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ネットワークエンジニアを目指して勉強を始める前に知っておくべきこと

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こんにちは、インフラ系エンジニア専門の転職エージェントの中の人です。

5GやIoTなど、IT業界の成長にともない、ネットワークエンジニアや、ネットワーク技術を持つ方のニーズが高まっています。

そのため、未経験でネットワークエンジニアを目指して勉強したい気持ちをお持ちの方も多いでしょう。

今回は、IT業界未経験の方から、IT業界の非技術者などで、ネットワークエンジニアを目指し、勉強をする方向けに、事前に知っておくべきことをご紹介します。

 

 

ネットワークエンジニアになった場合の、4つの主要なキャリアパス

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ネットワークエンジニアとは、快適かつ安全な通信環境を構築し、安定運用する仕事です。

ゆえに、ルーターやスイッチなどといったネットワーク機器にまずは詳しくなる必要がありますが、勉強をしてネットワークエンジニアになると、どのようなキャリアパスがあるのでしょうか?

最初にネットワークエンジニアの主要なキャリアパスを4つ説明します。
※仕事内容がかぶる部分はありますが、実際仕事内容は多少かぶります。

・ネットワークエンジニアのキャリアパス①:ネットワークエンジニアのスペシャリスト

ネットワークの設計、構築に強みを持つスペシャリストとして、ルーター、スイッチ、ロードバランサ、セキュリティ製品等を組み合わせて、顧客に最適なネットワークを提案し、構築する、ネットワーク系のスペシャリストです。

ネットワーク系はIT系の中では技術の寿命が長いため、一度スキルを身につけると、安定した需要が見込みやすいでしょう。

・ネットワークエンジニアのキャリアパス②:セキュリティエンジニア

セキュリティエンジニアの仕事はアプリからインフラまで幅広いですが、セキュリティはネットワークに関する幅広い知識を求められる場合が多く、ネットワークエンジニアとして経験を積んだあと、セキュリティエンジニアにステップアップする方も多いです。

ただし、セキュリティの範囲は幅広いので、サーバOSからプログラミングまで勉強をした方がセキュリティエンジニアにはなりやすいでしょう。

・ネットワークエンジニアのキャリアパス③:インフラエンジニア

ネットワークのみでなく、サーバ、OS、データベースを含めたミドルウェアなど、ITインフラ全般を構築運用するインフラエンジニアは、ネットワークエンジニアの将来のキャリアパスとしては最も多いでしょう。

また、一番つぶしがきく職種であり、一番採用求人が多いポジションは、インフラエンジニアでしょう。

・ネットワークエンジニアのキャリアパス④:プロジェクトマネージャ

ITインフラのプロジェクト管理者として、ITインフラの要件定義やコスト管理、リスク管理など、プロジェクト全般を見る仕事であり、コンサルタントとも一部では言われることもありますが、プロジェクトマネージャという言葉が一般的です。

ITインフラのプロジェクト管理者はどの企業も不足しており、企業の採用ニーズとして一番高いのは、プロジェクトマネージャです。

プロジェクトマネージャになった場合には、引く手あまたのエンジニアとなれるでしょう。

ネットワークエンジニアのキャリアパスに関して、イメージは深まりましたでしょうか?

それでは、以下からネットワークエンジニアになるための勉強、ネットワークエンジニアになってからの勉強を説明します。

ネットワークエンジニアになるための勉強は、CCNAが一番です

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ネットワークエンジニアになるには、やはりネットワーク知識が必要です。

ネットワーク知識を持っていないと、ネットワーク知識があまり必要とされないポジション(テクニカルサポートやネットワーク監視など)にアサインされる可能性が高いでしょう。

ゆえに、まずは実機を触ってネットワーク機器の設定変更なども対応できるようなネットワーク運用業務を目指すべきですが、

そのためには基本的なネットワーク知識を勉強したという評価になりやすい、ネットワーク系の資格のCCNA取得が一番よいでしょう。

エンジニアに資格は有効ではないとは言われますが、ネットワーク系は自学で実機を触って勉強することが難しい職種であるため、資格取得が非常に有効です。

また、ネットワーク系の資格の中でも、シスコシステムズ社のベンダー資格である「CCNA」が、一番汎用性が高く、必要な勉強時間(コスト)に対して、パフォーマンスは優れているでしょう。

CCNAを取得したら、これ以上勉強をして更に上位の資格を取るよりも、転職活動をして、ネットワークエンジニアとして実務に就く方が好ましいです。

ネットワークエンジニアとして設計構築を目指す勉強は、CCNPかネスペ、もしくは実機購入です

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比較的簡単な構築であればCCNAでも対応可能ですが、ネットワークエンジニアとして1人前と言われるためには、基本設計を1人称で出来るようになったタイミングでしょう。

ただし、基本設計まで携わるには、多数のケースをこなし、経験を積む必要がありますので、経験を最大化するための知識習得の意味合いで、CCNAの一つ上位資格であるCCNPを取得するのは良い手段でしょう。

ただし、CCNPでなくとも、国家資格であるネットワークスペシャリスト(通称ネスペ)でも良いです。

また、「とにかく手を動かして学ぶ」という意味で、自宅にルーター、スイッチを購入し、検証環境を作って学ぶというやり方も良いでしょう。

※インフラエンジニアを目指すのであれば、この前後でサーバ系の勉強を行いながら、サーバ系のプロジェクトもこなしていきましょう。

あわせて、並行して、コミュニケーション能力を磨いておくと、その後仕事で発生するお客さまへのプレゼンテーションや、プロジェクト内でのコミュニケーションで役に立っていくでしょう。

ネットワークエンジニアとして、更に年収を上げる勉強なら、PMP、CCIE、プログラミング等も有効

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ネットワーク設計構築経験を豊富に積んだあとに、更にキャリアアップや年収アップを目指すのであれば、自分が興味を持つ分野に投資をする事は大事でしょう。

例①:プロジェクト管理を目指す場合:
プロジェクトマネージャを目指し、プロジェクト管理で活躍を希望する場合は、まずはPMBOKを学習して、プロジェクト管理の資格であるPMPの資格取得を行うと良いでしょう。

プロジェクト管理に携わると、様々な企業からオファーを頂けるようになるでしょう。

例②:ネットワークスペシャリストを目指す場合:
ネットワークのスペシャリストとして活躍を希望する場合は、シスコシステムズ社のベンダー資格でCCIEという資格がありますが、CCIEを取得すると、ネットワークの神に近しい存在になれるかも知れません。

CCIEを取得すれば大手インテグレーターは勿論、外資系ネットワーク機器ベンダーにもスムーズに転職が出来るでしょう。(ただし、CCIEは非常に難しいですので、CCIE取得を目指す場合は、2-3年はプライベートを捨てるくらいの覚悟が必要でしょう)

例③:プログラミングを習得する場合:
また、プログラミングを勉強して、プログラミングスキルを持ったネットワークエンジニアも、今後の需要は大きく伸びるでしょう。

ルーティングやスイッチングの仕事を主体とした、よくあるネットワークエンジニアにはプログラミングは必須ではありませんが、SDNやOpenFlowの勢いが増している昨今、ルーター、スイッチ、ファイアーウォール、ロードバランサなどをプログラミングによって制御するネットワークエンジニアは、大きく需要が伸びるでしょう。
(実際、2020年2月に新設されるCCNAのDevNetでは、Pythonプラグラミングが必要になる可能性があります)

ネットワークエンジニアになるための、おすすめのCCNA勉強方法

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ネットワークエンジニアになるためには、まずは資格のCCNAを取ることをおすすめしますが、ネットワーク知識が完全にゼロであれば、まずは「3分間ネットワーキング」を読むことをおすすめします。

3分間ネットワーキングは、未経験ネットワークエンジニア採用企業の入社前勉強資料の一つとして使われていることも多く、3分間ネットワーキングのサイトを2-3回見ると、少し理解度は早くなるでしょう。

その後はCCNAの勉強、取得です。

CCNAの勉強、取得の事前準備に関して、一番メジャーなやり方は「黒本」と「Ping-t」の2つを徹底することです。
Ping-tとは、Web問題集です

・黒本:黒本は、下記の教科書2冊と、問題集2冊の、計4冊です
徹底攻略Cisco CCENT/CCNA Routing&Switching教科書 ICND1編
徹底攻略Cisco CCENT/CCNA Routing&Switching問題集 ICND1編
徹底攻略Cisco CCNA Routing&Switching教科書 ICND2編
徹底攻略Cisco CCNA Routing&Switching問題集 ICND2編

※注意点として、新試験(V3.0)対応の黒本を購入してください。
※年齢が若い場合は、ICND1編の2冊のみ(CCENTという資格です)で大丈夫の場合もあります。
※Ping-tを使い倒す場合は、黒本の教科書2冊のみでも問題ありません。

なかには黒本のような教科書を買わずにPing-tのみでCCNAを合格する猛者もいますが、初心者が最短時間で合格を狙うのであれば、やはり黒本の教科書は買った方がよいでしょう。
(私のお客さまで、Ping-tだけを1年やり続け、CCNAを合格した猛者もおりました。。)

ただし、黒本とPing-tを併用すれば、1-2ケ月程度でCCNAに合格される方も多いので、最短を目指すのであれば、黒本&Ping-tでしょう。

実際、大手インテグレーターのネットワークエンジニアの新卒CCNA研修は、黒本&Ping-tが主流です。

ただし、Ping-tは安いのですが、あまり出題されない問題も出てくるため、集中して勉強する範囲を絞れない人もPing-t利用者の方は多いです。

また、Ping-tで出題問題が多くて、絞れずに困っているといった方や、ネットワークエンジニアを目指して勉強を始めたいといった方へ、私どもでもCCNAの取得支援&転職支援も行っておりますので、興味があれば「CCNAの無料取得支援&転職支援」にご相談・ご登録頂けますと幸いです。

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この記事を書いた人

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キャリアアドバイザー 角田 壮史

大卒後にファイザーに入社し1年半で退職。第二新卒で転職のDODA(現パーソルキャリア)に転職し、24歳からIT業界の転職エージェントです。DODAではMVP、VPを取り、現在インフラ・ネットワークエンジニアの転職に特化した株式会社ソリューションパートナーでキャリアアドバイザーをしています。転職エージェント歴は14年で、700社くらいのIT企業の経営層、人事、現場責任者クラスとお会いし、3000名を超えるITエンジニアの方とお会いしてきました。たくさんの転職を考える人と、採用を考える企業と会ってきたからこそ、伝えられることがあると考えています。
株式会社ソリューションパートナー 代表取締役
転職エージェントランキングで表彰いただきました

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