こんにちは、インフラ系エンジニア専門の転職エージェントの中の人です。
「CCNAに合格したのに、思っていたようにキャリアが進まない、、」
そんな不安を抱えていませんか?
実際、近年はCCNA取得者の多くが「監視ループ」に巻き込まれ、実機に触れないまま数年が過ぎてしまうケースが増えています。
特に「未経験歓迎」という求人の裏には、「まずはオペレーション(監視)から」という企業側の本音が隠れていることも少なくありません。
その結果、せっかく取得したCCNAが活かせず、2〜3年後の市場価値がほとんど変わらないという状況に陥ってしまいます。
しかし、これは「あなたの努力不足」ではありません。CCNA転職には「構造的に失敗しやすい3つの壁」が存在します。そこを正しく回避できなかっただけです。
この記事では、あなたのCCNAを「監視ループ」ではなく「構築キャリアへの武器」に変えるために、以下の内容を体系的に解説していきます。
■この記事でわかること:
・CCNA転職で本当に「有利」になる理由(年収レンジの変化)
・陥りやすい「3つの落とし穴」の正体と回避法
・未経験から最短で構築へ進むための「3ステップ戦略」
・CCNA取得後に成功したリアルなキャリア事例
CCNAをキャリアと年収の武器に変えたい方は、ここから先で一緒に最短ルートを作っていきましょう。
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CCNAは転職で有利?評価される3つの理由
CCNAが評価される本質は、「選考で評価されるポイントが増える」ことで、応募できる企業のランクが上がる点 にあります。
ここでは、とくに再現性の高い「有利になる3つの理由」を整理していきます。
① ネットワーク基礎力の「客観的な証明」になる(選考通過率が上がる)
CCNAでは、ルーティング・スイッチング・IP・セキュリティ・トラブルシューティングなど、ネットワークエンジニアの基礎を幅広く学びます。
■採用側の評価ポイント:
・入社後の教育コストが大きく下がる
・IT未経験でも「基礎力がある」と判断される
・学習意欲・継続力が証明される
このため、CCNAがあるだけで書類通過率が2〜3倍以上に跳ね上がるケースも珍しくありません。
② 志望動機・キャリア軸に説得力が生まれる(面接で有利)
未経験者がもっとも苦労するポイントは、志望動機の説明です。しかし、CCNAを取得することで以下の「ストーリー性」が作り出せます。
■面接で有利になる「説得力の補強」:
・興味 → 学習 → 成果(資格)という行動の一貫性
・ネットワーク分野で成長したいという意志
・エンジニア適性(自走力)があると判断される
採用担当者は「意志と行動が結びついているか」を重視するため、CCNAはもっとも説得力のある客観的材料になります。
経験者でも多少のスキル差ならば、CCNAの有無で評価が逆転することは、転職市場でよくあることです。
③ 応募できる企業ランクが上がり、結果的に「年収レンジも上がる」
多くの読者が誤解していますが、年収が上がるのは「CCNA手当」ではありません。「応募できる企業が変わる」ためです。これが年収アップに直結します。
CCNAなし未経験の現実
CCNAがない場合、応募から内定につながるのは以下のような「入口職種」が中心になります。
■CCNAなし未経験の応募・内定先の傾向:
・監視センター(アラート監視のみ)
・IT事務・ヘルプデスク・データ入力・サポート業務
・下位SES(構築に進める仕組みがない)
これらは年収も 260〜320万円帯 が中心で、スキルが積み上がりにくいためキャリアの成長速度も遅くなりがちです。
CCNAありだと、未経験でも応募レンジが変わる
■CCNAあり未経験の応募・内定先の傾向:
・大手・準大手SIのネットワーク運用・監視
・設定変更や障害切り分けを行う実機運用
・人によっては、構築アシスタントから始まる場合も
これらは未経験でも年収 330〜400万円帯 が中心で、CCNAなしよりも年収が50~100万程度の差が出やすいと言えます。
また資格があることで、配属にも有利であるため、資格なしよりも上位工程に携わるチャンスが圧倒的に多くなります。
運用+CCNAで構築に入れると
また「実機作業を伴う運用+CCNA」で転職を行うと、年収 420〜500万円強のレンジまで十分狙える状況になります。
つまり、CCNAの価値は「上位レイヤーへの入口を開く資格」であり、結果的に「年収も上げる資格」です。
この違いを理解している人ほど、最短でキャリアと年収を伸ばしています。このように、CCNAが転職で大きな武器になることは間違いありません。
しかし、誤解されやすいことの一つに「CCNAがあれば構築に行ける」という考え方があります。
実際には、CCNA取得者の多くが「ある3つの落とし穴」にはまり、構築に進めずキャリアが停滞しています。
ここからは、CCNA転職で失敗しがちな「本当の3つの壁」を、現場の視点で解説していきます。
「CCNAは意味ない」は誤解。転職で失敗しやすい「3つの落とし穴」
CCNAは転職で強力な武器になります。実際、CCNA取得者は未経験でも応募できる企業ランクが上がり、結果的に年収レンジも高くなるケースが非常に多いです。
では、なぜ「意味ない」と言われてしまうのでしょうか?
それは 「CCNAに価値がないから」ではなく、CCNA保持者がハマりやすい 「3つの落とし穴」 を知らずに転職してしまうためです。
ここから、その 「本当の落とし穴と回避方法」 をわかりやすく解説していきます。
① 求人票では見抜けない「構築につながらない監視ループ」の罠
CCNAは運用ポジション(実機を扱う現場)まで到達できる強力な武器です。しかし、あなたが最も注意すべき点は、求人票の言葉と実態のズレです。
■多くの企業が使う「運用監視」という言葉の落とし穴:
・運用(本来):
→ 実機に触れ、設定変更、手順書作成、障害の二次切り分けも行うエンジニア業務。構築につながる重要なステップです。
・監視(実態):
→アラートの確認、マニュアル通りの一次対応、ログ確認などを行うオペレーター業務。実機に触れる機会はほぼなく、スキルが積み上がらずキャリアが停滞します。
未経験者や監視オペレータの転職で最も危険なのが、求人票や面接で「運用監視」と言われていても、実態が「出口のない監視」に配属されることです。
監視のみ(アラート確認・一次対応だけ)で、実機を触る機会や、運用・構築にシフトする仕組みがない環境だと、どれだけ勉強しても「監視→監視→監視」のループにはまります。CCNAの深い知識が一切使われず、キャリアが停滞します。
また求人票に「将来的には構築も」と記載があっても、構築部門との連携やステップアップ実績がない場合も多くあります。
監視に入るのは問題ではありません。すべては「構築に必要な運用(実機)に進む出口があるか」にかかっていますが、その有無は求人票では判別不能です。
② CCNAを「運用まで育てる企業」を見極めるのは、個人には難しい
構築に進めるかどうかは、企業があなたを「監視要員」と見るか、「将来の構築エンジニア」と見るかで決まります。同じCCNAでも企業の見方は真逆です。
| 企業タイプ | 見方 | 特徴 |
| 優良企業(少数派) | CCNAは基礎習得済みとみなす。運用→構築に育成したい。 | 配属部署や構築までのロードマップが明確。 |
| 多数派の企業 | CCNAは監視業務にちょうどいい。 | 研修後に監視へ固定。運用・構築への仕組みがない。 |
そして最も難しいのば、面接の場であっても、その企業の「本音」を見抜くことが極めて困難な点です。
特に未経験採用では、「運用監視を予定」と曖昧な言葉がよく使われます。これは「実機経験が積める運用」なのか「単なる監視」なのかの明確な説明がなく、構築への育成プランがないまま監視業務への配属を決め込んでいるケースが多いです。
また育成意欲がある優良企業ほど、育成コストがかかるため応募者を厳選しています。そのため大量採用を行う求人サイトでは見つかりにくく、非公開求人に集中しやすい傾向です。
CCNAの価値を「運用・構築まで育成」として扱う企業を、求人票だけでなく面接の場でも個人が見抜くことは非常に難しいと言えます。
③ CCNAだけでは構築に行けない「実務経験のギャップ(運用未経験の壁)」
CCNAは知識の証明になるのは間違いありません。しかし、構築ポジションが求めるのは運用工程の理解と実務経験です。
■構築に行くには「運用(実機経験)」が重要:
・運用は構築の土台:
→設定の適用前チェック、障害の一次・二次切り分け、変更作業など、構築に必要なスキルはすべて運用工程から学びます。
・監視の限界:
→監視業務だけでは、実機に触れる機会や実務スキルが一切身につきません。
・結果:
→「運用工程を経験できていない」と、CCNA保有者でも構築の書類選考に通りません。
結論:
構築へ進むために必要なのは 「CCNA+構築につながる運用経験」 の組み合わせです。監視 → 運用 → 構築というステップを踏むことが、現実的かつ最短の王道ルートになります。
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CCNA転職の3つの誤解(正しく理解すれば迷わない)
ここではCCNAを取得した人が、転職活動中に抱きやすい構造的な誤解を解消していきます。
これらの誤解を正しく理解すれば、迷いが消え、構築への最短ルートが見えてきます。
| 誤解 | 現実 |
| 誤解①:CCNAがあれば「構築」に直接行ける | → 構築の入口は「運用経験」が重要かつ王道。CCNAは知識の証明であり、構築の実務スキルとは別物。 |
| 誤解②:「監視=悪い仕事」だから避けるべき | → 監視が悪いのではなく、「出口のない監視」が問題。監視→運用(実機)→構築が最短ルート。 |
| 誤解③:「運用は誰でもできて評価されない」 | → 運用で積むスキル(障害切り分け:特に2次、設定前確認、変更作業)が構築の前工程そのもので、最強の武器になる。 |
この3つの誤解を正しく理解すると、「構築に進むために本当に必要な王道ステップ」が明確になります。
ここからは、最短で構築に到達する3つのステップを解説していきます。
CCNA取得者が構築に進むための最短3ステップ戦略(監視→運用→構築の王道ルート)
CCNA取得者が構築エンジニアを目指す場合、最も再現性が高く、最短で成果が出るルートは「監視 → 運用(実機) → 構築」です。
この王道ルートを最速で歩むためには、次の3つの戦略を正しい順序で実行することが重要です。ここからは、その「最短で構築にたどり着くための3ステップ」を解説していきます。
ステップ1:CCNAで「運用以上に育成する企業」だけに絞る
構築に最短で進むための成否は、最初に入る会社が「構築につながる運用部署など」に配属・配置転換しやすいかを見極めることです。
多くのCCNA取得者が失敗するのは、求人票の情報だけを信じて、その企業が育成する方針があるかを判断できないためです。
| 求人票の情報 | 実態の可能性(注意) |
| 「将来は構築に挑戦できます」 | 構築実績がほぼない可能性もある |
| 「教育制度あり」 | 研修後に監視固定となることも |
| 「資格取得者歓迎」 | 監視要員として「歓迎」と考えていることも |
結論:
最初の転職は「企業選び」と「初回の配属先・業務内容」がキャリアを決める。ここを外すと、構築ルートは数年単位で遠のきます。
ステップ2:運用で「構築につながる実務経験」を積む
構築ポジションへの最短ルートは、CCNAの知識を「運用の実務」と連携させることです。運用工程は構築の前工程であり、ここで経験するすべてが構築スキルの土台となります。
■運用現場で積める構築スキル例:
・設定の適用前チェック(Configの理解)
・障害対応の一次・二次切り分け(ルーティング・ACL理解が生きる)
・手順書に基づく変更作業(構築工程の疑似体験)
CCNAで学んだ「知識」と、運用現場の「実務」をあわせ持つことが、構築に進むための一番の武器になります。
優良企業であれば、運用1年で構築ルートに入れる ケースが普通にあります。
ステップ3:運用×CCNAを「内定につながるストーリー」に変換する
構築採用では、知識量だけでは評価されません。特に見られやすいのは以下の 3 つです。
■構築採用のよくあるポイント:
・キャリア軸(なぜ構築なのか)
・適応力(運用経験をどう構築に活かせるか)
・成長意欲(どんな技術を伸ばしどう貢献できるか)
■面接で評価されるストーリー例:
・CCNAで理解した「ネットワーク基礎」が、運用工程でどのように活かせたか
・障害対応の経験を、設計・構築フェーズでどう活かしたいか
・将来の専門領域(Cisco/FW/クラウドなど)とその理由
「知識 → 実務 → 将来性」 に一貫性を持たせてつなぐと、構築への内定率が大きく上がります。
あなた専用の「最短ルート」を設計することが重要
優良企業といっても、配属先はネットワーク(Cisco)だけでなく、FW(Fortigate)・クラウド(AWS)・セキュリティ(SOC)など多岐にわたります。
だからこそ重要なのは、「今のあなたが最短で構築に行ける道」を正しく選ぶことです。
■最短ルートの例:
・営業 → 調整力を活かして構築補助へ
・事務 → ドキュメント力を武器に検証・手順書チームへ
・監視オペレータ → 障害対応の強みを活かして構築・試験、運用設計へ
このように経歴ごとに最短ルートが異なる場合があり、最短では半年〜1年で構築に到達するケースもあります。
最適なルートは一人ひとり違うため、プロがあなたの経験と志向性をもとに「より無駄がない最短ルート」を設計します。
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CCNA取得者の転職成功例(モデルケース)
CCNAを取得して転職に挑戦した方の中には、未経験から「監視ループ」を避け、構築ポジションへ進んだ例も多くあります。
ここでは、実際の支援事例を参考にした「3つのモデルケース」を、キャリア難易度の低い順に紹介します。
① 未経験フリーター → 自社運用監視センターを「通過点」に設定(高再現性)
非正規からIT正社員へのルートとして、「最初のステップ」を戦略的に利用した、非常に再現性が高い成功例です。
| 年齢 | 27歳 |
| 前職 | アルバイトで接客業(5年) |
| 取得資格 | CCNA |
| 転職先 | 中堅SIerの自社運用監視センターでインフラ運用監視 |
| 年収 | 80万円 → 400万円 |
| 内定ポイント | 資格+将来への危機感と高い成長意欲をアピール。面接で「運用経験を1年で構築に繋げる」という明確なキャリアプランを示し、定着性と将来性を両立させた。 |
社会人経験に不安があったため、まずは「IT正社員」と「年収アップ」を最優先。
ただし、「監視ループに3年以上は留まらない」という条件で企業を選び、実機も触れる運用監視業務を選択した例です。
② 未経験(接客業) → ネットワーク構築補佐へ直行(20代中盤までの高確率ルート)
難易度は少々上がりますが、未経験 → いきなりネットワーク構築補佐へのルートも、20代中盤くらいまでは高再現性があるパターンです。
| 年齢 | 26歳 |
| 前職 | 接客業(6年) |
| 取得資格 | CCNA |
| 転職先 | 中小SIerでのネットワーク構築補佐 |
| 年収 | 280万円 → 340万円 |
| 内定ポイント | 資格+自宅学習(パケットトレーサ)の学習内容を資料にまとめて提出。実務経験はないが、構築補佐として採用。 |
「年収よりも市場価値の高い経験の獲得」を第一に考えた戦略的な転職の例です。
接客業で培ったコミュニケーション力と、学習資料の提示が高く評価され、設計構築特化企業での内定につながったケースです。
監視オペレーター → 実機を触れる「運用・構築兼任ポジション」へキャリアアップ(高再現性)
監視オペレータ―から構築エンジニアを目指す場合、もっとも再現性が高く、最短で次のステップに進みやすいのが 「実機を触れる運用ルート」 です。
| 年齢 | 28歳 |
| 前職 | 監視オペレータ(2年) |
| 取得資格 | CCNA |
| 転職先 | 運用・構築チームの兼任ポジション(運用中心) |
| 年収 | 320万円 → 420万円 |
| 内定ポイント | 「実機に触れたい」という強いキャリア軸が明確かつ、設計構築に進みたい理由が企業の欲しい人材像とマッチ。 |
特に「兼任ポジションは」は構築へのステップアップにおいて非常に再現性が高く、現実的な王道パターンと言えます。
より、セキュリティアナリストとしてSIEM基盤やAWSを利用したログ配送基盤の構築に携わっています。
年収の目安はどれくらい?
LPIC/LinuC保持者の転職後年収は、経験や職種によって異なりますが、以下が一つの目安です。
| 経験レベル | 年収目安 |
| 未経験(資格のみ) | 330-400万円程度 |
| 運用経験あり+資格 | 350-450万円前後 |
| 構築経験あり+資格 | 420-600万円以上 |
LPICを取得しただけで一気に高年収帯を目指せるわけではありませんが、確実にスタートラインを引き上げる材料になります。
さらに、正しい企業選びとキャリア設計ができると、その後の年収の伸び幅も大きく変わります。
FAQ(よくある質問)
ここではCCNA転職でよくある質問をまとめます。
Q1:CCNAだけで構築に応募しても受かりますか?
IT未経験の場合、CCNAだけで「いきなり構築」は難易度が高いのが現状です。
CCNAは知識の証明として強い武器ですが、構築ポジションが求めるのは、設定変更や障害対応といった「運用工程の実務経験」です。知識だけでいきなり構築案件の書類が通ることは少ないです。
王道は「CCNA + 構築につながる運用経験」の組み合わせですが、一方で、難易度が高いポテンシャル採用枠が一部あるのも事実ですので、詳しくはキャリア相談でお問合せください。
Q2:監視しか経験がないのですが、構築に進めますか?
はい、可能です。ただし「出口のある監視」を選んだ場合に限ります。
監視 → 運用 → 構築 がもっとも再現性が高い王道ルートです。
特に監視オペレータの場合、「実機を触れる運用チームの兼任ポジション」 に進めるかどうかが最大の分岐点になります。
監視経験を「価値ある実務経験」に変換できるかは、企業選びと配置転換の仕組み次第です。
Q3:監視は悪い仕事なのでしょうか?
いいえ、監視自体は悪い仕事ではありません。悪いのは「出口のない監視」だけです。
監視は ITインフラの入口として合理的ですし、そこから運用→構築へ進む王道ルートは今でも王道です。ただし、「実機に触れない」、「変更作業に入れない」といった環境だと、どれだけ学んでもキャリアが前に進みません。
監視そのものが問題ではなく、「その後のステップが用意されているか」がすべてです。
Q4:未経験面接では何をアピールすればいいですか?
CCNA取得の過程で学んだ知識に加えて、「なぜITに興味をもったのか」、「なぜインフラ(ネットワーク)に興味を持ったのか」、「学習中の困難をどう乗り越えたか」を話すと説得力が増します。
また、学習について「面白みを持って学ぶことができた」、「引き続きさらに深く学んでいきたい」といった前向きな感想を加えると、より好印象になります。
→CCNAを志望動機にどう盛り込むか迷う方は、インフラエンジニアの志望動機の作り方の記事もあわせてご覧ください。
Q4:未経験からでも本当に1年で構築へ進めますか?
はい、戦略的な企業選びをすれば十分に可能です。
「監視→運用→構築」の王道ルートを進んだ場合、構築につながる運用案件であれば、そこで実機経験(設定変更、障害二次対応など)を集中的に積むことで、入社から1年程度で構築ポジションの採用テーブルに乗ることができます。
ただし、これは「運用まで育成する意思のある企業」を選定しなければ、難易度が大きく高まります。
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CCNAと今の経験から、最短で「運用 → 構築」に進むためのルートを無料で診断します。
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内定につながるストーリー設計をプロが徹底サポート。
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まとめ:CCNA取得者が最短で構築へ進むために
この記事で解説したとおり、早期に構築に進めるかどうかは「3つの壁」をどう突破するかで決まります。
■構築への3つの壁:
・監視ループの回避(実機に触れる運用環境を選ぶ)
・CCNA+実務を「構築向けストーリー」に変換する
・最短で構築に進むロードマップを描く
これらを一人で全て行うのは難しいのが現実です。特に実機に触れる運用以上の環境は、判別がさらに難しいと言えます。
そこで当社の無料キャリア相談では、あなたのCCNAを「構築につながるキャリア」に変えるために以下も案内します。
■CCNA取得者用のキャリア相談:
・運用育成以上の求人リストをご案内
・CCNA知識などを「内定につながるストーリー」へ変換、面接パフォーマンス向上
・構築まで最短で到達するロードマップを説明
迷いながら動くと、キャリア停滞が2~3年続くことはよくあります。CCNAを本当に武器にする戦略を、一緒に固めましょう。
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