こんにちは、インフラ系エンジニア専門の転職エージェントの中の人です。
「インフラエンジニアは女性・未経験でもなれる?」
「年収は本当に上がる?なぜやめとけと言われる?」
そんな不安を感じていませんか?
結論から言うと、インフラエンジニアは未経験からでもなれ、女性も十分に活躍できる職種です。ただし、未経験から入る場合は、最初の環境選びを誤ると後悔しやすいのも事実。
この記事では、「やめとけ」と言われる理由の正体や年収の現実、未経験から後悔しないための考え方を、現場視点で整理していきます。
結論:インフラエンジニアは女性でも活躍できる。ただし「環境選び」が9割
「インフラエンジニアは、女性でも本当に大丈夫?」
夜勤や体力面、さらに将来のライフイベントを考えたとき、こうした不安を感じるのはごく自然なことです。
結論から言うと、インフラエンジニアは女性も十分に活躍できる職種です。専門性という「手に職」をつけて長期的に市場価値を高めながら働くことも可能です。
実際、クラウド技術の進展や働き方の多様化を背景に、インフラエンジニアを目指す女性は確実に増えています。また着実にキャリアを築きながら、日勤中心・リモート活用・産休育休の復職を前提とした環境で活躍する女性も増えています。
ただし、一つだけ「厳しい現実」もあります。 それは、職種そのものではなく、選ぶ「工程」や「商流(会社の立ち位置)」を誤ると、後悔につながりやすいという点です。
・良い環境: スキルが積み上がり、ライフスタイルに合わせて働き方を柔軟に変えられる。
・悪い環境: 夜勤・激務が前提で、何年経ってもスキルが伸びにくい
この記事では、あなたが「良い環境」を選び抜き、後悔しないための判断材料を、インフラ専門転職エージェントの視点から解説していきます。
女性がインフラエンジニアを目指すきっかけは、実は特別な理由ではない
インフラエンジニアを目指す女性のきっかけは、決して「ITに自信があるから」、「理系だから」といった特別な理由ばかりではありません。
キャリア相談現場でよく聞くのは、以下のような「ごく現実的な悩み」です。
■女性に多い目指すきっかけ例:
・事務・オフィスワーク職: この先、給与が上がるイメージが持てない
・営業・接客業: ノルマの追求、土日出勤、立ち仕事などを結婚・出産後もできるか不安
・全般: どこでも通用する専門スキルを身につけて、環境に左右されず働きたい
こうした悩みは、まさに「専門性」で勝負するインフラエンジニアという職種で解決できる可能性が高いものです。
また業界として女性エンジニアの活躍を促進する動きが広がっており、技術力と適切な環境選びさえできれば、女性であることが活躍のチャンスにつながる場面も増えています。
一方で「手に職」という魅力があるからこそ「夜勤は本当に大丈夫?」、「未経験からでも後悔しない?」といった不安が同時に生まれてくるのも自然な流れです。
次からは、このような不安の「正体」と、現場のリアルを一つずつ整理していきます。
女性がインフラエンジニアで不安に感じやすい「4つの現実」
インフラエンジニアを検討する女性が抱く「本当に続けられる?」、「後悔しない?」という不安の多くは、職種そのものではなく、「配属される工程や環境」に原因があります。
ここでは、女性が特に気になりやすい4つの不安について、現場の実情と、事前に避けたい環境のポイントを整理します。
① 夜勤・シフト勤務はきつい?
インフラには24時間365日の稼働を守る役割があるため、配属先によっては夜勤・シフト勤務が発生します。
ただし、すべての現場が夜勤ありきではありません。日勤中心のポジションも確実に存在します。重要なのは、「夜勤が継続的に固定されやすい業務」を避ける知識を持つことです。
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夜勤が多い職種や、避けたい現場の特徴については、以下の関連記事で詳しく解説しています。
→関連記事:運用監視オペレーターはやめとけ?年収・将来性・脱出ロードマップを解説
② 体力的に続く?長く働ける?
「体力的にきつそう」という不安があるのは当然です。ただしその不安は「工程の選び方」で大きく解消ができます。
ポイントは、「労働集約型(監視・保守)」か「知識集約型(設計・構築)」かという工程の違いです。後者になるほど、体力に依存されずにリモート活用など柔軟な働き方が可能になります。
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インフラが「きつい」と言われる理由と、後悔しない環境の選び方は、以下関連記事にて解説しています。。
→関連記事:インフラエンジニアはやめとけ?底辺と言われる理由と後悔しないキャリア戦略
③ 未経験・文系でも本当に大丈夫?
結論から言うと、インフラエンジニアは未経験・文系からでも十分に目指せます。事実、エンジニアの中でも「手に職」をつけやすい入口です。
ただし、「入口(1社目の商流)」を間違えると、スキルが一切積み上がらない環境に固定されるリスクもあります。未経験者が絶対に避けたい「失敗パターン」は、事前に押さえておくことが重要です。
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未経験者が後悔しないための「正しい入口」の考え方は、以下の関連記事を参考にしてください。
→関連記事:未経験エンジニアはやめとけ?後悔しない選び方と最適ルート
④ 年収・将来性はどうなる?
「女性でも年収は上がる?」という点は最も気になる現実でしょう。結論として「女性も、男性と同様に年収は上がります」。しかし、エンジニアになれば自動的に上がるわけではありません。
年収を上げるためには、「年収が伸びにくい環境」を避け、「高単価で働けるスキルと役割」を知り、選ぶことが重要です。将来のライフイベントを見据えた、逆算のキャリア設計が鍵になります。
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キャリア別年収レンジや効率的な年収の上げ方は、以下関連記事を参考にしてください。
→関連記事:インフラエンジニアの年収相場と上げ方|商流と役割で決まる現実
女性インフラエンジニアのキャリアパス:2つの将来像
インフラエンジニアは、一生「夜勤ありの現場」で働くわけではありません。経験を積むことで、ライフステージに合わせた柔軟な働き方が選べるようになります。
ここでは女性にとって代表的な2つのキャリアパスを整理していきます。
キャリア① 日勤・安定型|ワークライフバランスを重視
「長く無理なく働きたい」人に向いた選択肢です。
■日勤・安定型:
・役割: 社内SE・情報システム部門・日勤の運用管理など
・特徴: 日勤中心で、結婚・出産後の復職もしやすい
・向いている人: 「生活の安定を第一に、長く無理なく働き続けたい」方
このキャリアパスは「ワークライフバランス重視」となるため、市場全体で見た年収の上昇幅は比較的緩やかですが、安定性を重視したい方には現実的な選択肢です。
キャリア② 専門性重視型|スキル×自由度×年収を最大化
「手に職をつけて将来の選択肢を広げたい」人に向いたルートです。
■専門性重視型:
・役割: 設計構築・クラウド・セキュリティ・SRE(信頼性エンジニア)など
・特徴: 技術力で評価されるため、フルリモートなど自由な働き方をつかみやすい
・向いている人: 「手に職をつけ、市場価値と年収を最大化したい」方
このキャリアパスは、高い技術力の維持・向上のために継続的な学習が求められ、プロジェクトによっては繁忙期の負荷が高まる場合もあります。
その一方で、市場価値と年収の両方を最も高い水準まで目指しやすいルートでもあります。
また、「日勤・安定型」と「専門性重視型」では、年収の構造と伸び方に明確な違いがあります。 それぞれの具体的な年収相場や、効率的な上げ方の戦略は、以下の関連記事でも解説しています。
関連記事:インフラエンジニアの年収相場と上げ方|商流と役割で決まる現実
キャリアは途中で「切り替え」が可能
インフラ職の最大のメリットは、ライフステージに応じてキャリアを調整できる点です。
女性インフラエンジニアのキャリア切り替え例:
・20代: 現場で専門性をガッツリ高める
・30代(育児期): 安定した「日勤・社内IT」へシフト
・40代〜: 余裕が出たら「上流工程など」へ再挑戦
こうした選択が行いやすいのも、基盤スキルが共通しかつ長く活かせる、インフラエンジニアならではの強みです。
ここまで見てきたように、インフラエンジニアには働き方やキャリアの選択肢が複数あります。
「自分はどのタイプに向いているのか知りたい」、「性格や志向的に合うか不安」という方は、以下の関連記事で未経験でも分かる適性の考え方を整理しています。
→ 関連記事:インフラエンジニアに向いている人の特徴5選|未経験でも適性が分かる診断付き
次からは、理想のキャリアを目指すうえで「選びやすい領域」と「避けたい環境」を具体的に整理していきます。
女性が選びやすい領域/避けたい環境の判断軸
インフラエンジニアとして後悔するかどうかは、性別の差ではなく「最初に入る環境と商流選び」でほぼ決まります。長く活躍するために、選ぶべき領域と避けるべき環境の基準を整理しましょう。
選ぶべき「伸びる環境」の共通点
女性がライフステージの変化に対応しつつ、キャリアを積み上げやすい環境には以下の特徴があります。
選ぶべき伸びる環境の特徴:
・日勤中心・リモート活用: 物理的な拘束が少ない、体力の消耗が少ない
・クラウド・SRE領域: AI時代の需要が高く、市場価値が上がりやすい
・属人化していない: チームで動く文化があり、急な休みでもカバーし合える。
ただし、ここで一つ大切な「正論」もあります。
こうした理想的な環境は、「最初からすべて手に入る」わけではありません。
未経験からの1〜2年は、基礎を固めるために夜勤を経験したり、泥臭い保守作業をこなしたりする時期もあります。重要なのは、「その苦労が、将来の自由な働き方に繋がっている環境かどうか」です。
「ずっと夜勤・単純作業」で終わる環境か、「数年後に上流へ行くためのステップ」として用意されている環境なのか。この「出口の有無」が、女性が選ぶべき環境の絶対条件です。
避けるべき「停滞する環境」の特徴
一方で、以下のような環境は、努力が報われにくい「構造的リスク」があります。
避けるべき環境の特徴:
・商流が深すぎる: 3次請け・4次請け以下で、単純作業者として扱われる
・夜勤・シフトが固定: 体力を削るだけで、次のステップへ進む余力を持てない
・教育なしの放置: 「現場で見て覚えろ」という文化で、スキルが我流で止まる。
こうした環境の危険性や、具体的な脱出方法については、以下の記事でさらに詳しく解説しています。
→関連記事:運用保守はやめとけ?年収・将来性・脱出ロードマップ
未経験の女性こそ「1社目の商流」がすべて
未経験者が1社目にどの「商流」に入るかで、3年後の市場価値は驚くほど変わります。
・上流に近い1社目: 3年後には設計・構築も経験でき、年収500万以上が狙えるケースも。
・下流に固定された1社目: 3年経っても監視のままで、年収が300万円台で停滞することも。
表面的な「未経験歓迎」や「研修充実」という言葉に惑わされすぎず、「その環境で3年後、どんなスキルが残るか」をシビアに見極める必要があります。
自己判断が難しいときは「専門家の視点」を借りる
とはいえ、未経験の段階で求人票の裏側(商流や現場の雰囲気)を見抜くのは非常に難易度が高い作業です。
・夜勤の本当の頻度は?どれくらいで抜け出せる?
・実際にクラウドやリモートへステップアップした女性はいるか?
・その会社はピラミッドのどの位置で受注しているか?
こうした「見えない情報」は、毎日のように企業と現場を見ているプロの転職エージェントが最も正確に把握しています。
専門家を「情報源」として利用することで、事例・実例をもとに判断ができ、一人では見えなかった選択肢が見えてくるはずです。
女性がインフラエンジニアを目指す「入口の考え方」
結論から言うと、女性・未経験からインフラエンジニアへの挑戦は十分に可能です。むしろ、IT職種の中でも「未経験からの門戸」が最も広く開かれている分野の一つといえます。
ただし、「どこから業界に入るか(1社目の選び方)」だけは、妥協すべきではありません。
「入口」で将来の8割が決まる
未経験の段階では、配属される工程や商流によって、身につくスキルと選べるキャリアの幅が大きく制限されてしまいます。
そのため以下の3つの違いが、数年後のあなたの自由度を左右します。最初の入り口を誤ると、後々取り戻す難易度が大きく高まります。
・どの工程か: 監視だけで終わるか、構築を経験できるか
・どの商流か: 単価が上がりにくい下流か、利益率の高い上流か
・教育の質: 「放置」か「ステップアップの仕組み」があるか
「未経験歓迎」という言葉だけで入口を決めてしまうと、後から軌道修正するのに数年間をロスしてしまうこともあります。
失敗しないための「3ステップ」
後悔しないための具体的な学習順序や、女性未経験者がまず目指すべき「優良な入口」の見極め方については、以下の関連ガイドで詳しく解説しています。
→関連ガイド:未経験からインフラエンジニアになるには?失敗しない3ステップと企業選び
まとめ:インフラエンジニアは女性も活躍できる。鍵は「環境選び」
インフラエンジニアは、女性が一生モノのスキルを手にし、自分らしいキャリアを築くための「最強の選択肢」の一つです。
ただし、現実として、「どの工程・どの商流・どの環境を選ぶか」を誤ると、夜勤や低年収、スキル停滞といった不満を長期間抱えやすいのも事実です。
■環境選びの重要ポイント:
・「商流」を見極めること
・「出口」のある工程から入ること
・「3年後の理想」から逆算すること
インフラエンジニアは、最初の選択さえ間違えなければ、あとから何度でも巻き返せる職種です。
一人で悩まなくて大丈夫です(自分の答えを見つけませんか?)
「自分の場合、どの環境が合っているのか分からない」
「夜勤はどこまで避けられる?」
「未経験からでも安全にキャリアを作りたい」
こうした悩みは、一人で考え続け、調べ続けても、答えが出にくいものです。
一方で、実際の現場や商流を知っている第三者のプロの視点を使うことで、「避けるべき環境」、「現実的なキャリアルート」、「現状やライフイベントを見据えた、最適なキャリア」などを整理することができます。
もし少しでも不安が残るなら、一度キャリアのプロに頼ってみてください。あなたの希望や状況に合った選択肢を、インフラ専門エージェントの立場からフラットにお伝えします。
※ 無理な転職の提案は行っていません。情報整理だけの利用も可能です。






