転職でネットワーク監視求人を選ばない方がよい、5つの理由

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こんにちは、インフラ系エンジニア専門の転職エージェントの中の人です。

ネットワーク監視求人ってたくさんありますよね。

雇用形態は正社員、契約社員から派遣、アルバイトまでありますし、社会人経験がある方、もしくはIT業界に興味を持つ人であれば、ネットワーク監視求人は採用されやすいポジションでしょう。

また、ネットワーク監視求人はラクで残業もほぼない仕事ですが、簡単な気持ちでネットワーク監視求人を選ぶと、将来損をします。

もしあなたがネットワーク監視求人を選ぼうと考えているようであれば、一度立ち止まって「本当にネットワーク監視求人でよいのか?」を考えてみてください。

今回はネットワーク監視求人を選ばない方がよい、5つの理由を説明します。
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目次

ネットワーク監視の求人とは

ネットワーク監視求人は、未経験でも内定をもらいやすく、仕事も基本的には忙しくない(シフト勤務のため、ほぼ残業が無い)ため、ある意味メリットもあります。

社会人経験がある方や、コミュニケーションが普通に取れる人は、今までの経験も問わず採用になりやすいですし、忍耐力がありそうであれば、間違いなく高評価になるでしょう。

でも、簡単に採用になるということは、「簡単に採用内定を出す理由」があるということです。

もしあなたがネットワーク監視未経験者であれば、ネットワーク監視求人のキャリアを他の職種でわかりやすく例えるのであれば、「警備員の求人に似ている」と例えるでしょう(ネットワーク監視は、エンジニアではなくオペレーターです)

警備員の仕事は、10年やっても20年やっても、次のキャリアに繋がる勉強をしなければ、基本的には警備員(もしくは警備員のマネジメント)であり、あなたの時間を切り売りするような肉体労働から抜け出せなくなってしまうでしょう。

もちろん警備員は世の中に必要な仕事ですが、若いうちに警備員の仕事に就いて、ダラダラ長く続けてしまうと、自分の将来性をつぶすことになりかねません(世間はそんなにイージーモードではありません)。

ネットワーク監視求人のデメリット①:とにかくキャリアにならない(将来性がない)

ネットワーク監視求人は、口を大にして言いますが、とにかくキャリアが身につきません。

一般的な求人であれば、「5年仕事をしたら、ステップアップ出来るんじゃないかな?」と思ってしまうでしょうが、
「ネットワーク監視求人は、5年仕事をしても、10年仕事をしても、ステップアップが見こみにくい」です。

むしろ、若さがアピールできる早いタイミングで、ネットワーク監視を抜け出そうとする方が、ステップアップは見込めるでしょう。

ネットワーク監視の仕事をしている方は、「ネットワークエンジニアにキャリアアップしたい」と考える方が多いですが、
ネットワーク監視を長年やってきた人は、若くて資格のCCNAを取るなど、ステップアップに役に立つ勉強を行わない限り、転職活動でだいたいは「スキル不足でお見送り」になります。

またネットワーク監視を抜け出して転職活動をしても、転職先で「再度ネットワーク監視」という負のループを繰り返す人も多いです。

ネットワーク監視は、長くやり続けると、あなたの将来性をつぶしてしまう可能性があります。

ネットワーク監視求人のデメリット②:とにかく仕事が単調(ラクだがつまらない)

ネットワーク監視求人は、とにかく仕事が単調です。

ネットワーク監視は、決まりきった仕事を決まりきったようにやることが基本ですので、実機を触ることもなく、何かを覚える、スキルを身につける、といったことがほぼ求められません。

忙しくない現場であれば相当ラクですし、トラブルがない時の夜勤は、むしろヒマでしょう。

慣れてしまうと、ラクでしょうがない仕事ですが、ラクすぎてつまならいと思う人も多く、単調なアルバイトやヒマなアルバイトが苦手だった人には、かなり苦痛かも知れません。

ネットワーク監視求人のデメリット③:とにかく給料が安い(年収が上がらない)

ネットワーク監視の仕事は、とにかく年収が安いです。

また、長くネットワーク監視の仕事を続けても、年収が上がらないのが特徴です。

ネットワーク監視求人は、年収300万円前後が一番多いですし、何年ネットワーク監視をやっても、年収400万に届かない人は大勢います。

若いうちは年収が安くてもよいかも知れませんが、将来に結婚や、こどもが産まれるといったライフイベントが起きたときなど、年収を上げる努力をしておけばよかったと後悔するかも知れません。

ネットワーク監視求人のデメリット④:とにかくヌルい(ヌルい環境に慣れてしまう)

ネットワーク監視の仕事に初めて就く人は、ネットワーク監視の仕事がヌルすぎて「このままでは危ない」と思う人も多いですし、
また、半年-1年ほどネットワーク監視の仕事を経験して、慣れたタイミングで「このままネットワーク監視を続けると将来が危ない」と思う人も多いです。

ただ、ネットワーク監視の環境がヌルいため、ヌルい環境に慣れてしまって、ずるずるネットワーク監視を続ける人もいます。

ネットワーク監視で年を取り過ぎるのももったいないですが、ヌルい環境に慣れてしまうことも危険です。

ヌルい環境に慣れてしまうと、仕事や人生のモチベーションが下がることもありますし、プレッシャーや負荷がかかる環境に耐えれない体になってしまう事もあります。

実際、ヌルい環境で長く仕事をしてきた人は、転職エージェントはすぐに分かりますし、ステップアップの転職活動で、面接官に一瞬で見破られます。

ネットワーク監視求人のデメリット⑤:夜勤シフトから抜けれない(体調不良になりやすい)

ネットワーク監視は体が資本であるため、体調管理に気を使う所もあるでしょう。

基本は夜勤シフトであるため、夜勤から抜け出せず、思いのほか体調を崩す人もいます。

若いうちは夜勤も問題ないかも知れませんが、継続的な夜勤で、年を取ってから体調に影響が出る方もいます。

もし体調を崩してしまうと大変ですので、体調が悪くなり戻らないようになる前に、次のステップを考えましょう。

ネットワーク監視求人は、長くやり続けると自分の首を絞めます

「ネットワーク監視求人に初めて挑戦しよう」と考えているかも知れませんし、「ネットワーク監視求人はラクだから、もっと条件が良いネットワーク求人はないかな?」と考えているかも知れませんが、

ネットワーク監視求人は、長くやり続けると、デメリットだらけであり、このデメリットの多さがネットワーク監視求人で簡単に内定が出る理由です。

ネットワーク監視はIT業界で必要な仕事ではありますが、ネットワーク監視を長くやり続ける必要はありませんし、可能であればネットワーク監視を選ばないやり方もありでしょう。

IT業界は、働く人の年齢が若い業界であり、リーダーやマネージャーが20代ということも、よくありますが、年をとってからステップアップをしようとすると、上司が年下ということはよくありますし、そもそも20代という若さは、あっという間に過ぎて行きます。

個人的には、20代のうちに自分自身のステップアップに貪欲であった方が良いと考えます。

20代は仕事や自分のキャリアだけを考えておけば良いかも知れませんが、30代になると30代の悩みがあり、40代になると40代の悩みが出てきますので、年を取れば取るほど自分のことを考える時間や、自分のために何かをやる時間がなくなっていくかも知れません。

ゆえに、あっという間に過ぎてしまう20代を「いかに過ごすか」が大切であり、ネットワーク監視の求人を選ぶ場合は、「ネットワーク監視からの脱却」を頭に入れておいた方がよいでしょう。

ネットワーク監視からの脱却には、ネットワーク系の初級資格である「CCNA」の取得が特に有効ですので、CCNAの勉強をはじめることをおすすめします。

また、ネットワーク監視を抜け出したい人や、ネットワークエンジニアとして転職をお考えで、求人の紹介や転職のご相談をされたい場合は、お気軽に「転職相談」よりご登録を頂けますと幸いです。

また、独学でCCNAを取得してネットワークエンジニアになりたい方は、私どもでもCCNAの無料取得支援&転職支援も行っておりますので、興味があればご相談・ご登録頂けますと幸いです。

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