こんにちは、インフラ系エンジニア専門の転職エージェントの中の人です。
LPICはLinuxサーバーのスキルを証明できる人気資格で、未経験からインフラエンジニアを目指す人にもよく選ばれています。
ただし、LPIC level1試験の参考書や問題集は種類が多く、「どの教材を選べばいいのか」と迷ってしまう方も少なくありません。
実際には、LPICには定番の学習ルートとおすすめ教材があります。また参考書・問題集・学習サイトを組み合わせることで、独学でも十分に合格を目指すことができます。
今回はLPIC試験について、独学でも合格できるように、参考書や問題集のおすすめを紹介しながら、初心者・独学でも迷わない教材の選び方、勉強方法を説明していきます。
※この記事は、2026年の最新バージョン(Ver 5.0など)に基づいて執筆しています。
LPIC対策の参考書・問題集は必要?
LPIC試験はLinuxの知識を体系的に問う資格であり、参考書・問題集を使った学習が最も一般的な対策方法です。多くの合格者も「参考書+問題集+学習サイト」を組み合わせて勉強しています。
ただし、本だけで学習する場合にはメリットと注意点があります。ここではLPIC対策における教材の役割を整理しておきましょう。そもそもLPICの全体像を知りたい方は、以下が参考になります。
→関連記事:LPICとは?LinuCとの違い・LPIC-1/2/3の難易度・活かせるキャリア
【結論】LPIC-1教材おすすめ(迷ったらこの3つ)
LPIC-1試験対策では、以下の教材セットで十分合格を目指せます。LPIC教材は多くありますが、独学の場合はこの3つで十分です。
・参考書:Linux教科書 LPICレベル1(あずき本)
・問題集:スピードマスター問題集(白本)
・問題演習:Ping-t
参考書で試験範囲を理解し、Ping-tや問題集で演習を繰り返す方法が、LPIC合格者の多くが実践している学習方法です。
参考書を使うメリット(体系的に学べる)
参考書の最大のメリットは、試験範囲を体系的に学べることです。
LPICはLinuxコマンド、ユーザー管理、ネットワークなど出題範囲が広いため、参考書を使わない独学では「何から学ぶべきか」で迷いやすい資格です。
試験対策の参考書はシラバスに沿って構成されているため、学習の順番と重要ポイントを整理しながら進められるのがメリットです(特に試験頻出の重要ポイント整理)。
問題集を併用する理由(合格率アップ)
LPICは知識問題が中心の試験のため、問題演習を繰り返すことが合格の近道です。
参考書だけでは演習量が不足することが多いため「出題パターンに慣れる」、「重要コマンドを覚える」、「間違えた問題を復習する」といったアウトプット学習を、問題集やオンライン問題集で補うのが一般的です。
【重要】2026年の最新バージョン対応状況
現在、LPICの各レベルにおける最新試験バージョンは以下です。
・LPIC-1:Version 5.0
・LPIC-2:Version 4.5
・LPIC-3:Version 3.0
これから参考書を選ぶ場合は「Version 5.0対応(LPIC-1)」と明記されたものを選べば問題ありません。市販の主要な参考書(あずき本・白本など)は、最新バージョンに対応しています。
一方で、中古本では古いバージョンの参考書も販売されています。これは「試験範囲が異なる」ため、購入しないよう注意しましょう。
LPIC-1はなぜ難しいと言われるのか
LPIC-1はLinux資格の入門レベルですが、「難しい」と感じる人は少なくありません。主な理由は、Linuxコマンド操作やサーバー管理など、普段触れる機会の少ない知識が多いことです。
また、試験範囲が広く、コマンドのオプションや設定の意味を理解しておく必要があるため、丸暗記だけでは対応しづらい点も難しく感じる原因です。
→関連記事:【難しすぎる?】LPICの難易度をレベル別に解説|勉強時間・他資格比較
本だけでは足りない?勉強サイト併用が重要
LPIC対策では、参考書+勉強サイトの併用が効率的です。LPICが不合格となる理由のほとんどは「問題の演習不足」であり、本だけでは演習量をカバーしづらいのも事実です。
そのため、本と併用して学習サイトを使うことで、問題を多く解くことや、スキマ時間でも学習できるといったメリットがあります。
LPIC合格を目指す場合は、「参考書 → 勉強サイト → 問題集」という形で教材を組み合わせると、効率よく学習を進めることができます。
→関連記事:LPIC level1のおすすめ勉強サイト有料・無料を解説
LPIC教材の選び方【初心者向け】
LPICはLinuxの基礎知識から実務に近い内容まで出題されるため、教材の選び方が学習効率に大きく影響します。ここではLPIC対策で一般的な教材の選び方を紹介していきます。
自分の学習レベルに合った参考書を選ぶ
LPICの最初の参考書は、今の学習レベルに合わせて選ぶことが重要です。Linuxが初めての方は入門書から始めると理解しやすいです。
一方で、ある程度ITの基礎知識がある場合や、早期に合格を目指したい場合は、試験対策の参考書(あずき本など)から学習を始めても問題ありません。
自分の理解度に合わせて教材を選ぶことで、効率よく学習を進めることができます。
問題集・勉強サイトは定番を選ぶ(試験範囲を網羅)
基礎を理解したら、定番の問題集や勉強サイトを使って、試験範囲を網羅的に演習することが重要です。参考書だけではLPIC試験に合格することは難しいです。
LPICは知識問題が中心のため、問題演習を繰り返すことで出題パターンや重要コマンドなどを効率よく覚えることができます。また、間違えた問題を復習することで理解も深まり、得点力を高めることができます。
→関連記事:LPIC-1勉強法まとめ|未経験から合格する最短ロードマップ
LPIC level1のおすすめ参考書・問題集
LPIC-1は、Linuxの基本操作を含めたサーバー管理知識を証明する資格です。システムアーキテクチャから、ネットワーク基礎やセキュリティまで、幅広く学ぶ必要があります。
ゆえに、LPIC-1は試験範囲が幅広いため、効率的な学習が大事です。ここでは効率的にLPIC-1の試験範囲を学べる、定番の参考書、問題集を紹介します。
定番の参考書・問題集は、下記の3つです。

■LPIC level1参考書・問題集の、おすすめな買い方:
・購入する参考書、問題集は、「あずき本」と「白本」の2冊のみで可
・「あずき本」が難しい場合は、「1週間でLPICの基礎が学べる本」を追加で購入
LPIC level1のおすすめ参考書・問題集:Linux教科書 LPICレベル1 Version5.0対応(あずき本)
Amazon:Linux教科書 LPICレベル1 Version5.0対応
LPIC-1の参考書は、「Linux教科書 LPICレベル1 Version5.0対応(通称:あずき本)」の1冊で、基本的には十分です。
あずき本は、LPIC-1の試験範囲を網羅している代表的な定番参考書です。コマンドの実行例が丁寧に解説されており、未経験者でも頑張れば理解可能のレベル感です。
また、試験範囲の重点項目が、重点的に説明されており、模擬試験問題も付いているため、試験対策の参考書としては最適です。
あずき本は、金額はやや高いですが、独学で学ぶ場合は是非とも購入したい本です。あずき本がないと、勉強効率が下がるでしょう。
| 価格 | 単行本:4,180円(税込) Kindle版:3,762円(税込) |
| ページ数 | 592ページ |
| 出版社 | 翔泳社 |
| 発売日 | 2019年4月8日 |
「あずき本」は難しい?挫折しない読み方
あずき本は定番参考書であるものの、未経験者にとっては「難しすぎる」、「意味がわからない」となりがちです。特に第1章の「システムアーキテクチャ」で、いきなり苦しむ人は少なくありません。
あずき本で挫折しないコツは、完璧主義にならず、「周回」で理解することです。1周目で完璧に理解するのは難しいですが、2周・3周と読み進めるうちに少しずつ理解が進んでいきます。
一方で、あずき本が難しすぎて勉強が進まない場合は、一つ難易度を下げた参考書があると、学習がスムーズに進みます。次は「あずき本が難しすぎる」と感じる人向けの入門本を紹介します。
LPIC level1のおすすめ参考書・問題集:徹底攻略 1週間でLPICの基礎が学べる本 第3版
Amazon:1週間でLPICの基礎が学べる本 第3版 徹底攻略シリーズ
前述の「あずき本」が難しすぎて、学習が進まない方にとって役立つ本が、「1週間でLPICの基礎が学べる本」です。
この本では、あずき本を理解しやすくするための基礎知識を、やさしく学ぶことができます。また付属でCentOSの仮想環境が、簡単にダウンロードできるため、手軽にLinux環境を作ることもできます。
一方で、「1週間でLPICの基礎が学べる本」は、LPIC-1の試験範囲を網羅していません。あくまで、あずき本を理解しやすくするための、補助の本です。
あずき本1冊で学習したい場合は、買う必要はありません。
| 価格 | 単行本:2,640円(税込) Kindle版:2,376円(税込) |
| ページ数 | 320ページ |
| 出版社 | インプレス |
| 発売日 | 2019年6月20日 |
LPIC level1のおすすめ参考書・問題集:LPICレベル1 スピードマスター問題集(白本)
Amazon:LPICレベル1スピードマスター問題集: Version5.0対応 101試験、102試験対応
LPICレベル1 スピードマスター問題集(通称:白本)は、LPIC-1の試験範囲に完全特化した問題集です。白本は、実際の本試験に近い形式で、約500問ほどの問題を解きながら学ぶことができます。
「白本は、LPIC試験対策において、ぜひとも利用したい問題集」です。試験の的中率が高く、頻出問題を多数学ぶことができます。また解説も非常に充実しています。
一方で、白本はLPIC-1の本試験よりも、やや難しいです。白本が解けるようになると、本試験の問題がやさしく感じるでしょう。白本があると、更なる点数アップが狙えます。
ただし、問題集を白本だけで終わらせるのは避けた方が良いです。後述するWEB問題集のPing-tを併用する方が、より確実な試験対策ができます。
白本は、試験の直前の追い込み学習で、非常に重宝する問題集です。
| 価格 | 単行本:2,750円(税込) Kindle版:2,475円(税込) |
| ページ数 | 552ページ |
| 出版社 | 翔泳社 |
| 発売日 | 2019年9月11日 |
LPIC-1に効率よく合格するためには、参考書と問題集をバランスよく活用し、効率的に学習を進めることが大事です。
LPIC-1の概要や勉強方法などを詳しく知りたい方は、以下記事が参考になります。
→関連記事:LPIC-1勉強法まとめ|未経験から合格する最短ロードマップ
→関連記事:LPIC-1とは?難易度・合格ライン・勉強法・おすすめ教材・キャリアを解説
LPIC level2のおすすめ参考書・問題集
LPIC-1試験は参考書や問題集が複数ありますが、LPIC-2試験とLPIC-3試験は参考書や問題集が限られています。本で勉強をする場合には、以下の参考書や問題集で進めていく必要があります。
LPIC level2のおすすめ参考書・問題集:Linux教科書 LPICレベル2 Version4.5対応(あずき本)
Amazon:Linux教科書 LPICレベル2 Version4.5対応
LPIC-2の勉強も、基本的にはLPIC-1の学習と同じ流れです。LPIC-2でも、参考書は「Linux教科書LPICレベル2(あずき本)」を選ぶべきでしょう。
LPIC-2のあずき本は、LPIC-1のあずき本と同様、試験範囲に沿った詳細な説明が充実しています。勉強の仕方もLPIC-1とそれ程変わりはありません。
ただし、LPIC-2から、ネット検索での情報収集が難しくなってくるため、LPIC-2のあずき本は、是非とも持っておきたい参考書と言えます。
| 価格 | 単行本:4,400円(税込) Kindle版:3,960円(税込) |
| ページ数 | 640ページ |
| 出版社 | 翔泳社 |
| 発売日 | 2017年5月11日 |
LPIC level2のおすすめ参考書・問題集:LPICレベル2 スピードマスター問題集 Version4.5対応
Amazon:Linux教科書 LPICレベル2 スピードマスター問題集 Version4.5対応
LPIC-2でも、本の問題集は「LPICレベル2 スピードマスター問題集(白本)」をまずは選ぶべきです。LPIC-1と同様に的中率が高く、最後の仕上げ学習として重宝します。
特に難関とされる202試験において、白本はもっとも頼れる問題集となります。
また、LPIC-1の勉強と同様、LPIC-2も「白本のみで完結させる」のではなく、追加でWEB問題集のPing-tで併用すると合格する確度が高まります。
| 価格 | 単行本:3,300円(税込) Kindle版:2,970円(税込) |
| ページ数 | 539ページ |
| 出版社 | 翔泳社 |
| 発売日 | 2017年10月30日 |
LPIC level3のおすすめ参考書・問題集
LPIC-3では、4つの専門認定資格があります。
「300試験(混在環境)」、「303試験(セキュリティ)」、「305試験(仮想化とコンテナ化)」、「306試験(高可用性とストレージ)」のいずれかに合格で、LPIC-3取得となります。
4つの専門認定資格は、2026年現時点ですべてVersion3.0です。ただしVer3.0に対応する参考書・問題集は少ないので、専門分野によってはLPIのシラバスを見ながら、追加学習する必要があります。
LPIC level3(300)のおすすめ参考書・問題集:LPICレベル3 300試験: Version1.0対応
Amazon:LPICレベル3 300試験: Version1.0対応
LPIC-3(300)の勉強も、これまでと同様に、まずは「あずき本」を使って学習するとよいでしょう。
ただし、2026年現在のLPIC-3(300)は、試験のバージョンがver3.0に更新されています。一方で、対応する参考書の「あずき本」は、ver1.0に基づいているため、最新の試験範囲には対応が出来ていません。
ゆえに、LPIC-3(300)をあずき本で学習する場合は、ver3.0試験の対象となる章を中心に学習し、不足部分(例えば、FreeIPAなど)については、他の資料を活用して補う必要があります。
※LPIC-3(300)試験範囲:LPIC-3 Exam 300: Mixed Environments
| 価格 | 単行本:4,950円(税込) Kindle版:4,455円(税込) |
| ページ数 | 360ページ |
| 出版社 | 翔泳社 |
| 発売日 | 2015年2月1日 |
LPIC level3(300)のおすすめ参考書・問題集:【改訂新版】サーバ構築の実例がわかるSamba[実践]入門
Amazon:【改訂新版】サーバ構築の実例がわかるSamba[実践]入門
サーバ構築の実例がわかるSamba[実践]入門は、LPIC300試験の重要項目であるsambaを学習するための本です。
基本的なsambaの概念を理解するため、また理解があいまいな部分を補足するための参考書として、利用いただける本です。
| 価格 | 単行本:2,948円(税込) Kindle版:2,889円(税込) |
| ページ数 | 256ページ |
| 出版社 | 技術評論社 |
| 発売日 | 2016年3月4日 |
LPIC level3(303)のおすすめ参考書・問題集:改訂新版 徹底攻略LPIC Level3 303教科書+問題集[Version 2.0]
Amazon:改訂新版 徹底攻略 LPIC Level3 303 教科書+問題集[Version 2.0]対応
LPIC-3(303)の勉強教材は、本の参考書・問題集としては、「徹底攻略LPIC Level3 303教科書+問題集[Version 2.0](通称:黒本)」のみが対応している状況です。
ただし、2026年現在において、LPIC-3(303試験)のバージョンは、ver3.0試験に更新されています。黒本のバージョンは2.0であるため、ver3.0にあわせて、独自に学習内容を取捨選択する必要があります。
※LPIC-3(303)試験範囲:LPIC-3 Exam 303: Security
| 価格 | 単行本:3,740円(税込) Kindle版:3,366円(税込) |
| ページ数 | 352ページ |
| 出版社 | インプレス |
| 発売日 | 2017年9月22日 |
LPIC level3(305)のおすすめ参考書・問題集:徹底攻略 LPIC レベル3 305 教科書&問題集[Version 3.0]対応 徹底攻略シリーズ



Amazon:徹底攻略 LPIC レベル3 305 教科書&問題集[Version 3.0]対応 徹底攻略シリーズ
近年人気のコンテナが学べる、LPIC-3(305)Ver3.0の勉強教材は、2025年に発売された黒本のみです。
あずき本と白本の中間的な立ち位置であり、305試験を受験するなら必須級の本になっています。
| 価格 | 単行本:4,400円(税込) Kindle版:3,960円(税込) |
| ページ数 | 384ページ |
| 出版社 | インプレス |
| 発売日 | 2025年7月30日 |
LPIC level3(306)のおすすめ参考書・問題集:徹底攻略 LPIC Level3 304 教科書+問題集[Version 2.0]対応
Amazon:徹底攻略 LPIC Level3 304 教科書+問題集[Version 2.0]対応
LPIC-3(306)の勉強教材は、現在本の参考書・問題集は販売されていません。
ただし、306試験は、旧304試験に基づいて作られているため、参考書として利用できる本は「徹底攻略LPIC Level3 304教科書+問題集[Version 2.0](黒本)」です。
304試験と306試験は試験範囲が異なるため、試験範囲の内容を調べながら学習を調整する必要があります。
■LPIC-3(306)試験範囲:LPIC-3 Exam 306: High Availability and Storage Clusters
| 価格 | 単行本:3,520円(税込) Kindle版:3,168円(税込) |
| ページ数 | 272ページ |
| 出版社 | インプレス |
| 発売日 | 2016年4月28日 |
本での学習と併用したい、LPICのおすすめ勉強サイト
LPIC試験は、本(参考書、問題集)のみで学習するよりも、勉強サイトを併用して学習すると非常に効率的です。
以下からは、本との併用をおすすめする勉強サイトを紹介していきます。
LPIC-1、LPIC-2、LPIC-3試験共通:(非常におすすめ)WEB問題集 Ping-t



LPIC試験において、本(参考書や問題集)とあわせて、是非とも併用したい問題集が、WEB問題集のPing-tです。
Ping-tは、IT資格対策に特化したWEB問題集であり、LPIC資格を取得するならPing-tはほぼ必須と言える問題集です。
LPIC-1、LPIC-2の勉強では、是非とも利用すべき問題集です。LPIC-1、2試験は、Ping-tがないと、学習が大変になります。
またLPIC-3は、303試験(セキュリティ)と305試験(仮想化・コンテナ)は、ver3.0に対応しています。300試験と306試験は現行バージョンに対応していませんが、試験範囲部分を選んで勉強する場合にはPing-tも利用できます。
あわせて、Ping-tは、LPIC101試験分は無料で利用できますので、LPIC受験時にはぜひ利用をするとよいでしょう。LPIC101試験以外は、利用期間に応じて、料金が変わります。
| Ping-t | 金額 |
| 無料コンテンツ(LPIC101試験範囲) | 無料 |
| 有料コンテンツ(1ヶ月利用) | 2,640円 |
| 有料コンテンツ(2ヶ月利用) | 3,300円 |
| 有料コンテンツ(3ヶ月利用) | 3,960円 |
LPIC-3試験:Youtube Linux Professional Institute 日本支部 LPI



https://www.youtube.com/@linuxprofessionalinstitute906
「【公式】Linux Professional Institute 日本支部 LPI」は、LPICを提供するLPIの、YouTube公式チャンネルです。
LPIC-1試験、LPIC-2試験は、LPIの公式動画を併用せずとも学習できます。公式動画の中に、学びたい動画がある場合、選んで視聴するとよいでしょう。
しかし、LPIC-3試験は対応する参考書や問題集が少ないため、LPIの公式動画は重要な学習リソースとして使えます。特に試験解説の動画では、試験頻出問題・解説が出ますので、レベル3受験時には見ておきましょう。
また、LPIC-3(300 混在環境)と、LPIC-3(303 セキュリティ)は、下記動画を見ておくことをおすすめします。
■LPIC-3(300 混在環境):LPIC-3 (300混在環境)プロの講師がFreeIPA詳細解説!
■LPIC-3(300 セキュリティ):新バージョンLPIC-3 (303セキュリティVer.3.0)プロの講師が先取り解説!
クラムメディア、学易、touch-qの評判はどうなの?
クラムメディアや学易、touch-qといった問題集サイトは、「的中率が高い」と言われることがあります。
短期合格を目指す方が利用するケースも見受けられますが、インフラ専門エージェントとしては、以下の理由でメイン教材としての利用はおすすめしていません。
・解説が不十分:実務で使える知識が身につかない
・一部回答の間違いあり:すべて正しいとは限らない
「現場で通用するエンジニア」になるために合格を目指すなら、まずはPing-tを完璧にするのが最短で最善です。
→関連記事:LPIC level1のおすすめ勉強サイト有料・無料を解説
LPIC教材を使った勉強の進め方
LPICの学習は、参考書→問題演習→試験前復習の順番で進めると効率的です。
■LPIC学習の基本ステップ:
① 参考書(あずき本)で試験範囲の全体像を理解
② Ping-tで問題演習を繰り返す
③ 試験直前に問題集(白本)で総復習
ステップ1:参考書で全体像を理解
まずは参考書を1周読み、LPIC試験の全体像を理解します。
この段階では、細かい内容まで覚える必要はありません。「どの分野が出題されるのか」を把握することが目的です。理解があいまいな部分は、付箋やメモで印を付けておくと、後の復習が効率的になります。
またLinux操作に慣れるには、実際に環境を作って操作するのがおすすめです。
→関連記事:Linux実機環境の作り方(Ubuntu × VirtualBox)
ステップ2:問題演習(Ping-t)
参考書を読んだら、知識が不完全でも問題演習を始めるのが重要です。
LPIC対策では、Ping-tのWEB問題集を繰り返し解く方法が定番です。問題を解きながら「間違えた問題を復習」、「解説を読み理解を深める」を繰り返すことで、知識が定着します。
LPIC学習では、勉強時間の6割以上を問題演習に使うのがおすすめです。
ステップ3:試験直前の総復習
試験前は、最後の仕上げとして総復習を行います。
この段階では「スピードマスター問題集(白本)」や「Ping-tの苦手問題」を重点的に解き、弱点を減らしていきます。また、コマンド問題(記述式)対策も非常に重要です。
→関連記事:よく出るLinuxコマンド一覧(LPIC level1対応)
LPIC試験は出題範囲が広いため、苦手分野を作らないことが合格のポイントです。
→関連記事:LPIC-1勉強法まとめ|未経験から合格する最短ロードマップ
LPIC-1でつまづいてしまう場合の勉強法
LPIC-1はLinux資格の入門レベルですが、IT未経験者にとっては難しく感じることも多い試験です。
場合によっては、LPIC-1が難しすぎて、まったく理解できない人もいるでしょう。その時は、LPIC-1の下位資格である「Linux Essencials」から学ぶことも効果的です。



Linux Essencialsの試験範囲は、LPIC-1試験とほぼかぶります。またLinux Essencials試験の方が断然やさしく、学習は進みやすいでしょう。
理解が進まずモチベが低下する場合は、Linux Essencialsから始めてみることで、モチベが回復することがあります。またLinux Essencialsで点数が取れれば、LPIC-1の点数も相応上がります。
あわせて、Linux Essencialsは、Ping-tで無料で学習することができますので、参考書や問題集を買う必要はありません。
→関連記事:Linux Essentialsとは?難易度・合格率・受験料まで徹底解説
LPIC-1取得後に目指せるキャリアと年収|取得メリットはある?
参考書を選び、LPICを取得した後に目指せるのは、どんなキャリアでしょうか? 実は、合格後の「実務へのつなげ方」を間違えないことが、キャリアや年収を高める最大のポイントです。
実際、同じLPIC取得者でも「OS・サーバーのスキルを伸ばす人」と「単純な監視業務で停滞する人」に分かれるのがIT業界の現実です。この選択次第で、数年後の年収には100万円以上の差がつきます。
未経験から「運用・構築」へ進みやすくなる
未経験からサーバー・クラウドといった「インフラエンジニア」を目指す際、最も客観的なスキルの証明になるのが「LPIC」です。
LPIC-1を持っていることで、「サーバー・OSの基礎がある」、「Linuxコマンドの基本がわかる」という証明になり、採用担当者からの評価につながります。
その結果、未経験からでも夜勤メインの監視業務を回避し、最初から「日勤のサーバー運用保守」や、実機を触る「構築補佐」といった、技術が身につきやすい業務に配属されるケースが多くなります。
特に最近では「AWSなどのクラウドを触る前に、まずはLinuxから」と考える企業が多いため、LPICはキャリアのスタート地点を底上げする武器になっています。
→関連記事:インフラエンジニアの勉強方法と順番|未経験からの独学ロードマップ
LPIC-1は年収にどう影響する?年収の傾向
LPICではLinuxの実務に直結する知識を学ぶため、資格なしの未経験者と比較して、内定年収は高くなる傾向です。
参考値として、当社が2025年に支援した「IT未経験+LPIC-1取得者」の平均内定年収は370.4万円でした。「IT未経験+資格なし」と比べると、年収50万以上の差が出ています。
| スキル | 平均内定年収 | 特徴 |
| 未経験+LPIC-1 | 370.4万円 | 日勤スタートも多い |
| 未経験+CCNA | 385.1万円 | 夜勤手当で高くなる傾向 |
| 経験者+LPIC | +100万円以上も多数 | 上流工程へ進むと大幅アップ |
※2025年1月~12月、当社転職支援データより算出
CCNA(385.1万円)と比較して低く見えるのは、サーバー案件がネットワーク案件に比べて「日勤スタート」の割合が多く、夜勤手当が含まれないケースが多いためです。
「早く構築スキルを身につけて、着実に年収アップをしたい」という方にとっては、魅力的なキャリアの入り口と言えます。
→関連記事:インフラエンジニアの年収相場と上げ方|商流と役割で決まる現実
キャリアの分岐点は「企業選び」
「資格を取っただけ」で留まる人と、最短で「設計・構築・クラウド」に進む人の差は、「入社する企業と案件の質」にあります。
・選ぶべき企業(LPICが活かせる):
Linuxサーバーの構築案件を持っている、AWSなどのクラウド移行案件が多い、教育体制があり運用から構築へのステップアップ事例が豊富など
・避けるべき環境(活かせず、キャリアが停滞):
マニュアル通りのオペレーション業務が数年続く、構築経験を積めるキャリアパスがない、運用保守専門会社など
特に未経験歓迎求人は、LPICの知識をほぼ使えない現場が多く混ざっています。ここで企業・環境選びをミスすると、LPICが活かせない「宝の持ち腐れ状態」になるため、企業選びの見極めが重要です。
▶ 次に読むべき記事はこちら
LPIC取得後は、その後インフラ構築といった「実務につなげられるか」でキャリアが別物になります。以下の記事を併読すると、全体感がわかるため、途中でつまづきにくくなります。
・未経験からインフラエンジニアを目指したい方はこちら:
→関連記事:未経験からインフラエンジニアになるには?最短構築ルートと企業選び
・インフラエンジニアのキャリアを整理したい方はこちら:
→関連記事:インフラエンジニアのキャリアパス・ロードマップ|運用から設計・クラウド
→関連記事:インフラエンジニア資格の順番とロードマップ
・年収や将来性などを、まとめて整理したい方はこちら:
→関連記事:インフラエンジニアとは?仕事内容・スキル・資格・年収・将来性
まとめ|LPIC教材は「参考書+問題演習」が最短ルート
LPIC試験に独学で合格するためには、参考書と問題演習をバランスよく活用することが重要です。特にLPIC-1の対策では、以下の3教材を中心にすると、効率よく勉強を進めることができます。
■LPIC level1おすすめ教材セット
・あずき本(Linux教科書 LPICレベル1)
・白本(スピードマスター問題集)
・Ping-t(WEB問題集)
この組み合わせで、「参考書で理解 → 問題演習で定着 → 直前復習」という流れを作ることで、LPIC試験の合格に大きく近づきます。
LPIC取得はゴールでなく、スタート地点
LPIC取得は、市場価値の高いエンジニアになるための「スタート」です。未経験からのエンジニア転職や、運用オペから構築を目指す際に、特に役立つ「起点」となります。
一方でLPICを取得しても「早期に構築・クラウドへ進む人」もいれば「仕事も年収も数年単位で変わらない人」も少なくないのは、IT業界のリアルな実状です。
差がつくのは「資格を取得した後」の選択です。未経験からでも構築へ進む全体像は、以下で解説しています。
▶ 未経験からインフラエンジニアになるには?最短構築ルートと企業選びの基準
▶ LPICをキャリアや年収アップにつなげたい方へ
「今の会社でLPICを取っても、構築に進めるか不安」
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