志望動機に「教育制度・研修制度」を挙げる事はよくないのでしょうか?

Pocket

目次

志望動機について「教育制度・研修制度」を挙げることに関するご質問

【ご質問内容】

20代のエンジニアです。
スキルアップを目指して転職活動をしていますが、志望動機に「教育制度・研修制度の充実」と伝えると、面接官に嫌な顔をされる事があります。
志望理由として「教育制度・研修制度の充実」は適切ではないのですか?

質問の回答者

consultant_sonoyama-109x150

キャリアアドバイザー 園山 雅之

キャリアアドバイザー歴13年。大学卒業後、旅行代理店JTBにて法人企画営業を担当。
その後、人材サービス会社のインテリジェンスにてキャリアコンサルティング事業部のITエンジニア、セールスグループチームリーダーとして従事し、アプリ・インフラエンジニア・セールス職を中心にキャリアカウンセリングを実施。

【転職エージェントの答え:志望動機に教育制度・研修制度の充実を伝えるのみでは、適切でない】

こちらの質問に回答をいたします。
結論からお伝えをいたしますと、『志望動機に教育や研修の充実をお伝えするだけでは適切ではない』ということになるかと思います。

決して、志望動機に教育や研修が充実をしていることをお伝えしてはいけない訳ではありませんが、3つ程度の志望動機の中の1つとしてお伝えするのであれば、問題はないというのが正しい捉え方かと思います。

ご質問者様も実際に面接で、教育や研修の充実をお話されて、面接官によっては嫌な顔をされたようですが、なぜ嫌な顔をされたのか?その理由を想像してみたことがありますでしょうか。

直接その面接官から話を聞いた訳ではないので、あくまで私の想像にはなってしまいますが、教育や研修が充実をしている=スキルアップができるわけではないと面接官が考えているからではないかと思います。

つまり、研修制度が充実していなくても自発的にスキルアップのために行動ができるエンジニアがいる中で、研修制度の充実を志望動機でお伝えをされたということは、『教育・研修制度が充実しているからスキルアップができる』という受け身の方ではないかと感じられたことが面接官の顔に現れたものと想像しております。

一般的に、『志望動機』の裏返しが『転職理由』になるものです。

「教育・研修制度が充実している」という内容の志望動機をお伝えするということは、現職企業では「教育・研修制度が充実をしていなかった」ということになり、そういった環境がスキルアップにつながらなかった原因であると、これまた受け身のスタンスであると面接官は捉えた可能性も否定はできません。

そのため、この内容をお伝えしてはいけない訳ではありませんが、3つ程度の志望動機をお伝えする中で、一番始めてお話をするのではなく、3番目の理由としてお伝えするのであれば、面接官への印象は変わったのではないかと思いますので、参考にしてみてください。

以上簡単ではございますが、回答をさせて頂きます。
ご質問者様の面接の参考になれば幸いでございます。

■あわせて読みたい

ご質問・ご相談を希望される方はこちらから

LINEで相談 >> LINEで送る
メールで相談 >> メールからのご相談

ネットワーク・インフララボは個人情報保護を遵守します。ご相談頂いた際に伺った個人情報を含め、適切に管理します。また、相談内容に関しては、ご相談者様の同意が無ければWEBに掲載は致しませんので、ご安心下さい。
※お電話での匿名相談を希望の場合は、お電話相談希望の旨などをLINEもしくはメールに記載下さい。
※ご相談に費用はかかりません(無料です)。

よくあるご質問一覧

Pocket

目次