運用監視オペレーターは、早めに辞めて転職すべき。将来性は低い。

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こんにちは、インフラ系エンジニア専門の転職エージェントの中の人です。

今回は、運用監視オペレーター(監視オペレーター)についてお話をしていきます。

ネットワークエンジニアやインフラエンジニアを目指して転職したものの、最初の仕事が「運用監視オペレーター」というのは、非常に多いです。

実際に、転職面接で、面接官から「運用監視からやってもらいます」や、「運用保守からスタートを予定しています」と言われたら、8~9割は「運用監視オペレータ」からのスタートでしょう(仕事はラクですが、退職率も極めて高く、運用監視オペレータの仕事を「底辺」と呼ぶ人も多いですよね)。

最初は監視オペレーターからスタートでも、いずれは構築業務に!と考えている方は多いですが、
とても悲しいことに、監視オペレーターから抜け出せずに、何年も監視オペレータを続けている方は非常に多いです。

でも、監視オペレーターをやめて、ステップアップできたら、イキイキと働く人も多いです。

もしあなたが、今監視オペレーターで悩んでいれば、この記事を一度読んでみてください。
この記事を書いた人はこちら

運用監視オペレーターは本当に底辺?辞めた方がいいの?

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運用監視オペレータは、誰かがやらないといけない仕事ですので、私は運用監視オペレーターの仕事を底辺とは思っていませんが、「運用監視オペレーターは、エンジニアではない」とは思っています(エンジニアではなく、オペレーターです)。

運用監視オペレーターは、ネットワークエンジニア、インフラエンジニアになるための最初のステップとはよく言いますが、私は「エンジニアになりたいのあれば、運用監視オペレーターは2年以上やる仕事ではない(可能であれば1年未満で卒業がベスト)」と考えています(監視経験はあるに越したことはありませんが、監視オペレーターを長くやる必要はないと思います)。

実際、私が転職エージェントとしてお会いした、「転職を考える運用監視オペレーター」の方のほとんどは、「監視オペレーターを辞めたい理由」を下記のように語ります。

監視オペレータが、監視オペレーターを辞めたい理由

・とにかく仕事が面白くない
・年収も上がらない
・将来が不安(監視オペレーターの仕事に将来性を感じない)
・エンジニアになったつもりだったが、スキルが全く身に付かない
・シフト勤務を辞めたい(夜勤で体調が悪くなってきた)
・いずれは構築運用をさせてもらえると聞いていたのに、監視から抜け出せずに数年経っている。

監視オペレーターは、長く続ける仕事ではないと思います。

運用監視オペレーターの将来ってどうなの?

私は、監視オペレーターに将来性はほとんどない、と思っています。

なぜ監視オペレーターに将来性がほとんどないと思っているか?というと、大きな理由は4つあり、下記にて説明します。

運用監視オペレーターに将来性がない理由①:キャリアにならない(スキルが身につかない)

普通は数年仕事で経験を積むと、スキルが身につき、キャリアとみなされます。
しかし監視オペレーターは「あくまでオペレーター」とみなされ、エンジニアとして経験を積んできたとはみなされません。
ネットワーク運用、サーバ運用の経験者とは異なる扱いになります。
※「運用の仕事」と、「運用監視オペレーターの仕事」は別物あり、必要されるスキルも異なります。

運用監視オペレーターに将来性がない理由②:年収も安く、なかなか上がりません

そもそも監視業務は単価が安いので、長く監視を経験したからと言っても、年収もなかなか上がりません。
監視オペレータの方の年収は300万円以下も多く、30代、40代になっても年収が400万円に届かない人は結構います。

※ごく一部、年収が高い監視オペレーターポジションもありますが、それ以降の年収があがりません。

運用監視オペレーターに将来性がない理由③:体調を壊すなどで離脱する人も多い

監視オペレーターの業務を続けると、つぶれる人も多いです。
夜勤で体調を悪くする、仕事が単調過ぎてモチベーションがなくなる、無気力になっていく人も相応いると感じます。

運用監視オペレーターに将来性がない理由④:40代になると、運用監視オペレーターを続けにくくなる

そもそもユーザー企業は「運用監視コストを上げたくない(可能な限り安くしたい)」というのが前提としてありますが、運用監視オペレーターの仕事は「高いスキルが不要」なので、運用監視オペレーションの仕事には、高い金額を払えません(設計・構築のような「高いスキルが必要な仕事」に、お金は流れていきます)。

すると、運用監視オペレーターは「給与が安い若手」が優先されて配属となるので、40代を超えるタイミングで仕事が減っていき、運用監視オペレータを続けにくくなります。

運用監視オペレーターの仕事が減った時に、単価が高い上流の仕事に移れればよいのですが、運用監視オペレーターの仕事だけでは上流の仕事に移れるスキルが身につかないので、このような状況になると、つらすぎる所だと思います。

この、「キャリアにならない」、「年収が安い」、「体調を壊す人も多い」、「長く続けにくい」という4点が、監視オペレータに将来性を感じない理由です。

もちろん、入社した会社によって、選考や研修等の評価によって、監視オペレーターからの配属になってしまうのは仕方ない事ですし、監視オペレーターは、慣れてしまうと仕事はラクですが、ラクさに身を任せ過ぎると、年だけとってしまい、自分の首をジワジワ絞めていくところがあるでしょう。

運用監視オペレーターからのステップアップってどうなの?

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運用監視オペレーターからのステップアップは、ネットワークやサーバといったITインフラの設計・構築・運用の仕事でしょう。

今が運用監視オペレーターでも、勤務する会社によっては、ジョブローテーションで、運用⇒構築⇒設計という流れで、上流工程に進める会社もあります。

特にインフラ構築を経験できれば、年収も大きく上がるでしょうし、設計や要件定義といった上流工程の仕事にもかなり携わりやすくなります(インフラ構築を経験した段階で、エンジニアとしてのステップアップは、驚くほど急加速しますし、ステップアップに伴い、年収も上がっていきます)。

インフラエンジニアの仕事内容(スキル)別のモデル年収を図にしておりますので、よろしければ下記図も参照ください。

ただし、一点注意点として、あなたが今「運用監視専門の会社」に勤めている場合は、転職をせずに構築にステップアップをする事は、非常に難しいと思います。

現職で、構築の仕事にプロジェクト異動をさせてもらえれば、何の問題もありませんが、
あなたの今の勤務先が構築をほぼやっていない「運用監視専門の会社」である場合は、残念ながらどこかのタイミングで見極めて、転職するしかないと思います。

また、構築の仕事にステップアップするためには、「構築の仕事をさせてもらえるようなインフラ知識を持ち合わせていないと、ステップアップは大変」ですので、構築の仕事をさせてもらいやすい資格である「CCNA」か「LPIC(LinuC)level 1」の取得をおすすめします。
※もちろん、手を動かして勉強する事でも大丈夫ではありますが、資格取得は非常に有効ですし、監視オペレーターを脱出する人で、断トツで多いケースは「資格取得をして転職」です。

■関連サービス:CCNA・LPICの無料資格取得支援、転職支援サービス
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運用監視オペレーターのおすすめ転職先

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1番おすすめの転職先は、「ネットワークエンジニア」や「インフラエンジニア」として、「インフラの構築の仕事」に携われる会社です。

ネットワークエンジニアやインフラエンジニアとして、インフラ構築が出来るポジションで転職できれば、年収も50-100万くらいは上がるでしょうし、スキルも上がるため、将来の選択肢は大きく増えます(将来不安とまでは思わなくなるでしょう)。

また、インフラ構築が出来るポジションが難しくても、インフラ運用が出来るポジションであれば、監視業務のようにオペレーションを含む仕事はありますが、いわゆる技術的業務もありますので、インフラ運用の仕事が出来る会社も次点でおすすめと言えます(たとえば、設定変更対応、バージョンアップ対応、オペレーションではない障害対応等は、その後の構築業務に繋がる経験・スキルとしてみなされますので、1-3年ほど運用経験を積めば、構築の仕事にステップアップできるでしょう)。

おすすめ転職先を更に詳しく聞きたい方は、あなたの希望にあわせて求人をマッチングしますので、「無料転職相談のご登録」からご登録ください。

ただし、運用監視オペレーターからの転職では、注意点が3つありますので、次に転職時の注意点を説明します。

運用監視オペレーターの転職時の注意点

運用監視オペレーターの転職時に注意して欲しい点は、下記の3つです。

転職時の注意点①:年齢

監視オペレーターの経験だけだと、年齢が上がるにつれて転職が難しくなっていくので、若い年齢での転職がおすすめであり、可能な限り20代で転職をした方がいいでしょう(20代であると、かなりスムーズに転職できると思います)。

一方で、監視オペレーターで35歳を超えると、転職活動でかなり苦戦するケースが多いです(35歳を超えると、年齢とスキルのバランスで判断されていくため、「再度監視オペレータの仕事しか見つからない」ということはよくあります)。

転職時の注意点②:再度監視オペレーターの仕事に気を付ける

監視オペレーターから脱却したいと考え、あせって転職活動を決めるあまりに、「転職先でも、再度監視オペレーターの仕事」になってしまう人は、意外なほど多いです(意外かも知れませんが、結構多いです)。

監視を抜け出すための勉強や、応募企業をしっかり選んでいたら、再度監視オペレーターになることはほぼありませんが、転職して、再度監視オペレーターになってしまったというのは、よくある話ですので、お気を付けください。

転職時の注意点③:インフラ構築、運用に携わるための勉強

インフラ構築、運用の仕事を希望して転職活動をする場合は、「インフラ構築や運用の仕事を任せられるような知識やスキルがあるか(足りない経験を埋め合わせるための努力をしたか?)」の確認があります。

また、応募する会社にもよりますが、特に「監視オペレータ経験が長い人」ほど、勉強の事を強く聞かれやすい傾向があると思います(監視オペレータ経験が長い人ほど、自発的に勉強する習慣が弱い傾向がある、と考える会社は結構ありますので要注意だと思います)。

とにかく、長く監視オペレーターを続けると、どんどん苦しくなっていく可能性が上がりますので、可能であれば、監視オペレーターは3年以内で卒業する方がよいかも知れません。

さいごに

IT業界では30歳を過ぎると、20代と比較し「エンジニアとして何が出来るのか?」が、より求められていきます。

インフラ構築の経験がある方と、インフラ運用経験のみの方、監視オペレーターのみの経験の方は、ステップアップのスピードから給与まで大きく差が開いてしまうといえます。

インフラエンジニアは一度軌道に乗ったら、ステップアップや年収アップは非常に早い職種ではありますが、逆に軌道に乗れない場合は、くすぶってしまいやすいと言えるかも知れません。

もしあなたが「監視オペレーターからインフラエンジニアになりたいが、具体的に何をすればよいのかがわからない」という場合は、私の方で無料相談を受け付けておりますので、お気軽に「無料転職相談のご登録」よりご登録ください。

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