こんにちは、インフラ系エンジニア専門の転職エージェントの中の人です。
インフラエンジニアに必要とされる知識は幅広いです。ゆえに、初心者は「どこから勉強を始めると、効率的なのか?」に悩み、学習を進められずに立ち止まってしまうこともあります。
一方で、インフラエンジニアに必要な知識や、知識の優先度、また勉強の順番がわかれば、スムーズに学習を進め、大きなキャリアの成長に繋がるでしょう。
この記事では、インフラエンジニアとしてキャリアアップしたい方や、インフラエンジニアになりたい未経験者に向けて、効率的な勉強方法やおすすめの勉強順番などを、具体的に説明していきます。
インフラエンジニアが勉強すべき基礎知識と、おすすめ順番
インフラエンジニアは、企業などのITインフラを構築・運用する役割があります。
ITインフラは、ネットワーク、サーバー、OS、セキュリティ、クラウドなどから成り立っているため、インフラエンジニアは幅広い分野の基礎知識を学ぶ必要があります。
まずはインフラエンジニアに必要な知識の優先度を知るために、インフラエンジニアの仕事や種類から説明していきます。
インフラエンジニアの仕事、種類とは
インフラエンジニアは、下記図のように「ネットワークエンジニア」と「サーバーエンジニア」を総称して呼ばれることが多いです。
また、クラウドエンジニアやセキュリティエンジニア、データベースエンジニアのことを、インフラエンジニアと呼ぶこともあります。
■インフラエンジニアの種類:
・ネットワークエンジニア
・サーバーエンジニア
・クラウドエンジニア
・セキュリティエンジニア
・データベースエンジニア
※基本は、ネットワークエンジニア、サーバーエンジニアのいずれかのキャリアから始まります
インフラエンジニアの必要スキル、基礎知識
インフラエンジニアに必要となるスキルや基礎知識は、担当している仕事内容によって多少変わりますが、基本は下記図の通りです。
上記画像の【基本スキル】は、インフラエンジニアとして早めに身に着けておきたい知識です。また、赤星マークのサーバー関連やネットワーク関連の知識は、早期に基本を押さえたい分野です。
順番①:インフラエンジニアが、最初に学ぶべき基礎知識
インフラエンジニアが最初に学ぶべき基礎知識は、「ネットワーク系」もしくは「サーバー系」です。この2分野のいずれかから学んでいくことがおすすめです。この2つが大事な技術要素となります。
最初に学ぶ知識:【非常に重要】ネットワーク系の基礎知識
インフラエンジニアの基本の一つが、ネットワーク技術です。ネットワークはインターネットやシステムの通信を支える重要な技術です。
具体的には、TCP/IPモデルやOSI参照モデル、IPアドレッシングやサブネットマスク、ルーティングプロトコル(OSPFなど)、スイッチ、ルータなどのネットワーク機器、VLAN、NATなどのネットワーク機能などは重要です。
これらを体系的に学べる資格は、CCNA(Cisco Certified Network Associate)です。また非常に基礎的な部分のみであれば、LPIC/LinuC-1でも学ぶことができます。
最初に学ぶ知識:【非常に重要】サーバー系の基礎知識
インフラエンジニアの基本の一つとして、サーバー技術があります。インフラエンジニアにとって、Linux(もしくはWindows Server)の操作を学ぶことは必須です。
具体的には、Linuxの基本操作(ファイルの操作、ユーザー管理、アクセス権)、サーバーの設定、SSH接続、パッケージやサービスの管理は重要です。(Windows Serverであれば、Active Directoryなど)。
特にサーバー系は、市場が大きいかつ、独学でも学びやすいLinuxがおすすめです。Linux関連について、これらを体系的に学べる資格は、LPIC-1(もしくはLinuC-1)があります。
最初に学ぶ知識は、ネットワーク系、サーバ系のどちらでも可
インフラエンジニアが最初に学ぶべき知識は、ネットワーク系、サーバー系のどちらからでも問題ありません。
ネットワークもサーバーも、どちらも重要なインフラ技術であり、どちらから学んでも、その後両方の基礎知識が求められてきます。ゆえに、興味がある分野から学んで大丈夫です。
順番②:インフラエンジニアが、その後に学ぶべき基礎知識
ネットワークとサーバーを学んだ後、もしくはネットワークやサーバーと並行して学びたい基礎知識があります。以下に説明します。
その後に学ぶ知識:セキュリティ系の基礎知識
インフラエンジニアの仕事は、セキュリティ対策も非常に重要です。セキュリティ対策が不十分だと、システムに重大なリスクがあるため、基本的なセキュリティ対策の知識は必須です。
例として、外部からの攻撃を防ぐファイアーウォールの設定や、ユーザーのアクセス権を管理するACL(アクセスコントロールリスト)などは非常に重要です。
また、SSL/TLSやSSHといった暗号化の技術や、脆弱性を見つける脆弱性管理についても、重要な知識です。
セキュリティの知識は、インフラエンジニアとしてのキャリアを更に進めていく武器になります。
セキュリティは学ぶ範囲が非常に広いですが、より重要なプロジェクトに携わるためには、セキュリティの知識もコツコツ学習していく必要があります。
順番③:インフラエンジニアが、後々に学ぶべき基礎知識
ネットワーク、サーバー、セキュリティを学んだ後に、少しずつ学んでいきたい基礎知識もあります。並行して学んでも問題ないですが、後々に役立つ基礎知識です。以下にて説明していきます。
後々学ぶべき知識:シェルスクリプト、プログラミング系の基礎知識
インフラエンジニアとして基礎が固まった後は、業務の自動化や効率化を図るために、シェルスクリプトやプログラミング言語(特に最初はシェルスクリプトのBash)を学ぶことが有効です。
シェルスクリプトは、LinuxやUNIX系のシステムで使用されるスクリプト言語であり、コマンドラインで実行するタスクを自動化するのに役立ちます。サーバー管理などで、手作業を減らすことができます。
またプログラミング言語は、特にインフラの自動化や、複雑な処理のスクリプト化に役立ちます。プログラミングは必須ではありませんが、できる人がチームにいると重宝されます。
シェルスクリプトの基礎を学べる資格は、LPIC/LinuCー1です。また、インフラエンジニアのプログラミング言語はPythonがおすすめで、Pythonの基礎は、Python3エンジニア認定基礎試験で学べます。
後々学ぶべき知識:クラウド系の基礎知識
クラウド技術は、近年のインフラ環境で主流になってきている技術です。AWS(Amazon Web Services)などのクラウドサービスを学ぶことで、インフラエンジニアとしてのキャリアが広がります。
AWSの場合、具体的には、クラウドの基本概念から、AWSの主要サービス(EC2、S3、VPC、RDSなど)、クラウド上でのネットワーク構築やセキュリティ設定、バックアップやスケーリングなどは重要です。
ただし、AWSは、サーバーやネットワークの知識がないと、学んでも活かすことが難しい技術です。まずはサーバーやネットワーク(特にサーバー技術)を学んだ後に習得すると、より効率的です。
これらが体系的に学べる資格は、AWS SAA(AWS認定ソリューションアーキテクト アソシエイト)ですが、実際にAWSに触りながら学ぶことがポイントです。
■インフラエンジニアが勉強すべき基礎知識、おすすめ順番のまとめ
・順番①:最初は、ネットワーク系、サーバー系
・順番②:次は、セキュリティ系
・順番③:その後は、シェルスクリプトやクラウドなど
■関連記事:3大資格のLPIC、CCNA、AWSはどれを取るべき?どれから?クラウドエンジニアへの近道資格
インフラエンジニアのおすすめ勉強ロードマップ
インフラエンジニアは、ネットワーク、サーバー、セキュリティ、クラウドなど、幅広い分野に携わるため、幅広い技術分野の学習が必要です。
幅広い分野のスキルを学ぶには、効率的に学習を進めることがおすすめです。ここでは効率的に学習を進めるため、ロードマップを画像で紹介します。
初心者のロードマップ:最初に目指すべきは、浅いT字型のスキルセット
インフラエンジニアが最初に目指したいスキルセットは、浅いT字型のスキルセットです。
そのために、まずは横軸の幅広い基本知識を身につけることが最初のステップです。
特に最初は「ネットワーク」、「サーバー」、「セキュリティ」、「(可能であればクラウドまで)」を学べるとよいでしょう。
これによって、汎用性高いスキルセットになります。また、様々な技術がどのようにお互い作用しあって、システム全体を動かしているのか?という理解が進むようになります。
将来のロードマップ:理想は、深いT字、π字型のスキルセット
インフラエンジニアとしてキャリアアップを成功させるには、上記画像のように、T字もしくはπ字型のスキルセットを意識することが大事です。
幅広い基礎知識を持ちながら、特定の分野で深い専門性を持つことで、現場の即戦力となり、キャリアアップのチャンスを広げることができます。また、会社やチームにとって、欠かせない存在になるでしょう。
どの分野に専門性を持つかは、自由です。興味がある分野や、市場のニーズが高い技術などから検討して、自分が専門性を持ちたい分野を決めるとよいでしょう。
インフラエンジニアの勉強方法
未経験からインフラエンジニアになる、インフラエンジニアとしてキャリアアップするためには、様々な学習を通じて、必要知識やスキルを習得すると、効果が高いです。
ここではインフラエンジニアの勉強方法を説明していきますので、自分にあった学習方法を見つける参考にしてください。
勉強方法①:本(参考書や書籍)で学習
インフラエンジニアとしてのスキルを学ぶために、最も取り組みやすく、またおすすめしたい勉強法として、本や参考書での学習があります。本で学ぶことは非常におすすめです。
本で学習を行うと、購入費用がかかりますし、持ち運びも大変です。しかし、様々なメリットがあります。
■本(参考書や書籍)で学習するメリット:
・体系的に学ぶことができる
・目的にあわせた学習がしやすい
・自分の知識レベルにあうものを選びやすい
本で学習するメリット①:体系的に学ぶことができる
本で学ぶ大きなメリットとして、体系的に知識を学べることがあります。
インフラエンジニアが学ぶべき内容は幅広いため、基礎から順序立てて学びたい場合は、体系的にまとめられている本を選ぶと、学習効率が上がるでしょう。
本で学習するメリット②:目的にあわせた学習がしやすい
本で学ぶ大きなメリットとして、目的にあわせた学習がしやすい点もあります。
例として、「ネットワークの基礎知識を付けたい」、「現場で活かせるサーバースキルを身につけたい」、「転職に強い資格を取りたい」などの目的に対し、それぞれの分野に特化した本を選ぶと、学習がスムーズです。
本で学習するメリット③:自分の知識レベルにあうものを選びやすい
書籍を使うと、自分の知識レベルにあわせやすいです。
インフラエンジニアの学習では、初級者から上級者まで、それぞれに必要となる知識やスキルが異なります。本で学ぶと、入門書から専門書まで多様な書籍があるため、自分の知識レベルにあわせて適切な本を選ぶことができます。
自分にあった学習本を選ぶことで、無理なく学習を進めることもできます。また、理解が進みやすく、学習効率も高めていくことができます。
また、インフラエンジニアのおすすめ本を知りたい方は、「インフラエンジニアにおすすめの本21選、初心者から実務経験者まで幅広く紹介」をあわせてお読みください。スキルレベル別や、目的別で分けて、おすすめ本を説明しています。
勉強方法②:勉強サイトで学習
インフラエンジニアの学習方法として、本での学習と並んでおすすめしたいのは、勉強サイトを活用する学び方です。
特に効率的に知識を学び、より実践的なスキルを身につけた場合は、勉強サイトは大きく役立ちます。
■勉強サイトで学習するメリット:
・無料もしくは安価で学習できる
・いつでもどこでも学習できる
・最新の情報を学べる
勉強サイトで学習するメリット①:無料もしくは安価で学習できる
本で学ぶとお金がかかります。またITスクールに通うと、非常に高額であり、人によっては学習費用の捻出が難しい場合もあるでしょう。
一方で、勉強サイトは無料で学習できるサイトも多数あります。また有料であっても、安価に学べるサイトも多数あるため、勉強費用を抑えたい人にとっての強い味方です。
勉強サイトで学習するメリット②:いつでもどこでも学習できる
勉強サイトは、インターネットが繋がれば、いつでもどこでも勉強できる点も大きな魅力です。
通勤時間や休憩時間、移動中のスキマ時間を活用して学べるため、忙しい中でも効率的に勉強を進めることができます。
また、PCだけでなく、スマホでも学習ができるため、学習環境を選ばないので、学習を続けやすいのが利点です。
勉強サイトで学習するメリット③:最新の情報を学べる
IT業界は技術の進歩が早いため、最新の技術トレンドに対応する必要があります。またインフラ資格なども、随時アップデートされることもあります。
勉強サイトはアップデートが早いため、最新の情報を学びやすいメリットがあります。最新の知識をタイムリーに学びやすいと言えます。
また、おすすめの勉強サイトについて詳しく知りたい方は「インフラエンジニアのおすすめ無料勉強サイト17選!学習目的別に解説」をあわせてお読みください。
無料の勉強サイトのみでなく、有料のおすすめ勉強サイト、またわかりやすく学べる動画教材も含めて記載しています。
勉強方法③:手を動かして学習
インフラエンジニアは知識や理論だけでなく、実際に手を動かして学習することが非常に重要です。手を動かして知識を定着させると、実務で活かしやすいスキルとなります。
手を動かして勉強する方法は様々ありますが、ここではおすすめの学習方法を3つ紹介します。
手を動かして学習①:Linuxサーバーの勉強
サーバーの勉強は、仮想環境でLinux環境を構築し、操作して学ぶことがおすすめです。VirtualBoxやVMwareなどの仮想化ソフトをインストールすれば、Windowsのパソコン上でもLinuxを動かすことができます。
サーバーを手を動かして勉強する際には、まずLinuxでのコマンドライン操作を学びましょう。ファイル操作やディレクトリの移動、ユーザー管理やパーミッションなどの基本操作は、インフラエンジニアの必須スキルです。
まずはVitualBoxと、Ubuntuなどのディストリビューションをインストールして、今まで学んだLinux知識や操作について、手を動かして学んでみましょう。具体的手順は、下記関連記事に記載しています。
■関連記事:【未経験者のLPIC-1対策】Linuxの実機環境を作って学ぶ勉強方法
手を動かして学習②:ネットワークシミュレーターで勉強
ネットワークの勉強は、Ciscoのルータ、スイッチを中古で購入し、CiscoのIOSを手に入れて学ぶのが、本当は一番のおすすめです(キャリアアップや転職にて、一番評価が高い学び方です)。
ただし、ルータ、スイッチを購入するとお金もかかります。ゆえに、無料のネットワークのシミュレーターである、パケットトレーサーを使って、手を動かしながら学ぶことが次点でおすすめです。
パケットトレーサーは、ネットワーク機器などを仮想的に構築できるソフトであり、ネットワークの動作などを、PC上でシミュレーションすることができます。また無料で利用できます。
パケットトレーサーを使って、ルーターやスイッチの設定、VLANの構築、pingコマンドでの疎通確認など、本や学習サイトなどで学んだ範囲を、手を動かして検証してみるとよいでしょう。
手を動かして学習③:クラウドサービス(AWS)を操作して勉強
Linuxやネットワークの知識があれば、クラウドサービス(AWSなど)を操作して勉強することも非常におすすめです。
AWSでは無料利用枠があるので、初めてのアカウント作成であれば、1年間無料で利用できる枠を使うことができます。
AWSを利用すれば、EC2(仮想サーバー)、S3(ストレージ)、VPC(ネットワーク)、RDS(データベース)などをAWS上で立ち上げ、Webサーバーを構築したり、ネットワークの設定などを学ぶことができます。
ただし、AWSは完全な初心者にはおすすめが難しいです。1年間の無料利用枠はありますが、簡単に無料枠は超えてしまいます。また、使った後に片付けをしないと、そのまま課金され続けてしまいます。
初心者を卒業したタイミングで、AWSを学ぶことをおすすめします。
勉強方法④:勉強会、ハンズオンセミナーなどに参加する
インフラエンジニアとしてスキルを高める勉強方法の一つに、勉強会やハンズオンセミナーに参加する方法もあります。
勉強会では、エンジニアのプロフェッショナルから理論や経験などを直接学ぶことができ、最新のトレンドや実務に役立つノウハウなどを学習できます。
また、ハンズオンセミナーでは、現場で活躍するエンジニアから、実践的な技術を学ぶ機会があります。
勉強会などは、都心部が多いですが、全国各地で随時行われています。また最近ではオンライン開催の勉強会も多いです。無料の勉強会も多いので、興味がある方は参加したい勉強会を探すとよいでしょう。
勉強会やハンズオンセミナーは、「connpass」や「TECH PLAY」から探すとスムーズです。
勉強方法⑤:ITスクールに通学する
独学が難しい場合は、ITスクールに通って学ぶことも一つの手です。ITスクールであれば、カリキュラムに沿って学ぶだけで、効率的に学習を行うことができます。
また、ITスクールには、通学型とオンライン型の2種類があります。それぞれにメリットとデメリットがるので、学習スタイルにあわせて選ぶことが大切です。
メリット | デメリット | |
通学型ITスクール | ・対面で直接指導: その場で質問でき、疑問を解消できる。 ・学習環境がある: 自宅での誘惑が少なく、半強制的に学習できる。 ・コミュニケーションがとりやすい: 同期や講師と直接交流できる。 | ・時間と場所の制約: 決まった時間に通学の必要がある。 ・費用が高いことが多い: 教室運営費や設備費が含まれ、オンライン型より高額の傾向。 |
オンライン型ITスクール | ・時間と場所が自由: 自宅やカフェでも学習でき、好きな場所や時間に勉強できる。 ・費用が安いことが多い: 教室運営費や設備費がないため、安価に受講できる傾向。 ・自分のペースで学習できる: 通学時間がなく、隙間時間に学習できる、自分の理解度にあわせて学習できる。 | ・自己管理が必要: 学習の進捗管理や、モチベーションの維持を自分で行う必要がある。 ・リアルタイム対応が難しい: その場で質問ができないため、疑問点の解消が遅れることがある。 |
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勉強方法⑥:(離職中の方向け)職業訓練校に通学する
インフラエンジニアの職業訓練は、ハローワークにて定期的に募集されています。
職業訓練に「インフラエンジニアコース」があれば、職業訓練を受講するのも一つでしょう(ハローワークで、インフラエンジニアの職業訓練を探していると伝えれば、案内してもらえます)。
ただし、関東地方のインフラエンジニアコースの職業訓練は多数開催されていますが、地方は開催されていない事もあります。
お住まい最寄りのハローワークに確認するか、ハローワークインターネットサービス 職業訓練検索で検索するとよいでしょう。
インフラエンジニアが勉強すべき、おすすめ資格
インフラエンジニアの勉強方法として、資格を取得を目指し、その過程で必要な知識やスキルを習得することも、非常におすすめです。
資格取得で学べる内容は、体系的でありかつ、信頼性が高い内容です。また、資格を取得することで、知識レベルを客観的に証明できるため、インフラエンジニアにとって非常におすすめできる勉強法です。
インフラエンジニアにおすすめの資格として、以下のようなものがあります。
■インフラエンジニアのおすすめ資格:
・赤星&赤枠:是非ともとるべき!
・赤枠:非常におすすめ!
・赤点線枠:おすすめ
・枠無し:あれば尚可
※注意点:自分自身が希望するキャリアに沿った資格を、選ぶことが大事です
インフラエンジニアに関わる資格は非常に多く、資格に応じて学べる分野も様々です。また試験の難易度も、やさしい試験から難関試験まで様々です。また受験料が高い資格も多いでしょう。
資格試験は、自分の学びたい分野と、難易度、取得後の評価などを総合的に判断しながら選択することをおすすめします。
また以下からは、初心者に「最初に取得をおすすめする資格」を2つ紹介します。
最初に取得をおすすめ:Linux技術者認定 LPIC/LinuC-1
最初に取得をおすすめしたい資格の一つは、「LPIC/LinuC level1」です。
LPIC/LinuC level1は、いずれもLinuxの基礎的な知識と操作スキルを学べる、Linux技術者認定資格です。インフラエンジニアを目指す人には、LPIC-1もしくはLinuC-1の取得が、ほぼ必須とも言えるでしょう。
LPICやLinuC-1の試験内容は、ファイルの操作やユーザー管理、シェルスクリプトやネットワークの基礎からセキュリティまで、実際の業務で役立つ範囲がカバーされています。
また、資格取得の難易度は、ITSSレベル1で、やさしい資格です。独学でもしっかり学習すれば合格可能であり、Linuxに触れたことがない初心者でも取得しやすい資格として人気があります。
LPIC level1 | LinuC レベル1 | |
試験内容 | サーバー系(Linux) | サーバー系(Linux) |
認定要件 | 101試験、102試験の両方に合格すること | 101試験、102試験の両方に合格すること |
試験時間 | 各試験90分 | 各試験90分 |
出題形式 | 各試験60問 | 各試験60問 |
出題形式 | CBT方式 | CBT方式 |
合格ライン | 約65% | 約65% |
受験料 | 各試験:16,500円(税込) | 各試験:16,500円(税込) |
難易度 | ITSSレベル1:★☆☆☆(やさしい) | ITSSレベル1:★☆☆☆(やさしい) |
おすすめ度 | ★★★★(是非とも取るべき) | ★★★★(是非とも取るべき) |
有効期限 | なし(有意性期限は5年) | なし(有意性期限は5年) |
公式サイト | https://www.lpi.org/ja/japan/ | https://linuc.org/ |
また、LPIC-1とLinuC-1は、試験範囲や難易度、評価などは、ほぼ変わりません。ゆえに、どちらを取得しても構いません。どちらか1つを取得することをおすすめします。
また、LPICとLinuCのどちらを取るかで悩む場合は、「LPIC とLinuC、どっちを取るべきかがわかる! 違いを徹底比較、解説」をあわせてお読みください。
最初に取得をおすすめ:シスコ技術者認定 CCNA
CCNA(Cisco Certified Network Associate)は、ネットワークに関する基礎的な知識を学べる、シスコ技術者認定資格です。
インフラエンジニアを目指す人は是非とも取るべき資格であり、特にネットワークエンジニアには必須の資格とも言えるでしょう。
CCNAの試験内容は、ネットワークの基礎からルーティング、スイッチング、セキュリティからシスコ機器の操作まで、実際の業務で役立つ範囲がカバーされています。
また、資格取得の難易度は、ITSSレベル2であり、簡単ではありませんが、やや易しい資格です。勉強時間をしっかり確保する必要がありますが、独学でもしっかり学習すれば合格可能な資格です。
CCNA | |
試験内容 | ネットワーク系 |
認定要件 | CCNA(200-301)に合格すること |
試験時間 | 120分 |
問題数 | 約100問 |
合格ライン | 約75% |
試験形式 | CBT方式 |
受験料 | 46,860円(税込) |
難易度 | ITSSレベル2:★★☆☆(やや易しい) |
おすすめ度 | ★★★★(是非とも取るべき) |
有効期限 | 3年 |
公式サイト | https://www.cisco.com/c/ja_jp/training-events/training-certifications/certifications/associate/ccna.html |
インフラエンジニアとして、最初に資格を取得するなら、「Linux技術者認定 LPIC/LinuC-1」もしくは「シスコ技術者認定 CCNA」のいずれかが一番のおすすめです。
■関連記事:CCNAとLPICを徹底比較!どっちを取るべき?どっちから取るべき?
■関連記事:【取得順番はこれ!】インフラエンジニアのおすすめ資格を取得順で解説
■関連記事:【おすすめ資格がわかる】インフラエンジニアの資格、難易度一覧
未経験からインフラエンジニアになるための、おすすめ勉強順番
未経験からインフラエンジニアになるには、「手を動かして学ぶ(自宅サーバー構築など)」と「評価される資格(CCNA、LPIC/LinuC)を、1つ取得する」の2つを満たすことが最も有効です。
効率的に最短で学習すれば、早い人は1ヶ月でインフラエンジニアになるための勉強を行うことができます。
以下より、未経験からインフラエンジニアになるための勉強方法を、順番に説明していきます。
未経験からの勉強順番①:サーバーを学ぶか、ネットワークを学ぶかを決める
インフラエンジニアを目指す際に、最初に考えることは学ぶ分野の選択です。「サーバー系」もしくは「ネットワーク系」のどちらを学ぶのかを決めましょう。
この「サーバー系」と「ネットワーク系」は、両方ともインフラの中核となる技術ですが、未経験者が一度に両方を学ぶことは難しいです。片方学ぶだけでも十分効果的ですので、どちらを学ぶかを決めましょう。
どちらを先に学ぶかは、自分の興味や目指すキャリアに応じて決める方がよいです。
■サーバーを学ぶ?それともネットワークを学ぶ?:
・サーバーを学んだ場合:最初はサーバーエンジニア、もしくはインフラエンジニアのキャリアパスが濃厚
・ネットワークを学んだ場合:最初はネットワークエンジニアのキャリアパスが濃厚
また、難易度で選びたい場合は、その後の勉強内容を考慮すると、サーバー系を学ぶ方がやさしいです。サーバーを選ぶ場合、ネットワークに比べて必要となる勉強時間は、1/2から2/3程度に短縮できます。
それでも、サーバーとネットワークの選択で悩む場合は、「CCNAとLPICを徹底比較!どっちを取るべき?どっちから取るべき?」お読みください。
ただし、サーバーもネットワークも、どちらもインフラの基礎です。ゆえにいずれかのタイミングで、両方を学ぶことが望ましいです。
未経験からの勉強順番②:勉強サイトや本で、基礎知識を学ぶ
インフラエンジニアを目指す際に、最初にサーバーやネットワークのどちらを学ぶかを決めたら、次は勉強サイトや本で基礎知識を学んでいきます。以下からは、サーバー系とネットワーク系に分けて説明します。
サーバー系を学ぶ場合①:【時短を目指すなら、これ1冊で可】Linux教科書 LPICレベル1 Version5.0対応(あずき本)
Amazon:Linux教科書 LPICレベル1 Version5.0対応
価格 | 単行本:4,180円(税込) |
ページ数 | 592ページ |
出版社 | 翔泳社 |
発売日 | 2019年4月8日 |
「Linux教科書 LPICレベル1 Version5.0対応(あずき本)」は、サーバー系を効率的に学びたい方におすすめしたい本です。
このあずき本は、Linuxの基礎から実践まで、LPIC-1試験範囲を体系的にカバーした1冊であり、スピーディに学びたい方は、この1冊で十分です。
あずき本は、解説が豊富であり、実際に手を動かして学ぶこともできるように書かれています。サーバー系で重要なファイルシステム、ユーザー管理、シェルスクリプトやネットワークなど、幅広く学べる本です。
完全初学者にはやや難しい内容ですが、初学者でもこの1冊を学習することで、短期間でLinuxサーバーについて、基礎を固めることができます。
サーバー系を学ぶ場合②:【無料で学ぶ場合】LinuCイージス
https://www.infraexpert.com/infra/study10.html
「LinuCイージス」は、サーバー系の知識を無料で学びたい場合におすすめの学習サイトです。
LinuCイージスは、Linuxの基礎から資格対策まで幅広くカバーしており、LPIC/LinuCの資格取得を目指す場合に、ほとんどの内容を学ぶことができます。
このサイトも操作手順やコマンドの使い方などを丁寧に説明されています。また無料で使えるため、費用をかけずに基礎を固めたい方、まずはLinuxの学習に取り組みたい方におすすめできる勉強サイトです。
サーバー系を学ぶ場合③:【やさしい内容から学びたい場合】1週間でLPICの基礎が学べる本
Amazon:1週間でLPICの基礎が学べる本 第3版 徹底攻略シリーズ
価格 | 単行本:2,640円(税込) |
ページ数 | 320ページ |
出版社 | インプレス |
発売日 | 2019年6月20日 |
「1週間でLPICの基礎が学べる本」は、サーバー系の知識を、とにかくやさしい内容で学びたい場合におすすめする本です。
この本は、完全初心者向けに作られており、難しい技術用語や概要をわかりやすく説明しています。また文字の量も多くないため、初心者でも非常に読みやすい本です。
ただし、「1週間でLPICの基礎が学べる本」は、LPIC-1の全試験範囲をカバーしていません。手軽にサーバーの基本を学ぶことはできますが、LPIC-1の資格が取れる本ではありません。
補助学習用の本として、最初に読む場合は、非常に有効です。
■サーバー系を学ぶ場合の、まとめ:
・【時短を目指すなら、これ1冊で可】Linux教科書 LPICレベル1 Version5.0対応(あずき本)
・【無料で学ぶ場合】LinuCイージス
・【やさしい内容から学びたい場合】1週間でLPICの基礎が学べる本
ネットワーク系を学ぶ場合①:【時短を目指すなら、これ1冊で可】シスコ技術者認定教科書 CCNA 完全合格テキスト&問題集[対応試験]200-301 (白本)
Amazon:シスコ技術者認定教科書 CCNA 完全合格テキスト&問題集[対応試験]200-301
価格 | 単行本:4,268円(税込) |
ページ数 | 888ページ |
出版社 | 翔泳社 |
発売日 | 2020年6月24日 |
「シスコ技術者認定教科書 CCNA 完全合格テキスト&問題集(白本)」は、ネットワーク系の学習を効率的に進めたい人向けの、おすすめ本です。
この白本は、CCNAの試験範囲を網羅しており、この1冊でCCNA試験に必要な知識を学ぶことができ、スピーディに学習を進めたい場合は、この1冊で問題ありません。
白本は、ネットワークの基礎である、TCP/IPやルーティング、スイッチング、セキュリティからシスコ機器の操作まで、幅広く学べる本です。
完全初学者には難しい内容ですが、この初学者でもこの1冊を学習することで、短期間でネットワークについて、基礎を固めることができます。
ネットワーク系を学ぶ場合②:【無料で学ぶ場合】CCNAイージス
https://www.infraexpert.com/info/ccnaz7.html
「CCNAイージス」は、ネットワーク系の知識を無料で学びたい場合に、おすすめする学習サイトです。
CCNAイージスは、CCNA資格を目指す方向けに作られており、資格取得だけでなく実務にも役立つ内容で構成されています。
このサイトもネットワークに必要な基礎知識からプロトコル、ルーティングやスイッチングなどが丁寧に説明されています。また無料で使えるため、費用をかけずに基礎を固めたい方に、おすすめできる勉強サイトです。
ネットワーク系を学ぶ場合③:【やさしい内容から学びたい場合】シスコ技術者認定教科書 図解でスッキリ! パッとわかるCCNAの授業
Amazon:シスコ技術者認定教科書 図解でスッキリ! パッとわかるCCNAの授業
価格 | 単行本:2,420円(税込) |
ページ数 | 264ページ |
出版社 | 翔泳社 |
発売日 | 2019年5月13日 |
「図解でスッキリ! パッとわかるCCNAの授業」は、ネットワーク系の知識を、とにかくやさしい内容で学びたい場合におすすめできる本です。
この本は、完全初心者向けに作られています。ネットワークは複雑な概念が多いため難しく感じやすいですが、概要をわかりやすく説明しており、初心者でも非常に読みやすい本です。
ただし、「図解でスッキリ! パッとわかるCCNAの授業」1冊で、CCNAを取得できる学習量にはなりません。ネットワークの基本をやさしく学ぶことはできますが、CCNAの資格が取れる本ではありません。
補助学習用の本として、最初に読む場合は、非常に有効です。
■ネットワーク系を学ぶ場合の、まとめ:
・【時短を目指すなら、これ1冊で可】シスコ技術者認定教科書 CCNA 完全合格テキスト&問題集[対応試験]200-301 (白本)
・【無料で学ぶ場合】CCNAイージス
・【やさしい内容から学びたい場合】シスコ技術者認定教科書 図解でスッキリ! パッとわかるCCNAの授業
未経験からの勉強順番③:手を動かして学ぶ
未経験からインフラエンジニアを目指す場合は、手を動かして学ぶことがスキル習得のポイントとなります。また未経験者の面接でも「手を動かして学習した経験の有無」は聞かれやすいため、学ぶことはおすすめです。
以下からは、手を動かして学ぶおすすめの勉強法を、サーバー系とネットワーク系に分けて説明していきます。
手を動かす、サーバー系のおすすめ勉強:仮想環境を使ったLinux操作
未経験者に一番おすすめするサーバーの勉強は、仮想ソフトを使ったLinux操作です。仮想ソフトを使えば、物理サーバーを用意しなくても、自分のPCでLinuxを操作することができます。また一番簡単かつ無料です。
自分のPCでLinux操作を行う場合は、VitualBoxにUbuntuをインストールすることがおすすめです。簡単なやり方は、成蹊学園さんの「VitualBoxとUbuntuのインストール」を参照するとよいでしょう。
VitualBoxとUbuntuをインストールした後は、今までLPIC/LinuCで学んできたコマンドなどを、実際に打ち込んで、挙動を検証してみるとよいです。ファイルやディレクトリの操作、ユーザー管理などを試すことをおすすめします。
また、VitualBoxをインストールした後であれば、LPI-Japanさんが無料で配布している「Linux標準教科書」を見ながら、コマンドやオプションを打ち込んでみるのも、非常によいです。
VirtualBoxを使ってLinuxの勉強をすると、下記のような画面で、手を動かしながら学ぶことができます。
手を動かす、ネットワーク系のおすすめ勉強:パケットトレーサーを使ったネットワークシミュレーション
未経験者に一番おすすめするネットワークの勉強は、パケットトレーサーを使ったネットワーク操作です。ネットワークを手を動かして学ぶやり方では、一番簡単かつ無料なので、おすすめです。
パケットトレーサーであれば、仮想のルータやスイッチを用いて、ネットワーク設定が行えます。例として、IPアドレスの設定やインターフェースの有効化、ルーティングプロトコルの設定などができます。
パケットトレーサーをインストールして学ぶやり方は、「Cisco Packet Tracer(パケットトレーサー)を使いこなそう!」がわかりやすいです。
また、パケットトレーサーをインストールした後は、CCNAで学んだコマンドなどを打ち込んでみながら、挙動も含めて検証してみると、非常に勉強になります。
パケットトレーサーを使ってネットワークの勉強をすると、下記のような画面で、手を動かしながら学ぶことができます。
未経験からの勉強順番④:おすすめ資格(LPIC/LinuC-1もしくはCCNA)を取得する
インフラエンジニアを目指す際に、サーバー系の「LPIC-1」、「LinuC-1」、もしくはネットワーク系の「CCNA」の取得は、未経験転職の強い武器になります。資格が未経験転職で有利な理由は、以下です。
■資格が未経験転職で有利な理由:
・ITインフラ知識を、体系的に習得している証明となる
・資格が、インフラエンジニアになりたい理由(志望動機)の説得力を高めてくれる
・他応募者との差別化ができる
・未経験者は、有資格者しか採用しない求人も多くある
また、資格は「LPIC-1」、「LinuC-1」、「CCNA」のいずれか一つで問題ありません。サーバー系の勉強をしている場合はLPICもしくはLinuC、ネットワークの場合はCCNAを取得しましょう。
また、以下では資格取得のためのおすすめ勉強教材を説明します。
サーバー系、ネットワーク系ともに【必須】:Web問題集 Ping-t
「Ping-t」は、ITインフラ資格に特化した非常に有名なWeb問題集であり、特にCCNAやLPIC試験に強みがあります。
Ping-tは、CCNAだけで約1,400問、LPIC-1は約1.200問の問題数が収録されています。また解説が非常に丁寧であり、CCNAやLPICの受験時には必須といえる問題集です。Ping-tがないと、試験対策が大変になります。
また、Ping-tは、CCNAとLPIC試験の前半部分を無料で利用できます。後半部分は有料プランであり、利用期間によって金額が変わります。
Ping-t | 金額 |
無料コンテンツ(CCNA、LPIC前半部分) | 無料 |
有料コンテンツ(1ヶ月利用) | 2,640円 |
有料コンテンツ(2ヶ月利用) | 3,300円 |
有料コンテンツ(3ヶ月利用) | 3,960円 |
サーバー系【未経験者は、ぜひ買うべき】:LPICレベル1 スピードマスター問題集(白本)
Amazon:LPICレベル1スピードマスター問題集: Version5.0対応 101試験、102試験対応
価格 | 単行本:2,750円(税込) |
ページ数 | 552ページ |
出版社 | 翔泳社 |
発売日 | 2019年9月11日 |
「LPICレベル1 スピードマスター問題集(白本)」は、サーバー系を学び、LPIC-1の資格取得を目指す初心者の場合、是非とも買うべきと言える問題集です。
この白本は、LPIC-1試験対策に特化した問題集であり、本試験を意識した問題が約500問収録されています。また、的中率も非常に高いため、試験対策をスムーズに進めるためには、ほぼ必須と言える本です。
ただし、白本の内容は、LPIC-1の本試験よりもやや難しいです。最後の試験対策の仕上げとして利用することがおすすめです。
ネットワーク系【未経験者は、ぜひ買うべき】:徹底攻略Cisco CCNA問題集[200-301 CCNA]対応(黒本)
Amazon:徹底攻略Cisco CCNA問題集[200-301 CCNA]対応
価格 | 単行本:3,828円(税込) |
ページ数 | 688ページ |
出版社 | インプレス |
発売日 | 2021年4月21日 |
「徹底攻略Cisco CCNA問題集[200-301 CCNA]対応(黒本)」は、ネットワークの知識を深め、CCNAの資格取得を目指す初心者の場合、非常におすすめできる問題集です。
黒本は、CCNA対策に特化した問題集です。CCNAの範囲は広く、ネットワーク基礎からルーティング、スイッチングなどが幅広く出題されますが、黒本では出題されやすい問題が掲載されており、効率よく学習できます。
また、計800問を超える問題が掲載されており、Ping-tとあわせて併用することで、豊富な問題を用いて学習をスムーズに進めることができます。
無料で勉強して、インフラエンジニアを目指すなら
当社では、インフラエンジニアになるための研修・転職サービスを無料で提供しており、経済産業省のリスキリングプログラムにも認定されています。
本サービスを有効活用すれば、転職に強い資格も取れ、未経験・IT知識ゼロの状態からでも、最短1ヶ月半でインフラエンジニアになることができます。
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