目次 適性検査(性格診断)の選考結果の影響に関するご質問【ご質問内容】先日応募した企業で、面接と適性検査(性格診断)があり、面接では上手く出来たと考えていますが、落ちました。
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質問の回答者



キャリアアドバイザー 角田 壮史
キャリアアドバイザー歴13年。大学卒業後、外資系メーカーに入社し、その後人材サービス会社のインテリジェンスにてIT業界の中途採用支援を行う。IT、通信、コンサルティングファーム、インターネット業界を中心とした転職支援を行っており、得意職種はコンサルタント、アプリケーションエンジニア、インフラエンジニア、社内システムエンジニア。
【転職エージェントの答え:適性検査(性格診断)は、選考に影響するが、足切り程度】適性試験(性格診断)は、中途採用試験に導入されている企業であれば、企業によって差はありますが、ある程度重要視されています。 どの程度落ちるのか?は返答が難しいですが、10%程度の方が適性試験でお見送りとなるケースが多いのではないでしょうか。 |
中途採用における適性試験(性格診断)の合否について
インフラエンジニアの転職における適正試験(性格診断)ですが、多数の企業が適性試験(性格診断)を導入されており、適性試験の結果がどの程度合否に影響するのか?は気になる所だと思います。
勿論、一番合否に影響するのは面接ですが、適性試験(性格診断)も少なからず合否に影響します。
ただし、合格に影響するというよりも、不合格に影響するという考え方のほうが正しいです。
中途採用における適性試験(性格診断)の重要度
中途採用における適正試験(性格診断)の重要度は、基本的には相応高いです。
面接で相当良い評価を頂いても、適性試験(性格診断)で合格基準に満たなければ、ほぼ不合格となります。
ただし、適性試験(性格診断)で良い結果が出ても、合格に結びつく訳でもありません。
適性試験(性格診断)は、足切り(不合格)試験と考えて良いでしょう。
また、適性試験(性格診断)においての不合格率は、均すと10%程度だと思います。
不合格率が高い会社でも、20%までは届かない事が多いでしょう。
適性試験(性格診断)は、どうなると不合格になるのか
適性試験(性格診断)も多数のテストが存在するため、具体的には言えませんが、全ての適性試験(性格診断)における合否を推察するためには、適性試験(性格診断)が、なぜ中途採用においても導入されているのか?を考えると分かりやすいと考えます。
では中途採用において、「なぜ適性試験(性格診断)が導入されているのか?」という理由を説明すると、一番多い理由は「面接で見抜けないストレス耐性を判断するため」です。
ゆえに、適性試験(性格診断)で一番多いNG理由は、「ストレス耐性の弱さ」です。
この「ストレス耐性の弱さ」という項目が断トツで一番高いです。
次点の理由は、「協調性」「行動力」「ライヤー(嘘つきタイプ)」ですが、面接でも判断が可能なため、ストレス耐性ほど影響する訳ではありませんが、ストレス耐性の点数が低い中で協調性や行動力などの点数も低ければ、適性試験(性格診断)で引っかかってしまう事も多いです。
適性試験(性格診断)でストレス耐性不足の結果が出ると、基本合格には至らない
面接での評価が非常に高い応募者の方でも、適性試験(性格診断)のストレス耐性項目にて合格基準に満たなければ、ほぼ不合格になってしまいます。
理由としては、企業の適性試験(性格診断)の導入理由は、「面接で見抜けないストレス耐性を判断するため」であり、適性試験(性格診断)で不合格ラインの人を採用しようとすると、「なぜ適性試験(性格診断)を会社に導入したのか?」という話になるため、適性試験(性格診断)で合格ラインに届かない中で採用内定になる事は稀であると考えて良いです。
ただ、適性試験(性格診断)でお見送りとなったとしても、適性試験(性格診断)でお見送りとなった事は、応募者側からは分かりづらい事が極めて多いと思います。
企業側は適性試験(性格診断)で不合格判定を行ったとしても、不合格の理由として「適性試験(性格診断)の結果」だと伝える事は基本ありません。インターネット上で炎上する可能性もありますので。
以上、ご質問者様の参考になれば幸いです。
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