こんにちは、インフラ系エンジニア専門の転職エージェントの中の人です。
「LPICって難しいの?」
「101試験で落ちる人が多いって本当?」
Linux資格の代表である LPIC(エルピック)は、未経験から挑戦できる一方で、「油断すると落ちる資格」としてもよく語られます。
特にLPIC-1は、コマンド暗記量の多さ、設定ファイルの複雑さなどから、「思ったより難しい」という声も多いのが実情です。
しかし、正しい手順で学習すれば、LPICは未経験でも十分に合格可能です。
この記事では、インフラエンジニア専門のキャリアアドバイザーの視点から、LPICの難易度(レベル1〜3比較)、必要な勉強時間、101で挫折しやすい理由、LinuC・CCNA・AWSとの難易度比較、最短で受かる勉強法ロードマップをわかりやすく解説していきます。
記事を読み終える頃には、「自分にLPICは合格できるか?」、「どのレベルまで取るべきか?」が明確になります。まずは結論から見ていきましょう。
結論:LPICは「しっかり対策すれば合格できるが油断すると落ちる」
結論から言うと、LPICは未経験でも十分に合格可能な資格ですが、対策不十分だとすぐ落ちる試験です。
特に受験者の多くが、次の2つの試験でつまずきます。
■難しいと言われる試験:
・LPIC-1 101試験:初学者が最初にぶつかる「専門用語・暗記量の壁」
・LPIC-2 202試験:ネットワーク/メール/DNSなど「構築系の深い理解と暗記量」
この2つを越えられるかどうかが、LPIC攻略の鍵になります。
LPIC-1 101試験:初心者が最初にぶつかる「専門用語・暗記量の壁」
LPIC-1の中でも、最も挫折者が出やすいのが101試験です。理由はシンプルで、IT未経験者にとって理解しづらい「つまずきポイント」が多いからです。
101試験の最序盤では、Linuxに触れる前に「BIOS / UEFI」、「ブートローダー(GRUB)」などOSの裏側の仕組みを学ぶ必要があります。ここの理解が進まず、最初に心が折れるポイントになりがちです。
ここを乗り越えても、「コマンドやオプションの組み合わせが多すぎる」、「正規表現のルールが覚えられない」、「viコマンドが苦痛」などが続き、「テキストを読んでも、問題が解けない」→「モチベーションが下がる」ということが起こりやすいです。
101試験は、「初回チュートリアル」に近く、ここを突破できるかどうかで学習の勢いが大きく変わります。
LPIC-2 202試験:DNS/Web/メールなど「構築系の深い理解と暗記量」
LPIC-2の中でも、最も難しいと感じる受験者が多いのが202試験です。
202は、Linuxサーバー構築の主要コンポーネント「DNS(Bind)」、「Webサーバー(Apache / Nginx)」、「メールサーバー(Postfix / Dovecot)」、「ファイアウォール(iptables)」が丸ごと出題され、覚える量が多すぎる試験です。
また、これらを理解するにはネットワークの知識が必須です。さらに201試験まで合格に貢献したPing-tだけでは突破しづらいことが多く、202はLPIC試験の山場となる傾向です。
ゆえに202試験は、構築経験の有無で体感難易度が大きく変わるのが特徴です。
インフラエンジニアへのキャリアを目指す場合、LPICはLinuxというインフラの土台を学ぶ上で最高の資格であり、難易度に見合う価値があります。
101・202という「山場」を理解したところで、そもそも LPICとはどんな資格なのか?どういう体系なのか? を整理しておきましょう。
Linux技術者認定 LPICとは?【前提整理】
LPIC(Linux Professional Institute Certification)は、世界標準のLinux技術者認定資格で、Linux運用・管理に必要な知識を体系的に証明できるベンダーニュートラル資格です。
レベル構造は以下の3段階です。
■LPICのレベル構成:
・LPIC-1:Linuxの基礎操作・基本管理(エントリー)
・LPIC-2:ネットワーク・サーバー構築の実務レベル(中級)
・LPIC-3:企業システム/セキュリティ/仮想化など専門領域(上級)
LPICは「実務で触れるLinuxの仕組み」と試験範囲が近く、特に外資・グローバル案件との相性が良い国際資格という点も特徴です。
難易度を深掘りする前提として、「LPICはこの3段階の仕組みで構成されている」ことだけ押さえておけば十分です。
→関連記事:LPICとは?LinuCとの違い・LPIC-1/2/3の難易度・活かせるキャリアを解説
LPICの概要とレベル構造を押さえたところで、次に 「なぜLPICは難しいと言われるのか?」 を具体的に見ていきましょう。
LPICが難しすぎると言われる3つの理由
LPICは体系的にLinuxを学べる良い資格ですが、一方で「思ったより難しい」という声も多く聞かれます。
その理由は、受験者に共通する以下の3つの壁にあります。
① 広範かつ詳細な出題範囲(「だいたい知っている」が通用しにくい)
LPICの特徴は、出題範囲が広く、かつ詳細まで理解が必要な点です。
例として、ブートプロセス(BIOS/UEFI)、ユーザー管理、プロセス管理、ネットワーク、シェルスクリプトなどまで、「正確に理解しているかどうか」を問う問題が多いため、「だいたい知っている」では特典にしくい特徴があります。
② コマンド暗記量が多く、初学者が最初に挫折しやすい(特に101)
LPICの序盤(101試験)は、暗記すべきコマンドやオプションが非常に多いため、初学者が最初に挫折しやすい領域です。
例として、grep、tar、ps、rpm、dpkgといった基本コマンドに加えて、細かなオプションの違いまで覚える必要があることで、「覚える量が多すぎて混乱する」という声が多いです。
③ 設定ファイルの場所・役割が理解しづらい(FHS理解が必須)
LPICでは、設定ファイルのパスと役割を正しく理解しているかどうかが頻出ポイントです。
Linuxは FHS(ファイルシステム階層標準) に基づいているため、これを理解していないと、「どこに何があるのか」などが整理できず、学習効率が大きく落ちます。
また、設定ファイルは数が多く、似ているパスも多いため、初心者が混乱しやすい最大の理由の1つです。
LPICの難易度【レベル別】勉強時間と合格ラインの目安
LPICはレベル1・2・3の3段階で構成されており、レベルが上がるにつれて、「運用できる → 構築できる → 設計できる」というように求められる能力が大きく変わります。
ここでは、各レベルの難易度・勉強時間・つまずきやすいポイントを簡潔に整理していきます。
レベル別の難易度・スキル・勉強時間(まとめ)
| 認定レベル | 難易度(ITSS) | 想定されるスキル | 勉強時間の目安 |
| LPIC-1 | ITSSレベル1(エントリー) | Linuxの基本操作・システム管理 | 130〜180時間(2〜4ヶ月) |
| LPIC-2 | ITSSレベル2(ミドル) | 中規模環境での構築・運用 | 150〜250時間(3〜6ヶ月) |
| LPIC-3 | ITSSレベル3(アドバンス) | エンタープライズ領域での専門スキル | 3ヶ月〜1年(実務経験に依存) |
LPIC-1の難易度(ITSSレベル1): 未経験でも合格できるが油断禁物
LPIC-1はLinuxの基礎を問う入門資格で、「101試験」と「102試験」の2科目に合格することで認定されます。未経験者の学習時間は 130〜180時間(2〜4ヶ月) が目安です。
難易度のポイントは、101試験で一気に学習負荷がかかる点です。
102試験は101ほどの負荷はなく、学習が進むと理解しやすい内容にシフトするため、「101より102のほうが易しい」と感じる受験者が多いのも特徴です。
※同レベル帯の資格例:LinuC Level 1、AWS CLF(詳細比較は後述)
LPIC-2の難易度(ITSSレベル2):実務レベルのスキルが基本必要
LPIC-2は、中規模ネットワークでのLinuxサーバー構築・運用を問う中級資格です。LPIC-1取得後に挑戦でき、勉強時間は 150〜250時間(3〜6ヶ月) が目安です。
「LPICの本番」と言われるのがこのレベルで、特に 202試験はネットワーク知識がないと難易度が大きく上がる、最大の山場です。
201試験は比較的スムーズに進める人が多いですが、202試験は 業務経験の有無で難易度が大きく変動します。
※同レベル帯の資格例:CCNA、AWS SAA、基本情報技術者試験(詳細比較は後述)
LPIC-3の難易度(ITSSレベル3):専門分野のプロフェッショナル領域
LPIC-3はLPICシリーズの最上位資格で、選択する専門分野により難易度と学習期間が大きく変わります。
■LPIC-3の分野:
・300(混在環境)
・303(セキュリティ)
・305(仮想化・コンテナ)
・306(高可用性・ストレージ)
いずれも専門性が高く、勉強時間は 3ヶ月〜1年 と個人差が最大です。
実務経験がある場合は理解が進みやすい一方で、LPIC-3から資格学習用の専門書が激減するため、参考書頼りの学習がやりにくく「LPIC-2よりも難しい」と感じるケースも珍しくありません。
※同レベル帯の資格例:CCNP、応用情報技術者試験
LPICと他資格の難易度比較(LinuC・CCNA・AWS・基本情報)
ここでは、他の主要IT資格と比べて LPICがどれくらいの難易度なのか を、ITSSレベルを基準に整理していきます。
LPICと他資格との難易度比較(ITSSレベル)
| 資格名 | ITSSレベル | 特徴・難易度の補足 |
| LPIC-1 | レベル1 | Linuxの基本操作を習得。初心者OKだがコマンド暗記量は多い。 |
| LinuC-1 | レベル1 | LPIC-1とほぼ同等。日本市場向けで取り組みやすい。 |
| AWS CLF | レベル1 | クラウド概念中心で技術深度は浅い。LPIC-1より負荷が少ない。 |
| ITパスポート | レベル1 | 最も易しい国家試験。広く浅いIT基礎。 |
| LPIC-2 | レベル2 | 中規模Linux構築・運用。202試験が最大の壁。 |
| CCNA | レベル2 | ネットワーク基礎必須。最初の壁はサブネット計算や体系理解。 |
| AWS SAA | レベル2 | クラウド構成・設計思想が必要。LPICより難しいと感じる人も多い。 |
| 基本情報(FE) | レベル2 | 広く浅い知識が求められるのが特徴。専門の深さではLPIC。 |
LPIC vs LinuC:キャリア方向性で選ぶ(難易度はほぼ同等)
LPIC-1とLinuC Level 1は、Linuxの基本操作・管理という点では難易度は同等(ITSSレベル1)です。
LPIC-1にも仮想化やクラウドの基本的な概念は含まれますが、LPICとLinuCの違いは、モダン技術の「出題ボリューム」と「重点の置き方」です。
LinuC-1は、国内市場のニーズに合わせ、LPICよりも仮想化・コンテナといったモダンなインフラ技術により大きな比重を置いています。
■主な違い:
・LPIC(国際標準):
→ベンダーニュートラルな国際標準のLinuxの深さに特化。世界で通用するLinuxの純粋なスキルを重視。
・LinuC(国内・モダン):
→ 国内ニーズに最適化。仮想化(virsh)、Docker、iptablesなどをレベル1から学ぶ。実務寄りの「守備範囲の広さ」が特徴。
難易度はほぼ同等ではあるものの、試験範囲の広さはLinuCの方が上という印象を持つ受験者も多いです。個人的な所感としては、101試験はLinuCの方が難しい(102試験は同等)。
LPIC-2 vs CCNA:ジャンルは違うが「同レベル帯」の実務系資格
CCNAはLPIC-2と同等レベルの難易度帯(ITSSレベル2)です。
LPIC-2は、DNS/Web/メールなど構築領域の暗記と深い理解が必要。一方でCCNAは、ネットワークの体系理解とともに、必要な暗記量も多く、計算問題(サブネット)もある。
CCNAは分割受験できず一発試験であるため、CCNAの方が難しく感じる人も多いです。
LPIC-2 vs AWS SAA:理解型の難しさ(クラウド設計の壁)
AWS SAAはLPIC-2と同等レベルの難易度帯(ITSSレベル2)です。
LPICは「操作・設定ファイル」中心の知識が必要(暗記型)であることに対し、AWS SAAは「設計思想・構成理解」が中心で、暗記よりも理解力が重要。
クラウド未経験者にとっては、AWS SAAの方が難しいと感じるケースも少なくありません。
LPIC vs 基本情報(FE):専門性の「深さ」が異なる
基本情報はLPIC-2と同じITSSレベル帯だが「広く浅い」国家試験です。
基本情報は、経営、セキュリティ、アルゴリズム、プログラミングまで幅広い。一方LPICは、Linuxに専門特化しており「深さ」が圧倒的に強い。
難易度帯は同じだが、Linux分野の専門性の高さではLPICの方が圧倒的に高いと言えます。
■難易度まとめ(ITSS基準):
・LPIC-1 → LinuC-1と同レベルの初級資格
・LPIC-2 → CCNA・SAAと同レベル帯の中級資格
・LPIC-3 → CCNP・応用情報と並ぶ専門系の上位資格
LPIC合格へ導く3ステップ学習ロードマップ
LPIC-1の学習は、最初からLinux操作ができる仮想環境をガッツリ作らなくてもOKです。
まずは 「インプット(理解) → アウトプット(問題演習)」の2段階で基礎を固めることが合格への最短ルート です。
ここでは、余裕があればおすすめしたい学習方法を加え、3ステップ学習ロードマップを説明していきます。
■ LPIC-1の勉強3ステップ:
① 【インプット】Linuxの基礎を理解する(あずき本)
② 【アウトプット】Ping-t・問題集(白本)で問題演習
③ 【余裕があればハンズオン】 VirtualBoxでLinuxコマンドを操作
まずは参考書を使ってLinuxの概要をつかみ、早い段階で問題演習に移るのがコツです。
インプット時には、最初から完璧に理解する必要はありません。問題を解く中で、「解説をじっくり読む」こと、「理解不足のテーマを調べる」ことで、理解が自然に深まっていきます。
また仮想環境(VirtualBox)でコマンドを実際に打ってみると、より記憶が定着しかつ現場スキルにもつながります。合格後には「手を動かしてハンズオン」も挑戦してみましょう。
→関連記事:LPIC-1勉強法まとめ|未経験から合格する最短ロードマップ
よくある質問(FAQ)
ここでは、LPICの難易度に関するよくある質問を、簡潔にまとめました。
Q1. 未経験でもLPIC-1に合格できますか?
はい、十分可能です。
LPIC-1はITSSレベル1に相当する入門資格で、未経験者も独学で合格できるレベルです。
ただし、101試験は暗記量と概念理解が多く、最初の壁になりやすい点に注意しましょう。未経験者の場合、130〜180時間ほどの学習時間を確保できれば十分に合格圏内に入れます。
Q2. LPICは実務で役に立ちますか?
はい、役に立ちます。
特に「Linux操作スキルが高まる」、「設定ファイルの意味が理解できる」、「サーバーのエラー原因が推測しやすくなる」などで効果があります。
LPICでの体系学習 → 現場で再現の流れは強力です。
Q3. LPICの勉強は何から始めればいいですか?
まずは 参考書で全体像をインプットすること から始めてください。
参考書(インプット)→問題集(アウトプット)が、最短で合格を目指せる王道の学習法です。余裕があれば、コマンドを叩きながら覚えるとさらに定着します。
Q4. LPICとLinuC、どっちが評価されますか?
どちらも高く評価されます。
企業視点では、「どちらかを持っている」ことや「学習をして合格まで至った成果」自体が評価ポイントになるため、大きな差はありません。安心してどちらかに取り組みましょう。
Q5. LPICに有効期限はありますか?
有効期限はありませんが、5年間の有意性期限があります。同レベル以上のLPICに合格すると、有意性期限が自動更新されます。
{ “@context”: “https://schema.org”, “@type”: “FAQPage”, “mainEntity”: [ { “@type”: “Question”, “name”: “未経験でもLPIC-1に合格できますか?”, “acceptedAnswer”: { “@type”: “Answer”, “text”: “はい、十分可能です。LPIC-1はITSSレベル1に相当する入門資格で、未経験者も独学で合格できます。ただし101試験は暗記量と概念理解が多く、最初の壁になりやすいため注意が必要です。未経験者の場合は130〜180時間ほどの学習時間を確保できれば合格圏内に入ります。” } }, { “@type”: “Question”, “name”: “LPICは実務で役に立ちますか?”, “acceptedAnswer”: { “@type”: “Answer”, “text”: “はい、LPICは実務でも役立ちます。Linux操作スキルの向上、設定ファイルの理解、トラブル時の原因推測などに直結します。LPICで体系的に学んだ内容を現場で再現することで、業務を安定してこなせるようになります。” } }, { “@type”: “Question”, “name”: “LPICの勉強は何から始めればいいですか?”, “acceptedAnswer”: { “@type”: “Answer”, “text”: “まずは参考書で全体像をインプットするところから始めるのがおすすめです。インプットで基礎を掴んだら、問題集やPing-tでアウトプット練習を行いましょう。余裕があればVirtualBoxなどでコマンドを実際に操作するとさらに定着します。” } }, { “@type”: “Question”, “name”: “LPICとLinuC、どっちが評価されますか?”, “acceptedAnswer”: { “@type”: “Answer”, “text”: “どちらも高く評価されます。企業視点では、どちらかの資格を持っていること、または学習を継続して合格した姿勢そのものが評価につながります。大きな差はないため、安心してどちらかに取り組んで問題ありません。” } }, { “@type”: “Question”, “name”: “LPICに有効期限はありますか?”, “acceptedAnswer”: { “@type”: “Answer”, “text”: “LPICに有効期限はありませんが、5年間の有意性期限があります。同レベル以上のLPICに合格することで、有意性期限は自動的に更新されます。” } } ] }ここまでで、LPICの難易度・勉強量・レベルごとのつまずきポイントが明確になったと思います。
関連記事:LPIC攻略・比較・キャリアの理解が深まるガイド
以下では、学習の最短ルート・資格比較・キャリアの広がりを知るうえで役立つ関連記事をまとめています。
■学習を加速したい方へ
→関連記事:LPIC-1勉強法まとめ|未経験から合格する最短ロードマップ
→関連記事:LPICとLinuCの違いを徹底比較|どっちを取るべきか解説
■他資格との比較・位置づけを知りたい方へ
→関連記事:インフラエンジニアのおすすめ資格一覧と取得順番・難易度を徹底解説
→関連記事:CCNAとLPICを徹底比較、どっちを取るべき?難易度と順番を解説
■キャリア・年収の視点も押さえておきたい方へ
→関連記事:インフラエンジニアの年収相場と上げ方|工程別・年代別に1000万円を狙う戦略
→関連記事:インフラエンジニアのキャリアパス・ロードマップ|運用から設計・クラウドへ
まとめ:LPICは「正しく対策すれば十分に合格可能」
LPICは「しっかり対策すれば合格できるが、油断すると落ちる」資格です。
特に101試験(LPIC-1)と202試験(LPIC-2)は多くの受験者がつまずくポイントですが、適切な学習ステップ(インプット → アウトプット→ 実機 )を踏めば、未経験からでも十分に合格できます。
■LPICの難易度目安まとめ:
・LPIC-1:未経験からでも合格可能(130〜180時間)
・LPIC-2:構築・ネットワーク理解がカギ(150〜250時間)
・LPIC-3:専門領域を極めるプロフェッショナル資格
また、LPICは現場で役立つ「実務直結の知識」が多く、「運用 → 構築 → 設計 → クラウド」 へとステップアップしていくうえでも強力な武器になります。






