CCNAとLPICは、どっちを取るべき?需要や難易度等を説明します

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こんにちは、インフラ系エンジニア専門の転職エージェントの中の人です。

インフラエンジニアを目指す未経験者やIT初心者の方より「CCNAとLPIC(LinuC)を取るなら、どちらがいいの?」と良く聞かれますが、実際どちらが良いのでしょうか?

今回はCCNAとLPIC(LinuC)の需要や難易度などを説明します。

 

 

CCNAとLPIC (LinuC)とは

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CCNA(シーシーエヌエー)はCisco Certified Network Associateの略であり、世界最大手ネットワーク機器ベンダーのシスコシステムズ社が認定するネットワーク系のベンダー資格です。

また、LPIC(エルピック)はLinux Professional Institute Certification の略であり、Linuxのプロフェッショナル認定を行う団体であるLinux Professional Institute (LPI)が認定する資格です。

簡単に理解をしたい場合は、下記と覚えればよいでしょう。

・CCNA ⇒ ネットワーク系の資格
・LPIC ⇒ サーバー系の資格

また、CCNAもLPIC (LinuC)も、ITインフラ初心者が最初に取得する資格であり、資格取得が有効なITインフラ業界では一番メジャーな資格です。

CCNAもしくはLPIC (LinuC)を取得していると、インフラエンジニア業務に必要な「最低限レベルの知識」を習得しているとみなされます。

このCCNAかLPIC (LinuC)のいずれかを取得しないと、勤務する会社によっては「エンジニア業務」に就けないことも多いため、未経験でインフラエンジニアに転職する前に取得する人や、オペレーターから上流工程にステップアップするために取得する人が多い資格です。

では、CCNAとLPIC(LinuC)の難易度の違いはどうでしょうか?

下記からは難易度の違いを説明します。

CCNAとLPIC (LinuC)の難易度の違い

CCNAとLPIC (LinuC)の難易度は、CCNAの方が、多少難易度が高いといえるでしょう。

ただし、人によってCCNAとLPIC (LinuC)の「難易度の感じ方」は異なります。

「CCNAの方が難しく、LPICは簡単」という人もいれば、「CCNAの方が簡単で、LPICが難しい」と思う人もいます(割合で言うのであれば、約9割の人がCCNAの方が難しいと考えるでしょう)。

難易度の感じ方の違いとしては、「理解が重要なのか?」、もしくは「暗記が重要なのか?」の違いです。

CCNAは「理解が必要」な資格であり、暗記よりも「根本的な理解」を好む人は、CCNAが向いているかも知れません。

一方で、LPIC (LinuC)は「暗記が必要」な資格であり、コマンドなどをしっかり暗記していけば、スムーズに取れる資格であるため、「暗記型」を好む人はLPIC (LinuC)の方が簡単に取得できるでしょう。

また、CCNAは年々少しずつ出題内容が改定されており、少しずつ難しくなってきていますので、2019年現在であればCCNAの方が「難易度が高い」と言えるでしょう。

※(補足)勉強時間で言うと、CCNAは早い人であれば1ヶ月以内に取得しますが、LPIC (LinuC)の場合は早い人だと3週間以内に取得する程の差と言えるでしょう。

CCNAとLPIC (LinuC)需要の違い

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CCNAとLPIC (LinuC)の需要としては、どちらも高いですが、CCNAの方が「難易度が多少高い」分だけ、CCNAの方が需要はあるでしょう。

もちろん、CCNAはネットワーク系の資格であり、LPICはサーバー系の資格ですので、サーバー系エンジニアを目指すのであればLPIC(LinuC)一択かも知れませんが、ネットワークとサーバーは密接に絡みあっており、インフラ系で仕事をするためには、ネットワークの知識もサーバーの知識も必要となりますので、サーバー系エンジニアを目指す場合でもCCNAからスタートしても良いでしょう。

また、エンジニアとして成長をしていくためには、「ネットワークシステムの根本的な理解」が必要です。

最初は設計書通りにインストールや設定をする構築や運用といった仕事になるため、暗記のみでもなんとかなりますが、将来エンジニアとして上流業務の「設計」に携わる際には、状況に応じて変化をさせていかないといけないため、「理解」が必要となります。

早い段階で「ネットワークシステムを理解できるようになりたい」と考える場合は、CCNAの方がスムーズと言えますし、理解が進んでいる人の方が需要は高いと言えるで

CCNAとLPIC (LinuC)の転職の有利度の違い

転職の有利度に関しては、難易度と需要が少し高いCCNAの方が、少しだけ有利と言えるでしょう。

ただし、大きく有利という訳ではなく、少し有利というイメージで考えた方が良いです。

企業は資格保有者に「資格手当」を支払うケースが多いですが、CCNAとLPICの資格手当の支給額は一般的にはほぼ同じですが、CCNAの方が少しだけ高い事も多いです。

CCNAとLPIC (LinuC)はどちらが良いの?

私の結論としては、個人の考え方によって異なりますが、おすすめは下記に分けられると考えています。。

・自分には理解力がある、仕事をしっかり理解したいと考える方 ⇒ CCNAがおすすめ
・まずは暗記でどうにか乗り切りたい、最短時間で乗り切りたい、サーバー系で食べて行きたいと考える方 ⇒ LPIC (LinuC)がおすすめ
・どっちがいいか?で迷った場合 ⇒ つぶしがききやすいCCNAをおすすめ

一応、CCNAの有効期限は3年であり、LPICに関しては、有効期限はありませんが、有意性期限があり5年となります。

ただ、有効期限で資格を選ぶのは、少々もったいないかも知れません(エンジニアとしてしっかりやっていれば、有効期限までに更に上位資格を取るか、資格以上の実務経験を積んでいるはずですし、更新費用も普通は所属する会社が払ってくれますので)。

さいごに

CCNAとLPIC (LinuC)に関しては、CCNAの方が難易度と需要は高めと言えます。

ただし、非常に大きな差がある訳ではなく、両方とも初心者向けの資格であり、未経験者でも独学で取得する人が多い資格です。

どちらを取るかを悩み続けるようであれば、「両方取得する」と考え、まずは片方の資格取得に着手するという考え方でも良いでしょう(CCNAとLPIC の両方を取得しているインフラエンジニアは非常に多いです)。

また、取得すると「未経験者でもインフラエンジニアになりやすい」かつ「構築運用業務にステップアップをしやすい」資格であり、取得すると年収も上がりやすい資格ですので、勉強時間に対して「コストパフォーマンスが非常に高い資格」と言えます。

稀に未経験者でCCNAの上位資格である「CCNP」や、LPIC (LinuC)level1の上位資格である「LPIC (LinuC)level2や3(300)」までを独学で取得する人もいますが、上位資格までは必要ありません。

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この記事を書いた人

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キャリアアドバイザー 角田 壮史

大卒後にファイザーに入社し1年半で退職。第二新卒で転職のDODA(現パーソルキャリア)に転職し、24歳からIT業界の転職エージェントです。DODAではMVP、VPを取り、現在インフラ・ネットワークエンジニアの転職に特化した株式会社ソリューションパートナーでキャリアアドバイザーをしています。転職エージェント歴は14年で、700社くらいのIT企業の経営層、人事、現場責任者クラスとお会いし、3000名を超えるITエンジニアの方とお会いしてきました。たくさんの転職を考える人と、採用を考える企業と会ってきたからこそ、伝えられることがあると考えています。
株式会社ソリューションパートナー 代表取締役
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