第二新卒採用の定義を教えてください

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【ご質問内容】

目次

第二新卒採用のポジションに応募しても、経験が無いと言われ、選考落ちになっています。
第二新卒は新卒と同じ採用基準と考えていますが、違いますか?第二新卒とはどういう意味でしょうか?

質問の回答者

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キャリアアドバイザー 角田 壮史

キャリアアドバイザー歴13年。大学卒業後、外資系メーカーに入社し、その後人材サービス会社のインテリジェンスにてIT業界の中途採用支援を行う。IT、通信、コンサルティングファーム、インターネット業界を中心とした転職支援を行っており、 得意職種はコンサルタント、アプリケーションエンジニア、インフラエンジニア、社内システムエンジニア。

【転職エージェントの答え】

第二新卒採用の定義は、以前と比較し曖昧になっているように感じます。
第二新卒採用でも、新卒と同じように考える企業もあれば、若手微経験中途と考える会社もありますので、採用基準は新卒と同じとは言えません。

第二新卒とは

第二新卒採用とは、以前は既卒3年以内~5年以内の方を新卒に近しい採用基準で、ポテンシャル判断し、新卒同様育てていくという考えがどちらかというと大きかったと思いますが、最近では第二新卒という言葉が氾濫し、若手であれば微経験者でも採用するという所まで広がりが出ていると思います。
ゆえに、第二新卒という言葉に踊らされすぎずに、第二新卒採用の会社は、経験だけでなくポテンシャルも重要視してくれると考えた方が良いかも知れません。
全ての会社で当てはまる訳ではありませんが、該当する採用企業は多いかと思います。

第二新卒採用なのに、スキル不足でお見送り

これはどのような意味で採用企業側がスキル不足という言葉を使われたのか?がわかりませんので、明確な回答が出来かねます。
ただ、想定される事としては、就業経験をお持ちで無い(既卒でも、就業経験がある方と無い方がおりますが、就業経験がある方が有利な事が多い)、実務に必要な力を分かっていない(ご自身で調べて、キャッチアップしようとしていない)、未経験で採用するには年齢が高い(年齢でお見送りとは言えないので、スキル不足という言葉を使用)などが考えられます。

第二新卒求人で重視されるポイント

第二新卒で一番重要視されるポイントは意欲です。
就業意欲や入社意欲、成長意欲を感じる事が出来るか、が一番のポイントです。
意欲がある方は育ちやすく、会社としても育てやすいです。
ただ、意欲も新卒社員と同レベルであれば、「新卒社員の方が良い」という判断になりやすいです。勿論第二新卒は就業経験をお持ちの方が多いので、基本的なビジネスマナーや作法を習得していて、就業とは何かを一定分かっている事はアドバンテージですが、新卒採用程プラスに働くカードではありません。
それ程新卒採用における就活は多様な業界、業種、職種を選べるカードです。

すると、意欲を如何に的確に伝えるか、は非常に重要な要素です。
インフラエンジニアを目指すのであれば、資格の勉強を始める、CCENTやCCNA等を取得する、自宅でLinuxサーバをたてるなども良いです。
また、ご質問者様は就業経験をお持ちで無い方との事で、就業経験をお持ちで無い方は、就業をしてこなかった事を振り返って、今現在どう思っているか?という内容はしっかり考え、アピールすべきです。
就業を行わなかった方は、就業した周りの友人と自分自身を比較し、「今の自分自信に納得出来ない、現状を変えたい」など考えた事があるかと思いますが、自分の選んだ選択からの反省や課題点を素直に認めて、腹を決めて今後の展望を語った方が良いと思います。

また、第二新卒採用で、次に重要視されるのは素直さです。
素直な方は人の意見を聞き入れ、アドバイスを取り入れ、自分の力と変えていけますが、自分のやり方や考え方に拘りすぎる方もいます。自分のやり方や考え方に拘る事は決して悪い事ではなく、良い事ではありますが、それは自分の実力が伴ってから拘っても遅くはありません。実際の仕事は、やり方や考え方の正解が一つではありません。
究極の顧客志向を求めても正しいですし、利益重視も間違いではありません。
究極の効率も正しい訳であり、異なる意見でも一理ある事が往々にして発生する訳です。
ゆえに、人の意見に耳を傾け、行動に移す事が出来る素直さをアピールすべきだと思います。

より詳細や具体的なお話を聞かれたい際には、お気軽にご相談を頂けますと幸いです。

以上、ご質問者様の参考になれば幸いです。

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