ITエンジニアに資格は必要か?資格を取る必要性とは

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こんにちは、インフラ系エンジニア専門の転職エージェントの中の人です。

ITエンジニアを目指す際や、キャリアアップをするときに「資格は必要」と言う人もいれば「資格は不要」と言われる事も多いですが、実際はどうなのでしょうか?

結論としては目指すポジションによって変わり、資格があった方が有利な職種もあれば、資格よりも手を動かした勉強の方が有利な職種もあります。

今回は、ITエンジニア資格の必要性に関して、職種に分けて説明します。
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ITエンジニアに資格は必要か?資格の必要性とは


そもそもITエンジニアになるためには、資格は絶対に必要という訳ではなく、資格がなくとも活躍しているエンジニアは多いと言えます。

また、あたりまえですが、資格があればエンジニアとして活躍が出来るという訳ではありません。

すると「ITエンジニアには、資格は不要なのでは?」と思われるかも知れませんが、必ずしも資格が不要とは言い切れません。

資格が有効となる場合や、資格取得によってエンジニア人生が変わる場合も数多くあると言えます(また、資格を持たずに高い年収をもらっているエンジニアも相応多いですが、年収が高いエンジニアは、難易度が高い資格を持っている事が圧倒的に多いとも思います)。

ただ基本的に資格は「足りない知識の補填」と「知識保有の証明」という意味合いが強いため、未経験者から初級エンジニアのキャリアアップには大きく有効になりやすく、中級エンジニアにはやや有効、上級エンジニアにはそれ程有効ではない事が多い傾向がありますが、更に「ITエンジニアの職種」によっても有効、あまり有効でない、が分かれる傾向が強いと思います。

今回はITエンジニアの主要職種である、「Web系エンジニア」、「業務系エンジニア」、「インフラ系エンジニア」の3職種において、資格の必要・不要を説明したいと思います。

Web系エンジニアは、資格は不要

Web系エンジニアの資格有効度:★☆☆☆☆(1/5点)
Web系エンジニアにおいては、「実務経験」や「即戦力性」を強く重視されるため、資格を取得しても意味はほとんどないと思います。

また、「実務経験」がない場合でもWeb系エンジニアになる事は出来ますが、自発的に勉強を継続できかつ、スピーディーに業務をキャッチアップ出来る人材と評価をされる必要があり、資格はその評価対象にはほとんどなりません(未経験Web系エンジニアの場合における一番の評価対象は、「独学で学んだプログラミングスキル」と言えます)。

ゆえに、Web系エンジニアを目指す場合は、「自分で作品を作り、ポートフォリオを制作」することが一番です。

この「自分で作品を作り、ポートフォリオを制作」を達成している場合は、エンジニア経験がなくとも年齢が若ければ、最初からWeb系エンジニアとしてキャリアをスタート出来ることもあります。

業務系エンジニアは、資格はあった方がいい

業務系エンジニアの資格有効度:★★★☆☆(3/5点)

業務系エンジニアは、Web系エンジニアと比べると、比較的資格も評価されるポジションであり、資格が絶対に必要とは言いませんが、「資格はあった方が良い」職種だと思います。

ただし、未経験でエンジニアを目指す場合と、エンジニア経験者がステップアップを目指す場合は、少し異なってきますので、詳細を説明します。

・エンジニア未経験者の場合:
資格を取得するのであれば、「基本情報技術者試験」か「Oracle Certified Java Programmer Bronze」のうちの一つを取得すると、エンジニアになりたい気持ちが「資格取得」に結びついたと考えられかつ、基礎的な知識を勉強していると考えられますので、一定の評価対象になるでしょう。

ただし、エンジニア未経験の場合は、資格を取得するよりも、Web系エンジニアと同じようにプログラミングを勉強し、「自分で作品を作り、ポートフォリオを制作」した方が、評価としては高いです。

やはり資格を取得して身についた知識よりも、作品をいつまでに、どのレベルまで作成するかという目標のもと、手を動かしながら、エラーを調べて手直しをやり続け、汗をかいて身につけたスキルの方が実践的です。

・エンジニア経験者でステップアップを目指す場合:
「応用情報技術者試験」や、マネジメント系資格の「PMP」はキャリアアップに繋がる資格になり、取得しておいて損は無いでしょう。

特に、大手システムインテグレーターに転職を考える際には、大手システムインテグレーターは資格を大事にする会社も多いので、応用情報技術者試験とPMPは取得しておく方がベターであると言えます。

ただし、大手システムインテグレーターに転職を考える場合は、「経験重視」であるため、資格だけで乗り切ることは難易度が高いでしょう。

業務系エンジニアで大手システムインテグレーターに転職を考えるのであれば、一次請けSIで即戦力と思われる経験や知識(プロジェクト管理、業務知識、ニーズが高いスキル等)を実務とプライベートで身につけていくことが必要です。

インフラ系エンジニアは、資格は非常に有効

インフラ系エンジニアの資格有効度:★★★★★(5/5点)

ネットワークエンジニアやインフラエンジニアといったインフラ系エンジニアの場合も資格を取得したからといって、実務で即戦力になる訳ではありませんが、インフラ系エンジニアは資格取得が非常に有効な職種と言えます。

もちろん「取得して評価されやすい資格」と「取得しても評価されにくい資格」がありますが、「取得して評価されやすい資格」を取得した場合、スキルアップが可能な仕事に就く可能性を急激に高める事が出来るのが恩恵といえるでしょう(ニーズがない資格を取得しても、まったく意味がありませんので、お気をつけください)。

また、インフラ系エンジニアで資格取得を狙うのであれば、最初に狙うべき資格は下記2つのいずれかです。

・ネットワーク系資格:CCNA
・サーバー系資格:LinuC(LPIC)level1

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CCNAか、LinuC(LPIC)level1を取得すれば、未経験からでもインフラ系エンジニアへのキャリアチェンジのハードルが下がりますし、監視オペレーターからでもCCNAか、LinuC(LPIC)level1を取得すれば、構築運用といったインフラ系エンジニアに仕事にステップアップできる可能性が大きく上がるでしょう。

さいごに

ITエンジニアに「資格は必要」、「資格は不要」とは言われますが、私の結論としては、目指す職種、目指す企業によって「資格は必要」、「資格は不要」に分けられると言えるかと思います。

その中でも、業務系エンジニアとしてキャリアアップを目指していくのであれば、資格はあった方がいいですし、インフラ系エンジニアとしてキャリアアップを目指すのであれば、資格を持っている方が間違いなく良いでしょう。

繰り返しお伝えしますが、高い年収をもらっているエンジニアは、資格を持っていない人もいますが、難易度が高い資格を持っている人の方が圧倒的に多いです。

「やりたいことがある」⇒「勉強して資格取得」⇒「やりたいことができるプロジェクトに配属」⇒「スキルアップ」⇒「評価が上がり、年収アップ」という流れは、エンジニアのステップアップの流れとしては非常に多いため、業務系エンジニアやインフラ系エンジニアを目指すのであれば、「やりたい仕事につながる資格」は取得して損は無いといえるでしょう。

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