LPICとは?資格試験の種類や内容、取得メリットを初心者向け解説

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こんにちは、インフラ系エンジニア専門の転職エージェントの中の人です。

LPICは、IT業界のさまざまなエンジニア職種で大なり小なり活かすことができ、初心者でも比較的取りやすい資格として人気です。

一方で、「LPICってよく聞くけど、どんな資格?」、「LPICはどんな人が取るべき?、取るとどんなメリットがあるの?」など、具体的によくわからない人も多いでしょう。

この記事では、LPICの概要、LPICは何を勉強するのか、試験のレベル・難易度や、取得をおすすめする人、取得するメリットなど、LPICの全体像を、初心者向けにわかりやすく説明していきます。

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目次

Linux技術者認定資格のLPIC(エルピック)とは

LPIC(Linux Professional Institute Certification)は、Linux技術者としてのスキルを証明する、Linuxの資格です。

LPICは、カナダに本部を置く、非営利団体のLPI(Linux Professional Institute)が提供するグローバル基準の資格であり、世界中で通用するLinuxの認定資格として作られています。

世界で提供され、グローバルで通用する資格であるものの、2018年のデータでは、日本国内のみで20万人以上がLPICを受験しており、数あるLinux技術者認定試験の中で、LPICはLinuxの主要資格とも呼べる認定試験です。

また、Linuxは、サーバー運用やクラウド技術の基礎となるスキルであり、特にインフラエンジニアとしてキャリアを築きたい場合は、Linuxのスキルは非常に重要かつ役に立つと言えます。

Linux(リナックス)とは

Linuxとは、コンピュータを動かすための基本ソフトウェアであるオペレーティングシステム(OS)」の一種です。

Linuxは、WindowsやmacOSと並ぶOSの一つであり、特にサーバーやクラウド、IoTなど、様々な分野で幅広く利用されています

また、Linuxは「ディストリビューション」と呼ばれる形で提供されます。ディストリビューションとは、Linuxのカーネル(基本部分)に加えて、使いやすくするためのソフトウェアやツールをまとめたものです。

代表的なディストリビューションとしては、UbuntuやDebian、CentOS、RedHatなどがあります。LPICを学習することで、さまざまなディストリビューションを操作するスキルなどを学ぶことができます

Linuxの操作って、どういう感じ?

Linuxは、サーバーなどのコンピュータを動かす土台のようなものであり、Linuxの操作は主にコマンドラインを使って行うのが特徴と言えます。

ゆえに、Windowsのように「マウスを使って、アイコンをダブルクリック」といった操作ではなく、ターミナルを使って、テキストベース(文字)で操作をしていくことが基本です。

具体的には、下記画像のように、コマンドを打ち込んで、サーバーなどを操作していくと考えてください。下記の画像は、Ubuntuというディストリビューションで、ファイルやディレクトリを操作している画像です。

LPICを学ぶと、上記画像が何を意味しているのか(どんな操作がされているのか)が、わかるようになり、また自分でも書いて、動かしていくことができるようになります。

Linuxの操作は、慣れるまでは少々時間がかかるかも知れませんが、Linuxを使うと、自由度が高く、効率的な作業ができるようになります。

Linux技術者認定、LPIC試験の概要

LPIが認定するLinux技術者認定資格は、3つの認定レベル(LPIC level1、level2、level3)と、1つの入門資格(Linux Essentials)があります。難易度や取得後の評価をまとめると、下記画像となります。

以下からは、LPIC試験の3つのレベル(LPIC level1、level2、level3)について説明していきます。

LPIC level1は、インフラエンジニアの入門資格

LPIC level1は、Linuxの基本操作やシステム管理の知識を問う初級資格であり、LPIC level1を取得することで、Linuxの基本スキルを証明することができます

LPIC level1は、難易度が比較的易しいため、エンジニア初級者や未経験者がよく取得する資格と言えます。いわば、LPIC-1は、「インフラエンジニアの入門資格」とも言えます。

LPIC level1 の取得を、おすすめできる人

LPIC-1はLinuxの基本操作などを学ぶことができ、難易度も易しめであるため、以下のような人には「LPIC-1」の取得が強くおすすめできます。

■LPIC level1 の取得を、特におすすめできる人:
・未経験からインフラエンジニアを目指す人
・インフラエンジニアとしてキャリアアップを目指す初級者
・クラウドエンジニアを目指す人(AWSなどでも、Linuxの知識は必須)

LPIC level1 の試験概要

LPIC-1を取得するには、「101試験」と「102試験」の2試験を、両方とも合格することが必要です。2つ試験を合格することで、「LPIC-1取得」となります。

ここからは、LPIC-1についての試験概要を説明していきます。

LPIC level1
実施団体LPI(Linux Professional Institute)
実施団体の本部カナダ
試験開始時期2001年
試験対象エリアグローバル(180か国以上)
試験問題の言語日本語、英語、ドイツ語など9言語
認定要件101試験、102試験の両方に合格すること
別日受験101試験、102試験は別日受験可
試験時間各試験90分
出題数各試験約60問
出題形式CBT方式(マウス選択問題、キーボード入力問題)
合格点500/800点
合格ライン約65%程度
合格率非公開(50-60%前後の想定)
受検料101試験:16,500円(税込み)
102試験:16,500円(税込み)
難易度ITSSレベル1(初級)
有効期限なし(有意性期限は5年)
試験会場全国の試験センター(ピアソンVUE会場)
試験日毎日(試験会場の予約が取れる日はいつでも)

LPIC-1の大きな特徴として「101試験」と「102試験」の2試験に分かれており、両試験は別の日に受験ができることも、難易度が易しく感じる要因の一つでしょう。

「101試験」と「102試験」は、試験範囲が大きく異なります。ゆえに、まずは前半の「101試験」の学習に集中し、101試験合格後に、「102試験」の学習に再度集中するとよいです。

また、以下に「101試験」と「102試験」の試験範囲を説明します。

LPIC level1 101試験とは

101試験は、Linuxの基本操作や、システム管理についての基本知識が主に問われる試験です。具体的な試験範囲は、以下となります。

LPIC 101試験範囲LPIC 101試験詳細
101:システムアーキテクチャ101.1:ハードウェア設定の決定と設定
101.2:システムの起動
101.3:ランレベル/ブートターゲットを変更し、システムをシャットダウンまたは再起動する
102:Linuxのインストールとパッケージ管理102.1:ハードディスクレイアウトを設計する
102.2:ブートマネージャーをインストールする
102.3:共有ライブラリを管理する
102.4:Debianパッケージ管理を利用する
102.5:RPMとYUMパッケージ管理を利用する
102.6:仮想化のゲストOSとしてのLinux
103:GNUとUnixコマンド103.1:コマンドラインでの作業
103.2:フィルターを利用してテキストストリームを処理する
103.3:基本的なファイル管理を実行する
103.4:ストリーム、パイプ、リダイレクトを使用する
103.5:プロセスの作成、監視、終了
103.6:プロセス実行の優先順位を変更する
103.7:正規表現を使ってテキストファイルを検索する
103.8:ファイルの基本的な編集
104:デバイス、Linuxファイルシステム、ファイルシステム階層基準104.1:パーティションとファイルシステムを作成する
104.2:ファイルシステムの整合性を維持する
104.3:ファイルシステムのマウントとアンマウント
104.4:ファイルのパーミッションと所有権を管理する
104.5:ハードリンクとシンボリックリンクの作成と変更
104.6:システムファイルを検索し、ファイルを正しい場所に配置する

101試験は、それ程範囲は広くありませんが、IT初心者にとっては馴染みがない内容が多く、学習内容のイメージが持ちにくい試験だと思います。

ゆえに初学者は、丸暗記で対応しなければいけないことも多く、101試験では苦労しやすい傾向があります。勉強時間は人によって大きく異なりますが、101試験は、50-100時間程度かかることが多いと思います。

具体的には、下記のような問題が出題されます(実際のLPIC本試験では、もっと難しい問題もたくさん出ます)。

■問題:PCIデバイスの情報を表示するコマンドを、以下から選びなさい
・lspci
・lsusb
・modprobe
・lsmod

■答え:lspci

LPIC level1 102試験とは

102試験は、シェルスクリプトやLinuxのネットワーク設定、セキュリティなどの基本知識が主に問われる試験です。具体的な試験範囲は、以下となります。

LPIC 102試験範囲LPIC 102試験詳細
105:シェル、スクリプト

105.1:シェル環境をカスタマイズして使用する
105.2:簡単なシェルスクリプトをカスタマイズする
106:ユーザーインターフェースとデスクトップ

106.1:X11のインストールと設定
106.2:グラフィカルデスクトップ
106.3:アクセシビリティ
107:管理タスク

107.1:ユーザーおよびグループアカウントと関連するシステムファイルを管理する
107.2:ジョブのスケジュール設定によるシステム管理タスクの自動化
107.3:ローカリゼーションと国際化
108:必須システムサービス

108.1:システム時刻を管理する
108.2:システムロギング
108.3:メール転送エージェント(MTA)の基本
108.4:プリンタの管理と印刷
109:ネットワークの基礎

109.1:インターネットプロトコルの基礎
109.2:基本的なネットワーク構成
109.3:基本的なネットワークのトラブルシューティング
109.4:クライアント側のDNSを設定する
110:セキュリティ110.1:セキュリティ管理タスクを実行する
110.2:ホストのセキュリティを設定する
110.3:暗号化によるデータの保護

102試験は、範囲が少々広くなりますが、101試験に比べて内容のイメージがつきやすく、何を学んでいるかがわかりやすい試験だと思います。

102試験も、覚える量は結構多いですが、101試験よりも易しいと感じる人が少々多い印象です。勉強時間は人によって大きく異なりますが、102試験も、50-100時間程度かかることが多いと思います。

具体的には、下記のような問題が出題されます(実際のLPIC本試験では、もっと難しい問題もたくさん出ます)。

■問題:環境変数を表示したい時に使用するコマンドとして、正しいものは次のうちどれか
・export
・declare
・printenv
・function

■答え:printenv

LPIC level2は、より実践的な資格

LPIC level2は、Linuxのより高度な管理、サーバー構築、トラブルシューティングなどの知識を問う中級資格であり、LPIC level2を取得することで、中小規模の混在環境の管理レベルのスキルが証明できます

LPIC level2は、LPIC level1に比べて難易度が上がりますが、エンジニアになった後にステップアップしたい人がよく取得する資格です。

特にインフラ構築に携わりたい人が、構築業務を獲得するためによく取得する資格です。エンジニアになって1年以内に取得する人も結構多いです。

また、LPIC level2も「201試験」と「202試験」に分かれており、両試験を合格して、LPIC level2の取得となります。また202試験は、難易度が急に上がることで有名です。

LPIC level2の試験概要

LPIC level2
実施団体LPI(Linux Professional Institute)
認定要件201試験、202試験の両方に合格すること
(有意なLPIC-1を保有していること)
試験時間各試験90分
問題数各試験60問
出題形式CBT方式
合格ライン約65%
受験料各試験:19,800円(税込)
有効期限なし(有意性期限は5年)

LPIC level2 の取得を、おすすめできる人

LPIC-2は、LPIC-1から難易度が上がり、サーバー運用からトラブルシューティング、ネットワーク設定などの、より実践的なスキルを学ぶことができます。

特に、インフラエンジニアとしてキャリアアップを考え、「インフラ構築にステップアップしたい人」がよく取得する資格と言えます。

■LPIC level2 の取得を、特におすすめできる人:
・インフラエンジニアとして、インフラ構築にステップアップしたい人
・クラウドエンジニアを目指したい人
・セキュリティエンジニアを目指したい人

また、LPIC-2を取得すると、Linuxの専門知識が身につくだけでなく、エンジニアとしての競争力を高めるためにも役立ちます。インフラエンジニア職であれば、LPIC-2までは取得することがおすすめです

LPIC level2 試験とは

LPIC-2の取得には、「201試験」と「202試験」の両方を合格する必要があります。具体的な試験範囲は以下です。

LPIC 201試験範囲LPIC 202試験範囲
200:容量計画207:ドメインネームサーバー
201:Linuxカーネル208:ウェブサービス
202:システムスタートアップ209:ファイル共有
203:ファイルシステムとデバイス210:ネットワーククライアント管理
204:ストレージデバイスのアドミニストレーション211:電子メールサービス
205:ネットワーク構成212:システムセキュリティ
206:システム構成

LPIC level3は、専門分野別のプロフェッショナル資格

LPIC-3は、LPIC-2を取得していることを前提としたプロフェッショナル向けの資格であり、試験範囲が専門分野ごとに分かれていることが特徴です。

LPIC-3の分野は、現在4つの分野に分かれています。具体的には「300試験(混在環境)」、「303試験(セキュリティ)」、「305試験(仮想化とコンテナ化)」、「306試験(高可用性システムとストレージ)」があります。

また、LPIC-3は、LPIC-1やLPIC-2と異なり、全ての試験を合格する必要はありません。4つの分野のうち、いずれか一つを合格すると、LPIC-3認定となります。

LPIC level3
実施団体LPI(Linux Professional Institute)
認定要件300試験、303試験、305試験、306試験のいずれか一つに合格すること
(有意なLPIC-2を保有していること)
試験時間各試験90分
問題数各試験60問
出題形式CBT方式
合格ライン約65%
受験料各試験:19,800円(税込)
有効期限なし(有意性期限は5年)

LPIC level3 試験とは

LPIC-3の取得には、「300試験」、「303試験」、「305試験」、「306試験」のいずれか一つを合格する必要があります。具体的な試験範囲は以下です。

LPIC 300試験範囲LPIC 303試験範囲
301:Sambaの基礎331:暗号化
302:Sambaとアクティブディレクトリドメイン332:ホストセキュリティ
303:Samba共有の設定333:アクセスコントロール
304:Sambaクライアントの設定334:ネットワークセキュリティ
305:Linuxのアイデンティティ管理とファイル共有335:脅威と脆弱性評価
LPIC 305試験範囲LPIC 306試験範囲
351:Full Virtualization361:High Availability Cluster Management
352:コンテナ仮想化362:HAクラスタストレージ
353:VMのデプロイとプロビジョニング363:HA分散ストレージ
364:単一ノードHA

LPICが廃止される、というのはただの噂?

LPICは、現在も世界中で実施されているLinux技術者認定資格であり、廃止の予定はありません

2018年までは、LPIC試験の日本国内での取り扱いを「LPI-Japan」が担当していましたが、試験問題の流出などを理由に、LPI-JapanはLPICの取り扱いを停止し、代わりに、日本独自の資格としてLinuC試験を提供することとなりました。

上記経緯の、LPI-Japanの「LPIC取り扱い停止」によって、一部で「LPICはなくなるのでは?」という噂が生まれました。

一方で、LPICはカナダのLPIによって引き続き提供されており、また日本では「LPI 日本支部」がLPICを提供していますので、LPICが廃止されるということはありません

ゆえに、Linuxの知識を証明する資格として、引き続きLPICの取得を検討するとよいでしょう。

LPICの難易度は、どのくらい?

LPICは、Level1、Level2、Level3と3つのレベルに分かれており、レベルごとに難易度が異なります。ここでは各レベルの難易度や、試験合格に必要な勉強時間の目安などについて説明します。

LPIC level1の難易度は、初級

LPIC-1の難易度は「初級」であり、未経験者やLinuxの初心者が取得する資格です。しっかりと学習すれば、独学でも合格できる難易度です。

LPIC-1の難易度は「ITSSレベル1(エントリーレベル)」と見なされており、同じITSSレベル1の資格には、「ITパスポート」、「LinuC-1」、「AWS認定クラウドプラクティショナー試験」などがあります。

ただし、初級とはいえど、初心者にとっては難しい試験であると言えます。試験範囲も相応広く、覚える量も多いです。また最初は全くわからない所だらけでスタートとなるため、最初の10-20時間程度は、学習のつらさを感じやすいでしょう。

特に未経験者の場合は、101試験部分でつらさを感じる人が多いです。一方で、101試験を合格できれば、学習のやり方などが肌感でわかるため、102試験はスムーズに進むことが多い傾向です。

LPIC level1の勉強時間の目安

LPIC-1の勉強時間は、基礎知識や経験、能力によって大きく差が出ます。IT知識ゼロでも、効率よく勉強できる人は、スムーズに合格ができますが、効率を考えないと多大な勉強時間が必要です。

LPIC-1勉強時間の目安は、150時間程度で考えるとよいと思いますが、IT知識ゼロでも、100時間程度の勉強時間で合格することもあります。逆に効率を考えないと、200時間をゆうに超えてしまう人もいます。

また、LPICの公式サイトでは、LPIC-1の勉強期間は1-3ヶ月程度と見なされています。

LPIC-1を、1日の学習時間で換算すると

全体の勉強時間として、150時間で合格を目指す場合は、1日2時間勉強するなら75日必要となり、約2.5カ月の期間が必要となる計算となります。

ただし、LPICを含め、資格試験の勉強は記憶力が合格のカギとなるため、短期間で効率よく学習を進める方が、スピーディに合格できる傾向が、とても強いです。ゆっくり進めると、150時間ではなかなか終わらないかも知れません。

LPIC-1は、最短何ヶ月で合格できる?

早い人は、IT知識ゼロからでも1ヶ月掛かりません。早い人は、本当に取得が早いです。特に「いつまでに合格する」と、合格までの日付を決めて、学習に取り組んでいる人は早いです。

ただし、早い人は毎日コツコツと、とても勉強しています。仕事が終わって夜24時まで勉強し、翌日朝6時から再度勉強などを繰り返していたり、早い人は早い人なりの努力をしています。

■関連記事:【LPICまるわかり解説!】LPIC level1とは?試験内容や勉強、受験方法などを説明

LPIC level2の難易度は、中級

LPIC-2は、基本的には実務経験がある人向けの試験であるため、Linux初心者には難易度が高めです。ただし、実務経験がない人も独学で取得することも相応あり、しっかり学習を行えば取得できる資格です。

LPIC-2の難易度は「ITSSレベル2」と見なされており、同じITSSレベル2の資格には、「CCNA」、「基本情報技術者試験」、「AWS認定ソリューションアーキテクト-アソシエイト」などがあります。

LPIC level3の難易度は、上級

LPIC-3は、Linuxの専門知識を求められる上級レベルの資格です。また、LPIC-1やLPIC-2よりも難易度が高く、実務経験が求められる試験です。

LPIC-1や、LPIC-2は実務経験がなくとも合格は可能ですが、LPIC-3の合格には実務経験がないと試験範囲の理解が難しくなる、Linuxのプロフェッショナルとしての資格と言えます。

LPIC-3の難易度は「ITSSレベル3」と見なされており、同じITSSレベル2の資格には、「CCNP」、「応用情報技術者試験」、「OracleMaster Gold」などがあります。

■関連記事:【徹底解説】LPICの難易度は?レベル別で、他のIT資格と比較解説

LPICを取ることに意味はある?意味ない?

LPICはインフラエンジニアにとって非常に有名な資格であり、また取得する人も多い人気資格でもありますが、人によっては「LPICは意味ない」と考える人もいます。

ここでは、「LPICを取得する意味の有無」について、詳しく説明しながら、「本当に取得する必要があるか?」を検討していきます。

LPICは意味ない、と言われる理由

LPICを取得しても「意味がない」と言われる、よくある理由(デメリット)をまとめると、以下のようになります。

■LPICが意味ないと言われる理由:
・資格よりも、実務経験が重要であるため
・取得後、すぐ年収アップする資格ではないため
・実践的スキルを身につける資格ではないため
・実務でLinux環境を使わない場合

・他の資格でも代用可能であるため

IT業界では、「資格より、実務経験が重要」とされる傾向が強いです。実際にLPICを取得しても、「Linux環境を、実務にて構築・運用した経験」には勝てません

特に中途採用では「即戦力性」が求められるため、資格を持っているだけでは「十分ではない」というのが現実です。

また、LPICを取得するだけでは、すぐに年収が大きく上がる訳ではなく、資格よりも「実務経験」が年収アップに大きく影響します。

あわせて、LPICの試験では、Linuxの基本知識やコマンド操作などを学ぶことができますが、実際に必要なトラブルシューティングや設計などのスキルは、実務と比較し獲得しにくく、LPICだけ持っていても実務に活かせなけば意味ない、と言えます。

LPICは意味ある、と言われる理由

一方で、LPICを取得することは「意味がある」とも言えます。以下より、LPICを取得するメリットを説明していきます。

■LPICを取得するメリット:
・LinuxOSの操作を中心としたインフラ管理知識が、体系的に身につく
・Linuxの知識レベルを、客観的に証明できる

・キャリアアップや年収アップの足掛かりとなる
・就職・転職活動で、評価対象となる
・AWS環境でも、LPICの知識は役立つ

IT業界では「資格よりも実務経験が重要」ではあるのは間違いありません。しかし、「インフラの基本知識など」がない場合は、そもそも仕事を任せてもらうことが難しく、「実務経験を積むことの難易度が高い」と言えます。

ゆえに、実務経験を積むためには、LinuxOSの操作スキルなど、インフラ管理の知識が重要です。また資格は、客観的に知識レベルを証明できるため、未経験者や微経験者のスキルアピールに大きく役立ちます

そのため、LPICの資格は「Linuxの知識を持っている」ことをPRできるため、転職活動などでも評価対象となり、実務未経験者でも転職活動を優位に進める武器にもなります。

■関連記事:LPIC(LinuC)は転職・就職でどれくらい有利?意味ない人と、取るべき人を解説

LPICを取るべき人は、どんな人?

LPICは、Linuxの知識を証明する資格であり、Linux知識を必要とするインフラエンジニアやクラウドエンジニアなどにとっては、非常に有用な資格です。

ここでは、LPICを取るべき人について説明していきます。

■LPICを取るべき人は、こんな人!
・未経験者やキャリアチェンジで、インフラエンジニアを目指す人
・運用監視や夜勤オペレーターから脱却、設計構築にキャリアアップをしたい人

・転職でステップアップ、年収アップを目指す人

IT未経験からインフラエンジニアを目指す場合は、「Linuxなどのインフラ知識がある」ことを証明する手段が欲しい所です。

特に未経験採用では、インフラの知識レベルを短い面接時間で判断することが難しいです。インフラの基礎的な知識があるか否かを、履歴書の「LPICなどの資格で判断」することも、かなり多いです。

また、現在運用監視や、監視オペレーターで働いている中で、構築エンジニアなど上流工程を目指す場合にも、サーバーやネットワークの知識が必要とされるため、LPICはキャリアアップの武器にもなります。

LPICは、少々の実務経験の差であれば、逆転できる力を持つ資格であり、インフラエンジニアとしてのキャリアを築くための、第一歩となる資格と言えます。

■関連記事:LPIC(LinuC)が意味ないと言われる5つの理由、メリットや、取るべき人を解説

LPICとLinuCは、どっちがいいの?

Linux技術者試験は複数ありますが、特に有名な資格はLPIC(Linux Professional Institute Certification)とLinuC(Linux Professional Certification)の2つでしょう。

この2つの資格は、試験範囲も非常に似通っており、難易度もほぼ同じ、取得後の評価もほぼ同じであるため、どちらを取るべきか迷う人も多い資格と言えます。

ここではLPICとLinuCの違いについて説明していきます。

LPICとLinuCの、基本情報の違い

LPICとLinuCは非常に似た資格ですが、基本情報として以下の部分が異なると言えます。

LPICLinuC
運営団体LPI(Linux Professional Institute:カナダ)LPI-Japan(日本独自の団体)
認定レベルLPIC level1 / LPIC level2 / LPIC level3LinuCレベル1 / LinuCレベル2 / LinuCレベル3 / LinuCシステムアーキテクト
資格の特徴世界共通の試験(約180か国に、9言語で提供)日本市場向けに特化
問題の内容世界基準で出題日本向けに出題

LPICとLinuCの、特徴の違い

LPICとLinuCは非常に似ている資格ではありますが、特徴の違いとして、以下があります。

■LPICとLinuCの、特徴の違い:
・認定レベルの違い
・知名度の違い
・試験の運営歴
・試験の対象範囲

特に大きな違いとしては、「認定レベル」と「知名度」の違いでしょう。

認定レベルについては、LPICは「LPIC level1 / LPIC level2 / LPIC level3」がありますが、LinuCは「LinuCレベル1 / LinuCレベル2 / LinuCレベル3 / LinuCシステムアーキテクト」の4つがあります。

LinuCは、認定レベルの最上位に「LinuCシステムアーキテクト」があることが、大きな違いの一つと言えます。

また、LPICとLinuCについては、知名度についても異なると言えます。両資格の知名度を測定するために、大手求人サイト6社で「LPIC」と「LinuC」の検索を行うと、2024年9月時点では、ヒット数が2倍近くの差がありました。

知名度で考えると、LPICの方が優位ではないかと考えます。

ただし、LPICとLinuCは、どちらを取得しても問題ない

LPICもLinuCも、どちらもLinux技術者認定の資格であり、難易度も評価もほぼ同じです。どちらも取得しても問題なく、どちらも有益な資格です。

具体例として、「LPIC level1取得であれば、LinuC レベル1相当」と見なされ、逆もまた同じで「LinuC レベル1取得であれば、LPIC level1相当」と見なされます。これはほぼ全ての会社に当てはまるでしょう。

LPICは「グローバル市場、外資系向けの資格」と言われ、LinuCは「日本で働きたい人向けの資格」と言われることもありますが、個人的にはほぼ関係ないと思います。あくまで好みの問題だと考えます。

ただし、それでもLPICとLinuCを悩む場合は、「LPIC とLinuC、どっちを取るべきかがわかる! 違いを徹底比較、解説」に詳しく解説していますので、あわせてお読みください。

LPICのおすすめ勉強方法は?

「LPIC level1」や「LPIC level2」は、インフラエンジニアやクラウドエンジニアを目指す人にとって、非常に有益な資格です。しかし、「LPIC-1」や「LPIC-2」は試験範囲が広いため、効率的な勉強法を知ることも大事です。

例として、LPIC-1は効率的に学習すると、150時間以内で取得する人が多いですが、効率性を考えないと、取得までの学習時間が簡単に300時間を超えてしまいます。

ここでは効率的にLPICの学習をすすめる、おすすめの勉強方法について説明していきます。以下の学習を行えば、知識ゼロからの独学でもLPIC-1を取得できるでしょう。

初心者向け:Linux環境を構築する

LPICの学習をする前に、実際にLinux環境を自分のPCに用意して、Linuxコマンドを試せる環境を作ることがおすすめです。特に、仮想環境(VirtualBoxなど)を使ってUbuntuをインストールすることは初心者におすすめです。

ただし、Linux環境を自分のPCに用意することで、いきなりつまづく人も多いです(だいたいは、自分のPCのBIOS/UEFIの設定などで、エラーが発生)。

Linux環境を用意しなくても、LPICの合格は問題なく目指せますが、コマンドを試せる環境があると、知識が定着しやすいと言えます。

Linux環境を自分で用意したい方は、「【未経験者のLPIC-1対策】Linuxの実機環境を作って学ぶ勉強方法」をあわせてお読みください。

LPIC-1資格対策のおすすめ本(参考書、問題集)

LPIC-1を合格するには、参考書と問題集を組み合わせて学習することがおすすめです。特に独学でLPIC-1を取得するなら、参考書と問題集を併用すべきでしょう。

参考書はなくとも合格できますが、参考書があると、重要ポイントが早期に判別しやすくなるため、合格までの難易度が下がります。特におすすめの参考書や問題集は、以下の3つです。

【おすすめ】参考書:Linux教科書 LPICレベル1 Version5.0対応(あずき本)

Amazon:Linux教科書 LPICレベル1 Version5.0対応

参考書として一番のおすすめは、Linux教科書 LPICレベル1 Version5.0対応(通称:あずき本)です。あずき本はLPIC-1の定番参考書であり、出題範囲を体系的にカバーしているため、初学者でも学習しやすい本の部類です。

知識ゼロからだと内容はやや難しいですが、知識ゼロからでも学習は可能な本であり、早く合格をしたい方は、参考書はあずき本1冊で十分です(問題集は別途購入する必要があります)。

価格単行本:4,180円(税込)
Kindle版:3,762円(税込)
ページ数592ページ
出版社翔泳社
発売日2019年4月8日

参考書:徹底攻略 1週間でLPICの基礎が学べる本 第3版

Amazon:1週間でLPICの基礎が学べる本 第3版 徹底攻略シリーズ

前述のあずき本が難しくて学習が進まない場合、また、超基本から学習を進めたい時に役立つのが、「徹底攻略 1週間でLPICの基礎が学べる本 」です。

この本の特徴は、とにかくやさしくLinuxの基本を学ぶことができ、また付属でCentOSの仮想環境もダウンロードできるので、手軽にLinuxの環境構築も行うことができます。

ただし、「徹底攻略 1週間でLPICの基礎が学べる本」は、LPIC-1の試験範囲をカバーしてはいないため、あくまで補助的な役割の参考書といえます。

価格単行本:2,640円(税込)
Kindle版:2,376円(税込)
ページ数320ページ
出版社インプレス
発売日2019年6月20日

【非常におすすめ】問題集:LPICレベル1 スピードマスター問題集(白本)

Amazon:LPICレベル1スピードマスター問題集: Version5.0対応 101試験、102試験対応

スピードマスター問題集(通称:白本)は、LPIC-1の試験範囲の重要ポイントが非常に絞られて出題されており、LPIC-1の本試験に非常に近い形式の問題集です。

このスピードマスター問題集は、本試験対策にもなりかつ、本試験でもほぼ同じ問題がよくでる傾向が強いため、時間がない人でも効率よく試験対策ができる問題集です。

白本の内容は、試験内容よりもやや難しいですが、試験対策として役立つこと間違いない本であり、強くおすすめできる問題集です。試験直前の総仕上げに利用すると、効果がより出ると思います。

価格単行本:2,750円(税込)
Kindle版:2,475円(税込)
ページ数552ページ
出版社翔泳社
発売日2019年9月11日

■関連記事:【独学で合格!】LPICのおすすめ参考書、問題集をレベル別で解説

LPIC-1資格対策のおすすめ勉強サイト

LPIC-1の試験対策を効率よく行うには、勉強サイトの利用がおすすめです。本だけではなく、勉強サイトを活用することが、学習効率化の鍵となります。

ここではおすすめの勉強サイトも紹介していきます。

【非常におすすめ】Ping-t

https://ping-t.com

一番おすすめできる勉強サイトは「Ping-t」です。Ping-tでは、Web上でLPIC-1対策の問題を解くことができかつ、解説が丁寧で、間違えた問題の復習がしやすい設計となっています。

また、スマホやPCで手軽に学習ができ、通勤時間などのスキマ時間を使って、勉強を進めていくことができます。

LPIC-1の学習は、Ping-tのみで取得も可能であるため、Ping-tは是非とも利用する価値があると思います。またLPICの101試験部分は無料、102試験分は有料で利用できます。

Ping-t  金額
LPIC101試験無料
LPIC102試験(1ヶ月利用)2,640円
LPIC102試験(2ヶ月利用)3,300円
LPIC102試験(3ヶ月利用)3,960円

LPIC-1の学習においては、勉強サイトはPing-tがあれば、かなり合格に近づきますが、その他の勉強サイトを活用することも、勉強を早く進める手がかりになります。

勉強サイトを詳しく知りたい方は「【勉強サイトだけで合格】LPIC level1のおすすめ勉強サイト有料・無料を解説」をあわせてお読みください。

LPIC-1は、挫折しなければ合格できる

LPIC-1は、LPICの認定レベルの中ではもっとも易しい試験ですが、決して簡単な試験ではありません

ゆえに勉強を始めたばかりの初学者にとっては、「独学では難しいのでは?」と不安に思う方もいるかも知れませんが、適切な学習方法を行い、挫折をしなければ合格できる試験です。

ここでは、LPIC-1の学習中に挫折しないポイントを説明します。

最初から「完全に理解しよう」と思わない

新しいことを学ぶ時に、最初から「すべてを理解しよう」と思いすぎると、つらくなり、挫折の原因となりやすいです。

特に勉強初期では、「なぜそうなるのか?」がわからなくて、次に進めない人もいますが、なぜそうなるのかを考えすぎず、「次に進むこと」が重要です。1週目はわからなくても、2週目や3週目でわかることもあります。

最初は「点」で覚えていくことで十分です。「細かいことは、後で理解すればよい」と考えて進んでいけば、後々に点と点が繋がって線となり、理解が深まります。

難しい問題は、捨てる勇気も持つ

LPIC試験は、全問正解する必要はありません。本試験では、約2/3を正答できれば合格です。ゆえに、本当に難しい問題は、無理に理解しようとせず、捨ててしまってもよいでしょう。

大事なことは、基本的な問題でミスをしないことです。よく出る問題、出やすい問題はありますので、頻出問題を見分けて、確実に点を取り、失点をしないようにしていくことが重要です。

また、LPIC-1を取得して転職を考えている方は、無料で利用できる研修・転職サービスもあります。LPIC-1の学習を含め、サポートを希望する方は「インフラエンジニア研修・転職サービス」にお気軽にご登録ください。

■関連記事:【独学でも合格!】LPIC level1の効率的な勉強方法、参考書、勉強時間などを説明

LPIC試験の試験日はいつ?申し込み方法は?

LPIC試験は、全国のテストセンターで随時実施されているため、LPIC試験はテストセンターの予約が取れれば、いつでも(平日・土日でも)受験することができます

ただし、テストセンターによっては、平日のみ実施の会場もあれば、土日も実施している会場もあるため、自分が希望する試験日と会場を選択するとよいでしょう。

また、LPICの申し込み方法は、初めての方には複雑であり、わかりにくいと言えます。ここではLPIC受験の申し込み方法について、説明していきます。

LPIC試験の申し込みに、必要な準備

LPIC試験に申し込むには、以下の準備が必要です。試験を予約するためには、アカウント作成などが必要であり、相応時間がかかりますので、試験1週間前には以下の準備を行うことがおすすめです。

■LPIC試験の申し込みに、必要な準備:
・LPI IDの取得:LPI公式サイトから取得
・ピアソン VUE(テストセンター)のアカウント取得:ピアソン VUE公式サイトから取得
・受験料の支払い:バウチャーチケット(受験チケット)、クレジットカード、銀行振込など

※注意点:LPICの初回試験申し込みでは、「LPI ID」と「Pearson VUE アカウント」の両方の取得が必要です。片方のみではLPIC試験の予約はできません。

LPIC試験の申し込みの流れ

LPIC試験の申し込みでは、まずは「LPI公式サイトから、LPIC IDを作成」、また「ピアソン VUE公式サイトから、ウェブアカウントを作成」する必要があります。

ステップ①:LPIの公式サイトから、LPI IDを作成

まずはLPI公式サイトのメニューの「LPI IDマイページ」をクリックして、LPI ID取得のために新規アカウントを作成します。アカウント作成のために個人情報登録を行ってください。

上記の画面から、LPI ID登録のために、個人情報を登録していきます。以下図の登録フォームから、名前や住所、電話番号、メールアドレスやパスワードなどを登録し、個人設定を行っていきます。

また、登録が終了すると、LPI IDが表示されます(例:LPI000xxxxxx)。表示されたLPI IDは、試験予約などに必要となるため、ご自身のLPI IDは大事に保管(メモ)をしてください

ステップ②:ピアソン VUE公式サイトから、ウェブアカウントを作成

LPIC試験は、ピアソンVUEのテストセンターで実施されます。ゆえに次は、テストセンターであるピアソンVUEの公式サイトから、ピアソンVUEのウェブアカウントを作成していきます。

以下の図のように、ピアソンVUEの「試験予約」から試験プログラムの選択で、「LPI」と入力し検索すると、スムーズです

注意点として、LPICを受験する場合は「LPI|Linux Professional Institute認定試験」を選択ください。「LinuC|Linux技術者認定資格 by LPI-Japan」は、LPIC試験ではなく「LinuC試験」であり、別試験です。

「LPI|Linux Professional Institute認定試験」を選択すると、以下の画面からアカウントを作成できます。

アカウント作成時には、ピアソンVUEのプライバシーポリシーに同意した後に、ピアソンVUEのウェブアカウントを作成していきます。

ウェブアカウント作成時に、LPIの公式サイトで作成した「LPI ID」の入力が求められますので、LPI IDを入力し、画面の指示通りに個人情報を登録してください。

ピアソンVUEのウェブアカウントが作成できたら、LPIC試験の申し込み・試験予約ができるようになります。

LPIC試験の申し込み

LPIC試験の申し込み・試験予約は、ピアソンVUEのサイトから行います。先ほど作成したピアソンVUEのウェブアカウントを使って、ピアソンVUEにログインし、LPIC試験を選択してください。

LPIC level1の場合は、「Linux Professionals – LPIC-1」を選んだ後に、下記を選択ください。

・101試験の受験:「101-500 LPIC-1 – Exam 101 (part 1 of 2), version 5.0」
・102試験の受験:「102-500 LPIC-1 – Exam 102 (part 2 of 2), version 5.0」

試験を選択した後は、希望する試験の受験言語(日本語受験は、日本語を選択)、テストセンター・日程の選択、支払いができるようになります。

また、申し込み方法について、更にしっかり画像を見ながら進めたい場合は、別記事の「【画像で解説】LPIC試験の受験・申し込み方法、割引購入の手順」を参考にしてください。

さいごに

LPICはインフラエンジニアを目指す人、インフラエンジニアとしてキャリアアップをしたい人は、強くおすすめできる資格です。

特にLPIC level1とlevel2までは、取得する人も多いかつ、必要な勉強時間に対してメリットが大きい、コストパフォーマンスに優れた資格だと思います。

LPICに興味がある方は、ぜひ一度取得に向けて、チャレンジを検討されてみてはいかがでしょうか。

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