面接ではコミュニケーション力を、どう判断しているのでしょうか?

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【ご質問内容】

面接で「コミュニケーション力不足」と良く言われます。
面接でのコミュニケーションとは、何を見て、どのように判断しているか?また、コミュニケーション能力の付け方を教えて下さい。

質問の回答者

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キャリアアドバイザー 角田 壮史

キャリアアドバイザー歴13年。大学卒業後、外資系メーカーに入社し、その後人材サービス会社のインテリジェンスにてIT業界の中途採用支援を行う。IT、通信、コンサルティングファーム、インターネット業界を中心とした転職支援を行っており、 得意職種はコンサルタント、アプリケーションエンジニア、インフラエンジニア、社内システムエンジニア。

【転職エージェントの答え】

会社によって、求めるコミュニケーション力のレベルは異なりますが、コミュニケーション力不足と見なされないためには、基本レベルを抑える事が一番重要だと思います。
コミュニケーション能力は一朝一夕には高める事が出来ません。
日頃からコミュニケーション能力を磨く訓練を行う事が一番重要ですが、面接においてのコミュニケーションは多少ポイントがありますので、面接前に準備する事で一定見せ方を変える事は出来ると思います。

インフラエンジニアの中途採用面接で、一番多い理由はスキル不足ですが、次点でコミュニケーション力不足も相応あります。
では採用企業がコミュニケーション力不足を感じる所はどのような所なのか、NG例が多い所を下記に記載します。

コミュニケーション力不足と面接官が感じる例

(1)話が長すぎる、短すぎる:

例えば「自己PRを3分程度で答えて下さい」という会話に対して、30秒で終わってしまう事や、5分以上話を続けてしまう、といった方もいます。
会話が短い方は、基本的にどの質問にも単調に答えすぎてしまい、「コミュニケーションが取りにくい方」という印象を持たれたり、「当社に興味を持ってくれていないのではないか?」という感覚を感じさせたりする事があります。
また、会話が長い方は、面接官が止めるまで話し続ける人もおり、これは面接官を疲れさせてしまう典型パターンです。
面接官も多数の方を面接したり、プロジェクトの合間に面接を行ったりしています。
面接官を疲れさせないコミュニケーションを取るためにも、長すぎる会話は避けましょう。
これは、面接官の表情を見ながら、会話の長さをコントロール出来れば良いです。
面接官が目をそらしがちになったり、疲れた表情を見せた時は、もしかすると話が長いのかも知れません。

(2)会話を結論から答えていない:

例えば「転職理由を教えて下さい」と聞かれた質問に対して、「今の会社ではインフラエンジニアをしておりまして、ネットワークの構築を主に担当してきましたが、、、」と答える方も相応多いです。
これは質問に対して結論から答えていないタイプです。

転職理由を聞かれる質問であれば、「転職理由は2つあり、1つ目はネットワークのみでなく、ミドルウェアやサーバにも強みを持つマルチエンジニアになりたいためです。私はCiscoのルーター、スイッチを中心に、L2/L3の構築業務に携わってきましたが、、、、2つ目は、、、」と言ったように、「結論」から答える事が出来るように、面接で聞かれる事が分かっている事や、伝えたい事を整理しましょう。

(3)質問の意図をくみ取っていない(質問に対して答えていない):

例えば離職をされている方に、「なぜ離職されたのですか?」と聞いた場合、「私はインフラのスペシャリストを目指しており、特にネットワークに強みを持っていきたいと考えています。御社に興味を持ったのは、、、」というような方は意外に多いです。
質問の意図をくみ取って答える事が出来ないと、相当損をします。

もう一例挙げるとすると「転職理由」を聞かれた際に、「同僚のエンジニアが転職をして、私も転職を考えないといけないと考え出し、、、」といったように、「転職理由」ではなく「転職を考えたきっかけ」を伝える方もおります。
質問の意図を全くくみ取っていないとまではいきませんが、質問に対して答えていない例です。
転職理由の基本パターンは、「何を身に付けたいか?」「何を得たいか?」「どうなりたいか?」を押さえる事ですので、伝える事を整理するだけで、印象は大きく変わります。

上記3つを改善するだけでも、質問に対しての返答において、大きく印象を変える事は出来ます。
コミュニケーションもそうですが、まず基本を押さえる事であり、よくありがちな失敗をしない事を訓練すると良いでしょう。

また、質問に対しての返答以外に関してですが、コミュニケーションの取り方で損をしている人もいます。
例えば、会話の中で挟む「あいづち」の取り方です。
会話を交わす中で、あいづちが無ければ、コミュニケーションにおいて違和感をおぼえる面接官は多いです。
あいづちが無い場合は、話を理解しているかが分からず、面接官が「会社や私に興味を持ってもらえていないのではないか?」「受け身タイプの方かな?」と感じてしまう事も多いですし、「コミュニケーションが取りにくく、顧客折衝を任せる事が難しい」といった考え方まで派生する事もあります。
積極的にあいづちを使うだけでも、コミュニケーションがスムーズになる事は多いです。

例えば、「はい」「そうですね」「たしかに」といった言葉から、「私もそう思います」「もう少し詳しく教えて頂きたいです」といった踏み込んだ返答を心がけると、コミュニケーションは変わるでしょうし、「聞く姿勢」のアピールにも繋がります。

当然ながら、人の話を聞く姿勢が見えなければ、自分の話を聞いてもらう事も難しくなります。
一方で、聞く姿勢が見えれば、自分の話を聞いてもらえるだけでなく、好意を持たれやすくもなりますので、改善が必要と感じる場合には改善を心がけてはいかがでしょうか。

一定の練習を行う必要はありますが、コミュニケーションを改善する一つの手段となるかも知れません。

以上、ご質問者様の参考になれば幸いです。

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