【ご質問内容】目次 現在80名程の特定派遣企業で働いている36歳エンジニアです。
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質問の回答者
キャリアアドバイザー 園山 雅之
キャリアアドバイザー歴13年。大学卒業後、旅行代理店JTBにて法人企画営業を担当。
その後、人材サービス会社のインテリジェンスにてキャリアコンサルティング事業部のITエンジニア、セールスグループチームリーダーとして従事し、アプリ・インフラエンジニア・セールス職を中心にキャリアカウンセリングを実施。
【転職エージェントの答え】 |
こちらの質問に回答をいたします。
今までのご経歴の詳細を確認しなければ、確実なことはいいづらい状況ではございますが、ご質問者様は、一貫してインフラエンジニアとして設計・構築から運用まで幅広くご経験をされ、またここ数年多くの企業が取り組んでいるオンプレミスから仮想化への移行プロジェクト等のご経験もされているとのことですので、社内SEへの転職の可能性は十分に考えられるかと思います。また、年収面に関しても36歳で560万円という年収であれば、社内SEの求人でも十分に満たすことは可能かと思われます。
（一般的に、社内SEへ転職をされる場合は、年収ダウンするケースが多いですが…）
ただご質問者様の経歴で気になる点が、現在特定派遣企業で勤務をされているとのことで、プロジェクト内でのマネジメント経験（収益管理・人員管理等）・上流工程の経験（ユーザーとの折衝経験・要件定義の経験）がどこまで経験をされているのか？というところです。
社内SEになりますと、実際にご自身で手を動かすということよりも、発注したシステム会社の管理（ベンダーコントロール）がメイン業務になって、ベンダーが提案するシステムが最適なものか？予算は妥当な金額か？などを見極められる能力が求められます。
そういったプロジェクトマネジメント経験を持っているかどうかが、社内SE求人で内定をもらえるかどうかの差になってきますので、ご経験がお持ちの場合は、しっかりと面接や職務経歴書でアピールをすることが大切です。
では、実際のそのような希望に合う社内SE求人の探し方ですが、
大きく分けて3つの探し方があるかと思います。
①転職エージェントに相談をしてみる
②求人サイト（リクナビ・マイナビ・enなど）で社内SE求人を検索する
③各企業のHPの採用情報を確認していく
この3点のやり方で、多くの情報を得ることがまずは大切です。
社内SEの求人はそもそも採用枠が非常に少ないケースが多く、求人がオープンになっても、すぐに採用が決まってしまい、求人がクローズになることも多く見られます。そのため、いかに多くの情報を得る手段をご自身で持っているかが転職成功の鍵になります。
また、社内SEは求人がオープンになっている期間が短いケースが多いため、必ずしもご自身が転職したい時期に求人がオープンになっているわけではありません。
少し長いスパンで転職活動をすることも視野にいれて、ご自身が理想とする求人に出あえたら、すぐにでも応募をするぐらいの姿勢でいることが大切です。
また別の視点になりますが、今回の転職の目的が客先常駐ではなく、自社内にて腰を据えてシステム構築をしたいということが一番の目的ということであれば、社内情報システムの求人だけでなく、ユーザー系SIerも選択肢に入れてもよろしいかと思います。
ユーザー系SIerは、大手企業の情報システム部門がスピンアウトしてできたシステム子会社のことを指し、親会社の情報システム部門の機能を有しているケースが多く見られます。このような企業も選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。
また、質問者様はインフラのご経験をメインでされているようですので、データセンターを運営している企業やネット系企業のインフラエンジニアの求人なども、自社内で腰を据えてという観点では当てはまるかと思います。
社内SEへの転職は非常に狭き門でもございますので、志向性によっては、もう少し視野を広く捉えてみることもよろしいかと思います。
以上簡単ではございますが、回答をさせて頂きます。
ご質問者様の転職活動の少しでも参考になれば幸いでございます。
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