こんにちは、インフラ・クラウドエンジニア専門の転職エージェントの中の人です。
AWS CLF(クラウドプラクティショナー)はAWS・クラウドの基礎を学べる入門資格ですが、本・Udemy・Web教材など、さまざまな学習方法があり、教材選びで迷う方が多いのではないでしょうか。
結論から言うと、初心者は「参考書・動画で基礎を理解 → 問題集でアウトプット → (必要に応じて)模擬試験で仕上げる」流れがおすすめです。
また、CLFは教材を何冊も購入する必要はなく、自分に合った参考書+問題集を絞って繰り返すと、効率よく合格を目指せます。
この記事では、AWS CLF-C02対策に使えるおすすめの問題集・参考書・無料教材を比較しながら、過去問の有無や効率的な勉強方法まで解説していきます。
【結論】AWS CLFは「参考書+問題集のPing-t」で対策するのがおすすめ
AWS CLFを初めて学習する場合は、参考書(もしくは動画)で基礎を理解し、問題集のPing-tで問題演習を繰り返す勉強方法がおすすめです。
2026年現在、Ping-tではCLF-C02の問題集が無料で提供されており、555問を学習できます。また模擬試験も対応しているため、CLFの問題演習はまずPing-tから始めれば、学習量としても十分に確保できます。
基本的には、「参考書(動画でも可) → 問題集(Ping-t) → 苦手分野を復習 → (必要に応じて)模擬試験」の順番で進めれば問題ありません。
そのうえで、「別の問題にも挑戦したい」、「模擬試験を追加したい」という場合に、Udemyなどの教材を追加するとよいでしょう。
また最初から複数の有料教材を購入する必要はありません。まずは1冊の参考書+無料のPing-tを中心に学習し、不足を感じた部分だけ別教材を補助で使うのがおすすめです。
AWS CLFのおすすめ問題集・Web問題集【2026】
AWS CLFの問題集には、Ping-t・Udemy・AWS公式教材・書籍など複数の教材がありますが、結論として、最初に使う問題集としては、無料で豊富な問題演習ができるPing-tがおすすめです。
Ping-tは、自由演習だけでなく模擬試験にも対応しているため、CLF対策に必要な問題演習を進めやすくなっています。
| 教材 | 特徴 | おすすめの使い方 |
| Ping-t | 555問を無料で学習できる | メインの問題集 |
| Udemy | 模擬試験形式の教材が豊富 | 追加演習・試験前の仕上げ |
| AWS公式 | 公式の練習問題を利用できる | 本番風の出題形式を確認 |
| 書籍問題集 | 紙・Kindleなどで学習できる | 本で問題を解きたい人 |
そのため、まずPing-tを中心に学習し「新たな模擬試験の問題を解きたい」と感じた場合にUdemyなどを追加すれば十分です。
Ping-t|555問を完全無料で学べる、最もおすすめの教材
AWS CLFの問題演習で、まずおすすめしたいのがPing-tです。2026年現在では、AWS Certified Cloud Practitioner(CLF-C02)の「最強WEB問題集」は完全無料で、555問が掲載されています。
また、問題を分野ごとに解けるだけでなく、間違えた問題の絞り込みや学習状況の確認もできるため、学習管理がしやすく、CLFのメイン問題集として使いやすいのがメリットです。
さらに模擬試験にも対応しているので、「問題演習 → 間違えた問題を復習 → 模擬試験」までPing-tを中心に進められます。
そのため、「できるだけ費用をかけずにCLFを勉強したい」という方は、まずPing-tから始めてみるとよいでしょう。また問題集はPing-tのみでも、CLF合格を目指すことが可能です。
※Ping-t公式:https://mondai.ping-t.com/g
Udemy|問題演習・模擬試験を追加したい人向け
Ping-tを一通り学習した後に、さらに問題演習を増やしたい場合は、Udemyの問題集がおすすめです。
UdemyにはCLF-C02対応の模擬試験形式の教材があり、本試験を意識した問題演習に利用できます。特に「Ping-tとは違う問題を解きたい」、「模擬試験を追加したい」といった場合に向いています。
一方で、CLFではPing-tだけでも豊富な問題を無料で利用できるため、最初からUdemyを購入する必要はありません。まずPing-tで学習を進め、不足を感じた場合にUdemyを追加するくらいでよいでしょう。
またUdemyは定期的にセールを行っており、セール期間中であればCLF対応の問題集が2000円以下で購入できることもあります。
※Udemy公式:https://www.udemy.com/ja/
AWS公式|無料の練習問題・試験対策教材
AWS公式の試験対策教材も活用できます。AWS Skill Builderでは、AWS認定試験向けの公式練習問題などが提供されており、CLF-C02の試験対策にも利用できます。
AWS公式教材のメリットは、問題数を大量にこなすことよりも、公式の問題形式や問われ方を確認できることです。そのため、「Ping-tで問題演習 → AWS公式問題で出題形式を確認」という使い方もおすすめです。
ただし、無料の公式練習問題は20問のみです。そのため、問題演習の中心はPing-tなどに置きながら、試験前に問題の雰囲気を知るために、AWS公式の教材にも一度目を通しておくとよいでしょう。
※AWS Skill Builder:Official Practice Question Set(AWS Certified Cloud Practitioner)
書籍の問題集|本で問題演習したい人向け
Web教材ではなく、紙の本やKindleで勉強したい方は、CLF-C02対応の書籍問題集を利用する方法もあります。
CLF向けの書籍には、問題演習だけでなくAWSの基礎解説も収録された「参考書+問題集」タイプの教材もあります。
そのため、「参考書を読みながら、そのまま問題を解きたい」方や、「Webよりも本に書き込みながら勉強したい」タイプの人には書籍の問題集も一手です。
ただし、書籍を選ぶ場合は、古いバージョン(CLF-C01)ではなく、現在のバージョンであるCLF-C02に対応した最新版かどうかを確認しましょう。
AWS CLFのおすすめ参考書【2026】
AWS CLFを初めて勉強する場合は、AWS・クラウドの全体像を理解するために参考書を1冊用意するのがおすすめです。1冊の参考書で基礎を理解したら、早めにPing-tなどの問題演習へ進みましょう。
AWS認定資格試験テキスト 改訂第3版|AWSを体系的に学びたい人向け
SBクリエイティブの「AWS認定資格試験テキスト AWS認定 クラウドプラクティショナー 改訂第3版」は、CLF-C02に対応した参考書です。
クラウドの基本から、コンピューティング・ストレージ・ネットワーク・データベース・セキュリティ・料金などを幅広く扱っており、AWSの主要サービスを体系的に整理しながら学びたい人に向いています。
Amazon:AWS認定資格試験テキスト 改訂第3版
徹底攻略 AWS認定 クラウドプラクティショナー教科書 第2版|初心者から基礎を学びたい人向け
インプレスの「徹底攻略 AWS認定 クラウドプラクティショナー教科書 第2版[CLF-C02]対応」も定番の参考書です。
クラウドの基本やAWSを理解するためのIT知識から解説されており、章末問題や模擬問題も収録されています。そのため、IT・AWSを初めて勉強する初心者にも使いやすいでしょう。
Amazon:徹底攻略 AWS認定 クラウドプラクティショナー教科書 第2版
CLFの参考書は何冊必要?基本は1冊でOK
AWS CLFの参考書は、基本的に1冊あれば十分です。複数の参考書をそろえる必要はありません。
むしろ大切なのは、参考書を何冊も読むことではなく、「参考書を1周 → Ping-tで問題演習 → 分からない部分だけ参考書に戻る」という流れを繰り返すことです。
早めに問題集(例:Ping-t)に着手し、問題を解きながら解説を読み込む方が、早く合格につながる傾向です。
AWS CLFに過去問はある?
AWS CLFでは、本試験で実際に出題された過去問は、公式には公開されていません。
そのため、一部の国家資格のように「過去問を数回分解いて対策する」という勉強方法はできません。また過去問の代わりとして利用できるのが、前述の「Ping-t」や「Udemy」といった問題集です。
あわせて、特に今回おすすめしているPing-tは無料で多くの問題を解けるため、過去問の代わりとなる問題演習教材として活用しやすいでしょう。
AWS CLFの勉強方法・勉強時間
AWS CLFは、参考書のすべてをフル暗記してから問題集へ進む必要はありません。
おすすめは、「参考書で全体像をつかむ → 早めに問題演習へ進む → 間違えた部分を復習する」という流れです。IT・AWS未経験の場合でも、以下の4ステップで進めると学習しやすくなります。
① 参考書・動画でAWSの全体像を理解する
まずは参考書(もしくは動画教材)を1周して、AWS・クラウドの全体像を理解します。この段階では細かなサービス名や機能までしっかり暗記できていなくても問題ありません。
EC2・S3・RDS・VPCなど主要サービスの役割や、クラウド・セキュリティ・料金の基本を大まかに理解できれば十分です。分からない部分があっても止まりすぎず、まずは一通り進めましょう。
② 早めに問題集を解いて知識を定着させる
全体像をつかんだら、早めに問題演習へ移ります。この記事では、無料で555問を利用できるPing-tをメイン問題集として使う方法をおすすめしています。
最初はPing-tの正答率が低くても問題なく、むしろ1周目の正答率は低めになるのが一般的です。一方で、問題を解き続けることで、「理解できている分野」と「理解があいまいな分野」がわかるようになります。
参考書(インプット)を何周もしてから問題集へ進むより、問題集(アウトプット)を学習の主軸として進めるのがおすすめです。
③ 間違えた問題・苦手分野を重点的に復習する
問題集を解いたら、正解した問題よりも間違えた問題の復習を優先するのが重要です。間違えた問題を解けるようになるだけで、自動的に正答率が高まります。
また理解があいまいな分野は、参考書やWeb検索(必要に応じてAWS公式ドキュメント)も利用しながら確認していきましょう。
「問題集 → 復習 → 再度問題集」を繰り返すことで、知識を定着させていきます。
④ 必要に応じて模擬試験・追加問題で仕上げる
Ping-tの問題演習を一通り終えたら、必要に応じて模擬試験や追加問題で仕上げます。Ping-tには模擬試験機能もあるため、最初からUdemyなどの有料教材を追加する必要はありません。
まずはPing-tの模擬試験で理解度を確認し、「別の問題にも挑戦したい」と感じた場合に、Udemyなどを追加するとよいでしょう。
AWS CLFの勉強時間は50〜80時間が目安
AWS CLFの勉強時間は、IT未経験者で50〜80時間程度が一つの目安です。
ただし、必要な勉強時間はIT・クラウドの経験によって変わります。すでにインフラやAWSの基礎知識がある人であれば、さらに短時間で十分に合格が目指せます。
また大切なのは勉強時間そのものではなく、参考書で基礎を理解し、問題集で安定して問題を解ける状態まで仕上げることです。
あわせて、CLFの難易度やSAAとの違いについては、「AWS CLFの難易度は?未経験でも合格できる?SAAとの違いを解説」で詳しく解説しています。
AWS CLFの問題集・参考書のよくある質問
Q. AWS CLFは無料問題集だけでも合格できますか?
A. 無料問題集(例:Ping-t)を中心に合格を目指すことは可能です。
Ping-tでは555問を無料で利用でき、AWS公式にも試験形式を確認できる無料練習問題や試験対策教材があります。そのため、最初から複数の有料問題集を購入する必要はありません。
まず無料教材を使い、さらに問題集を補強したいと考えた際に、Udemyなどを追加するくらいで十分です。
Q. AWS CLFの問題集は何周すればいいですか?
A. 「○周すれば合格できる」と決まっていませんが、目安として3周程度は実施するのがおすすめです。
また、正解した問題を何度も繰り返すより、間違えた問題や理解不足な分野を重点的に復習すると効率よく合格に近づきます。
Q. CLFに合格したらSAAも取得した方がいいですか?
A. クラウドエンジニアなど技術職を目指すのであれば、SAAへのステップアップはおすすめです。
CLFはAWSクラウド全体の基礎を理解するFoundational資格です。一方、SAA(Solutions Architect – Associate)は、AWS上でのソリューション設計に関する、より技術的な知識・スキルを学ぶ資格です。
そのため、「まずCLFでAWSの基礎を学ぶ → 次にSAAでより実践的なAWS知識を学ぶ」という順番は、学習が地続きになるため、おすすめです。
特に未経験からクラウドエンジニアを目指す場合は、AWS資格の取得だけで終わらず、Linux・ネットワークの基礎やAWSのハンズオンも並行して進めるとよいでしょう。
あわせて、SAAの勉強法・勉強時間については、「AWS SAAの勉強時間はどれくらい?未経験の勉強法・ロードマップ」にて詳しく解説しています。
あわせて読みたい関連記事:
→ AWSエンジニアとは?仕事内容・スキル・資格・年収・将来性を解説
→ 未経験からAWSエンジニアになるには?ロードマップ解説
まとめ|AWS CLFは参考書で理解して問題集で定着させよう
AWS CLFの試験対策では、参考書でAWS・クラウドの全体像を理解し、問題集を繰り返しながら知識を定着させることが重要です。
■AWS CLFのおすすめ勉強法まとめ:
・参考書もしくは動画:AWS・クラウドの基礎を理解する
・Ping-t(最重要):無料の555問を中心に問題演習する
・模擬試験・Udemy:必要に応じて追加する
・進め方:間違えた問題を中心に解きなおす
特にCLFでは、最初から多くの有料教材を購入する必要はなく、まずは「参考書1冊+無料のPing-t」を中心に学習し、不足している部分だけ別の教材で補うとよいでしょう。
また、CLFはAWS学習の入口となる資格です。クラウドエンジニアを目指す場合は、CLF合格後にSAAやAWSハンズオンへ進み、より技術的な知識・スキルを身につけていくことをおすすめします。






