職務経歴書には、経験した全てのプロジェクトを記載する必要はありますか?

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【ご質問内容】

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小さなプロジェクトが多かったため、全ての経験を記載すると、職務経歴書がページ多数となってしまいます。
それでも経験した全てのプロジェクトを記載すべきでしょうか?

質問の回答者

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キャリアアドバイザー 園山 雅之

キャリアアドバイザー歴13年。大学卒業後、旅行代理店JTBにて法人企画営業を担当。
その後、人材サービス会社のインテリジェンスにてキャリアコンサルティング事業部のITエンジニア、セールスグループチームリーダーとして従事し、アプリ・インフラエンジニア・セールス職を中心にキャリアカウンセリングを実施。

【転職エージェントの答え】

こちらの質問に回答をいたします。
ご質問者様と同じようなご質問をよくお客様から受けることがございますが、結論からお伝えをしますと、『すべてのプロジェクトを記載する必要はございません』というのが私からの回答になります。

職務経歴書は、そもそも【企業側にアピールする内容になっているかどうか】ということが一番重要なポイントになります。もし、ご質問者様が小さなプロジェクトを数多く経験してきたことをアピールされたいのであれば、一つ一つ記載をすることもよろしいかと思いますが、すべてのプロジェクトがご質問者様によってアピールになるものではないと思われますので、あくまで企業側にアピールになるプロジェクト・成果を残したプロジェクトを中心に内容を作成されるのがよろしいかと思います。

例えば、日々プロジェクトリーダーとして、サーバ設計・構築をメインで担当をされているエンジニアがプロジェクトとプロジェクトの間にスポットで保守系プロジェクトや製品検証業務等をされている方がいらっしゃいますが、このように時間が余ってスポットで入ったような保守や検証のプロジェクトに関して記載をする必要があるかと言えば、むしろ記載をしない方が企業側へのアピールとしては正しいかと思います。

※ただ、職務経歴書に空白の期間が出来てしまうと、企業側に病気で会社を休んでいたのではないか?等の疑いをもたれる可能性がございますので、『プロジェクトとプロジェクトの間のヘルプとして業務に就いていたため割愛』『異業界での経験のため、詳細は割愛しております』などの一文は入れておく必要はございますので、ご注意ください。

また、エンジニアとしての歴が長い方になりますと、10年程度前のプロジェクトの詳細を忘れてしまったということも、よくある話でございます。
そのため、プロジェクトの詳細に関しては、直近3年~5年は企業側が一番知りたい情報ですので、可能な限りこちらは詳細を記載する必要がございます。
それ以前の細かいプロジェクトに関しては、一つの枠にすべてのプロジェクトを羅列するような書き方を変えてみるのもよろしいかと思います。

職務経歴書の枚数としては、何枚がベストというのはございませんが、企業側が見やすいという観点で言いますと、2枚~4枚程度までに収めるのがよろしいかと思いますが、経験年数によって記載する分量は変わるかと思いますので、下記を参考にして頂ければよろしいかと思います。

職務経歴書のページ数の目安

エンジニア経験が1年から3年程度⇒職務経歴書1枚~2枚
エンジニア経験が3年から10年程度⇒職務経歴書2枚~4枚
エンジニア経験が10年以上⇒職務経歴書3枚~5枚

ただ、枚数にこだわり過ぎて、伝えたいことが伝えきれなかったということでは全く意味がありませんので、まずは枚数にこだわらず職務経歴書を作ってみて、その中から本当に今回応募する企業・職種へのアピールになるものかで判断しながら、余分なところを削っていくという方法がよろしいかと思います。

転職エージェントでは、このあたりの作成の方法に関してもアドバイスをしてくれるはずですので、相談をされているのもよろしいかと思います。
私の方でも相談を受け付けておりますので、お困りの際は、お気軽に個別にご相談ください。

以上簡単ではございますが、回答をさせて頂きました。
ご質問者様の転職活動の参考になれば幸いでございます。

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