ネットワークエンジニアは資格を取ると年収が上がるの?

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こんにちは、インフラ系エンジニア専門の転職エージェントの中の人です。

ネットワークエンジニアの年収と多少の関係性を持つ「資格」ですが、資格を取ると年収は上がるのでしょうか?

また、何の資格を持っていれば、どれくらいの年収になるのでしょうか?

今回はおおよその年収目安がつきやすいように、年収と資格の関係性について説明をします。

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ネットワークエンジニアは資格を取ると、年収が上がりやすい

ネットワークエンジニアはスキルアップが年収アップに繋がりやすい職種ですが、資格取得でも年収が上がりやすくなると言えます。

資格を取得すると、年収が上がりやすい3つの理由を、下記に説明します。

ネットワークエンジニアが資格を取ると、年収が上がりやすい理由①:資格手当

あたりまえですが、ネットワークエンジニアには資格取得を奨励する会社も多いため、会社が定める資格を取得すれば、「資格手当」が毎月付与される事は多いでしょう(ただし、資格手当が支給されない会社もあります)。

また、資格手当の額としては、ネットワークエンジニアの資格でよく奨励されているCisco技術者認定やネットワークスペシャリスト試験であれば、下記程度の会社が多いと思います。

ネットワークエンジニアの資格手当例

・CCNAの資格手当:月3,000-5,000円程度
・CCNPの資格手当:月7,000-10,000円程度
・CCIEの資格手当:月30,000-50,000円程度
・ネットワークスペシャリスト試験の資格手当:月10,000-15,000円程度
※ただし、上記の資格手当は「あくまで目安」であり、上記の金額よりも上振れ・下振れする事もあります。

ネットワークエンジニアが資格を取ると、年収が上がりやすい理由②:単価が上がりやすい

ネットワークエンジニアの資格が「年収」に大きく影響するのは、この「単価が上がりやすい」という所が大きいでしょう。

プロジェクトによっては、「CCNA保有者」や「CCNP程度の知識保有者」といった参加条件がつく所もありますし、資格を取得する事によって「上位工程の仕事」に携わる事ができ、単価が上がり、結果的に年収が上がるという事は、非常に多いでしょう。

ネットワークエンジニアが資格を取ると、年収が上がりやすい理由③:転職活動に有利となり、年収が上がりやすい

ネットワークエンジニアの転職は、経験・スキルが一番の合否ポイントとなりますが、経験・スキルが足りない場合は「不足する経験・スキルを埋め合わせるための努力をしているか?」という観点より、取得資格を見る事が非常に多いです(スキルが非常に高いエンジニアの場合は、資格はほぼ関係ありません)。

ゆえに、資格を取得しているがゆえに転職活動に成功し、年収を上げるネットワークエンジニアも多いです。

では、ネットワークエンジニアは、どのような資格を取れば、どの程度の年収になるのでしょうか?

資格だけで年収を判断する事は難しいですが、下記からはネットワークエンジニアの資格と年収の目安を説明します。

ネットワークエンジニアは、何の資格を取れば、どのくらいの年収になる?

こちらでは、ネットワークエンジニアの資格として一番メジャーであるシスコ技術者認定(CCNA、CCNP、CCIE)とネットワークスペシャリスト試験の年収イメージを説明します。

シスコ技術者認定資格と年収の目安

・CCNA:年収404-578万円
・CCNP:年収496-701万円
・CCIE:年収645-900万円
※参照:シスコシステムズ社 日本におけるCCNA、CCNP、CCIE認定保有者の需要と供給リサーチ2013
https://www.cisco.com/c/dam/global/ja_jp/assets/learning/certifications/shared/docs/2013-japansalarysurvey-en.pdf

上記のCCNA、CCNP、CCIEの年収目安は、シスコシステムズ社が出した「日本におけるCCNA、CCNP、CCIE認定保有者の需要と供給リサーチ2013」のデータです(少々古いですが、2013年のデータしかありませんでした)。

ただ、2013年のデータとはいえ、2020年現在にても大きなズレはなく、一つの目安となるデータと思います(私の勝手な所感ですが、資格取得者の中で、年収が特に高い1割と、年収が特に低い1割を除外して、真ん中層8割くらいを出したデータのような気がします)。

もちろん、取得している資格に対して「経験が不足」している場合は、上記の年収下限を下回る事もあれば、取得している資格に対して「経験が上回っている」場合は、年収上限を上回る事も多いため、資格を取得したら「上記の年収になる訳ではない」ことはご理解下さい。

ネットワークスペシャリスト試験と年収の目安

ネットワークスペシャリスト試験の資格保有者の年収目安は、データが見つかりませんでしたので、私の所感をお伝えします。

・ネットワークスペシャリスト試験:年収450-750万円程度

上記のネットワークスペシャリスト試験の年収目安ですが、ネスペ保有者のおおよそ8割くらいの人は、上記年収で収まると思います。

ただし、上記年収はあくまで目安であり、「資格を取ったから、年収が急に100万円上がる」ような事は「ほぼ無い」と考えた方がよいと思います(ただし、資格を取ると、少しずつ年収が上がっていく傾向は強いでしょう)。

※ただし、CCIEだけは取得すると大きく年収が上がる可能性はあります(トラックはR&Sだけでもよいのですが、R&Sのみでなく、Security、SP、DataCenter、Collaborationあたりの売れ筋のトラックをもう一つ取得出来れば、年収は跳ね上がる可能性もあるでしょう)。

■関連記事:CCIEを取得すると、どの程度の年収が見込めますか?

(補足)資格よりも年収と関係するのは、経験(スキル)と、案件の立ち位置

ネットワークエンジニアの年収は「資格」とも関係する部分はありますが、資格よりも年収にダイレクトに影響するのは「経験(スキル)」と「案件の立ち位置」の2つです。

やはり、ネットワークエンジニアとして「上流工程の経験」と「マネジメント経験」は大きく年収に影響しますし、また今お勤めの会社が請ける「案件の立ち位置」も影響力は高いです。

また、ネットワークエンジニアの経験と年収を図にしていますので、よろしければ下記図も参照してください(管理経験は除外して算出しています)。

あわせて、ネットワークエンジニアの年収について、別記事に詳細を説明していますので、「【解説】ネットワークエンジニアの年収はどのくらい?年収の上げ方は?」もよろしければ、あわせてお読みください。

さいごに

ネットワークエンジニアの年収は経験(スキル)や勤務先によって大きく左右されますが、資格も年収に影響するのは事実でしょう(特に、若い微経験の方の年収は、資格に大きく影響されやすいといえます)。

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