ネットワークエンジニアとプログラマーの将来性の違いは?未経験ならどっち?

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こんにちは、インフラ系エンジニア専門の転職エージェントの中の人です。

ITエンジニアに興味がある人は、「ネットワークエンジニア(インフラエンジニア含む)」と「プログラマー(システムエンジニア含む)」のどちらかを選ばれますが、ネットワークエンジニアとプログラマーの将来性や需要はどう違うのでしょうか?

また、どちらを選ぶべきでしょうか?

今回はネットワークエンジニアとプログラマーの需要や将来性の特徴、違いを説明します。
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未経験者の需要は、ネットワークエンジニアの方が高い

未経験者の需要で考えると、プログラマーよりも「ネットワークエンジニア」の方が高いと言えるでしょう(未経験者の門戸は、ネットワークエンジニアの方が広いです)。

理由は、ネットワークエンジニアの場合は、「知識が薄い未経験者でも、配属出来る環境が多いため」です。

ネットワークエンジニアは運用監視と呼ばれる仕事であれば、知識が少なくとも、現場にあるマニュアル通りに進める事で、対応ができる仕事がありますし、ネットワーク構築も手順書・マニュアルしっかり整備されている現場もあったりします。

ただし、プログラマーの場合はコードを書く(プログラミング)が仕事ですので、プログラミングが出来ないとなかなか仕事に就く事が難しい事が多いです。

もちろん、プログラミングが出来ない場合は、テスト担当者や、アプリケーション保守といった仕事もありますが、テストや保守でも、一定コードが読めるレベル感は必要とされる傾向が強いでしょう。

■関連記事:未経験からネットワークエンジニアになるには?求人の実状や年収、転職のやり方などを解説

ネットワークエンジニアもプログラマーも、スキルがあれば将来性は高い

将来性の話ですと、ネットワークエンジニアもプログラマーも、スキルがあれば将来性は高いと言えます。

ただ、「ネットワークエンジニアとプログラマーの、どちらの方が将来性は高いのか?」と聞かれたら、どちらも高く、若干の違いはあるが、誤差レベルだと思います。

ゆえに、私の意見としては、「あなたが活躍出来ると思う職種で仕事をした方が、将来性は高い」と考えます(つまり、好みの問題でしょう)。

例えとしてはヘンかも知れませんが、「ネットワークエンジニアとプログラマーは、どちらの方が将来性あるか?」の質問は、イメージで言うと、「ゴルフ選手とテニス選手は、どちらが将来性ある?」と聞かれているような感覚です。

ゴルフもテニスも、活躍できれば、将来性も年収もありますが、活躍出来ないと大変と言えますし、個人的な意見としては、より活躍出来そうな、好きな環境を選んだ方がよいと考えます。

ゆえに、「どちらの方が好きか?」、「向いていると思うか?」、「どちらの方が努力できそうか?」で決めた方が良いと考えます。

ただし、ネットワークエンジニアとプログラマーは、将来性を考える上で、特徴がありますので、下記からはネットワークエンジニアとプログラマーの特徴・違いを説明します。

ネットワークエンジニアとプログラマーの将来性の特徴の違い

イメージで言うと、特徴の違いは下記だと考えています。

ネットワークエンジニアとプログラマーの特徴・違い

・ネットワークエンジニアは「安定感」が高く、「コツコツタイプ」に向く傾向
・プログラマーは「変動感」が高く、どちらかというと「センスと努力の総合型タイプ」に向く傾向

上記内容を、詳しく説明していきます。

将来性を考えるなら:ネットワークエンジニアの3つ特徴

ネットワークエンジニアの特徴①:安定感(好景気、不景気があまり影響しない)

ネットワークエンジニアは、「ITインフラ」のエンジニアであるため、景気にあまり影響をされません(電気、ガス、水道、交通機関といった社会インフラは、景気の影響を受けにくいのは周知の事実でしょう)。

普通は、好景気であれば仕事も増え、不景気であれば人員削減もあると思いますが、インフラは景気の影響をあまり受けません。

不景気の影響を受けにくいのは強みではありますが、プログラマーと比べて好景気の影響も受けにくいです。

不景気は、経験した人にしかわからないかも知れませんが、仕事やキャリア形成に大きく影響するため、安定感を好む人はネットワークエンジニアが向いているかも知れません。

ネットワークエンジニアの特徴②:若干地味だが、出遅れは少ない(専門的に学ぶのは、基本社会人になってから)

ネットワークは、ITインフラを作り支える仕事ですので、プログラマーよりも若干地味と言えるでしょう。

ただし、地味な分野であるため、プログラマーのように学生時代から学ぶ人が非常に少なく、ネットワーク分野は「社会人に入ってから学ぶ人」が圧倒的に多いと言えます。

プログラミングは中学から趣味でやっている、高校や大学でプログラミングを学んできた、という人は多数おりますが、ネットワークは基本社会人からなので、未経験でも出遅れは少ないでしょう。

勿論、ネットワークもスペシャリストは多いですが、プログラミングよりも出遅れ感を感じる事は少ないかも知れません。

ネットワークエンジニアの特徴③:センスよりも努力が重要(幅広くでも、深くでも、努力すれば、活躍出来る)

ネットワークエンジニアは、コツコツ学び続ける事が出来れば、活躍出来る職種です。

もちろん、基本設計などは一定のセンスも必要とされますが、基本的には努力出来るかが一番重要であり、コツコツ学べる人は向いていると言えます(コツコツ学び続ければ、活躍できる人が多いポジションと思います)。

将来性を考えるなら:プログラマーの3つ特徴

プログラマーの特徴①:好景気に強いが、不景気に強くない(変動感)

プログラマーは、好景気に強く、景気が良いタイミングであれば、ネットワークエンジニアよりも、キャリアアップも転職もやりやすい職種です。

一方で、不景気には強くなく、不景気になると急に仕事がなくなり、キャリアアップや転職が急激に難しくなる事があります。

理由は、不景気になると、会社はまず広告費とIT投資を大きく抑えますので、IT投資にお金が流れないため、開発の仕事が急速に減ります。

10年程前のリーマンショック時には、電車広告が一斉に無くなったことを覚えている人も多いかも知れませんが、その当時は多数のプログラマーやシステムエンジニアが職を失いました。

プログラマーは好景気の時は良いですが、不景気にも耐え抜くスキルを付ける必要があると思います。

プログラマーの特徴②:競合が多く、強い(既に多くの人が学んでいる)

プログラミングは、学生時代から趣味や授業で学んでいる人も多いですし、それ以外にもプログラマー(特にWeb系)は、外国人を含む優秀なエンジニアと勝負をしているな、と感じます。

例えば、大手Web系企業は、インドとかの情報系大学生をインターン採用したりもしていますし、有名OSSコミッタの人とか、天才プログラマーと呼ばれるような人とか、その辺の優秀なエンジニアと未経験から出遅れた中で戦っていくのは、好き嫌いがあるのかも知れないと思います。

プログラマーの特徴③:(特にWeb系エンジニアは)努力だけでなくセンスも欲しい

センスというと語弊があるかも知れませんが、プログラマーは「業務系」と「Web系」がありますが、特にWeb系に言える事として、「プログラミングやIT技術が好きである事」が活躍する要素だと思っています(「好き」と「センス」は、かなり似ていると思います)。

もちろん、業務系の場合は、業務知識、コミュニケーション力、マネジメント力など、自分の得意な領域で一定勝負する事はできますが、Web系はプログラミングなどが好きな人がかなり集まっていますので、好きでないとなかなか活躍が難しい分野だと思います。

ネットワークエンジニアとプログラマーの特徴の違いは以上となりますが、未経験者の場合は、やはり活躍出来そうな「好きになれる環境」を選ぶ事が一番よいと思います。

ネットワークエンジニアとプログラマーは、どちらがよいの?:興味と適性で選ぶべき

まず興味が持てないと、エンジニアの仕事はきついと言えるかも知れません。

ただし、興味ばかりは、やってみないとわからないので、興味を判別するには、プログラミングとインフラ構築に実際触れてみるのが一番よいと思います。

ここで、「実際にやってみないと、わからないの?」と思う人もいるかも知れませんが、「ゴルフ」と「テニス」の例に戻ると、「ゴルフ」と「テニス」はどっちの方が適性あるのか?は、やってみないとわからない人は多いかと思われます。

一方で、逆に言うと、「では、プログラミングとインフラ構築をやってみよう」と最初から思った人は、エンジニアとして活躍する素質が高いと思います(すぐ行動に移す人は、活躍する素質があると思います)。

また、仕事を疑似体験するやり方として、簡単に出来る方法は、下記をおすすめします。

・ネットワークエンジニア:サーバー系ですが、Linux構築
CentOSで自宅サーバー構築
・プログラマー:Pythonのプログラミング
Progate

それでも選べない場合は:プログラミングもインフラも出来るフルスタックエンジニアを目指すのはあり

インフラ構築とプログラミングの両方をやってみても、「選べない」という事はあるでしょう。

そのような場合は、ネットワークもプログラミングも「両方に興味がある」場合もありますし、「どちらにも興味がない」という可能性もあるでしょう。

ただし、「両方に興味がある」という気持ちであれば、最初の入り口はどちらでもよいので、最終的に「プログラミングもインフラも全部出来る、フルスタックエンジニア」を目指すのは、一つの選択肢といえるでしょう。

ここ数年、クラウドなどの影響で、アプリケーションとインフラの垣根が低くなっていますので、プログラミングもインフラも分かるフルスタック系のエンジニアの需要が非常に強くなっています。

もちろん、最初の仕事はプログラマーとネットワークエンジニアでは全く異なりますが、「10年後にたどりつく場所は一緒」と考えてフルスタック系エンジニアを目指すのは一つでしょう(フルスタックは、相応の努力は必要ですが、ネットワークエンジニアからでも、プログラマーからでも実現可能です)。

フルスタック系を目指すのであれば、未経験者の敷居が低いネットワークエンジニアから始めるのも一つでしょう。

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