インフラエンジニアは楽な仕事?楽すぎて不安な方へ、対処法も説明

Pocket

こんにちは、インフラ系エンジニア専門の転職エージェントの中の人です。

インフラエンジニアは、仕事が「きつい」とも言われますが、「楽すぎる」とも言われます。このきつい、楽すぎるは、勤める会社や配属プロジェクトによって大きく変わります。

きついことも悩みのタネですが、「楽すぎることで不安」、「楽すぎてつらい」というのも、よくある転職理由です。

この記事では、インフラエンジニアが楽すぎると言われる理由や、楽すぎて不安な人への対処法などを説明していきます。

特に「毎日同じことの繰り返しで、新しい仕事を経験するチャンスがない」、「他の会社で通用するスキルがないため、不安」と感じる方は、是非この記事を読んでください。

この記事を書いた人はこちら

目次

なぜインフラエンジニアは、楽すぎると言われるのか

インフラエンジニアは、企業のITシステムを支える重要な役割を担っています。

具体的には、サーバーやネットワーク、データベース、クラウド環境など、システムが安定して稼働するためのインフラを設計、構築、運用することがインフラエンジニアの仕事です。

インフラエンジニアはシステムを安定して使えるようにするため、様々な分野の知識やスキルが必要とされます

楽すぎと言われる、インフラエンジニアの仕事内容とは

一方で、インフラエンジニアの仕事は、大きく以下の5つのフェーズ(工程)で分けられますフェーズによって仕事内容が異なり、必要とされるスキルも大きく異なります

上記のフェーズのうち「要件定義」、「基本設計」、「詳細設計・構築」については、楽すぎと言われることはありません。むしろ、身につけるべきスキルが非常に多く、習得には多大な時間と労力が必要です。

また、「運用」についても、仕事内容に大きく左右されますが、豊富な経験やスキルが必要とされることも多々あるため、楽とは言えないことも多いでしょう。

一方で、楽すぎると言われやすいのは「監視・サポート」の仕事です。監視の仕事は、IT業界では監視オペレーターとも言われ、スキルや知識が求められないため、楽すぎると言われます。

この監視オペレーターは、「楽すぎてつらい」、「暇」と言われることも多く、将来のキャリアに不安を感じる人がもっとも多い仕事内容です。楽すぎると言われるのは、監視オペレーターのみでしょう。

監視オペレーターのことを詳しく知りたい方は、「運用監視オペレーターは、早めに辞めて転職すべき。将来性は低い」をあわせてお読みください。

■関連記事:インフラエンジニアとは?仕事内容をわかりやすく、具体的に解説

また、以下からは、楽すぎると言われる理由について、「初級者」と「全般」の場合に分けて、説明していきます。

【初級者】インフラエンジニアが楽と言われる理由

【初級者】専門知識、スキルがいらない仕事を担当しているため

「楽すぎる」と言われる理由の一つに、「専門知識やスキルがいらない仕事を、担当しているため」があります。これは、ほぼ「監視の仕事」を指しています

監視の仕事は、システムやネットワークが正常に稼働をしているかを常時チェックし、異常が発生した際にマニュアル通りに対処する仕事です。

この場合、やることがマニュアルとして決まっているので、難易度が高いトラブルシューティングが求められることはなく、専門知識やスキルが必要とされません。代わりに正確なオペレーション力が求められます

また勤める会社によっては、その他の時間で専門知識やスキル習得を強制されますが、スキル習得を強制されない会社などもあるため、場合によっては、楽すぎと感じてしまいます。

【初級者】毎日が定型作業で、ルーチンワークをしているため

毎日が定型作業で、ルーチンワークをしている」場合も、楽すぎると言われることがあります。これは監視業務、もしくは難易度が高くない運用保守をしている場合にあります。

毎日が決まった作業の繰り返しであれば、毎月毎年同じことを繰り返すことになり、経験が長くなれば更に楽になってくると言えます。よく「仕事に飽きた」と言われるパターンと言えるでしょう。

定型作業は、未経験者やスキルが少ない人でも習得しやすく、短期間で慣れることができる仕事ではありますが、決まっていない作業(非定型作業)が少ないと、ルーチンワークに感じてしまうでしょう。

【初級者】残業がほぼない仕事をしているため

「残業がほぼない」場合も、楽すぎると言われることがあります。これも監視の仕事や、一部の運用保守の仕事で言われやすいでしょう。

インフラエンジニアはシステムが正常稼働している場合は、特別な対応が必要ないこともあります。特に監視の仕事は、交代制のシフト勤務となるため、計画された作業を終えて、残業がほぼないことが多いでしょう。

ただし、トラブルが発生した場合や、インフラの構築や更新のプロジェクトでは、追加業務や夜間対応などが発生することはありますが、プロジェクトや仕事内容によっては、残業がほぼないことがあります。

【全般】インフラエンジニアが楽と言われる理由

【全般】一度身にスキルは、長く役立つため

インフラエンジニアはインフラの設計、構築、運用を行うための専門スキルが必要ですが、これらのスキルは一度身につけると、長期間に渡って役立つスキルセットとなります。

特にネットワークやサーバーの基本的な知識や技術、セキュリティについての理解は、IT業界の中では基礎となるため、技術の早い分野であっても普遍的な知識であり、応用が効きやすいスキルになります。

例として、インフラエンジニアとして習得したスキルは、クラウドエンジニアやセキュリティエンジニアなど、他の分野にも応用ができ、長く役立つスキルといえるでしょう。

更なるステップアップをするためには、更なるスキル習得が必要となりますが、早めにスキルを習得することで、長くスキルが使え、結果として安定したキャリア形成につながっていきます。

【全般】スキルアップに伴い、理想的なキャリアや働き方に近づくことができる

インフラエンジニアは、日々の仕事や自己学習によってスキルを習得することで、それを活かしてキャリアアップしやすく、理想とするキャリアに近づきやすい職種です。

例として、インフラエンジニアからクラウドエンジニアやセキュリティエンジニアに方向転換することや、プロジェクトマネージャとして案件を管理するポジションに進むこともできます。

また、スキルアップに伴い、年収を上げていくことや、リモートワークの比率を高めるなど、成長を通して理想的なキャリアや働き方に近づけていけることもあります。

もちろん、自分の目指す方向性を見定めて努力をする必要がありますが、スキルアップを通して、理想的なキャリアに近づける可能性が高いため、楽と言われることもあります。

インフラエンジニアは、決して楽な仕事ではない

インフラエンジニアは、一部の人(特に初級者)に楽なイメージを持たれることがありますが、実際の現場では高度なスキルが求められ、大きな責任を担います。決して楽な仕事ではありません

インフラエンジニアは、企業やサービスのITインフラを支え、システムやネットワークの安定稼働を担う重要な役割です。これらは、突発的なトラブルの対応、継続的な技術の習得、プレッシャーを伴う仕事です。

以下からは、インフラエンジニアが楽な仕事ではない理由を説明していきます。

楽ではない理由①:トラブル対応によるプレッシャーと緊急性

インフラエンジニアの重要な仕事は、システムやネットワークが安定稼働することです。システムに障害が起きた場合、早期に原因を特定し、最短で復旧作業を行う必要があります。

特に、システムやサービスが停止すると、顧客やビジネスに大きな影響を及ぼし、大損害にもつながるため、トラブル発生時のプレッシャーは、決して小さいものではありません。

例として、サーバーがダウンした場合は、その原因がハードウェアにあるのか、ネットワークの問題なのか、ソフトウェアの設定ミスなのかなど、様々な可能性を短時間で検証して、特定していく必要があります。

トラブル発生時には、高度なトラブルシューティング力や経験が求められ、また夜間や休日の呼び出しもあり、決して楽ではないと言えます。

楽ではない理由②:技術の進化、幅広い知識に対応する必要性

インフラエンジニアの仕事は、クラウド技術の普及やインフラ自動化など、日々進化しています。基本スキルは廃れにくい技術であるものの、応用スキルは変化が激しく、技術の進化に対応する必要があります。

特にクラウド技術は進化が早い分野の一つです。各サービスの機能やセキュリティ仕様も頻繁に更新されるため、進化に対応しないと、対処することが難しくなっていきます。

また、技術の進化のみでなく、求められる知識が広いのも、楽ではない理由の1つです。AWSやAzure、Google Cloudといったクラウド環境の構築・管理、AnsibleやTerraformなどの自動化ツールなど、必要な知識も広範囲です。

ゆえに、新しい技術を学び続けることは負担にもなります。成長意欲が高い人には刺激的な環境ですが、継続的に学習することが嫌いな人は、つらいと感じられるでしょう。

楽ではない理由③:シフト勤務や不規則な勤務体制

インフラエンジニアの仕事では、24時間365日のシステム稼働を支えるため、特に初級者の場合は夜勤を含めたシフト勤務の勤務形態が多いです。

またシステムのメンテナンスや障害対応など、夜間や休日に行われる作業もあり、夜間対応が求められる働き方で、勤務体制が不規則になってしまうこともあります。

このような勤務体制が、生活リズムに影響することで、心身の負担になることもあります。また不規則な勤務が続くと、体調管理も難しくなりかつ、疲れも蓄積しやすくなるため、決して楽な働き方ではありません。

インフラエンジニアの仕事は「楽」ではない、責任ある仕事

インフラエンジニアの仕事の一部では、求められるスキルや知識が少なく、残業も少ないことはあります。また、トラブルが少ない場合は、楽に見えてしまうこともあるでしょう。

実際、インフラエンジニアの仕事はバックエンドで支える役割が多いため、一般の人からは仕事がわかりにくく、成果もわかりにくいことがあります。そのため「裏方の仕事=楽そう」という誤解があるかも知れません

しかしインフラエンジニアは、様々なプレッシャーの中でスキルを身につけながら、ITインフラを支える重要な役割があり、「楽」とは言いがたい、むしろ責任ある仕事と言えます。

「楽すぎて不安」の時は要注意、対処法を考るべき

時には「楽すぎて不安」を感じる方もいます。楽すぎて不安を感じる方は、ほとんどが監視オペレーターの方ですが、楽すぎて不安を感じてしまう場合は、注意すべきです。

特に、「このままの状態が続くと、5年後や10年後にどうなるんだろう」と考えて、大きな違和感や将来の不安を感じた場合には、要注意と言えます。

「楽でいい」という捉えるだけでなく、キャリアやスキルアップの観点から、一度冷静に状況を見直し、対処法を考えるべきと言えます。

以下からは、楽すぎて不安の時に考えたい対処法を説明します。

対処法①:業務効率化を検討し、単純作業から抜け出す

仕事がルーチンワークとなっている場合は、現状の業務プロセスについて、効率化できる余地がないかを見直してみましょう。効率化できる余地があれば、改善提案を通じて、単調作業から抜け出すことができます。

また、業務効率化を行うために、Excelのマクロやスクリプトなどを学び、活用する所を見つけるというやり方でも非常によいでしょう。改善提案や業務改善は、インフラエンジニアのキャリアにとって、成果となります。

また、業務を見直すスキルも、インフラエンジニアにとっては貴重なスキルです。

対処法②:担当プロジェクトを変更する

仕事が楽すぎて不安な場合、簡単な対処法として、今の担当プロジェクトを変更することもあります。インフラエンジニアの仕事は難易度が低いものから高いものまで様々であるため、仕事の難易度を上げてみましょう

やり方は、営業担当や上長に相談することです。今まで勤務した期間や、評価、取得した資格などをもとに、プロジェクトの変更を検討してくれることもあるでしょう。

ただし、今までの努力や知識・スキルの有無によっては、プロジェクトの変更が難しいことも多いです。この場合は、プロジェクト変更に必要となる知識やスキルを、まず身につけることが大切となります。

対処法③:自己学習でスキルアップを図る

業務効率化やプロジェクト変更に必要なスキル習得のため、自己学習でスキルアップを図ることは非常に大切です。楽に感じる仕事の時間を活用できるようであれば、更に効果的になるでしょう。

インフラエンジニアは自己学習が非常に大事です。特に難易度が高い仕事に挑戦したい場合は、事前に自己学習して、知識やスキルを客観的に証明することが大事です。

挑戦する前には、努力が必要です。努力をすることで、挑戦するためのチケットを手に入れることができます。挑戦する前に努力が必要ということを理解しないと、キャリア形成で大きくつまづきやすくなります。

まずは、やりたい仕事関連の資格取得や、手を動かしての学習を、自己学習で遂行してみましょう。

■関連記事:【初心者必見】効率的に学ぶ!インフラエンジニアの勉強方法と順番

■関連記事:【取得順番はこれ!】インフラエンジニアのおすすめ資格を取得順で解説

対処法④:キャリアパスや目標を再確認、設定する

「楽すぎる」と感じる原因の一つに、キャリアの不透明感もあります。自分がどのようにキャリアアップしたいのかがわからないと、不安を感じやすいでしょう。

自分がどのようにキャリアアップをしていくのか?を明確にするために、上司や先輩、営業担当に相談し、成長に向けたアドバイスを受けましょう。

将来のキャリアパスが見えてくると、「楽な仕事」でも、「今の自分には必要な仕事」と理解ができることもあります。また目標が見えることで、「今、何をやるべきか」がわかることもあり、不安が大きく解消されます。

また、キャリアパスについて詳しく知りたい方は「インフラエンジニアはキャリアパスをどう描く?キャリアパスを解説」をあわせてお読みください。

対処法⑤:改善が難しい場合は、転職する

どうしても改善が難しい場合は、思い切って転職をすることも大事です。理由として、楽で簡単な仕事しか請けない会社も、世の中には多く存在します。

楽な業務しか経験できない会社に長く居続けると、今後のキャリアや転職において悪影響になることもあります。そのような場合は、自分の身を守るために、転職が必要になることがあります。

安易な考えでの転職はおすすめできませんが、長期的なキャリアを意識して転職を行うことで、自分の市場価値を大きく高めることができることは非常によくあります。

まずは転職エージェントに無料相談する

「楽すぎて不安」の対処法、まとめ

「楽すぎて不安」ということは、監視業務に携わる初心者によくある悩みです。ただし、この場合は、仕事の単調さや、キャリアの不透明感が原因になっている場合が多いでしょう。

こうした不安は、日々の業務を改善したり、新しいスキルを学ぶことで解消できます。「楽すぎる」と感じていた環境が、自分の「スキルアップやキャリアの土台作り」として役立つはずでしょう。

また、初心者の頃に感じる不安は、成長するための重要なステップでもあります。仕事に対する不安や疑問をポジティブに捉え、自分の成長につながるきっかけとして活用しましょう。

まずは転職エージェントに無料相談する

「楽」か「きつい」かは、向き不向きによっても変わる

インフラエンジニアは企業やサービスの基盤を支える重要なポジションです。システムが安定して稼働するように支える役割があるため、責任が重く、また技術的なスキルも求められます。

ゆえに、「楽」か「きつい」かは、特定の能力や性格、仕事の姿勢による、向き不向きにても判断できます。ここではインフラエンジニアに向いている人の特徴について、代表的なものを説明します。

向いている人の特徴①:ITへの知的好奇心がある人

インフラエンジニアはサーバー、ネットワーク、セキュリティ、クラウドといった幅広い分野に関わり、常に最新技術を取り入れることで、システムの効率化や安定稼働に繋げています。

そのため、新しい技術やトレンドに関心を持ち、自ら学び続ける知的好奇心が高い人が、インフラエンジニアに向いていると言えます。

ITへの知的好奇心が高い人は、スピード感が早いIT業界での成長を楽しみやすく、楽に感じやすいでしょう。

向いている人の特徴②:慎重で堅実な人

インフラエンジニアは、システムやネットワークの基盤を支える役割を担っており、小さな一つのミスがシステム運用に大きな影響を与えることがあります。

例として、サーバーの設定ミスが原因で障害が発生すると、顧客や社内に影響が出ることもあります。

ゆえに、慎重に作業を進められ、堅実に確認作業を怠らない人が、インフラエンジニアに向いており、強みを活かすことで、仕事を楽に感じやすいでしょう。

向いている人の特徴③:チームワークが好きな人

インフラエンジニアの仕事は、一人でもくもくと行う作業もありますが、チームでの作業も多いです。他のエンジニアや、関連する部署と連携することもあります。

他のエンジニアや、関連部署と協力しながら仕事を行う場合では、チームワークは不可欠です。特に協調性やコミュニケーション力が重要と言えます。

チームプレーを大事にできる方や、チームでの連携が得意な方がは、インフラエンジニアとして効率よく仕事ができるでしょう。

また、インフラエンジニア適性について、向き不向きを詳しく知りたい方は、「インフラエンジニアに向いている人は、こんな人!特徴や性格を説明」をあわせてお読みください。

インフラエンジニアは楽ではないが、魅力ある仕事

インフラエンジニアは、一部の仕事を除いて、決して楽な仕事ではありません。責任やプレッシャーを伴いかつ、ステップアップにも労力が必要な仕事です。

しかし、その分のやりがいや成長の機会が多く、人によっては魅力を感じることも多い仕事です。ここでは多くの人が「インフラエンジニアに魅力を感じる理由」を説明していきます。

インフラエンジニアの魅力①:高い専門性があり、技術が陳腐化しにくい

インフラエンジニアの仕事は、IT業界において高い専門性があります。ITインフラを安定的に構築、運用するには、ITインフラを支える多様かつ複雑な技術を扱う必要があり、専門性高いスキルが身につきます。

またITインフラの技術は、IT技術の中でも流行り廃りが少なく、陳腐化しにくい技術です。ゆえに、一度習得すると、長く活かしやすく、他にも応用が効きやすいため、インフラエンジニアの大きな魅力となっています。

インフラエンジニアの魅力②:幅広いスキルが身につく

インフラエンジニアは、サーバー、ネットワーク、データベース、クラウド、セキュリティなど、様々な技術分野に関わるため、幅広いスキルが身につきます。結果、キャリアの幅も広げていくことができます。

例として、クラウド技術の習得により、クラウドエンジニアへのキャリアチェンジや、セキュリティ知識を活かして、セキュリティエンジニアとして活躍するなど、キャリアパスも豊富です。

インフラエンジニアのスキルは、他のIT分野でも活かしやすく、長期的に見ても、技術スキルを磨くことで、キャリアアップの可能性が高まり、自分の理想へ近づくチャンスが多いのは、大きな魅力です。

インフラエンジニアの魅力③:不景気に強い

不景気になると、多くの会社が投資を抑えます。ITに関わる投資も、必要不可欠な投資以外は抑えられていくことが多いです。

しかし、インフラエンジニアの仕事は、不景気であっても止めてはいけない仕事であるため、不景気でも仕事は多いです。また、不景気の際には、インフラのコスト最適化など、不景気に増える仕事が発生もします。

インフラエンジニアは景気に左右されにくく、仕事に困りにくい職種と言えます。その安定感に魅力を感じる人は多いです。

この他にも、インフラエンジニアの魅力は多数あり、インフラエンジニアは最強と言われることもあります。

インフラエンジニアの魅力について、更に詳しく知りたい方は、「なぜインフラエンジニアは最強と言われる?最強になれるスキルとは?」をあわせてお読みください。

インフラエンジニアは需要が高く、未経験でも目指せる

インフラエンジニアは、IT業界の中で、需要が非常に高い職種の一つです。クラウドサービスの普及や、デジタルトランスフォーメーションの進展により、ITインフラを整備するニーズが急速に高まっています。

その中でインフラエンジニアは、多くの企業にとって欠かせない存在となっており、需要は年々高まり続けていると言えます。

そのため、インフラエンジニアはIT業界の中でも、大きく人手不足のポジションです。ゆえに経験者のみで対処が難しいため、実務経験がない未経験者を積極的に採用し、育成する傾向が年々強くなっています

未経験からインフラエンジニアを目指すメリット

インフラエンジニアに必要なスキルは、Linuxの操作やネットワークの基礎知識、セキュリティの基礎知識などがありますが、これらは独学でも学習がしやすく、初心者でも学びやすい特徴があります。

また、IT業界の中で、未経験者を歓迎する求人がもっとも多いのはインフラエンジニアです。基礎的な知識があれば、実務経験を積みながら、徐々にスキルを磨くことができます。

未経験からインフラエンジニアを目指す方法

未経験からインフラエンジニアを目指すには、事前に基本的なITインフラの知識を学ぶと、非常にスムーズです。

特にLinuxの基本コマンド、ネットワークの基本(IPアドレスやサブネットなど)を理解しておくと有効です。また、インフラエンジニアの仕事に関する資格を取得すると、知識を客観的に証明できるため、非常におすすめです。

未経験者におすすめの資格としては、Linuxサーバーの資格であるLPIC level1や、ネットワークの資格であるCCNAなどがあります。この資格を取得すれば、インフラエンジニアへの道は確実に近づくと言えます。

また、未経験からインフラエンジニアを目指す方法について、詳しく知りたい方は「【必見!】未経験からインフラエンジニアに転職するためのノウハウ」をあわせてお読みください。

さいごに

インフラエンジニアは、決して楽な仕事ではありません。システムやネットワークを支える重要な仕事であり、特にトラブル時には早急な対処や、責任感を求められる職種です。

しかし、仕事内容によっては、単調に感じられることもあり、人によっては楽と感じてしまうこともあります。

「楽すぎて不安」と感じる方は、スキルアップのために、自己学習を進めてみましょう。資格取得などを行うことにより、業務に必要な知識が補填でき、今後のキャリアアップにつながります。

また、業務改善提案を行い、業務効率化に挑戦することも非常に有効です。楽に感じる時間を有効活用して、次のステップに備えることができれば、日々が充実し、今後の不安も軽くなっていくでしょう。

■転職相談のお申込みはこちら

sp_b1

■CCNA・LPICの無料資格取得支援、転職支援サービスを希望の方はお申込みはこちら

CCNA、LPICの無料資格取得支援
Pocket

目次