【ご質問内容】目次 内定を頂いた会社がありますが、給与体系が年俸制と言われています。
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質問の回答者



キャリアアドバイザー 角田 壮史
キャリアアドバイザー歴13年。大学卒業後、外資系メーカーに入社し、その後人材サービス会社のインテリジェンスにてIT業界の中途採用支援を行う。IT、通信、コンサルティングファーム、インターネット業界を中心とした転職支援を行っており、得意職種はコンサルタント、アプリケーションエンジニア、インフラエンジニア、社内システムエンジニア。
【転職エージェントの答え】年俸制とは、簡単に説明すると、年間、月額いくらもらえるか?が確定している支払体系であり、給与の支払い方の一つです。 |
年俸制という言葉に不安を感じる方は多いですが、それ程不安に感じる必要は無いと思います。
年俸制というと外資系や、ドラスティックな会社イメージが先行している感があり、また裁量労働制と同じものと考えている人もいますが、年俸制と裁量労働制は異なります。
年俸制の特徴とは
年俸制は、非常に簡単な説明で言うと、年間、月額いくらもらえるか、が確定している支払体系です。
つまり、年俸制で年収600万であれば、12分割であれば、月額50万円の賞与無となるでしょう。
また、年収600万で、14分割で12か月分の給与と2か月分の賞与や、16分割で12か月分の給与と4か月分の賞与といった会社もありますが、年収を12分割する企業が少し多いぐらいでしょう。
どちらにしろ、年間もらえる金額が決まっていて変わる事はありません。
賞与が発生する場合、賞与は年俸の中に含まれるという話です。
裁量労働制の特徴とは
裁量労働制とは、就業時間を個人の裁量に委ねる働き方であり、勤務時間で管理するというよりも、一定時間勤務したとみなす働き方です。
こちらも年俸制と同様、賞与の有無は問わずで、月30時間なり、40時間なりを残業すると見立てて、みなし残業として給与に上乗せして支給するのが特徴です。
裁量労働制は、残業代の支給は基本的にありませんが、みなし残業時間を上回った場合は、支給される事もありますし、寸志の事もあります。
また、一般的には課長以上の役職者は、裁量労働制に切り替わります。
年俸制と残業代
良く聞かれる質問として、「年俸制に残業代は出来るのか?」というものがありますが、結論、会社によります。
年俸制はただの給与の支払い方の呼び名です。
給与支払いの詳細にて、月額給与のみでなく、想定時間外割増賃金額の記載があれば(例えば、月額50万円の給与であれば、月額基本給35万、想定時間外45時間分の割増給与額15万等)、残業代は発生しませんし、更に想定時間を超えた場合には、残業代が支給されます。ただ、会社によっては支給されない会社もあります。
年俸制のメリットとデメリット
ここからは、年俸制の事をもう少し身近に感じて頂くために、メリットとデメリットを記載します。
年俸制のメリット
・年間でもらえる金額が決定している事(例えば年収600万であれば、600万の額面支給は発生)で、月額に幾ら支給があるかが把握出来る事。月給制の場合は、残業代に依存してしまうケースもあります。残業が少ないと残業代が出ないため、生活が苦しくなってしまう事があります。これは不景気(直近ですとリーマンショック後)に多数のエンジニアの方に発生しました。
・実力に応じて、給与アップが起こりやすい事。年俸制は1年間の仕事の成果を、翌年の給与に反映させられる制度であり、実は非常に分かりやすい制度です。月給制の場合は、諸々の役職手当や技術手当、残業手当等でカバーされる事も多いですが、年俸制と比較して分かりにくく、年俸制と比べてロジックが若干複雑になるため、仕事の成果を給与にわかりやすく反映しやすい制度ともいえるでしょう。
年俸制のデメリット
・年間の給与が決まっているため、実績を上げても給与アップは来年度になる事。月給制の会社は、昇給が年に2回の会社もありますが、年俸制は年に1回、翌年の昇給です。
・実績を残せなかったら、給与ダウンになる可能性もある事。月給制も給与ダウンになる可能性はありますが、月給制のように手当等でカバーしている訳ではないため、翌年の実績と給与がより連動されやすいです。
以上、ご質問者様の参考になれば幸いです。
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