ネットワークエンジニア資格のおすすめ順番|未経験・運用監視から脱出するロードマップ【2026】

こんにちは、インフラ系エンジニア専門の転職エージェントの中の人です。

「ネットワークエンジニアに資格は必要?」

CCNAやLPICなど、どの資格から取るべきか迷っている方も多いのではないでしょうか。

結論から言うと、ネットワークエンジニアとしてのキャリアを広げるうえで、資格は非常に有効な「武器」になります。ただし、やみくもに取得しても評価につながるとは限りません。

重要なのは、「どの資格を」、「どの順番で」、「どこまで取るか」を、自分の現状や目指すキャリアに合わせて考えることです。

この記事では、多くの採用現場を見てきた知見を踏まえて、最短で年収アップ・キャリアアップを実現するための「資格ロードマップ」を解説していきます。

■この記事でわかること:
最短ルート: 迷わない「正しい取得順番」
難易度の比較: ITSSレベル別・学習時間・費用の早見表
キャリア戦略: 構築・クラウド・設計へ進むための目的別ルート

また「ネットワークエンジニアの仕事内容やキャリアの全体像」を知りたい方は、先に以下の記事をご覧ください。資格だけでなく、仕事内容・年収・将来性をまとめています。

ネットワークエンジニアとは?仕事内容・必要スキル・年収・キャリアパスまとめ

この記事を書いた人 
角田 壮史 株式会社ソリューションパートナー 代表取締役

ITインフラエンジニア専門の転職エージェント。経済産業省採択事業の運営者であり、15年以上のエンジニアのキャリア支援実績を活かし、あなたのキャリアアップをサポートします。

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目次

【最短ルート】初心者向け|ネットワークエンジニア資格の正しい順番とロードマップ

ネットワークエンジニアの資格は多岐にわたります。ゆえに「どれから取るべきか」、「どの順番で取るべきか」で迷う方も多いです。

特に初心者ほど、資格を「点」で選ぶのではなく、「線(ロードマップ)」で考えることが重要です。順番を誤ると、学習効率が落ちるだけでなく、実務での評価にも繋がりにくくなることがあります。

まずは、あなたの現在の状況に合わせて、以下の表で最も効率的な学習の順番を確認してみましょう。

ネットワークエンジニア資格ロードマップ(簡易版)

現状最初に取るべき資格次に狙うべき資格目指せるキャリア例
未経験・学生CCNALinuC (LPIC)運用監視エンジニア
運用監視 1〜2年CCNA (未取得なら)CCNPNW構築エンジニア (日勤)
構築経験ありCCNP (ENCOR/ENARSI)ネットワークスペシャリストNW設計・リードエンジニア
幅を広げたいLinuC (LPIC) / AWS Python / IaC関連クラウドエンジニア

次からは、そもそもネットワークエンジニアに資格は必要なのか、どのような場面で資格が評価されるのかを整理したうえで、それぞれの資格の意味や位置づけを説明していきます。

ネットワークエンジニアに資格は必要?【結論:キャリアを加速させる武器】

「ネットワークエンジニアは実務スキルがすべて」という声もあります。一方で、ネットワークの世界で資格は「知識・努力・意欲」を客観的に証明する最強の武器です。

特に転職やプロジェクト配属の場面では、資格の有無がチャンスの数を決定づけます。

資格がキャリアの「証明」になる理由

ネットワークスキルの評価にて難しいのは「目に見えにくい」点です。特に初級~中級スキルは可視化が難しいのが実状です。

そのため客観的な指標として、資格がキャリアの「証明」としてよく利用されます。

■資格が評価される具体的な場面:
転職時の書類・面接選考の通過率の向上
 → 転職市場では「資格=教育コストが低い・成長しそう」と見なされやすい
プロジェクト配属の判断材料になる:
 → 資格が上位工程(設計構築)へ参画するための必須条件であるケースも少なくない
定量評価と給与にも直結する:
 → 特に需要・難易度の高い資格は、資格手当や昇給の加点対象になりやすい

努力の成果を「見える化」することで、転職市場でも社内でも、次のステップに進むチャンスが確実に増えていきます。

資格よりも実務が重要?両者の正しいバランス

「資格か実務か」よりも、「理論(資格)と実践(実務)の両軸」がそろって初めて、再現性のあるプロのスキルになります。

■資格と実務の関係性:
・資格(理論):理論を体系的に学び、障害対応や設計時で「仮説を立てる力」などを学ぶ
・実務(実践):現場特有の判断やトラブル対応などで、「現場力」を養う

特にキャリア初期は、資格で全体像を理解し、実務で定着させる流れが最も効率的です。理論を言語化できるエンジニアはチームで信頼されやすくなります。

また転職支援の現場でも「資格→転職・配属で成功→実務で即成長」というケースは多く、理論を先に身につけた人ほどキャリアアップのスピードが早い傾向です。

キャリアフェーズ別に見る「資格の必要度」

資格の価値はキャリア段階で変わります。ここでは、未経験・中堅・上級の3フェーズに分けて解説していきます。

① 未経験・初心者:資格は「キャリアの入口を開く武器」

未経験者にとって資格は、運用監視から構築へステップアップするためのツールです。

特にCCNA取得は、スキル不足を補う「知識と意欲」の証明として、採用現場で最も高く評価されます。

② 中堅層(構築〜運用経験者):資格は「ステップアップの武器」

「運用から構築へ」、「構築から設計へ」とキャリアを引き上げる上で、CCNPなどの資格は、「上流工程を任せられる根拠」として位置づけられることが多いです。

上位案件へのアサインや昇給につなげキャリアを一段引き上げる鍵になります。

③ 上級層(設計・提案フェーズ):資格は「差別化と信頼の証明」

上級層にとって資格は、社内外での信頼を得るための肩書きです。CCNPやネットワークスペシャリストなどは、提案時の説得力や顧客対応での信頼感にも繋がります。

また、CCIEといったの最上位資格は、単なる知識の証明を超え、極めて高い課題解決能力と技術への情熱を示しながら「殿堂入り」の証となり、市場での絶対的な差別化要因になっています。

補足:
国家資格(例:基本情報)はIT全般の基礎を幅広く証明しやすい一方で、ベンダー資格(例:CCNA)は実務に直結しやすく、転職・案件参画などの「現場評価」で優位になりやすいのが特徴です。

【ITSSレベル別】ネットワークエンジニア資格の難易度・評価・一覧マップ

資格選びに迷ったら、国が定めた客観的な指標「ITスキル標準(ITSS)」を参考にしましょう。

以下ではネットワークエンジニアの実務レベル(1〜4)と主要資格の位置関係を図解にしています。今の自分に足りないスキル、次に目指すべき資格が一目で分かります。

ネットワークエンジニア資格一覧|ITSSレベル別の難易度マップ。CCST、CCNA、CCNP、ネットワークスペシャリスト、LPIC、AWS資格などをITSS準拠で整理。未経験者におすすめの資格も掲載。

出典:経済産業省 IPA「ITスキル標準(ITSS)
参考:ITSSのキャリアフレームワークと認定試験・資格とのマップ Ver12.4

ITSSとは?スキルレベルを可視化する国家基準

ITSS(IT Skill Standard)は、ITエンジニアのスキルや職務レベルを共通指標で定義する仕組みです。

ITSSレベル概要キャリアイメージ
レベル1(基礎)指示を受けながら作業できる未経験〜監視・運用担当
レベル2(応用)手順を理解し、自立して作業できる構築・保守フェーズ担当
レベル3(専門)要件を理解し、設計・導入をリードできる設計・リーダー層
レベル4(上級)技術戦略を立て、提案・指導ができるアーキテクト・スペシャリスト層

ITSSは単なる「難易度指標」ではなく、「どのレベルで、何ができるか」を明確にするキャリアマップでもあります。

ITSSレベル別:主要資格の位置づけ早見表

以下は、主要なネットワーク系資格をITSSレベルに照らして整理した早見表です。自分の現在地と、次に目指すステップをイメージしながら確認してみましょう。

スクロールできます
資格名ITSSレベル特徴
CCST入門CCNAの前段階に位置する入門資格。基礎を短期間で学べる。
CCNAレベル2実務・転職で最も評価される、ネットワークエンジニアの代表資格。
LPIC-1/LinuC-1レベル1サーバーの基礎理解を補い、インフラ全般のスキルを強化。
CCNPレベル3上流工程・設計を担うための実践的資格。構築・リーダー層に多い。
ネットワークスペシャリストレベル4国家資格最上位。理論と提案スキルを証明。

特にCCNAが基礎〜中核レベルの中心軸です。そこから「サーバー(LPIC/LinuC)」や「ネットワーク上位(CCNP/ネスペ)」へ発展していく流れが一般的です。

資格別の難易度・学習時間・費用比較表

資格ごとの難易度・学習コスト・実務評価を一覧で比較すると、自分に最適な学習プランが立てやすくなります。

以下表では、主要資格の特徴を一目で把握できるよう、難易度・学習時間・費用をまとめました。資格選びの参考にしてください。

スクロールできます
資格名難易度学習時間目安費用
CCST★☆☆☆☆50〜80h17,600円
LPIC-1/LinuC-1★★☆☆☆130〜180h33,000円
CCNA★★★☆☆200〜300h46,860円
CCNP★★★★☆250〜400h100,100円
ネットワークスペシャリスト★★★★★400h〜7,500円

補足:
費用について:受験費用は変動する場合があります。特にCisco系資格は価格改定が頻繁です。
学習時間について:上記の学習時間は、一般的な目安です。IT経験の有無などにより変動します。

資格は「難易度」より「身につくスキル」で選ぼう

「難しいから価値がある」のではなく、「今必要な実務スキルか」「どの役割を担いたいか」で選ぶのが鉄則です。

■身につくスキルで選ぶ資格例:
・NWの基礎を固めたい:CCNA一択
・構築力を高めたい:CCNA、CCNP
・幅を広げたい:CCNA+LPIC-1+AWS SAA

難易度よりも「どんなキャリアを実現したいか」を基準に資格を選ぶことが、最短で成長するための近道となります。

ネットワーク資格を活かせる職種もチェック

サーバー・クラウド・セキュリティなど、ネットワークの先にあるキャリアも把握しておくと、資格の選び方が明確になります。

■関連記事:ネットワークの先にあるキャリアと資格

→関連記事:サーバーエンジニアの資格一覧&ロードマップ|順番・難易度・キャリア戦略
→関連記事:クラウドエンジニアに必要な資格の順番と選び方|最短ルート解説

【初心者から上級まで】ネットワークエンジニア資格の正しい順番と学習ロードマップ

ネットワーク資格の「正しい順番」は、将来「どのようなエンジニアになりたいか」によって決まります

まずCCNAで基礎を固めた後、「スキルを広げる」 か「技術を極める」 かで、取るべき道や順番が分かれます。

【ステップ0】ITパスポート/CCSTでIT基礎を理解する(任意)

未経験・文系出身者がいきなりCCNA学習で挫折しないための、「準備ステップ」の位置づけです。

■入門資格(任意):
ITパスポート:IT業界の全体像を把握できる国家資格。基本中の基本を学べる。
CCST:CCNAの前段階に位置するCiscoの入門資格。ネットワークを短期間で学べる。

これらはどちらも必須ではありません。いきなりCCNAから学習してもOKです。

【ステップ1】CCNAでネットワーク基礎を固める(必須)

ネットワークエンジニアを目指すすべての人が、最優先で取得すべき必須資格は「CCNA」です。

■CCNAとは:
学習内容:OSI参照モデル、IPアドレス、ルーティング、スイッチングなどの基礎理論。
・到達イメージ:運用監視から構築フェーズへ進むための実践的スキルを習得。
・転職市場の評価:未経験者の書類通過率・面接評価が大幅に上昇。

特に、「運用監視から構築へ」、「未経験からネットワークエンジニアへ」という方にとって、CCNAはキャリアの「始まり」となる資格です。

【ステップ2】次の分岐:「スキルを広げる」か「技術を極める」か

CCNAで基礎を固めたら、「どんな現場で価値を出したいか」を基準に、次のルートを選びます。

ルート1:マルチスキル・ロードマップ(ネットワーク × クラウド)

サーバーやクラウドの知識を横断的に学び、汎用性を重要視するルートです。

■マルチスキル(ネットワーク×クラウド):
・目指したい職種:クラウドエンジニア、SRE、インフラアーキテクトなど
推奨資格:LPIC-1/LinuC-1、AWS SAA
特徴:ネットワークに加えて、サーバーとクラウドの基礎を理解できる。

ネットワークのみでなく、ITインフラ全体を設計できるスキルを積み上げるキャリアです。クラウド移行案件やモダンな開発環境で重宝される存在になります。

ルート2:ネットワークスキル・ロードマップ(ネットワーク特化)

ネットワーク技術を極めていくルートです。このルートは、さらに「ベンダー特化」か「理論特化」かの2パターンに分かれます。

■ネットワークスキル特化:
・ベンダー特化(CCNP / CCIE):
 →Cisco環境での設計・構築力を極め、大規模プロジェクトの技術リーダーを目指す
理論特化(国家資格:ネットワークスペシャリスト):
 →ベンダーに依存しない設計理論と提案力を身につけ、上流工程やITコンサルを目指す

ネットワークエンジニア資格のおすすめ取得順番図|CCNAからCCNP・CCIE・ネットワークスペシャリストへ進むベンダー資格と国家資格ルートを比較

このベンダー特化ルートは、設計構築現場で「手を動かして技術を極めたい」エンジニアに向きやすいキャリアパスです。

一方で理論特化(国家資格)ルートは、「上流工程や設計全体を見渡したい」タイプに向いています。複数のベンダーやクラウドを跨いだ設計・提案を担えるアーキテクト層へ発展しやすいルートです。

【ステップ3】上位資格で「キャリアの専門性」を確立する

最後は、現場の一技術者から「仕組みを作る人」へと進化するステップです。

ルート上位資格目標スキルキャリアパス
マルチスキルAWS SAP/LPIC-2クラウド設計・横断的スキルクラウドインフラ/SRE
ベンダー特化CCNP/CCIECisco中心の構築・設計力構築リーダー/NWアーキテクト
理論特化ネットワークスペシャリスト理論・提案力・上流設計設計・提案・教育リーダー

ここまで到達すると、いわゆる「現場エンジニア」から「設計・提案・クラウド統合を担う上位エンジニア」 へとステップアップします。

■資格取得の最短順番(まとめ):
①CCNA(全員共通)
②ルート分岐:
 →マルチスキル:+LPIC-1/AWS SAA → AWS SAP or LPIC-2
 →NW特化:+CCNP/ネットワークスペシャリスト

どのルートが正解、間違いということはありません。ベンダー資格と国家資格の組み合わせも、実務・転職の両面で評価されます。

しかし大切なのは、「どんな現場で、どんなスキルを磨きたいか」を基準に選ぶことです。

もし「自分に合った順番がわからない」、「効率的に進めたいけど、おすすめは何?」などという方は、現場を熟知したインフラ専門のキャリアアドバイザーに相談してみるのがおすすめです。

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各試験の詳細な試験範囲や受験要項は、以下から確認できます。

参考:各資格の公式情報・試験要項
Cisco公式サイト:CCNA認定試験
LPIC公式サイト(LPI)
LinuC公式サイト(LPI-Japan)
AWS認定SAA公式サイト(Amazon Web Services)

【目的別】あなたに合った資格ルートとキャリア戦略

ネットワークエンジニアにとって資格は、「どんなキャリアを目指すか」によって最適解が異なります。ここでは4つの主要な目的別に、最短ルートを整理しました。

【目的1】未経験から転職を有利にしたい人向け

おすすめルート: CCNA(最優先)

ポイント:
ITパスポートは知識補完程度に留め、転職市場で最も評価されるCCNA取得に全力を注ぎましょう。「基礎力+学習意欲」を証明でき、未経験からでも構築補佐や運用の初級職を狙うこともできます。

→関連記事:未経験からネットワークエンジニアになるには?資格・勉強法・転職ロードマップ

【目的2】夜勤・運用監視から「構築職」へステップアップしたい人向け

おすすめルート: CCNA → CCNP(推奨)

ポイント:
CCNAで「日勤・構築補助」への道は開けます。ただし、構築フェーズに安定して進みたいなら、CCNPが評価の分かれ目になります。

「夜勤や運用監視がつらい」、「この働き方を続けていいのか不安」と感じている方は、以下の関連記事で、現場のリアルと選択肢を整理してみてください。

→関連記事:運用監視オペレーターはやめとけ?年収・将来性・脱出ロードマップを解説

一方で「資格を取っても、今の会社で構築に移れない」場合は、資格を武器に環境そのものを変える(転職する)のが最短ルートになるケースも少なくありません。

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【目的3】クラウド時代に強くなりたい人向け

おすすめルート: CCNA → LPIC-1(LinuC-1) → AWS SAA → AWS SAP

ポイント:
ネットワークの基礎(CCNA)に加えて、Linux(LPIC)とクラウド(AWS)の知識を積み上げます。

これにより「インフラ全般を設計できるマルチエンジニア」として、SREやクラウドアーキテクトへの道が開けます。

→関連記事:クラウドエンジニアへのロードマップ|未経験からの転職手順と5ステップ

【目的4】セキュリティ志向のエンジニア向け

おすすめルート: CCNA → CCNP → 情報処理安全確保支援士(登録セキスペ)

ポイント:
ネットワーク構造(Cisco)を深く理解した上で、「安全確保支援士」で防御・脆弱性管理の上流知識を体系化します。これは需要が急増しているセキュリティ設計者への最短距離です。

→関連記事:未経験からセキュリティエンジニアになるには?最短ロードマップと勉強方法

資格ルート早見表

目的おすすめ資格ルート到達キャリア
未経験から転職を有利にしたいCCNA構築・運用の初級職
夜勤・運用監視から構築へ行きたいCCNA → CCNP設計・構築メインのエンジニア
クラウドに強くなりたいCCNA → LPIC-1 → AWS SAA → AWS SAPクラウドエンジニア・SRE
セキュリティ志向の人向けCCNA → CCNP → 安全確保支援士セキュリティ設計・SOCリーダー

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→関連記事:LPIC・CCNA・AWSどれから取る?資格ロードマップ

資格取得後に広がるキャリアと年収の変化

ネットワークエンジニアの資格は、取った瞬間に年収が上がるものではありません。

一方で、適切なフェーズで取得し、次の役割につなげられれば、キャリアと年収の伸び方は大きく変わります。

■資格取得で起こりやすい変化:
社内評価が高まる:資格手当や担当範囲の拡大につながる
転職市場での評価が変わる:「知識と成長意欲」が可視化され、上流案件に入りやすくなる
役割が一段上がる:運用から構築、構築から設計へと進みやすくなる

重要なのは、資格そのものではなく、「次の工程に進むための武器として使えているか」です。この視点を持てるかどうかで、資格の価値が大きく変わり、結果年収アップにつながっていきます。

→関連記事:ネットワークエンジニアの年収相場と1,000万円超えのキャリア設計

転職で評価される資格|評価度は「取得するフェーズ」で決まる

資格が転職市場で高く評価されるのは、「今の自分のフェーズ」と「次に目指す役割」が合致しているときです。

「難易度が高いから有利」という単純な話ではありません。以下の表を参考に、今の自分に最も適切な「転職・年収アップにブースト」がかかる資格を選びましょう。

【フェーズ別】ネットワークエンジニア資格の評価と転職への影響

資格転職で評価されやすいフェーズ理由・市場価値の変化
ITパスポート未経験(入口)学習意欲は伝わるが、エンジニア職での評価としては弱い
CCNA未経験〜運用監視「未経験転職」、「監視脱出」の評価ライン、構築案件へのアサイン率が高まる
LinuC / LPIC運用〜構築NW×OSの理解により、日勤・構築プロジェクトに進みやすくなる
CCNP運用・構築・設計設計・構築に進むためのブースター年収500万〜が視野に入る評価
ネスペ設計・上流工程設計・要件定義に進むためのブースター、大規模NW上流案件で評価されやすい

重要なのは、資格の難易度そのものではありません。採用企業が判断しているのは「この人をどの工程にアサインできるか」です。

ゆえに、自分のフェーズに合った資格を選び、実務経験と組み合わせることで、構築・設計・クラウドといった上位工程への道が開け、転職にも大きく役立ちます。

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よくある質問(FAQ)

ここではネットワークエンジニアの資格に関する、よくある質問をまとめていきます。

Q1:文系・未経験でもCCNAは取れる?

はい、取れます。文系出身やIT未経験の方でも十分に合格可能です。CCNAは、多くの未経験者が独学で取得しています。

大切なのは、「継続的な学習」と「正しい教材選び」です。ネットワークの基礎(OSI参照モデルやIPアドレスなど)から順に学べば、知識ゼロの文系からでも合格可能です。

→関連記事:ネットワークエンジニアの勉強ロードマップ|未経験から最短で構築レベルへ

Q2:CCNAとLPICはどっちを先に取る?

おすすめの順番は、CCNA → LPIC-1(またはLinuC-1)です。理由は、ネットワークエンジニアとして最初に求められるのがネットワーク通信・仕組みの理解(CCNA)だからです。

その後にLPIC-1でLinuxサーバーの基礎を学ぶと、ネットワーク+サーバーの全体像がつながるため、さらに汎用性が高いエンジニアになれます。

→関連記事:CCNAとLPICを徹底比較、どっちを取るべき?難易度と順番を解説

Q3:資格は転職に本当に役立つ?

はい、正しく活用すれば確実にキャリアを前進させる武器になります。

例としてCCNAは、「ネットワーク構築・運用の基礎を体系的に理解している」ことを客観的に証明できるため、採用担当者や現場エンジニアから信頼されやすく、プロジェクト参加条件となっていることも多い資格です。

さらに、パケットトレーサなどで実際に構築演習を行い、「どんな構成を作ったのか」などまで具体的に話せると、評価はさらに高まります。

Q4:CCNAを取った後は、次に何をすればいいですか?

最優先は、構築に近い実務経験を取りに行くことです。

CCNAはゴールではなく、運用・監視から抜け出すためのスタートラインです。まずは構築補助や日勤運用の案件に挑戦し、実務と結びつけましょう。

また構築経験が積める前後でLinuC/LPIC、積めた段階でCCNPやクラウド資格も検討するのが王道です。

関連記事:次のキャリアを具体化したい方へ

資格の順番やロードマップを理解しても、「自分はどこから動けばいいのか」、「転職までに何を準備すべきか」で迷う方も多いのではないでしょうか。

未経験からネットワークエンジニアを目指す具体的ステップや、資格をどう転職・キャリアアップに結びつけるかは、以下の関連記事で詳しく解説しています。

→関連記事:未経験からネットワークエンジニアになるには?資格・勉強法・転職ロードマップ

またネットワークスキルを軸に、クラウド領域まで広げたい方は、以下記事も参考にしてください。

→関連記事:サーバーエンジニア資格のおすすめ順番|構築・クラウドへのロードマップ

まとめ:「資格」をキャリアアップの「武器」に

ネットワークエンジニアの資格は、あなたのスキルと意欲を客観的に証明し、キャリアを前に進めるための強力な「武器」です。

目的に合わせた最短ルートを歩むことで、夜勤からの脱出や構築へのキャリアアップ、年収アップが着実に狙えていきます。

資格取得で成功するために必要な2つの視点

この記事で説明した、大事な視点を2つまとめます。

①【キャリア軸】「ゴール」から逆算して資格を選ぶ

「どんなエンジニアになりたいか」というゴールから逆算して、今取るべき資格を選ぶことが重要です。

例として「3年後にクラウド設計者になりたい」など、具体的なゴールから逆算して、今の自分に最も必要な資格を選びましょう。

②【実務軸】座学知識を「現場経験」で定着させる

資格で学んだ知識は、現場で使って初めて価値になります。構築補助や設計補助など、実務で試すことを意識しましょう。

迷ったら、環境選びも含めて考える

資格を取っても、環境が合っていなければキャリアは伸びません。「構築に進めない」、「夜勤が続く」場合は、環境を変える判断も重要です。

以下のキャリア相談では、あなたの経験・目標に合わせて、最短でキャリアアップできる資格ルートや転職の選択肢をマンツーマンで整理しています。

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この記事を書いた人

角田 壮史の顔写真

角田 壮史

株式会社ソリューションパートナー 代表取締役

未経験からベテランまで、ITインフラのキャリア支援に特化、経済産業省採択事業(インフラエンジニア育成プログラム)も担うキャリアアドバイザーです。 経済産業省ロゴ

主な実績

  • パーソルキャリア(旧インテリジェンス)在籍時、事業部MVP受賞あり
  • リクナビ提携エージェントとして、顧客満足度1位/サービス満足度1位/紹介求人満足度2位などの受賞歴あり リクナビ 顧客満足度1位ロゴ リクナビ 紹介求人満足度2位ロゴ
  • キャリアアドバイザー歴15年以上、700社以上のIT企業訪問、3,000名超のエンジニア支援実績
  • LPI (Linux Professional Institute) より、トレーニングパートナー(プラチナ:最上位)/ハイアリングパートナーとして公式認定 LPIトレーニングパートナープラチナロゴ LPIハイアリングパートナーロゴ

保有資格

国家資格キャリアコンサルタント、AWS-SAA、CCNA、LPIC-3(最上位)、LinuC-1

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