を取ることは悪い事ではなく、前向きな努力が必要である良い事ではありますが、あなたが目指す仕事に直結する勉強をしないと、効果が薄い(評価がもらえない)ということが言えます。

実際、IT業界で働く人で、ITパスポートを持っている人は相応いますが、転職時の履歴書に書かない人も多いです。

ITパスポートは、未経験IT転職の「IT業界への志望理由」の裏付けとしては有効

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ただし、ITパスポートを取得する場合は、転職で直接評価をもらえる訳ではありませんが、「IT業界で働きたい」というIT業界への志望理由に説得力を持たせてくれます。

例えば、転職時に「なぜIT業界に興味があったのか?」といったIT業界への志望動機を聞かれる質問で、IT業界への志望理由に説得力がない返答しか出来ない場合、「IT業界でないとダメなのか?」といった質問を面接官からもらう可能性があります。

「IT業界への志望動機(なぜIT業界を志望したのか?)」の返答に苦しむ場合は、ITパスポートを取れば、「IT業界への興味があり、まずは最低限の知識を体系的に学ぶために、ITパスポートを取得しました。次はCCNAを取得しようと考えていて、現在勉強中です」ということも言えるはずです。

すると、「IT業界で働くために、口だけではなく、行動もしている」と面接官に受け取ってもらえるので、「IT業界で働きたい理由」に説得力は持たせることができるでしょう。

ゆえに、年来が若い人で、とりあえずIT業界で働きたい人には、少し有利になる資格でしょう。

ITパスポートは、未経験サポート業務に転職の場合は少し有利

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ITパスポートは、未経験サポート業務(テクニカルサポート、ヘルプデスク、監視オペレタなど)の仕事につく場合は、少し有利になります。

理由としては、未経験サポート業務の場合は、専門的な知識があまり必要とされないためです(むしろ、どのような仕事につくかがわからないため、ITパスポートのような幅広い範囲の資格は多少有効になります)。

未経験で、とりあえずIT業界に入りたい(特にどんな仕事をしたいかがない、年収も気にしない)という場合は、ITパスポートを取れば、「IT業界に興味を持っているようだ」という評価にはなるので、ITパスポートの取得はありでしょう。

また、IT業界ではない会社や職場で「IT寄りの仕事」をする場合は、ITパスポートは少し役に立つでしょう。

ただし、エンジニア(ネットワークエンジニア、インフラエンジニア、プログラマーなど)を希望する場合には、転職時にはITパスポートはほぼ評価にならないでしょう(新卒であれば、ITパスポートは少しだけ評価をもらえるでしょう)。

本当に転職を考えるなら、ITパスポートのみでなく、プラスαが欲しい

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IT業界に転職を考えてITパスポートを取る事は、無駄ではありませんが、転職時の評価は見込みにくいでしょう。

本当にIT業界に転職を考えるのであれば、ITパスポートのみでなく、プラスαの勉強が欲しいところです(プラスαの勉強をするのであれば、ITパスポートを取る必要はなくなりますが。。)。

ただし、プラスαの勉強をする時は、「IT業界のどのポジションに転職をしたいか?」を決めないと、勉強に必要な時間・労力に対して効果が薄いので、まずは「IT業界でどんな仕事をしたいのか?」を決める事をおすすめします。

未経験者がIT業界で選べる最初の仕事は、基本的に下記3つに絞られるでしょう。

① ITインフラ系(ネットワークエンジニア、インフラエンジニアなど)
② ITサポート系(テクニカルサポート、ヘルプデスクなど)
③ システム開発系(システムエンジニア、プログラマなど)

この3つの中から、一番あなたが興味を持てる仕事を選んでもよいでしょう。

また、この3つの中から興味が持てるものがある場合、プラスαの勉強としておすすめする内容を説明します。

① ITインフラ系(ネットワークエンジニア、インフラエンジニアなど)
⇒ITインフラ系の資格を取得することが一番の近道です。CCNAもしくはLPIC(LinuC)の資格取得が出来れば、転職での評価はもらえるでしょう。

② ITサポート系(テクニカルサポート、ヘルプデスクなど)
⇒ITパスポートのみでも問題ありませんが、その他Excelを中級レベルにして、ピボットテーブル、if関数、Vlookup関数、マクロなどを使えるようになるとよいでしょう。

③ システム開発系(システムエンジニア、プログラマなど)
⇒システム開発系を希望する場合は、自分でプログラミングを勉強して、何かアプリケーションを作ると良いでしょう。例えば、今の職場で営業をしているのであれば、営業で時間がかかっている業務(営業先選定など)を自動化するシステムでもよいですし、あなたが興味を持つWebアプリを、手を動かして作ってみると、転職での評価はもらえるでしょう(システム開発系は、プログラミングが出来ないと仕事にならないため、資格を取ってもほとんど評価には繋がりません)。

また、ITインフラ系(ネットワークエンジニア、インフラエンジニアなど)やITサポート系(テクニカルサポート、ヘルプデスクなど)で転職をお考えの際には、当社で転職支援も行っておりますので、お気軽にご相談頂けますと幸いです。

あわせて、ITインフラ系を希望される場合は、私どもでCCNA・LPICの無料取得支援&転職支援を行っておりますので、よろしければ、「CCNA・LPICの無料取得支援&転職支援」にご登録・ご相談頂けますと幸いです。

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この記事を書いた人

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キャリアアドバイザー 角田 壮史

大卒後にファイザーに入社し1年半で退職。第二新卒で転職のDODA(現パーソルキャリア)に転職し、24歳からIT業界の転職エージェントです。DODAではMVP、VPを取り、現在インフラ・ネットワークエンジニアの転職に特化した株式会社ソリューションパートナーでキャリアアドバイザーをしています。転職エージェント歴は14年で、700社くらいのIT企業の経営層、人事、現場責任者クラスとお会いし、3000名を超えるITエンジニアの方とお会いしてきました。たくさんの転職を考える人と、採用を考える企業と会ってきたからこそ、伝えられることがあると考えています。
株式会社ソリューションパートナー 代表取締役
転職エージェントランキングで表彰いただきました

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