【解説】ネットワークエンジニアの年収はどのくらい?年収の上げ方は?

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こんにちは、インフラ系エンジニア専門の転職エージェントの中の人です。

現役ネットワークエンジニアから、ネットワークエンジニアを目指す人まで、ネットワークエンジニアの年収がどれくらい期待できそうか?は気になりますよね。

ネットワークエンジニアの年収は、結論、実力主義のため、年収が高い人は高いですが、安い人は安いです。

ハイスキルなエンジニアは年収800万オーバーも多いですが、一方でオペレーション業務メインのオペレーターの場合は年収400万以下の方も多い職種です。

ですが、ネットワークエンジニアとして勉強を続ける事ができる人や、キャリアアップを若いうちから継続できる人には、年収アップの大きなチャンスがある仕事といえるでしょう。

今回はネットワークエンジニアの年収や、大台と言われる年収1000万オーバーの方のキャリア例、ネットワークエンジニアとして年収を上げる方法などを説明します。

 

 

ハイスキルなネットワークエンジニアの年収は高い

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基本的には、エンジニアの年収は「スキル見合い」です。

ネットワークエンジニアでしたら、市場ニーズが高いスキルを持っていれば持っているほど年収は上がりますし、
持っているスキルが、市場ニーズに対してあまり経験者がいない状況であれば、需給バランスの結果、年収が上がります。

簡単にまとめると「お客さまから求められる(売れる)技術を持っていれば、年収は高い」と言えます。

この「お客さまから求められる(売れる)技術を持っていれば、年収は高い」という所は、営業マンに近いでしょう。

例えば、営業マンがお客様から「あなたから買いたい」と言われるスキルを持っていれば、売上が上がり、年収も上がることと同じように、ネットワークエンジニアも、お客さまやユーザーから「あなたに仕事をお願いしたい」と思われるスキルを持っていれば、年収は高くなります。

つまり、ネットワークエンジニアとして、お客さまや市場の需要に応えるスキル(活躍出来るスキル)を持っていれば年収は上がります。

しかし現状のネットワーク業界は、下記問題に直面しています。

■ネットワーク業界の問題:
・問題①:ネットワークエンジニアの需要に対して、スキルを持つネットワークエンジニアの数が足りない
・問題②:ネットワークエンジニアは経験が大事、だから育成には時間がかかる
・問題③:今後もハイスキルなネットワークエンジニアが足りないことが見通される

現在ネットワークエンジニア自体が不足している状況ですが、その中でもハイスキルなネットワークエンジニアが大きく足りない状況であり、スキルを持っているエンジニアは完全に売り手市場です。

ゆえに、スキルがあれば年収も上がる事実があり、ハイスキルなネットワークエンジニアはIT業界の中でも高い年収水準です。

ネットワークエンジニアとして貪欲にスキルアップを行えば、仮に未経験からネットワークエンジニアの転職でも年収800万円くらいまでなら、普通に目指せる業界です(ただし、800万を目指すには、それ相応の努力が必要ですし、800万円以上を目指すなら、更に尖った努力も必要です)。

ネットワークエンジニアの仕事内容と年収の関係

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ネットワークエンジニアの平均年収に関して、私はもともとDODAを運営するパーソルキャリアに勤めていたことがありますが、私の前職のDODAでは、下記のように平均年収を出しています。

ネットワークエンジニア 平均年収 449万円
ネットワークエンジニア 20代 378万円
ネットワークエンジニア 30代 493万円
ネットワークエンジニア 40代 596万円
引用元DODA 平均年収ランキング

ただし、転職エージェントとしていろいろなネットワークエンジニアの人の年収を伺う中で、上記のDODAが出すネットワークエンジニアの平均年収を見ると、私の体感値としても、「ネットワークエンジニアの平均年収は、上記平均年収くらい」と思います。

ですが、実際のネットワークエンジニアの年収は「平均年収があてにならない」くらい、上振れ下振れが大きいです(恐らく、上記平均年収は、ネットワーク監視オペレーターが含まれていると思われ、ネットワーク監視オペレーターは給与がかなり低いですので)。

ネットワークエンジニアの年収は上振れ、下振れが大きいという話をしましたが、上振れ下振れする理由を説明したく、ネットワークエンジニアの年収は主に下記4つに影響を受け、大きく上下します。

■ネットワークエンジニアの年収変動の理由:

・年収変動の理由①:どのフェーズ(要件定義・基本設計・詳細設計・構築・運用)を担当しているか
⇒上流工程の経験を積めば積むほど、年収は高くなります。

・年収変動の理由②:市場価値のあるスキルを持っているか?
⇒市場ニーズが高いスキルを持っていればいるほど、年収は高くなります

・年収変動の理由③:所属する会社の立ち位置((1次請け・2次請け・エンジニア派遣)
⇒所属する会社が上流(商流が浅い)でプロジェクトを請けていれば、年収は上がって行きます。

・年収変動の理由④:役職
⇒当たり前ですが、役職(職責)が上がるほど、年収は上がって行きます。

特に20代、30代前半といった若い方は、年収変動の理由①の「どのフェーズを担当するか?」と、年収変動の理由②の「市場価値のあるスキルを持っているか?」に焦点を当てた方がよく、特に年収変動の理由①の「どのフェーズを担当するか?」が一番大事と言えます。

年齢が若いうちに上流工程の経験を積めれば、市場価値があるスキルが身につくプロジェクトに入りやすく、年収も上がり、1次請けといった商流が上位の企業にも転職しやすいです。

また、役職などを考えずに、担当フェーズごとのモデル年収は、おおよそ下記ぐらいになるでしょう。

■ネットワークエンジニアの担当フェーズのモデル年収図②:
ネットワークエンジニアのモデル年収

ゆえに、年収を上げたい方は、若いうちに貪欲に上流工程を目指していく方がよいでしょう。

ネットワークエンジニアの年収1000万の人のキャリアとは

ネットワークエンジニアとして1000万を目指したいと考える人は一定いらっしゃいます(特に若い方が多いです)。

では、ネットワークエンジニアで年収1000万円をもらっている人は、どんなキャリアを積んでいるのでしょうか。

結論から言うと、ネットワークエンジニアで1000万オーバーの人のキャリアは、IT業界で有名な大企業の部長・課長クラスか、外資系企業の部長・課長クラスです(外資系の場合は、管理職でなくとも1000万を超える場合が相応あります)。

800万円くらいであれば、相応の努力で実現可能なラインではありますが、ネットワークエンジニアで1000万オーバーを目指す場合は、基本的には大企業か外資系企業での役職(管理職の肩書)が必要となってくるかも知れません

ただし、ネットワークエンジニアは実力主義の業界ですので、ネットワークエンジニアになれば学歴も基本関係は無くなります。

こちらは当社調べですが、1000万オーバーのネットワークエンジニアの約7割は大卒、1割は高専卒ですが、約2割が専門卒、高卒であり、競争を勝ち抜いていければ学歴関係なく1000万円の大台の人もいます(ただし、1000万オーバーの約半分くらいは、外資系企業出身者です)。

しかし、外資系企業は年収は高いですが、長くは勤めにくいかも知れませんので、腰を落ち着けて就業したい方は、外資系を目指さない方がよいかも知れません。

ネットワークエンジニアとしての年収の上げ方

下記からは、ネットワークエンジニアとしての年収の上げ方を説明します。

■ネットワークエンジニアとしての年収の上げ方:

・ネットワークエンジニアとしての年収の上げ方①:キャリアアップ
「ネットワークエンジニアとしてのスペシャリストになる」もしくは「インフラエンジニアになる」ことをおすすめします。

例えば、ネットワークエンジニアのスペシャリストとして、ネットワークセキュリティやSDNなど、市場ニーズが高い技術を身につけることや、インフラエンジニアとしてサーバ系(OS、ミドルウェアを含む)スキルを身につけ、幅広く仕事が出来るマルチなエンジニアになると、お客さまから求められやすくなるため、キャリアアップに繋がるでしょう。

特に、将来マネジメントのキャリアを目指す人や、キャリアの選択肢を残したい人には「インフラエンジニア」がおすすめです(インフラエンジニアはマルチなエンジニアであるため、求人数も多く、採用業種の幅も広いです)。

・ネットワークエンジニアとしての年収の上げ方②:マネジメントのキャリア
年収を上げたい場合、「マネジメントのキャリア」は、絶対的な強みを発揮します。

マネジメントになると技術力以上にコミュニケーション力などのヒューマンスキルが重要視されていきますが、プロジェクトマネージャとしてお客さまとの折衝や交渉から、コストやリスクの管理、納期の管理などに携わることで、責任が大きい分、年収も大きく上がります。

また、マネジメントのキャリアは、将来転職を考えた際にも、スキルと同等に評価されますので、年収を上げるのであれば、マネジメントはほぼ必須のキャリアとも言えるでしょう。

以上、年収を上げるのであれば、基本は「キャリアアップ」と「マネジメント」であり、若いうちから勉強しながら経験を積めば、年収800万円程度は普通に目指せるでしょう。

それ以降の年収アップは、「管理職、ラインマネージャーになる」、「外資系ベンダーに転職する」という所が現実的な所でしょう。

未経験や運用監視でも、ネットワークエンジニアとしてキャリアアップすれば年収は見込めます

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現在ネットワークエンジニア未経験の方でも、ネットワーク監視といったオペレーション業務のみの方でも、ネットワークエンジニアとしてキャリアアップをすれば、間違いなく年収は上がっていきます。

あたりまえですがIT業界は成長産業であり、成長産業の特徴として「キャリアアップの椅子がたくさんある」ことが挙げられるでしょう。

例えば、既に成熟してしまった成熟産業であれば、「キャリアアップに繋がる椅子が少なく、上に上がるまで時間がかかる(上が詰まっている)」ことはよくありますが、ITネットワークは特に「キャリアアップの椅子」が多い業界です。

また、IT業界の中は実務経験が最優遇(基本資格は優遇されない)ですが、ネットワークエンジニアは資格取得でも大きく優遇されやすく、未経験者や実機を触っていない監視エンジニアの方でも、資格さえ取れば、大きくキャリアアップが見込めます。

年収を上げたいと考える方は、キャリアアップの勉強を進めていただくことをおすすめし、まずはCCNAの資格を取得することが一番よいでしょう。

以上となりますが、もしネットワークエンジニアやインフラエンジニアとしてキャリアの相談をしたい方や、転職をお考えの方がいらっしゃいましたら、お気軽に「転職相談」
からご登録いただけますと幸いです。

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この記事を書いた人

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キャリアアドバイザー 角田 壮史

大卒後にファイザーに入社し1年半で退職。第二新卒で転職のDODA(現パーソルキャリア)に転職し、24歳からIT業界の転職エージェントです。DODAではMVP、VPを取り、現在インフラ・ネットワークエンジニアの転職に特化した株式会社ソリューションパートナーでキャリアアドバイザーをしています。転職エージェント歴は14年で、700社くらいのIT企業の経営層、人事、現場責任者クラスとお会いし、3000名を超えるITエンジニアの方とお会いしてきました。たくさんの転職を考える人と、採用を考える企業と会ってきたからこそ、伝えられることがあると考えています。
株式会社ソリューションパートナー 代表取締役
転職エージェントランキングで表彰いただきました

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