インフラエンジニアが、インフラエンジニアをやめる理由

転職

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こんにちは、インフラ系エンジニア専門の転職エージェントの中の人です。

最近インフラエンジニアが、未経験でも誰でもなれるといった広告が多いためか、インフラエンジニアになって、入社前後のギャップで早期退職をする人が増えていると思います。

早期退職はあなたも望まないでしょうし、早期退職は誰の得にもならないでしょう。

今回は、インフラエンジニアに興味がある方に向けて、インフラエンジニアになる前に、
「インフラエンジニアが、どんな理由でインフラエンジニアをやめていくのか」
を説明することで、あなたの入社前後のギャップを少しでも少なくしたいと考え、短期でインフラエンジニアをやめた人の「やめた理由」を、当社調べでまとめました。

※今回は、入社から2年以内で退職をした人を「短期間退職者」として調べています。
※インフラエンジニアを長期でやってきた方は、あまりインフラエンジニアをやめないため、今回は「短期間でインフラエンジニアをやめた人」限定で説明します。

インフラエンジニアを目指すか、目指さないか、を決める時の参考としてもらえれば幸いです。
この記事を書いた人はこちら

短期間でインフラエンジニアをやめる理由 :IT業界以外に行きたい

結論としては、「IT業界以外に行きたい」、という理由が一番多く、インフラエンジニアを短期でやめる人の7-8割くらいは、IT業界以外を希望していました。

IT業界以外に行きたい理由は様々でしたが、ざっくり分類すると、下記になりました(理由が複数ある方もいますので、詳細の割合は記載していません)。

・IT業界以外を希望する理由①:他にやりたい仕事、興味がある仕事がある(公務員、人事、マーケティング、マスコミ、営業、アニメなど)
⇒やりたい仕事が違う場合は、早期退職も仕方ないかも知れません。

ただ、もともとから(エンジニアになる前から)他にやりたい仕事があったのであれば、未経験転職は年齢の若さは大事な要素ですので、エンジニアになる前に目指した方が良かったのかも知れません。

・IT業界以外を希望する理由②:コミュニケーション力をもっと活かせる仕事をしたい、お客様と会話をしたい
⇒エンジニアも、コミュニケーション力を活かせる仕事はありますが、ポジションによってはコミュニケーションを取る機会が少ない時もあります。

インフラエンジニアは上流工程に進めば、コミュニケーション能力がより必要となってくるため、少しもったいない理由である気がします。

・IT業界以外を希望する理由③:ついていけない、向いていない
⇒この理由は、研修で初めてITの勉強をして、ITが嫌になった人(ITに拒否反応が出た人)に多い理由といえるでしょう。

もちろん、最初から「私はエンジニアに向いている」と思う人は少ないですし、今活躍しているエンジニアでも何度も挫折をしてきた人は多いですが、エンジニアとして活躍するには勉強が必要ですので、勉強をしたくない人にとっては、エンジニアはつらい職業かも知れません。

・IT業界以外を希望する理由④:つまらない、面白くない
⇒こちらは、監視オペレーターや、テクニカルサポートといったような、比較的単調なオペレーション業務をされている人に多く見受けられる理由です(特に監視オペレーターは、ヒマでつまらない、という理由もあります)。

単調な作業の繰り返しが苦手な人にはつらい環境と言えますが、就職先をしっかり選べば回避できる典型例ともいえるでしょう。

・IT業界以外を希望する理由⑤:就業環境があわない(客先常駐が嫌だ、評価がされない、夜勤が嫌だ、給与条件などが悪い)
⇒こちらは、未経験大量採用求人に就職された方に、非常に多い理由です。

未経験の場合は、就業する会社をしっかり選ばないと、新人でも一人で派遣先に常駐させる会社も多く、一人派遣の場合は評価をしてくれる上司が近くにいないため、頑張っても評価されにくいですし、また、うまく周囲にとけこめる人でないと厳しい環境です。

また夜勤シフトの場合は体調を崩す人もいますし、給与条件が安くて生活が苦しいという人も多いです。

しかし、就職先をしっかり選べば、改善されやすい理由といえるかも知れません(就職先選びで失敗した典型例と言えるでしょう)。

あわせて、気にされることが多いと思われる「退職理由:長時間労働」は、今回の調査データとしては見当たりませんでした(私も思いますが、未経験で長時間労働は基本的にあまり多くありません。ただし、火が噴いたプロジェクトの上位工程のエンジニアは、長時間労働がピンポイントで発生することはあります)。

短期間でインフラエンジニアをやめる理由 :プログラマーになりたい

プログラマーになりたいという理由は、最近増えている理由といえるでしょう(割合としては、インフラエンジニアをやめる方の2割くらいです)。

このような方は、「プログラマーになりたくてIT業界に転職したが、配属先がインフラエンジニアだった」、もしくは、「プログラマーで内定がもらえず、とりあえずインフラエンジニアになった」という方がほとんどだと思います。

インフラエンジニアという職種を短期間で辞めていく人は、上記理由がほとんどです(地元に帰らなければいけない等、特殊な事情を除いています)。

ただし、インフラエンジニアを短期で辞めて、他の職種にチャレンジしようとする人は、圧倒的に、未経験歓迎・学歴不問の大量採用求人に就業した人が多いです(未経験大量採用求人は、かなり離職率が高いです)。

(補足)3年続けたら、インフラエンジニアをやめない人が多い

上記までは「インフラエンジニアを短期間でやめた人の理由」をお伝えしたため、「インフラエンジニアはみんな辞めてしまうのでは?」と考えてしまうかも知れませんが、そうではありません。

むしろ、インフラエンジニアに一度なったら、インフラエンジニアを継続する人が多いです(私の所感ですが、一度インフラエンジニアになれば、7-8割くらいの人は、インフラエンジニアを続けていると思います)。

また、やめる人は短期で辞めますが、インフラエンジニアを3年続けたら、ほとんどの人がインフラエンジニアを続けていますし(異業界の社内インフラSEも、インフラエンジニアとして算定しています)、最初の3年間をしっかり勉強した人には、他の業界や職種よりも大きなキャリアアップや年収アップが見込める可能性は高いと思います(勤務する会社によっては、報われないこともありますが)。

さいごに

今回は、「インフラエンジニアを早期でやめた人の理由」をまとめて説明しましたが、私が
個人的に思うこととして、さいごに下記2点をお伝えします。

・インフラエンジニアは簡単になれて、楽に稼げると思っている人は、やめておいた方がいいです(なった後で、苦しみます)
・転職先(就職先)選びは、本当に慎重にやるべきです(ブラックな会社は、本当にブラックです)

ただし、勉強をする覚悟があり、最初の数年間はプライベートでも勉強をし続けることができれば、インフラエンジニアという仕事は、手に職がつき、後々が楽になり、転職にも困らなくなり、結構稼げる仕事であると思います。

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