インフラエンジニアを目指す人におすすめの資格、取得順番

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こんにちは、インフラ系エンジニア専門の転職エージェントの中の人です。

インフラエンジニアに資格はいらない、という人もいますが、未経験者や初心者には資格取得は非常に有効といえます。

今回は初心者、未経験者向けに、おすすめの資格、取得順番などを説明します。
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インフラエンジニアとは


インフラエンジニアはサーバー、OS、ネットワーク、セキュリティといったITインフラを構築、運用するエンジニアを指しますが、会社や人によって定義が異なる事があります(仕事内容、対象領域は、幾分あいまいな所があります)。

一番多い考え方としては、インフラエンジニアはサーバー系(サーバー、OSを主として、運用管理ツールやRDBMSといったミドルウェア)を主な領域とするエンジニアを指し、ネットワークエンジニアはネットワーク系(ルーターやスイッチといったネットワーク機器)を主な領域とする事が多いです。

ただし、サーバー系もネットワーク系も両方対応するエンジニアを「インフラエンジニア」と呼ぶ事もあります。

インフラエンジニアになるには、資格はいらない?必要?

結論としては、インフラエンジニアになるために、資格は絶対必要という訳ではありません(資格なしでもインフラエンジニアとして活躍する人は多数います)。

ただし、未経験者や初心者の場合には、「聞いた事が無い言葉が多すぎて、理解が追いつかない」や「何が分からないかもわからない」といった事が起きる事も多いため、仕事で必要とされる知識を体系立てて学べる資格取得は非常に有効です。

また、未経験採用と書いてあるインフラエンジニア求人も、実際は「資格取得レベルの知識を必要」としている事も多いですので、資格はあれば尚良いと言えます。

資格を取るメリットは?年収が上がるの?

初心者や未経験者が資格を取るメリットは、大きくは下記3つです。

資格を取った時のメリット

・スキルが身につく仕事に携わりやすい
・年収が上がりやすい
・就職、転職時に有利になりやすい

資格を取ると資格手当が付く事もありますし、就職・転職時に有利になる(年収が高い会社などから内定をもらいやすい)事は想像がつきやすいと思いますが、一番のメリットは「スキルが身につく仕事に携わりやすい」所でしょう。

資格なしの初心者インフラエンジニアは、意外なほどスキルが身につく仕事に携わりにくい実状があると思いますが、インフラ系資格取得で、スキルが身に付く仕事に携わる確率が格段に上がります(スキルが身に付くと、年収も上がります)。

初級者(未経験者、初心者)におすすめのインフラエンジニアの資格

未経験者や初心者の場合は、最初にどのような資格を取るべきでしょうか?

順序として、最初に取る事をおすすめする資格を5つ説明します。

取得順番①:未経験者、初心者が最初に取りたいおすすめ資格

(特におすすめ)Linux技術者認定 LPIC(LinuC)level1


https://lpi.or.jp/examination/level1.shtml
インフラエンジニアであれば、最初に取得したい資格として、サーバー系資格であるLinux技術者認定のLPIC(もしくはLinuC)レベル1をおすすめします(LPICの難易度は3段階であり、レベル1、レベル2、レベル3までありますが、最初はレベル1で十分です)。

またLPICレベル1の難易度は易しく、IT未経験者でも独学で取得する人は多く、企業からの評価も一定ある資格ですので、難易度と評価のバランスで一番おすすめだと思います。

■関連記事:【まとめ】LPICとは?取得メリット、難易度、勉強方法など
■関連記事:LinuC(LPIC)は転職・就職でどれくらい有利?取るべき人と不要な人とは

(特におすすめ)シスコ技術者認定 CCNA


https://www.cisco.com/c/ja_jp/training-events/training-certifications/certifications/associate/ccna.html
インフラエンジニアであれば、ネットワーク系資格であるシスコ技術者認定のCCNAも特におすすめ出来る資格です(CCNAはシスコ技術者認定資格で、2020年4月時点で、日本語で受ける事が出来る資格の中で、一番易しい資格です)。

CCNAは市場からの評価はLPIC(LinuC)level1よりも若干高いですが、2020年2月に試験改定があり合格難易度が上がりましたので、少々難易度はあるかも知れませんが、おすすめ出来る資格です。

■関連記事:【まとめ】改定後の新CCNAとは?資格の取得メリット、難易度、勉強方法など
■関連記事:【断言します】CCNAは転職・就職で非常に有利になる資格です
■関連記事:CCNAとLPICは、どっちを取るべき?需要や難易度等を説明します

ITパスポート


https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/index.html
ITパスポートは、国家資格で最も難易度が低い(スキルレベル1)の資格であり、IT系の資格で最も易しい資格の一つと言えます。

ただし、ITパスポートは易しすぎるため、取得しても「就職や転職などでの評価」には繋がりません。

「ITを基礎から学んでみたい」と考える未経験の方におすすめ出来る資格です

基本情報技術者試験


https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/fe.html
基本情報技術者試験は、国家資格でITパスポートの上位資格(スキルレベル2)であり、「ITエンジニアを目指すための資格」とも言われます。

基本情報技術者試験は出題範囲が広いためIT全般の知識を学ぶ事ができますが、出題範囲が広すぎて、インフラエンジニアとして必要な知識を学べる部分はあまり多くはない資格とも言えます。

IT全般を学べる事は非常に良いのですが、学生の就職には若干有利、中途採用の転職ではあまり有効ではない部分はあります。

ITIL Foundation

http://it.prometric-jp.com/testlist/peoplecert/
ITIL(アイティル)はサービスマネジメント(運用管理)系の資格であり、ITILの中で一番易しい資格がITIL Foundationです。

ただし、ITIL Foundationは自分から希望して取得するというよりも、所属する会社からの指示で取る事が多い資格とも思います。

ITIL Foundationは、あれば尚可ではありますが、市場からの評価にはあまり影響はない資格です。

以上が初級者向けの資格となりますが、一番のおすすめは間違いなく「LPIC(LinuC)level1」もしくは「CCNA」です。

LPICやCCNAの取得が難しいようであれば、最初の取っ掛かりとしてITパスポートを取得するというのが主要な流れ(順序)と言えるでしょうし、LPICかCCNAを取得すれば就職や転職にも有利と言えるでしょう。

初級~中級者におすすめのインフラエンジニアの資格

では、LPICのレベル1やCCNAを取得した場合は、次の順序として、どのような資格を考えればよいでしょうか?

下記からは、インフラ構築やインフラ設計を目指したい人、仕事の幅を広げて活躍したい人などにおすすめする資格を説明します。

取得順番②:インフラ構築や設計エンジニアを目指したい、活躍したい場合の資格

(特におすすめ)Linux技術者認定 LPIC(LinuC)level2、level 3


https://www.lpi.org/ja/our-certifications/lpic-2-overview
Linux技術者認定のLPICやLinuCレベル1の上位資格であるレベル2、レベル3も、仕事のレベルを高めるためにおすすめ出来る資格です(特にレベル2は、難易度に対して評価を考えると、取得して損はない資格だと思います)。

もちろん資格取得の勉強とともに、手を動かして勉強を並行する事が重要ですが、特にサーバー構築や設計の分野に進みやすい資格と言えます。

(特におすすめ)シスコ技術者認定 CCNP


https://www.cisco.com/c/ja_jp/training-events/training-certifications/certifications/professional/ccnp-enterprise.html
CCNAの上位資格であるCCNPも、特におすすめしたい資格の一つです。

CCNPの難易度は一定ありますが、インフラエンジニアやネットワークエンジニアとして、上流工程で活躍する事を考えると、取得すると恩恵はある資格ですので、CCNAを取得したらCCNAの有効期限をむかえる3年以内にCCNPを取得する流れがおすすめだと思います。

■関連記事:CCNAとCCNPの違いとは?CCNPまで取るべきなのか?

(特におすすめ)ネットワークスペシャリスト試験


https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/nw.html
国家試験のネットワークスペシャリスト試験は、スキルレベル4の資格であり、インフラ全般を学べる高難易度の資格ですが、LPICのレベル2やCCNPを取得した後に取得がおすすめ出来る資格です。

ネットワークスペシャリストは有効期限がありませんので、CCNPを取得してからCCNPの有効期限が切れる前(CCNP取得から3年以内)にネットワークスペシャリストを取得すると、更に良いと思います。

(特におすすめ)AWS認定ソリューションアーキテクト アソシエイト


https://aws.amazon.com/jp/certification/certified-solutions-architect-associate/
クラウド分野に興味を持った場合には、クラウド系資格で一番有名なAWS認定ソリューションアーキテクトのアソシエイト資格も良いと思います。

クラウド領域は需要も高く、インフラエンジニアに必要な知識になりつつある所がありますので、クラウドの勉強は有効であり、クラウドの勉強であればAWS認定が一番有効だと思います。

マイクロソフト認定プロフェッショナル MCSA


https://www.microsoft.com/ja-jp/learning/mcsa-certification.aspx
Windows環境に強みを持ちたい場合は、マイクロソフト認定プロフェッショナル(MCP)のMCSAも有効な資格と言えるでしょう。

MCSAを取得するのであれば、最初はMCSA WindowsServer2016だと思いますが、MCSAは2020年6月に試験終了となりますので、お気を付けください。

Orale Master Bronze、Silver


https://www.oracle.com/jp/education/certification/index-172250-ja.html
データベースに強みを持つインフラエンジニアも需要が高いため、データベース系の資格であるOracle Master も有効だと言えます(データベース系は、特に資格が有効な分野と言えます)。

Oracle Masterは、「Bronze」⇒「Silver」⇒「Gold」⇒「Platinum」という順序で難易度が上がりますが、データベースの知識が欲しい場合はBronzeとSilverでも良いと思います(データベースに強みを持っていきたい場合は、Gold以上が欲しい所です)。

応用情報技術者試験


https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/ap.html
応用情報技術者試験は、スキルレベル3の国家資格であり、IT全般を学ぶ事が出来る資格です。

若手の場合は、応用情報技術者試験は評価対象となる事も相応あり、もしあなたが20代であれば応用情報技術者試験を取得するのも良いと思います(30代以降であれば、更に専門的な資格の方が良いかも知れません)

Python3 エンジニア認定基礎試験

https://www.pythonic-exam.com/exam/basic
自動化やクラウド等の影響でプログラミングの知識を問われる事も増えてきましたが、プログラミング系の資格であれば、インフラエンジニアに一番人気のPython3 エンジニア認定基礎試験も有効でしょう(難易度に対して、評価は高めだと思います)。

TOEIC

https://www.iibc-global.org/toeic.html
レベルが高いエンジニアを目指すのであれば、英語力はやはりあった方が良いと言えるでしょう(最新技術や製品マニュアルなどは、英文である事もやはり多いですので)。

基本的にはTOEICですと700点以上を取得すると少々メリットが出てくる傾向があり、800点以上を取得するとメリットが大きくなる傾向です(会社によっては、830点~850点以上で、英語力上級とみなす傾向があると思います)。

将来外資系に行きたい人は、特に英語の勉強は有効と言えるでしょう。

上級者におすすめのインフラエンジニアの資格

こちらからは上級レベルのインフラエンジニアが、更に上位に挑戦する際の資格を説明します。

取得順番③:インフラエンジニアとしてプロフェッショナルを目指す時の資格

AWS認定ソリューションアーキテクト プロフェッショナル

https://aws.amazon.com/jp/certification/certified-solutions-architect-professional/
クラウドに強みを持っていきたい考えがあれば、AWS認定で一番難易度が高いとも言われる、AWS認定ソリューションアーキテクト プロフェッショナルに挑戦をするのも一つでしょう。

難易度は高いですが、需要も将来性も高く、有用な資格と思います。

情報処理安全確保支援士


https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/sc.html
セキュリティに強みを持っていきたい考えがあれば、国家資格の情報処理安全確保支援士が良いでしょう。

情報処理安全確保支援士も難易度は高いですが、需要も将来性も高く、有用な資格と言えます。

シスコ技術者認定 CCIE


https://www.cisco.com/c/ja_jp/training-events/training-certifications/certifications/expert/ccie-enterprise-infrastructure.html
ネットワーク系に強みを持っていきたいようであれば、シスコ系資格でCCArを除い田中で最難関となるCCIEも非常に有効でしょう。

CCIEは難易度が跳ね上がりますが、ネットワークスペシャリストとしてのステータスがあり、大きな評価をもらえる資格と言えます。

PMP


https://www.pmi-japan.org/pmp_license/pmp/
プロジェクト管理系の資格であるPMPは、難易度に対して評価が得やすい傾向があり、個人的におすすめ資格です(特にプライムSIerでは、30代後半以降あたりから必須に近い資格だと思います)。

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