こんにちは、インフラ系エンジニア専門の転職エージェントの中の人です。
「CCNAは意味ない」
「取っても評価されない」
そんな声を、SNSやネット掲示板で見かけたことはありませんか?
結論から言うと、CCNAは「意味ない」と言われることもありますが、キャリアを「変えたい人」や「ステップアップしたい人」にとっては、最もコスパが高い資格です。
一方で、職場環境や目的を間違えると「意味が薄くなる」のも事実です。
なぜ、そんなに意見が分かれるのでしょうか?
この記事では、現場の転職支援データをもとに「CCNAが意味ないと言われる理由」と「本当に取るべき人の特徴」を、エンジニア目線でわかりやすく解説していきます。
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→関連記事:CCNAは取るべき?未経験でも挑戦する価値とメリットを徹底解説
なぜ「CCNAは意味ない」と言われるのか?【4つの主な理由】
「CCNAは意味ない」と言われる理由は、主に4つあります。
どれも「資格そのもの」の問題ではなく、学ぶ目的や活かす環境によって感じ方が変わるポイントです。ここでは順に、現場のリアルな声をもとに解説していきます。
① 実務経験が重視され、資格だけでは即戦力にならない
ネットワークエンジニアの採用現場では、「資格よりも構築・運用経験」が評価される傾向があります。
特に中途採用の場合、「どんなネットワークを扱ってきたか」、「どの工程を担当したか」といった実績が重視されます。
そのため、未経験の段階でCCNAを取っても、すぐに設計構築ポジションに就けるわけではありません。結果として、「資格を取っても意味がなかった」と感じる人も出てきます。
ただし逆に言えば、経験がまだ浅い人こそ、CCNAが「入口のパスポート」になるとも言えます。資格だけで即戦力になれない一方、面接や書類選考では「基礎力の証明」として有効です。
→関連記事:未経験でもCCNAで転職成功!有利になる理由と年収データ
② 勉強時間が長く、受験料も高い
CCNAの学習時間は、おおよそ200〜300時間が目安です。
試験範囲が広く、ネットワークの基礎だけでなく、セキュリティ・自動化からワイヤレスまで出題されるため、未経験者が短期間で合格するのは簡単ではありません。
さらに受験料は税込46,860円(2025年時点)と高額です。
再受験にも同額がかかるため、「1回落ちたらもうやめよう」と感じる人も少なくありません。
しかし、転職後の年収アップを考えれば、数ヶ月で元が取れるケースも多いのが実情です。
実際に、「未経験でもCCNA取得をきっかけに転職した場合」や、「運用監視から構築へ移った場合」には、年収で50〜100万円ほど上がる傾向があります。
そう考えると、受験料は「将来への自己投資」として十分に見合う金額と言えるでしょう。
「時間とコストの負担」が、CCNAを「割に合わない資格」だと感じさせる原因のひとつです。ただし、目的を明確にして挑戦すれば、リターンは想像以上に大きい資格でもあります。
→関連記事:CCNAの難易度・合格率・勉強時間まとめ
→関連記事:CCNA受験方法・申し込みガイド
③ 試験が難化しており、「難しすぎる」と感じる人が多い
2020年の大幅改定以降、CCNAは出題範囲が大きく拡大しました。
現在のCCNA(200-301)v1.1では、ルーティング・スイッチングだけでなく、セキュリティ・自動化・ワイヤレス・コラボレーションといった領域まで含まれています。
この改定によって、より現場で必要とされる実践的な理解力が求められる試験へと変化しました。
単に用語や設定コマンドを覚えるだけではなく、ネットワーク全体の仕組みやトラブル原因を論理的に説明できる力が必要になっています。
そのため、特に未経験者にとっては、範囲の広さと抽象度の高さが壁となり、「難しすぎる」、「意味ない」と感じやすい傾向があります。
一方で、この難化によって、現場で通用する基礎知識を体系的に学べる資格へと進化したとも言えます。
→関連記事:CCNAのネットワーク超入門|OSI・VLAN・ルーティングを図解で解説
④ 3年で失効し、維持コストが高い
CCNAの有効期限は3年間です。更新には再受験、または上位資格(CCNPなど)の取得が必要です。
「せっかく取っても、また受け直しか、、」と感じる人が多く、「維持が大変=意味がない」と受け取られやすい要因にもなっています。
とはいえ、キャリアの観点で見ると、CCNAを足がかりにステップアップできる人ほど得をする構造です。
特に、CCNA取得後に「構築フェーズ」へ進み、そこから設計やクラウド領域に発展していった人は、年収・案件単価ともに大きく上昇しています。
このように、CCNA単体では意味が薄くても、キャリア全体で見ると「上位資格や実務経験への橋渡し」として非常に有効な資格になっています。
→関連記事:CCNAとCCNPの違いとは?CCNPまで取るべき?
こうした理由から、「CCNAは意味ない」と感じてしまう人がいるのも無理はありません。
しかし、それは資格自体が無価値なのではなく、「活かす環境」や「目的」がずれているだけです。次からは、「意味ない」と感じやすい人の特徴を3つのパターンに分けて見ていきます。
「意味ない」と感じやすい人の特徴3パターン
「CCNAは意味ない」と感じる人には、いくつか共通点があります。
ここでは、現場でよく見られる3つのパターンを紹介していきます。自分がどれに当てはまるかを確認しながら読んでみてください。
① 今の職場に満足していて、キャリアアップ意欲が低い人
「今のままで特に困っていない」、「転職も考えていない」という人にとっては、CCNAを取得してもすぐに使う場面がありません。
資格は「キャリアを動かすためのきっかけ」です。環境を変える気がない状態では、せっかくの知識も活かされず、「取ったけど意味がなかった」と感じてしまうのは当然のことです。
ただし、将来的に設計構築、ひいてはクラウド分野に挑戦したくなったとき、「すでに基礎を学んでいる」という強みとして再び価値を発揮します。
② とりあえず資格を取って満足してしまう人
「転職に有利そうだから」、「みんな取っているから」といった理由で、目的を明確にせず学習を進めると、資格取得が「ゴール」になりがちです。
また、現場では「会社に取らされたけど、実務で活かす機会がない」というケースも多く見られます。たとえ取得自体は評価されても、業務に結びつかないと「知識の使いどころがない」と感じてしまいます。
しかし、資格はスタートラインに立つための証明書です。取得後にどう経験を積むか、どの工程でスキルを使うかを意識しなければ、「意味ない」と感じてしまうのも当然の結果です。
③ 転職予定がなく、現職が非技術職の人
事務職・営業職・サポート職など、業務でネットワークを扱わない環境では、CCNAの知識を実務に活かすことが難しいです。
そのため、資格取得直後は達成感があっても、日常業務で使う機会がなく、徐々に知識が薄れていきます。
つまり「資格を活かせる職場にいない」=「意味がないと感じやすい」という構造です。
ただし、将来的にIT部門やエンジニア職へキャリアチェンジする意欲があるなら、学んだ知識は必ず再利用できます。
このように、CCNAを「意味ない」と感じてしまう人の多くは、「資格を使う環境がない」か、「目的が曖昧なまま学んでいる」ケースです。
逆に言えば、環境と目的を整えられる人にとって、CCNAはキャリアを変える大きな武器になります。
次からは、実際に「CCNAが意味ある人」=価値を最大化できる3つのタイプを見ていきましょう。
それでもCCNAが「意味ある」人の3タイプ
「CCNAは意味ない」という声がある一方で、キャリアを伸ばしたい人や、次のステップに挑戦したい人にとっては大きな価値がある資格です。
ここでは、現場で実際にCCNAを活かしてキャリアアップしている人たちの3つのタイプを紹介します。
① 未経験からIT業界へ挑戦したい人
IT業界未経験者にとって、CCNAは「最初の信頼を得るための資格」です。
実務経験がなくても、ネットワークの基礎を体系的に理解している証明となり、採用担当者から「育てやすい」、「意欲が高い人」と評価されます。
実際、インフラエンジニア転職市場では、未経験×CCNA保有というだけで、書類通過率や一次面接通過率が大幅に上がる傾向があります。
→関連記事:未経験でもCCNAで転職成功!有利になる理由と年収データ
② 運用監視から構築へキャリアアップしたい人
すでにIT業界で運用監視を担当している方にとって、CCNAは「構築フェーズへのチケット」になります。
ネットワークの理解が深まることで、「この設定はなぜ必要なのか」、「どの機器でボトルネックが発生しているのか」など、運用時のトラブルシューティング能力が格段に上がります。
結果として、上流工程へのアサインや構築案件の担当が増え、年収アップや夜勤のない日勤ポジションへの移行にも繋がります。
→関連記事:CCNAとCCNPの違いとは?CCNPまで取るべき?
③ 将来的に設計・クラウド・自動化領域に進みたい人
CCNAで身につくネットワーク基礎は、クラウド(AWS・Azure)や自動化(Terraform・Ansible・Pythonなど)を学ぶ上での確かな土台になります。
クラウド環境のネットワーク設計や、オンプレからの移行設計など、上位工程で求められる論理思考や構成設計の理解にも直結します。
また、ネットワーク自動化の分野でも、CCNAで学ぶIP設計やルーティングの理解が基礎として役立ちます。例として、機器設定を自動化する際も、「設定内容の意味」を理解できるかどうかで作業精度が変わります。
特に、「設計×クラウド×自動化」のスキルを組み合わせられる人は市場価値が高く、キャリアを長期的に安定させたい人には最適なステップです。
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無料キャリア相談はこちらこのように、CCNAは「誰にでも意味がある資格」ではありませんが、目的と環境を整えられる人にとっては、キャリアを一段引き上げる確かな武器になります。
次からは、実際に「あなたがCCNAを取るべきか」を簡単に判断できるチェックリストを紹介していきます。
あなたはCCNAを取るべきか?【簡易チェックリスト】
ここまで読んで、「自分にはCCNAが必要なのか、まだ早いのか、、」と迷う方も多いでしょう。
以下のチェックリストで、今のあなたが「取るべき段階」かどうかを簡単に確認してみてください。
| 質問 | Yes | No |
| IT業界でキャリアを築きたい | ||
| 実務経験なしでも評価されたい | ||
| 構築やクラウド領域にステップアップしたい | ||
| 自分で勉強を継続できる環境がある | ||
| 将来的に年収を上げたい |
→ 3つ以上YESなら、あなたにとってCCNAは「意味ある資格」です。
■補足:チェック表の見方
・Yesが3つ以上:
キャリアの転機に差しかかっています。今が行動を起こす絶好のタイミングです。
CCNAを通して、基礎力と方向性を明確にしましょう。
・Yesが2つ以下:
今すぐ受験する必要はないかもしれません。
ただし、ITの基礎学習(ネットワーク・サーバー・クラウドの概要)から始めるのはおすすめです。知識を持つだけでも、今後のキャリア選択の幅が大きく広がります。
→関連記事:CCNAは取るべき?未経験でも挑戦する価値とメリットを徹底解説
このように、CCNAは「今の自分の目的と環境」によって、取るべきタイミングが大きく変わります。
次は、実際にCCNAを活かせる仕事やキャリアパスを具体的に見ていきましょう。
CCNAを活かせる仕事とキャリアパス【現場データ付き】
「資格を取って終わり」ではなく、CCNAをどう活かすかがキャリア形成のカギになります。
ここでは、実際にCCNAが評価されやすい職種と、そこからのステップアップの流れを紹介していきます。
① CCNAが活かせる仕事例
CCNAを取得すると、以下のような職種・ポジションで知識を活かしやすくなります。
| 職種 | CCNAで活かせる知識・スキル例 |
| ネットワーク運用・監視エンジニア | ネットワーク構成・障害対応・基本設定の理解 |
| ネットワーク構築エンジニア | L2/L3スイッチ設定、ルーティング設計、Cisco機器操作 |
| サーバー・インフラエンジニア | ネットワーク設定を含むサーバー構築、疎通確認スキル |
| クラウドエンジニア(AWS/Azure) | VPC/サブネット設計、セキュリティグループ設定 |
| セキュリティエンジニア | ファイアウォール・VPN設定、ゼロトラスト設計の基礎 |
| インフラ自動化エンジニア | Python/Ansible/Terraformを使ったネットワーク自動化 |
これらの職種では、「ネットワーク基礎を理解しているか」が必ず評価軸になります。
CCNAは「共通言語」としてチーム内での理解をスムーズにする資格でもあり、ベンダーや製品が異なる環境でも、共通の基礎知識として通用します。
② キャリアアップの典型ルート
CCNAを取得した人が、実際にどうキャリアを伸ばしていくのでしょうか。現場データに基づく代表的なステップは以下の通りです。
■キャリアアップの典型例:
・監視オペレーター
↓(CCNA取得)
・ネットワーク構築エンジニア
↓(LPIC/AWS資格追加)
・設計/クラウド/セキュリティ
■キャリアステップの典型例:
Step1:監視オペレーター → 構築エンジニア
CCNAで得たネットワーク知識が、設定・トラブル対応スキルの理解を助け、
構築案件やネットワーク設定業務に参加しやすくなります。
Step2:構築エンジニア → 設計/クラウド/セキュリティ
現場経験を積みながら、CCNPやAWS・Azure・セキュリティ資格を追加取得することで、
より上位の設計・クラウド・セキュリティ領域へ進む人が増えています。
このステップに到達した人の多くは、年収500〜700万円台へ上昇しています。
③ CCNAの知識が活きる業界・企業タイプ
CCNAは初級資格ですが、「ネットワーク基礎を学んだ」証明として、キャリアの初期段階では十分に価値があります。
ここでは、CCNAの知識が実務で活きる、あるいはキャリアの足がかりになりやすい業界・企業タイプを紹介していきます。
| 業界・企業タイプ | 活かせる理由・キャリアの足掛かり |
| データセンター運用・保守 | 機器構成や監視業務の理解に直結。トラブル対応で「理解が早い」と評価され、実機経験を積む足がかりになる。 |
| 中堅〜中小SIer(インフラ系) | 大手よりも育成前提の現場が多く、CCNA取得が「学習意欲・基礎理解」の証明として採用時に評価されやすい。 |
| 協力会社(SES含む) | クライアントの構築支援でCisco機器を扱う案件が多く、CCNA保有者は早期に現場配属されやすい。 |
| クラウド関連企業(インフラ運用・構築) | AWSやAzureでのネットワーク設計・VPC構成理解に直結し、クラウドエンジニアへのステップに繋がる。 |
| 自社サービス企業(社内IT) | 社内NW管理や障害対応を行うポジションで、CCNAの体系的な知識が汎用的に活かせる。 |
【補足:キャリアスタートの現実】
大手SIerや通信キャリアなどの上流工程では、CCNPや実務経験が求められます。
そのため、CCNA取得後の最初の一歩は、データセンター運用や協力会社(SES含む)での構築支援から始まるケースが多いです。
ただし、これらの現場こそがCisco実機やネットワーク設計に触れる絶好の環境です。CCNAは、そのスタートラインに立つための「基礎力の証明」として機能します。
このように、CCNAは「即戦力資格」というよりも、ネットワークエンジニアとしての第一歩を踏み出すための「基礎力証明」として活きる資格です。
次からは、実際に読者から多い疑問である「独学で合格できる?」、「費用に見合う?」といったよくある質問を通して、CCNAのリアルな価値をさらに深掘りしていきます。
よくある質問(FAQ)
次からは、読者から特によく寄せられる「独学でも合格できる?」、「受験料は高くない?」などの疑問を通して、CCNAのリアルな価値を掘り下げていきます。
Q1. CCNAは独学でも合格できますか?
はい、独学でも十分に合格可能です。
ただし、試験範囲が広く実践的な内容が多いため、200〜300時間の学習時間を確保するのが現実的です。
未経験者の場合は、ネットワーク基礎+Cisco機器の設定を同時に学ぶ教材(白本やUdemy講座など)を使うと理解が早まります。
加えて、Packet Tracerなどのシミュレータを使って実際に手を動かす学習が効果的です。
→関連記事:CCNA勉強法まとめ|独学で合格するためのロードマップ
Q2. CCNAの合格率はどれくらいですか?
公式な合格率は公開されていませんが、受験者の体感では40〜50%前後と言われています。
未経験者でも十分に合格可能ですが、2020年以降の改定で「自動化・ワイヤレス・セキュリティ」などの出題範囲が増え、難易度は上がっています。
暗記も大切ですが、暗記だけに頼らず、なぜその設定を行うのか、どのように通信が流れるのかを理解しながら学ぶことが、合格への近道です。
Q3. 合格点はどのくらいですか?
CCNA(200-301)の合格点は、シスコ社によって公式には公表されていません。ただし、受験者の体感や過去データから見ると、正答率でおよそ6〜7割前後が合格ラインの目安とされています。
この基準は試験バージョンや難易度によって変動する可能性があるため、安全圏として75%以上の正答率を目指すのが現実的です。
特にIPコネクティビティは出題比率が高く、最重要分野とされています。この領域を中心に、苦手分野を残さず全体で安定して得点できるように学習を進めましょう。
Q4. 受験料が高いけど、本当に元は取れる?
確かに、CCNAの受験料は税込46,860円(2025年時点)と高額です。しかし、転職後の年収アップを考えれば数ヶ月で元が取れるケースも多いのが実情です。
実際に、CCNAを武器に転職した人の多くは、年収で50〜100万円ほどアップしています。
受験料は「コスト」ではなく、「キャリアを動かすための初期投資」と考えましょう。
Q5. どんな仕事ならCCNAを活かしやすいですか?
CCNAは、ネットワーク構築・運用が関わる職種で最も活かせる資格です。特に以下の3つのキャリアフェーズで、「基礎力の証明」として評価されやすくなります。
| キャリアフェーズ | 活かせる仕事例 | 活かせる知識 |
| キャリアチェンジ | 未経験からのネットワークエンジニア(運用・監視) | ネットワーク基礎、OSI参照モデル、IPアドレス設計など |
| ステップアップ | ネットワーク構築エンジニア、インフラエンジニア | ルーター/L2・L3スイッチ設定、トラブルシューティング能力 |
| 将来性の拡張 | クラウドエンジニア(AWS/Azure)、セキュリティエンジニア | VPC設計の基礎、VPN、ゼロトラスト、ネットワーク防御の理論 |
CCNAは単なる知識の証明ではなく、これらの仕事で実務経験を積むための「入口の切符」として機能します。
ここまでで、CCNAの難易度や費用対効果について理解できたと思います。
では実際に、資格を活かしてキャリアアップした人たちはどのくらい収入を上げているのでしょうか?
下記の関連記事では、職種別に年収データを比較しながら、資格取得後のリターンを詳しく解説しています。
■関連記事:AI時代に価値が高まる職種の年収相場
→関連記事:インフラエンジニアの年収相場と上げ方|工程別・年代別に1000万円を狙う戦略
→関連記事:ネットワークエンジニアの年収相場と1,000万円超えのキャリア設計
→関連記事:クラウドエンジニアの年収相場と上げ方|AWS・Azure資格別・年代別の徹底比較
またCCNAの価値をより深く理解したい方は、以下の関連記事もあわせてチェックしてみてください。
「取るべきか迷う」、「難易度を知りたい」、「独学で合格したい」それぞれの疑問に答えています。
■関連記事:CCNAをもっと深く知る
→関連記事:CCNAは取るべき?未経験でも挑戦する価値とメリットを徹底解説
→関連記事:CCNAは難しすぎる?難易度・合格率・勉強時間を徹底解説
→関連記事:CCNA勉強法まとめ|独学で合格するための最短ロードマップ
他のIT資格も比較してみたい方へ
CCNAだけでなく、他のインフラ系資格との組み合わせでキャリアを広げたい方は、以下の関連記事も参考にしてみてください。LPIC・LinuC・AWSなど、目的別におすすめ資格をまとめています。
→関連記事:インフラエンジニアのおすすめ資格一覧と取得順番・難易度を徹底解説
またCCNAを活かして長期的にキャリアを伸ばしたい方は、以下の関連記事で職種別の将来性をチェックしてみてください。
■関連記事:職種別の将来性を解説
→関連記事:インフラエンジニアの将来性は?AI・クラウド時代の需要とキャリア戦略
→関連記事:ネットワークエンジニアの将来性は?AI・クラウド時代の需要とキャリア戦略
→関連記事:クラウドエンジニアの将来性は?需要・年収・ロードマップを徹底解説
まとめ:CCNAは「環境次第」で価値が変わる資格
「CCNAは意味ない」と言われる背景には、資格を活かせる環境にいないことが大きな要因としてあります。
実際、運用や非技術職のままでは資格を使う場面が限られ、「取って終わり」になりやすいのも事実です。
しかし、キャリアを動かしたい人にとって、CCNAは確実に意味のある資格です。
実務経験がなくても「基礎力」と「学ぶ姿勢」を証明でき、構築・設計・クラウドなど上位工程への足がかりになります。
資格を取って終わりではなく、どう活かすか・どこで使うかを意識すれば、CCNAはあなたのキャリアを変える「第一歩」になります。






