CCNAスクールに通わなくても、独学でネットワークエンジニアに転職できます

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こんにちは、インフラ系エンジニア専門の転職エージェントの中の人です。

CCNAスクールに通う人は、ほとんどが「未経験でネットワークエンジニアに転職」したいと考える人ですが、CCNAを取るために、本当にスクールに通う必要があるのでしょうか?

有料のスクールは安くても、だいたい15万以上しますし、無料のスクールは、転職先がスクールのあっせん先に限定されるので、リスクとも言えます。

私たちはインフラ系エンジニアの転職エージェントをしていますので、有料・無料のCCNAスクールに通った後、私どもに転職相談をされる方もいらっしゃいますが、CCNAスクールの転職あっせんレベルは低いと感じています。

また、CCNAを取るだけであれば、もしかすると独学でよいかもしれませんし、転職だけであれば下位資格のCCENTで十分かも知れません。

 

 

有料CCNAスクールのメリットとデメリット

有料CCNAスクールのメリットは、個人的な印象として「自分でお金を払っているからこそ、学ぶ意欲・覚悟感がうまれること」だけだと感じています。

有料のCCNAスクールは、体系だった学習と、実機を使った勉強は、無料のCCNAスクールと比べると少ししっかりしている印象はありますが、正直無料のCCNAスクールと内容と大差はないと思っていますし、有料スクールの転職あっせんレベルは、転職エージェントからみて、あまり高くないと感じます。

未経験でネットワークエンジニアを目指すのであれば、そのための履歴書・職務経歴書を作成しなければいけませんし、また「CCNAスクールの転職あっせん企業がイマイチだったから、転職相談にきた」という方が多いです。

個人的な考えとして、CCNAスクールは「CCNAを取りに行くためのスクール」として考えた方がよく、転職先をスクールにあっせんしてもらおうとは考えなくてよいかと思います。

無料CCNAスクールのメリットとデメリット

無料CCNAスクールは、人材派遣会社、人材紹介会社がよく運営しています。

無料で学べ、かつ、無料のCCNAスクールに入れたということは、「CCNAを取れば、派遣先・転職先がある」と見込まれているということですので、それはメリットでしょう。

ただし、人材派遣会社・人材紹介会社が運営しているため、決してボランティアではありません。

人材派遣会社は「自社で人材派遣をして、講習費用を回収したい」と考え、人材紹介会社は「自社で転職先を紹介して、紹介先からマージンをもらって、講習費用を回収したい」と考えているため、就職・転職先がCCNAスクールの運営会社の取引先に限定されてしまうことがデメリットとなるでしょう(CCNAスクールの取引先に派遣、就職をしないと、スクール代が発生することがあります)。

離職中なら、無料のCCNA職業訓練という手もあり

もしあなたが離職中の場合であれば、ハローワークから「無料の職業訓練」を紹介してもらうことができますので、無料の職業訓練からCCNAを取得できる講座を受けるのも一つの手でしょう。

ただし、無料の職業訓練も、運営する会社が「人材派遣会社もしくは、人材派遣会社の子会社」ということが多く、あなたを「自社、自社グループの派遣先に派遣したい」と考える会社もありますので、職業訓練を受ける場合には運営元も調べておいた方がよいでしょう。

個人的には、自社やグループ会社で人材派遣をやっていない企業が運営する職業訓練をおすすめします。

未経験ネットワークエンジニアの転職であれば、28歳以下ならCCENTで十分です

現在CCNAの難易度は、試験改定を経て少しずつ難しくなってきていますので、スクールに通うという選択肢も確かに一つでしょう。

スクールに通えば、体系的に学ぶことや、実機を触った勉強も出来るでしょうが、一方でお金や時間などがかかることも否めません。

スクールに通わなくても、実機を使ったシュミレーション問題の対策であれば、安い中古の実機を買えば1万円以内で解決するでしょうし、GNS3といったエミュレーターでも対策できます。

また、中古のCiscoのルータ、スイッチを購入しておけば、エンジニアになった後も、しばらくはルータ、スイッチで学ぶことが出来ますので、スクールに通うよりもルータ、スイッチを買った方がコストパフォーマンスとしては高いと思います。

あわせて、もしかするとあなたが20代(28歳以下くらい)であれば「独学でCCENTを合格」すれば、ネットワークエンジニアに十分転職出来るでしょう(CCENTであれば、独学で十分の人が多いかと思います)。

さすがに30歳を超えると、CCENTだけだと「知識が弱い」と思われがちですが、28歳以下(ギリギリ29歳まで)であれば、CCENTでネットワークエンジニアに未経験でも正社員に転職は問題ないと言えるでしょう。

また、20代であれば、CCENTでも会社選びをしっかりすれば、監視オペレーターではなく、ネットワーク運用以上の案件から入ることはできますし、初年度の年収で300~380万円くらいは狙えるでしょう(ただし、社会人経験をお持ちではない方や、コミュニケーション力に不安をお持ちの方は、初年度の年収が300万円弱になる可能性もありますが、ネットワークエンジニアにはなることができるでしょう)。

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この記事を書いた人

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キャリアアドバイザー 角田 壮史

大卒後にファイザーに入社し1年半で退職。第二新卒で転職のDODA(現パーソルキャリア)に転職し、24歳からIT業界の転職エージェントです。DODAではMVP、VPを取り、現在インフラ・ネットワークエンジニアの転職に特化した株式会社ソリューションパートナーでキャリアアドバイザーをしています。転職エージェント歴は14年で、700社くらいのIT企業の経営層、人事、現場責任者クラスとお会いし、3000名を超えるITエンジニアの方とお会いしてきました。たくさんの転職を考える人と、採用を考える企業と会ってきたからこそ、伝えられることがあると考えています。
株式会社ソリューションパートナー 代表取締役
転職エージェントランキングで表彰いただきました

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