こんにちは、インフラ系エンジニア専門の転職エージェントの中の人です。
「運用監視ばかりで、年収400万円の壁を越えられない、、」
そんな悩みを抱えていませんか?
実態として、ネットワークエンジニアの中でも 運用・監視が中心の層は、年収400万円前後で頭打ちになりがち です。
一方で、設計やクラウドなど上位領域に進むと 年収600〜700万円台、さらに マネジメント層では1,000万円超も現実的に狙える ようになります。
公的統計や求人データを総合すると、平均年収はおよそ500万円前後。つまり、同じ職種でも 「どのフェーズにいるか」で年収差は200万円以上に広がります。
この記事では、以下をわかりやすく解説していきます。
■この記事でわかること:
・最新統計に基づく年収データの実態
・年収を左右する5つの要因(仕事内容・商流・資格・経験・働き方)
・平均年収を200万円引き上げるキャリア戦略
「もっと年収を上げたい」、「将来どんなキャリアを歩めば収入が伸びるのか知りたい」という方は、ぜひ最後までご覧ください。
なお「ネットワークエンジニアの仕事内容やキャリアの全体像」を知りたい方は、先に以下の記事をご覧ください。年収だけでなく、仕事内容・スキル・資格・将来性をまとめています。
→ ネットワークエンジニアとは?仕事内容・必要スキル・年収・キャリアパスまとめ
ネットワークエンジニアの平均年収・中央値【結論と早見表】
最新の公的統計(厚生労働省)や民間求人データ(doda、Indeedなど)を総合すると、2025年時点でネットワークエンジニアの平均年収は約500万円前後、中央値はおおよそ460万円前後です。
また実際のボリュームゾーン(多くの人が属する層)は、400〜550万円に集中しています。
この「平均500万円」という数字だけを見て安心するのではなく、「自分が今どのフェーズにいるのか」によって収入の見え方が変わることを理解しておく必要もあります。
ネットワークエンジニアの「年収のリアル」中央値と実態
統計上の平均年収(約500万円)よりも、実態に近いとされるのが中央値です。中央値を理解することで、ネットワークエンジニアの「年収のリアル」がさらに正確に見えてきます。
以下では、平均値と中央値の違いを整理しながら、実際のレンジを確認してみましょう。
| 指標 | 定義 | 特徴 | ネットワークエンジニアの例 |
| 平均年収 | すべての年収を合計し、人数で割った値 | 高年収者に引っ張られやすく、やや高めに出る傾向 | 約500万円(上位層含む) |
| 中央値 | 年収の低い順・高い順のちょうど中間値 | 実際のボリュームゾーンを反映し、実態に近い | 約460万円(実態に近い) |
たとえば、運用監視が中心の層は年収400万円前後で頭打ちになりやすい一方、構築・設計フェーズに進むエンジニアでは600万円前後に到達するケースも少なくありません。
特に「資格(CCNPやネットワークスペシャリスト試験など)」や「マネジメント経験」を積むことで、中央値→平均値→上位層と年収レンジを一段ずつ引き上げることが可能です。
主要データまとめ(公的統計 × 求人市場データ)
以下は、最新の公的統計・求人情報をもとにしたネットワークエンジニアの年収データ比較です。
ITSS(ITスキル標準)のレベル別にみると、以下のようなレンジになっています。
| 出典 | 職種の分類 | 公開日 | 平均/中央値 | 備考 |
| 厚生労働省 job-tag | システムエンジニア(基盤システム) | 2024年 | 平均:約450〜700万円 | 公的統計。ネットワーク・サーバー系を含む。ITSSレベル3での年収レンジ。 |
| Indeed | ネットワークエンジニア | 2025年 | 平均:約503万円 | 求人データベースから算出。最新の一次情報。 |
| 求人ボックス | インフラエンジニア(インフラ全般) | 2025年 | 平均:約497万円 | 求人掲載ベース(提示額平均)。ネットワーク職を含む。 |
| doda | ネットワークエンジニア | 2024年 | 平均:約449万円/中央値:約460万円 | 転職市場実績データ。20代〜30代の若手層の比率が高い傾向。 |
各出典元ごとに母集団や集計条件は異なりますが、平均・中央値ともに 450〜550万円前後に収束 しています。
補足:
「中央値」そのものは明記されていませんが、統計的にこの範囲の中間に位置する500〜600万円前後が中央値に相当する水準と考えられます。そのため、この記事では中央値は推定値として解釈しています。
補足:データにばらつきがある理由
同じ「ネットワークエンジニアの年収」でも、調査元によって数値が異なるのは珍しくありません。データにばらつきが生まれる理由は以下です。
■平均年収のデータがばらつく理由:
・調査対象者の経験年数や職位の分布:
→dodaのように若手層中心の調査は平均値が低く、厚生労働省の全年代を含む公的調査はレンジが広くなる
・企業規模・地域による賃金格差:
→首都圏の大手SIerや外資系企業は給与が高く、地方や中小企業では低めに出るため
・「ネットワークエンジニア」という職域定義の違い:
→上流工程担当者のみを対象とする場合と、運用担当者まで幅広く含む場合がある
このように出典元によって母集団や集計条件が異なるため、450〜550万円前後を実状レンジとして幅を持って捉えるのが現実的です。
まとめコメント
平均年収では約500万円前後、実態に近い中央値では約460万円前後です。
また、多くのネットワークエンジニアは400〜550万円ゾーンに集中しており、構築・設計・マネジメントフェーズへ進むことで 600〜1,000万円超 へとステップアップが可能になります。
次からは、年収アップに直結する「年収を左右する5つの要因」を具体的に解説していきます。
年収を左右する5つの要因
ネットワークエンジニアの年収は、単に「勤続年数」や「資格の有無」だけで決まるわけではありません。
実際には、仕事内容・商流・スキル・経験・働き方といった複数の要素が複雑に絡み合っています。
ここでは、年収を大きく左右する5つの要因を整理して見ていきます。
① 仕事内容(運用・構築・設計・上流工程)の違い
ネットワークエンジニアの年収を最も大きく分けるのが、「どの工程を担当しているか」です。

図:ネットワークエンジニアの年収ピラミッド
ネットワークエンジニアの平均・中央値は全体で約500万円前後ですが、実際の年収は「どの工程を担当しているか」によって大きく変わります。
上流に行くほど要件定義・設計スキルが求められ、年収も段階的に上がっていきます。特に構築工程を超えると、「年収600万円〜1,000万円」も現実的に狙えるフェーズになっていきます。
以下の表は、工程別に見たおおよその年収レンジの早見表です。
| 工程 | 想定年収レンジ | 主な仕事内容 |
| 運用・監視 | 280〜450万円 | シフト勤務・一次対応・障害監視など |
| 構築 | 400〜550万円 | 機器設定・ネットワーク導入・構成テストなど |
| 設計 | 550〜750万円 | 要件定義・冗長化設計・性能最適化など |
| 上流・マネジメント | 650〜1,000万円超 | 顧客折衝・提案・プロジェクト管理など |
このように、同じ「ネットワークエンジニア」でも、運用監視と設計では年収に300万円以上の差が生まれることもあります。
「運用→構築→設計→上流」というステップを意識してキャリアを積むことが、着実な年収アップの第一歩です。
→関連記事:ネットワークエンジニアのキャリアパス徹底解説|資格・年収・将来性まで
商流・企業規模・地域による差
次に影響が大きいのが、「どんな企業・商流で働くか」です。特に注意したい点は「商流」です。



図:SIer・SES企業の商流と年収の構造図
一般的に、1次請け企業、大手SIerほど上流工程に関われるため年収が高く、逆に2次請け・3次請けや地方中小企業では低くなりやすいと言えます。
| 商流ポジション | 年収目安 | 特徴 |
| 1次請け(SIer) | 600〜1,000万円 | 顧客と直接契約。要件定義・設計・提案を主導できるポジション。待遇・福利厚生も安定。 |
| 2次請け(SES) | 450〜650万円 | 設計・構築・運用を中心に実務を担当。スキル次第で単価・昇給に差が出る。 |
| 3〜4次請け(SES) | 300〜450万円 | 運用・監視など保守的な作業が中心。商流が深いと報酬は低下しがち。 |
商流が浅いほど上流工程に関わりやすく、年収も高くなる傾向があります。
特に一次請けの企業では、要件定義〜設計フェーズを担うため、年収600万円〜900万円台が一般的です。
また、地域差も無視できません。首都圏では平均500万円台中盤、地方では400万円前後にとどまるケースもあり、「転居を伴う転職」が年収アップの近道となることもあります。
③ 資格による年収差(CCNA/CCNP/ネットワークスペシャリスト/AWSなど)
ネットワークエンジニアの年収を左右する要素の中で、もっとも分かりやすく成果が出やすいのが「資格取得」です。
もちろん、資格だけで年収が上がるわけではありません。
しかし、実務経験や転職と掛け合わせることで、「上位工程に参画できるチャンス」や「転職時の評価アップ」につながる強力なブーストになります。
| 資格の区分 | 主な資格の例 | 期待できる年収レンジ |
| 初級レベル | CCNA・LPIC-1・CompTIA Network+ | 〜450万円 |
| 中級レベル | CCNP・応用情報技術者・AWS SAA(ソリューションアーキテクト) | 500〜650万円 |
| 上級レベル | ネットワークスペシャリスト・情報処理安全確保支援士・CCIE | 700〜1,000万円超 |
資格の組み合わせは「年収ブースト」の鍵
ネットワークエンジニアとして年収を伸ばす方法は、大きく2つあります。
ひとつは、ネットワーク技術を深める王道ルートです。
例として「CCNP → ネットワークスペシャリスト(ネスペ)」と進むことで、設計・要件定義・セキュリティまでを主導できる人材へ成長し、大手SIerや通信キャリアで年収700〜900万円台を狙えるようになります。
もうひとつは、スキルを横に広げて、年収をブーストさせるルートです。
近年では、CCNPなどのネットワーク資格に加えて、AWSやLPICなどのクラウド・サーバー資格を組み合わせることで、より幅広い設計・構築案件に参画できるようになっています。
■クラウド・サーバー資格の組み合わせ例:
・CCNA+LPIC:オンプレ運用〜構築の基礎固めに最適。
・CCNP+LPIC+AWS SAA:クラウド統合設計も可能になり、年収600〜700万円台へステップアップ。
どちらの方向性を選ぶにしても、資格は「経験を広げるためのブースト機能」であることに変わりはありません。
資格を取って終わりにせず、「実務でどう活かすか」や「経験への繋げ方」を意識することが、年収アップの近道です。
→関連記事:ネットワークエンジニア資格ロードマップ|未経験から年収アップまで徹底解説
④ 経験年数・マネジメントスキルの影響
経験年数が長いほど、単価やポジションが上がるのは当然ですが、さらに年収を高めるためには「経験年数のみ」ではなく、「提案力」や「マネジメント力」があるかどうかが重要です。
| 経験年数 | 想定ポジション | 想定年収 |
| 1〜3年 | 運用・構築補助 | 350〜450万円 |
| 4〜6年 | 構築〜設計 | 450〜600万円 |
| 7〜10年 | 設計〜上流 | 600〜800万円 |
| 10年〜 | PM・チームリーダー | 700〜1,000万円超 |
年数が増えても「運用保守で止まっている」場合は年収が伸びづらいですが、設計・提案・管理のフェーズに関与できるかで、報酬は大きく変わります。
⑤ 働き方の違い(正社員・派遣社員・フリーランス)
ネットワークエンジニアの年収は、スキルや経験だけでなく、どの雇用形態で働くかによっても大きく変わります。
| 働き方 | 想定年収レンジ | 特徴・メリット | 留意点 |
| 正社員 | 400〜700万円 | 安定した収入と福利厚生。教育機会も多く、長期的キャリア形成に向く。 | 年収レンジは比較的固定化。成果に応じた昇給幅は小さい。 |
| 派遣社員(契約社員含む) | 350〜550万円 | 案件を通じて多様な現場を経験できる。未経験〜中堅層の実務習得にも利用できる。 | 契約更新・待遇に波があり、配属中以外は給与が途絶える。長期安定には不向き。 |
| フリーランス | 700〜1,000万円超 | 高単価案件が多く、スキルを活かして短期間で収入を上げやすい。 | 営業・契約・税務の自己管理が必要。実務実績と信用が重要。 |
補足:
フリーランスとして高単価を得るには、設計構築・セキュリティ・クラウドなどの専門スキルが重要です。
どの働き方を選ぶかで、安定性と年収レンジのバランスは大きく変わります。
「まずは正社員で基礎を固める」、「経験を積んでから高単価案件へ挑戦する」など、自分のライフプランとキャリア目標に合わせて選択することが重要です。
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年収アップを実現する3つの方法
ネットワークエンジニアとして年収を上げるには、単に経験年数を重ねるだけでなく、「どの方向に成長するか」を意識することが重要です。
ここでは、実際に年収を伸ばしているエンジニアに共通する3つのルートを紹介します。
資格取得で上流工程へ
ネットワークエンジニアとして年収を上げる第一歩は、「運用・監視」から「構築」フェーズへステップアップすることです。
そのために最も効果的なのが、資格取得によるスキルの証明です。特に、以下の2つは構築フェーズへの登竜門です。
■構築工程に役立つ資格:
・CCNA(Cisco Certified Network Associate):
→未経験〜初級者向けの基本資格。ルーティングやスイッチング、TCP/IPの理解を体系化でき、「実務未経験でも基礎を理解している」ことを証明できます。
・CCNP(Cisco Certified Network Professional):
→構築・設計フェーズを担当するための中級資格。取得すれば、企業のネットワーク環境を設計・導入するプロジェクトに参画が見込め、年収500〜650万円への到達も見えてきます。
さらに、構築スキルを高めた先には、ネットワークスペシャリストや情報処理安全確保支援士など、上流設計・要件定義までを担う高度資格へ進むルートもあります。
このように、「CCNA/CCNP → 構築」→「ネスペ/支援士 → 設計・要件定義」という段階的な資格戦略が、年収アップの最短ルートです。
転職で待遇改善
同じスキルセットでも、企業や案件の商流によって年収は100万円以上変わることがあります。
特に、下請け・SESから一次請けやベンダー直のポジションに移ることで、構築・設計フェーズの案件へステップアップしやすくなります。
実際に、運用〜構築経験を持つ20〜30代のエンジニアが、転職によって年収450万円 → 600万円前後に上げるケースも少なくありません。
一方で、40代以降は「即戦力」を前提にした採用が中心となるため、大幅なフェーズチェンジの難易度は高まります。
しかし、特定の領域での深いスキルや管理能力があれば、年収を維持・あるいは引き上げる転職も可能です。
→若手〜中堅層であれば、早期に動くことで選択肢が広がり、「年収を上げながらスキルを磨く転職」が実現しやすくなります。
マネジメント経験で年収800万円以上を狙う
エンジニアとして設計スキルを磨いた後、マネジメント領域に進むことで、年収レンジが大きく変わります。
プロジェクトリーダー(PL)やプロジェクトマネージャー(PM)として、チーム全体の進行・品質・コストを管理できる人材は、常に不足しています。
特に、要件定義〜提案フェーズをリードできる人材は、年収800万円〜1,000万円超も現実的に狙えるポジションです。
そのため、技術だけでなくチームを動かす力を磨くことで、「自分の市場価値を何倍にも高めるキャリア」 が実現します。
→関連記事:【まとめ】ネットワークエンジニアの将来性、需要が高まるスキル
次のステップへ
ここまで紹介した3つの方法をどう組み合わせるかが、今後のキャリアを大きく左右します。
「自分に合ったステップがわからない」、「どの方向に伸ばすべきか迷う」方は、以下からキャリア相談に進むのは効果的です。
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実際のキャリアアップ事例
ここまで見てきたように、ネットワークエンジニアの年収は 経験・資格・キャリア選択 によって大きく変わります。
ここでは、実際に年収アップを実現した3つのケースを紹介します。
事例①:25歳で構築転職+190万円アップ
■20代で年収+190万円:
・概要:LPIC-2とAWS CLFを取得し、小規模サーバー構築を担当していたが、業務が運用保守中心となり、スキルが停滞。年収は約300万円にとどまっていた。
・行動:ネットワーク分野に強みを持ちたいと考え、CCNPを取得。その後、より上流の案件に関われる環境を求めてSIerへ転職。
・結果:転職活動で「学習経験」を評価され、年収490万円にアップ。スキルと待遇の両立を実現。
→25歳という若手でも、「資格+構築経験+転職」の組み合わせで年収を大きく伸ばすことが可能です。学習を続けて、市場価値が一気に高まった好例です。
事例②:30代で設計転職+170万円アップ
■30代で年収+170万:
・概要:2次請けSESで設計・構築・運用担当。PLでチームをまとめていたが、年収は650万円で停滞。
・行動:ネットワークスペシャリストとプロジェクトマネージャ(IPA)を取得し、上流工程の実績を強化。
・結果:SIerで設計・構築~プリセールスまで担うポジションに転職し、年収は820万円へ到達。
→資格+上流スキル+転職の3軸でブレイクスルーを実現した例です。
中堅層では、技術力に加えて「提案・要件定義」をこなせるスキルが評価されやすく、マネジメント経験もアピールできれば、年収150万円程度のアップも現実的です。
また、SESからSIerへ移ることで、元請け案件・クラウド案件に触れるチャンスも広がります。
→関連記事:ネットワークエンジニアのキャリアパス徹底解説|資格・年収・将来性まで
事例③:40代で課長昇進+200万円アップ
■40代で年収+200万:
・概要:SIerでネットワーク設計構築を中心にキャリアを積み、年収は800万円程度で安定していたが、技術職としての上限が見え始めていた。
・行動:マネジメントスキルを学び、PMP(プロジェクトマネジメント資格)を取得。同時に部下の育成からコスト管理など、組織運営にも関与する。
・結果:課長職へ昇進し、年収は1000万円に到達。
→マネジメントに踏み込むことが、40代以降での収入アップの有効ルート。技術だけでなく「人と案件を動かす力」が高く評価されます。
一方で、「役職よりも技術を極めたい」、「現場で手を動かし続けたい」という志向も決して間違いではありません。
ただし、その場合は年収レンジが700万円前後で頭打ちになりやすいため、セキュリティやクラウドなどの高付加価値領域への専門特化がカギになります。
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ネットワークエンジニアの年収に関するよくある質問(Q&A)
ここでは、ネットワークエンジニアの年収に関して、転職希望者や若手エンジニアから特によく寄せられる質問にお答えします。
Q1:ネットワークエンジニアは未経験からでも高収入を狙えますか?
A:未経験からのスタート時は監視・運用など年収250〜380万円程度が中心です。
ただし、CCNA取得+構築経験を積めば20代でも年収400〜500万円に到達できます。早めに資格学習と転職活動を進めることで、30代で600万円台に届く可能性も十分あります。
→関連記事:ネットワークエンジニアになるには?資格・勉強法・転職ロードマップを解説
Q2:ネットワークエンジニアで年収1000万円は現実的に可能ですか?
A:可能ですが、誰にでも開けている道ではありません。
大手SIerや外資系企業で上流工程+マネジメントを担当する、あるいはクラウド・セキュリティ分野で専門性を極めることで実現するケースが多いです。
特に管理職クラスやプロジェクトマネージャ層が、そのレンジに到達します。
Q3:資格がなくても年収は上がりますか?
A:実務経験が豊富であれば、資格がなくても昇給は可能です。
ただし、転職市場では資格が「経験を証明する武器」にもなります。
特に未経験者や微経験者にとっては、資格が年収アップに大きく寄与するケースが多いです。
また、CCNP・LPIC・AWSなどは、設計やクラウド案件に参画するための強力な後押しになるため、年収アップを狙う場合は資格取得も有効です。
Q4:地方勤務だと年収は下がりますか?
A:都市部に比べて50〜100万円ほど低い傾向があります。
ただし地方ではインフラ全般を任されるケースが多く、幅広いスキルを習得できる環境も少なくありません。
また生活コストも低いため、実質的な可処分所得ベースでは差が小さいこともあります。
Q5:女性のネットワークエンジニアの年収は男性と差がありますか?
A:評価基準は技術力と実績のため、男女での賃金差はほとんどありません。
ただし、業界全体としては、女性の管理職比率が低い傾向にあり、キャリアパスによっては年収に差が生まれることもあります。
スキルアップやマネジメント経験を重ねれば、男女問わず高年収を目指せます。
Q6:ネットワークエンジニアの残業代はどれくらい?
A:プロジェクトやフェーズによって大きく異なります。
運用・監視フェーズでは月10~20時間前後、構築・設計フェーズでは納期直前などに30〜40時間を超える場合もあります。
残業代込みで年収が100万円以上変わることもあり、「年収=基本給+残業+賞与」構成で見ることが大切です。
また、案件や担当範囲によって残業時間は大きく変動するため、平均値はあくまで目安として捉えるのがよいでしょう。
{ “@context”: “https://schema.org”, “@type”: “FAQPage”, “mainEntity”: [ { “@type”: “Question”, “name”: “ネットワークエンジニアは未経験からでも高収入を狙えますか?”, “acceptedAnswer”: { “@type”: “Answer”, “text”: “未経験からのスタート時は、監視・運用など年収250万円〜380万円程度が中心です。ただし、CCNA取得+構築経験を積めば20代でも年収400万円〜500万円に到達できます。早期に資格と実務経験を積むことで、30代前半で600万円台に届く可能性も十分あります。” } }, { “@type”: “Question”, “name”: “ネットワークエンジニアで年収1000万円は現実的に可能ですか?”, “acceptedAnswer”: { “@type”: “Answer”, “text”: “可能ですが、誰にでも開けている道ではありません。大手SIerや外資系企業で上流工程(設計・要件定義)とマネジメントを担当する、あるいはクラウド・セキュリティ分野で専門性を極めることで実現するケースが多いです。特に管理職クラスやプロジェクトマネージャ層が、そのレンジに到達します。” } }, { “@type”: “Question”, “name”: “資格がなくても年収は上がりますか?”, “acceptedAnswer”: { “@type”: “Answer”, “text”: “実務経験が豊富であれば、資格がなくても昇給は可能です。ただし、転職市場では資格が「経験を証明する武器」にもなります。特に未経験者や微経験者にとっては、資格が年収アップに大きく寄与するケースが多いです。また、CCNP・LPIC・AWSなどは、設計やクラウド案件に参画するための強力な後押しになるため、年収アップを狙う場合は資格取得も有効です。” } }, { “@type”: “Question”, “name”: “地方勤務だと年収は下がりますか?”, “acceptedAnswer”: { “@type”: “Answer”, “text”: “都市部に比べて50万円〜100万円ほど低い傾向があります。ただし、地方ではインフラ全般を任されるケースが多く、幅広いスキルを習得できる環境も少なくありません。また生活コストも低いため、実質的な可処分所得ベースでは都市部との差が小さいこともあります。キャリア形成の優先順位に応じて判断することが重要です。” } }, { “@type”: “Question”, “name”: “女性のネットワークエンジニアの年収は男性と差がありますか?”, “acceptedAnswer”: { “@type”: “Answer”, “text”: “評価基準は技術力と実績のため、男女での賃金差はほとんどありません。ただし、業界全体としては、女性の管理職比率が低い傾向にあり、キャリアパスや昇進のスピードによっては年収に差が生まれることもあります。スキルアップやマネジメント経験を重ねれば、男女問わず高年収を目指せます。” } }, { “@type”: “Question”, “name”: “ネットワークエンジニアの残業代はどれくらい?”, “acceptedAnswer”: { “@type”: “Answer”, “text”: “プロジェクトやフェーズによって大きく異なります。運用・監視フェーズでは月10時間〜20時間前後、構築・設計フェーズでは納期直前などに30時間〜40時間を超える場合もあります。残業代込みで年収が100万円以上変わることもあり、「年収=基本給+残業+賞与」構成で見ることが大切です。また、案件や担当範囲によって残業時間は大きく変動するため、平均値はあくまで目安として捉えるのがよいでしょう。” } } ] }まとめ:年収はキャリア設計次第で大きく変わる
ネットワークエンジニアの年収は、「スキル」、「経験」、「キャリア設計」の3要素で大きく変わります。
平均年収はおよそ500万円前後ですが、構築・設計フェーズへ進み、資格やマネジメント経験を積むことで、年収600〜1,000万円超も十分に狙える職種です。
一方で、同じ年数を働いても、「運用中心で変化のない環境」と「上流・クラウド領域に挑戦する環境」では、5年後・10年後の年収差が200万円以上開くケースも珍しくありません。
だからこそ大切なのは、「自分がどのフェーズにいて、どこを目指すか」を明確にすることです。
ネットワークエンジニアとしてキャリアを積みたい方は、資格・経験・転職戦略を掛け合わせて、計画的にステップアップを目指しましょう。
最短で年収アップを目指すなら、専門家への相談が近道です
「ステップは分かった、でも自分のスキルで本当に構築に行けるの?」
「今の経験だと、市場価値はどれくらいなの?」
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関連記事:ネットワークエンジニアとしてキャリアアップを目指す方へ
1. 職種を深く知る
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→ サーバーエンジニアとは?仕事内容・資格・将来性を解説
→ クラウドエンジニアとは?仕事内容・資格・将来性を解説
→ AWSエンジニアとは?仕事内容・資格・将来性を解説
2. 学習・資格を深く知る
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→ AWS SAAの勉強法・参考書まとめ【実務に直結】
3. キャリアと年収を知る
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→ ネットワークエンジニアはやめとけ?向いている人、向いていない人
→ インフラエンジニアの年収相場と上げ方まとめ







